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プロフィール
コメント数 1648
性別 男性
自己紹介 基本的に3~8点を付けます。それ以外は、個人的に特別な映画です。

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101.  ブレードランナー 《ネタバレ》 
純然たるSFであり、世界観を語ることで勝負している映画である。なので、ハリソン・フォード主演の大作SFだからと単純明快で派手な(アクション)作品を期待すると肩透かしを食らうだろう。その上で、その勝負所な世界観にどうも使い古された感がある現在では(実は本作の方が「先」なのだろうが)やや既視感のある作品になってしまっている。  また、ほぼCGを使わない点も(良いことなのかも知れないが)現代に至るとイマイチ見慣れたSF感というものが無く、替りの特撮はこれも現代では非常にチャチで、全体としてもやはり、やや陳腐化してしまった映画と言えるかも知れない。ただ、混沌と荒廃を包含した悲観的近未来感と、ゆったりしたテンポから醸される文芸映画の如きハイソな趣は中々に面白い。レイチェルの無機質な美しさも作品に華を添えている。
[DVD(字幕)] 6点(2020-04-13 01:48:22)
102.  恋におちて 《ネタバレ》 
コンセプトが「100%プラトニック」という元ネタに比べると、今作は少しだけプラトニックを脱しかけ(未遂)てはいるが(2人の人間臭そうな人となりや時代・お国柄的に不自然でない程度にナニはしつつも)基本的には清純で、背徳感はやはり薄い。かつ、主演2人の演技の質や(特にいい歳こいて恋する乙女なストリープ)、脚本の出来自体は元ネタをもやや上回るかと。  ただ、個人的にはラストは元ネタ通りハッキリ別れて終わる方が良かった。束の間の恋は相手の悪い点が全く見えないからこそ美しいのであって、美しいまま終わるのが良いのだ。
[DVD(字幕)] 7点(2020-04-11 20:31:42)
103.  美しき結婚 《ネタバレ》 
結婚願望を拗らせた女性が軽ーく暴走していく様を描いたコメディ。主役は正直あんまし可愛くないし(頼れる親友のアリエル・ドンバール姐さんの方が100倍美人)、相当イタイ女なのも間違い無いのだが、ちょっと痛々しさが過ぎて、途中からは少し情が移って「何とかハッピーエンドに漕ぎ着けてくれ!」と懇願しながら観ていた。ので、中々スリリングで実は結構面白かった。  結局、その儚い希望は考え得る中でもそこそこ最悪に近い形で打ち砕かれるのだが、このたびの男の「振り方」が、この手の面倒臭い女の取扱の手本と言ってよい様な優れた対応であり、正直そこの「口説き」が本作の最大の見せ場である(前述どおり、それでもかなり失敗に見える形で決裂してはいるのだが、この事案は最悪の場合、命に係わる事象をも引き起こしかねないことを鑑みるに、十分に成功だったと言えると思う)。まあ、全体としては為る様に為っただけの物語であり、巧さは在るが目新しさは無い、とも言える。
[映画館(字幕)] 6点(2020-03-22 03:39:28)
104.  飛行士の妻 《ネタバレ》 
主な登場人物は3人。飛行士の愛人(妻ではない)と、その愛人の恋人?の矢鱈と鬱陶しい若造、そして(何故か)通りすがりの小娘である。全体として5つほどの各々長い会話シーンを主たる構成要素としているが、ひょんなことから飛行士を尾行することになった若造と小娘が他愛無く駄弁った挙句暢気にお茶したりしてるシーンが何と小一時間のぶっ通し、その後、愛人と若造のこれもグダグダな愛の囁きが30分弱と、この2つで映画の大半を占めている。  前者は、無邪気な小娘がキャッキャとはしゃぐ様子がまず実に健康的で面白いが、この小娘が齢15にして(演者も16、7のホントの小娘)頼りない若造をモノの見事に手玉に取る手管を身に付けているというのが、如何にもおフランスな風情でこれまた面白い。そして本作のハイライトたる後者。ここでは愛人の支離滅裂極まりない言動がとにかく超絶に面白い。正に雲を掴む様なフワフワ気紛れ分裂症女という感じで、何を考えてるのかサッパリ理解できないが、ほんの1日を描いたこの映画をつくるのに際し、ここまで綿密にキャラ設定をつくり込んでそれを女優に精密に演じさせる監督のやる気に満ち溢れた見事な仕事には、ただただ感服する。  この手の(殆ど内容の無い)ホンワカ恋愛会話劇としては、個人的には白眉と言ってよい優れた作品に思う。マイナー作品だが、是非。
[映画館(字幕)] 8点(2020-03-22 03:34:32)
105.  満月の夜 《ネタバレ》 
(主として貞操観念が)フワフワと掴みドコロの無い女がひとり。短気で独占欲の強い本命彼氏との同棲が気詰りで、別宅を構えて友達以上恋人未満の男(実は躰だけが目当てのゲスい不倫野郎)を連れ回しては煙に巻く日々。挙句、行きずりの男を連れ込んで夜を共にするも、事後罪悪感に苛まれ、アタシって罪な女…的に物憂げに佇む自己陶酔感溢れる浅薄な姿にいい加減イラっとし始めた矢先、急転直下のラストの一撃には実に見事な爽快感を覚えた(ザマァ見ろ!)。私の本作の楽しみ方が正しいのかは分からないが、個人的には十分に良作。  あと、主演のパスカル・オジェは(そうは言っても)ルックスは超絶美形でメッチャ好みなのですわ(特に超アンニュイな目付き)。夭折が何とも悔やまれる。。。
[映画館(字幕)] 7点(2020-02-16 22:43:50)
106.  海辺のポーリーヌ 《ネタバレ》 
田舎な海辺に女と男、んなもんヤることは決まってる、とは言え、女どもは良く言って恋愛体質、悪く言えば尻軽である。しかし、尻軽一号のマリオン姐さんは美貌も然ることながらプロポーションが抜群で、水着・ヌードシーンも多くその点は大変に結構。二号の小娘もとても健康的で見た目は中々魅力的。男どもは、アンリは軽薄な女コマシ(加えてハゲ)、ピエールは中盤まるで刑事かの如く執念深く疑惑を追い回すが、だからお前はフラれるんだ、としか言い様が無いし、シルヴァンはなんも分かってないガキなので、総じてキャラクターに全然魅力を感じない。だが、こいつらがゆるーくスッタモンダするサマは(どうでもいいという意味で)実に滑稽で、コメディとしてはかなり面白かった。良作だと思う。
[映画館(字幕)] 7点(2020-02-16 20:41:24)
107.  プロジェクトA子 《ネタバレ》 
Amazon Prime Video(なんかのチャンネル登録で)で観れたので、有名作だし試しに観てみた。しかし、画質が非常に悪い(至極残念)。  内容的にはとにかくやりたい放題といった感じのメチャクチャで、特にギャグパートかと思ったC子の取り合いがひたすら最後まで続くというのは正直面食らった。ギャグはパワフルで個人的にはそこそこ笑えたし、美少女バトルシーン、メカバトルシーンもそこそこの出来だと思う。突き抜けて良いとまでは感じなかったが、暇潰しには十分。  続編は今のところAmazon Prime Videoでは観れないようだ。画質が向上するなら観てもよいのだが…
[インターネット(邦画)] 6点(2020-02-14 00:12:02)
108.  男と女II 《ネタバレ》 
アンヌはプロデューサーで映画作るのにメチャ忙しそうだし、何やら異常殺人犯とか出てくるし、メンヘラ彼女のせいでジャン・ルイは遭難するし、ハッキリ言うけど何の話だかサッパリ分かんない(少なくとも二人の愛の物語とかではない)。ジャズ・ロック風な例の曲とか音楽もなんかセンス無いし(ド初っ端から驚愕)、アレンジし過ぎて失敗してるようにしか見えない。
[インターネット(字幕)] 4点(2020-02-09 04:14:31)
109.  アップ・ザ・クリーク/激流スーパーアドベンチャー 《ネタバレ》 
かなり緩いコメディでまとまり無く只々やりたい放題な感じだし、主演陣も全く大学生には見えないオッサンなのが個人的には結構気になる所ではあるが、一方で描写・展開は途中まではかなり大人し目で正直ハッチャケ方が足りないと感じていたものの、ラストの大爆発以降はそこそこ派手で意外に良かった。エロ要素もライトながら分量は多く、実は暇潰しには持って来いな作品だと思う。決して邦題が面白いだけのサムい作品ではない。
[DVD(吹替)] 6点(2020-02-04 20:33:03)
110.  八月の鯨 《ネタバレ》 
人生、必ずしも上手く生きてきた訳ではない。辛いことも多かった。悲しいことも多かった。掴んだと思った幸せは、指の間をすり落ちて二度と戻っては来なかった。  今、老いさらばえて病を得、体の自由も利かなくなり、遠からず訪れる死を待つのみとなった…  それでも、それでも前向きに、今を生きてゆこう。いつかまた、鯨がやって来ることを信じて…
[DVD(字幕)] 9点(2020-01-23 01:00:42)(良:1票)
111.  レイダース/失われたゾンビ 《ネタバレ》 
私が観た中で最も単純につまらない・観る価値の無かった映画は多分コレ。真面目にレビューするのも馬鹿らしいが、まず場面間の繋がりも意味不明で、何を観せられてるのか最初から最後まで皆目わからない。BGM(例のあの歌をはじめ)すらも意味不明。商業映画としては逆に奇跡に近いダメ加減で、オールタイム・ワーストの最有力候補の一つ。
[インターネット(字幕)] 0点(2020-01-17 01:10:40)
112.  卍(1983) 《ネタバレ》 
まず、内容を原作から大分変えた点は、思い切って綿貫をオミットして夫婦+光子の三角関係に絞ったのは悪くないアイデア。ただ個人的には、異常に取って付けな導入部分は少し無理矢理が過ぎると思う。キャラ設定も若干変わっており、園子の方が妖艶(かつ豊満)な高瀬春奈になってたり、光子はサバっと天真爛漫な樋口可南子(だいぶ桃井かおりっぽい)になってたりするが、両人ともまずまずな出来かと思う(特に高瀬の情念籠ったジト目は中々)。ロマンポルノレベルとまではいかないがかなり濡れ場が多いのも(乳尻放り出しまくり)評価できるポイント。
[インターネット(邦画)] 6点(2019-12-21 02:33:43)
113.  ヘンリー/ある連続殺人鬼の記録 《ネタバレ》 
この手の実録異常犯罪ものはどうしたって映画としてはキワモノ扱いで、ぶっちゃけるとB級ホラーと同じノリで作られている様に思う。その意味では、本作では主人公ヘンリーの犯行の凄惨さやヴァイオレンス描写といった部分のスリラーな見応えは(取り分け壮絶なラストを含めて)非常に素晴らしく、ホラーもどき映画として求められる要素の出来は、このジャンルの映画としては間違い無く高水準だと言えると思う。ただし、やはり実話ベースの犯罪映画として、私は、実在のヘンリーの人物像や殺人の動機・解釈に関してが作品中に必ず描かれるべきだと思うし、その面について言えば本作はかなり浅薄な作品であると言えるとも感じている(そもそも、詳細は省くが相当部分がフィクションだし)。  「セックスするなら、相手を殺さなくてはならない」と言ってのけたヘンリー・ルーカスは間違い無く極めて深刻な性的倒錯を伴う異常性欲殺人者であったはずで、その精神異常は母親による幼児期の虐待によって形成されたことが明白である。にも関わらず、本作におけるヘンリーの犯行動機はどれも非常に衝動的で、「特に動機が無い」のに殺してしまうと言う意味の異常さのみが際立っている。私見を述べれば「メチャクチャにタチの悪い不良」程度の異常性でしかなく、より深刻な(しかも実在の)快楽殺人者としての異常性を描けてはおらず、異常犯罪の真の意味での恐ろしさは全く感じないと言うのが正直な感想である(ヘンリー・ルーカスについての実際の心理分析を読む方が余程怖い)。  まあ、前述通り完全にB級映画として製作されている本作にそこまでの脚本上の精密さを求めるのも詮無いことなのかも知れないが、仮にも実話ベースで名前も本物使っといて、それは流石に失礼じゃないのとも思うのだが(いくら相手が異常殺人者とはいえ)。
[インターネット(字幕)] 7点(2019-12-21 02:16:31)
114.  追悼のざわめき 《ネタバレ》 
前衛的な映画(エログロたっぷり)だが、あくまで日常の生活風景をベースにしつつも、風変わりかつ奇怪で醜悪な映像の数々には十二分に「見たこと無い感」が有るし、全体的には相当に意味不明ながらも所々は分からなくもない様なストーリー構成は、そこそこ良いアヴァンギャルドな雰囲気を醸しつつも完全に置いてけぼりにはならずに済む絶妙さをも備えている。全体的にまずまず悪くない雰囲気映画だとも思うが、残念なのはとにかく長過ぎること(この手の前衛芸術は尺が長過ぎると、芸術にはなっても映画にはならないのよね)。偶に流れる音楽が妙に安っぽく、雰囲気にそぐわないのも気になる。
[DVD(邦画)] 5点(2019-12-14 12:26:59)
115.  シャイニング(1980) 《ネタバレ》 
ホラーと言うよりビックリ箱な驚かし系や、ただただ大袈裟に禍々しいだけのモンスター系な恐怖描写が蔓延る昨今のホラー映画を観飽きてくると、本作のホラーとしての素晴らしさが良く理解できるというものである。幻覚・幻聴と現実が綯交ぜになった映像空間(敢えて双方の質感を全く同じにすることで、その混ぜこぜ感をより増している)を用いて、何が起こっているのか、何が真実なのかが分からないというシンプルで基本的ながら非常に強力な不安・恐怖を巧みに醸し出すとともに、狂気に陥るジャック・ニコルソンをしてこれも何を考えているのか、何を仕出かすのか分からないという「危険と謎」の恐怖が見事に演出されている。  特にニコルソンの「腹に一物有る」感じ(それは狂気から来る憎悪・殺意その他ではあるが)、そして腹に一物が有りつつも最後の一葉でそれを封じ込めている感(この感じが正に導火線に火の付いた爆弾の如き危険人物感を醸している)と、終盤、終に爆発する狂気の演技は一世一代の名演と言える。加えて、実はシェリー・デュヴァルの怖がる方の演技(それは機嫌の悪い夫を恐れるシーンでも、殺人鬼と化した夫に慄くシーンでも、果ては完全にパラノーマルな現象を目の当たりにしたシーンでも)はこれまた出色な出来。更に言えば、バーテンダーとグレイディの抑制しつつもやっぱりどこか超越的な(人外の)演技も非常に味わい深い。この演技の質の高さに加え、映像美・画的な部分のクオリティも一部芸術的とも言えるレベルに達していると言う完成度の高さ。ホラーとしては文句無しにオススメできる作品。
[DVD(字幕)] 9点(2019-12-14 04:51:51)(良:3票)
116.  ザ・バニシング-消失- 《ネタバレ》 
全体的に描写自体は地味なのだが、結末部分がとにかくその辺のホラーなど問題にならないくらいにおぞましく、かつ(怖いを通り越して)恐ろしい映画である。サイコ・サスペンスでは文句無しに最強レベル。かなり緩慢で(前半は正直言って若干退屈)、かつ非常に淡々としつつも、徐々に徐々に着実に不穏さを増してゆく展開運びは全体的に極めて秀逸で、ラストの一気に盛り上がる緊迫感→絶望感は他に類を見ない素晴らしさ。犯人のサイコな演技も◎。掘り出し物ながら、非常にオススメ。
[映画館(字幕)] 9点(2019-12-10 23:27:57)
117.  ガンジー 《ネタバレ》 
「偉大なる魂」ガンジーの奇跡の生涯の映画化にして、人類史上最も崇高な勝利の物語。全人類が観るべき映画。
[DVD(字幕)] 9点(2019-11-30 01:25:56)
118.  ロビンソンの庭 《ネタバレ》 
女ロビンソン・クルーソーのフリーダムでプライスレスなニート生活をひたすら淡々と描く映画。映像としても相当風変わりでストーリーも希薄な作品のため、言っちゃあ玄人好みな珍作ぎみなのは否めないが、テーマ面も映像面も決して諸外国の高水準アート系映画に引けを取るものではなく、優れた芸術性を帯びた作品だと言える。  人生って結局は孤独で、自由に、やりたいように生きて、最後は所詮消えて無くなるだけ、誰も皆気付かぬうちにそーいう風に自分の命を使っている(浪費している)のだとも思う(なんか結構共感してしまった)。妻子でも持っちゃえば変わるのかとは思うけど。
[映画館(邦画)] 7点(2019-11-23 01:59:27)
119.  13日の金曜日PART3 《ネタバレ》 
ジェイソンがデカくなって耐久力も上がり(ホッケーマスクも被ったし、髪も剃った)、ようやく中々のホラーモンスターに変貌した。中盤までは前作同様退屈だが、ラストの展開は前作までよりかなり良い。ようやく本調子になってきた感じの3作目で、実を言えばシリーズで一番オススメ。まずはこの作品から観るとよいと思う。
[DVD(字幕)] 5点(2019-11-21 22:39:18)
120.  13日の金曜日PART2 《ネタバレ》 
(殺人鬼としての)ジェイソンが初登場するが、こいつがまた大して怖くも強くもカッコ良くもない(被ってるのがホッケーマスクではなくズタ袋なうえ、体形も妙にヒョロい)。前作同様淡々と殺害シーンが続くだけで、正直あんまり面白くもない。ラストにまた吃驚シーンがある。
[DVD(字幕)] 3点(2019-11-21 22:37:28)
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