1181. 白鯨
原作は(多分)読んでなかったけど、映画自体も説明調のセリフが多くて回りくどい感があった。 最後のシーンはなかなかの迫力だけど、全体的にはどうも自分には合わなかった。 [地上波(吹替)] 4点(2015-08-31 00:02:08) |
1182. ラストベガス
バブル期の思い出を再び(の米国版)という作品。 コメディ中心かと思ったら考えさせる面も多少あり、ジジイ向けの映画というのは否定出来ないが、なかなか楽しい気分でずっと鑑賞できる。 歳をとったらこういう風に...とか考える必要は無いのかもしれない、と中年世代に思わせる雰囲気があるので加点。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-08-30 21:20:52) |
1183. 男はつらいよ 夜霧にむせぶ寅次郎
マドンナの振る舞いが異色かもしれない。 前半のシリーズであったような、まずは柴又で喧嘩して飛び出す、というパターンが無くなるのが定着しているが、これはこれでいいかも。 平凡で分かりやすい、でも観終わって記憶には残らない映画。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2015-08-30 17:12:32) |
1184. バック・トゥ・ザ・フューチャー
観るのはもう何度目になるか、という映画だが、ちょっとしたスリルや笑いがその度でも十分に楽しめる。 タイムパラドックス的な矛盾が気になることもあるが、とにかくエンターテイメントとしての映画の最高峰の一つ。 人生の意義や世界の意味とかそういうことは全く無いが、とてもうまく作られた作品。 [CS・衛星(吹替)] 9点(2015-08-30 15:06:17) |
1185. ジャージー・ボーイズ
《ネタバレ》 ちょっと長めだし、面白いのかな〜、とあまり期待していなかったが最後まで辿り着いて、そして結構いい感覚で終わった。 自分語りや音楽が混じりあっていて、独特な面もあるが単純で分かりやすい。 アーティストの物語は、下積み→ヒット→グループ内・プライベートの問題→別れ→再会での懐かしみ、と定番の流れでこの映画もそれが比較的ソフトに描かれていて、悲しいこともあるがあまり胸を締め付けられる程では無かった。 音楽は好き嫌いあるかもしれないけど、聞き慣れてくるといい感じ。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2015-08-30 12:18:52) |
1186. ディア・ハンター
《ネタバレ》 長いが見応えはある。 ベトナム戦争体験を挟んだ前後の物語が中心だが、全体的に重苦しい雰囲気が漂っている。 若き日の騒いでいた時、ベトナムでの体験、トラウマを引きずるその後、どの時間が真実なのか夢なのか。そんなことをちょっと思いながら、それでも結局はベトナム後の重さの中で暮らし続ける、そういう物語。 象徴的な人物として描かれるニックがもしアメリカに帰ってきても、そして感覚が普通に戻ったとしても、逆にそれがとてもツラいことになっただろう、と思う。 疑問はいくつも残るものの「映画」としてプラス評価出来る作品。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2015-08-30 01:16:16) |
1187. ガメラ2 レギオン襲来
前作よりは特撮も向上したような気がするが、さすがに現代においては厳しい。 ガメラも時代とともにあった作品かもしれないので、ずっと残るという程の期待をしてしまった自分の感覚が過剰だったかも。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2015-08-29 17:46:26) |
1188. ガメラ 大怪獣空中決戦
俳優の演技がイマイチなので内容まで軽くなる。 古代人が作った生物という設定は面白いけど、当時評価されていた記憶があるが、そのポイントはよく分からなかった。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2015-08-29 11:59:39) |
1189. ガタカ
とてもよく出来ているし、面白い。発想が良いし、結末も自分としては妥当。 全編を貫く静かな雰囲気と内に秘めた哀しさを強く感じる。サスペンス色が強く、微妙なバランスを何とか保っている映画。こういったSF作品をたまに観たくなる。プラスに評価したい。 [CS・衛星(吹替)] 7点(2015-08-23 17:59:17) |
1190. 太陽の帝国(1987)
スピルバーグはこの映画で何を描こうとしたのだろうか。単純な反戦ではないだろうし、子供(や人間の素の)の強さでも無いだろうし、その意図を汲み取るのが難しいかも、と感じた。 映画は大作として作られているので、ちょっと長いと思うけどそれなりに見応えはある。 強いて言えば、どのような状況でもそれぞれの世界が出来上がっていく、ということだろうか。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2015-08-23 17:15:50) |
1191. 男はつらいよ 口笛を吹く寅次郎
竹下景子がまさに「マドンナ」役としてハマっている。キレイすぎることはなく、でも何か奥から漂う良さを持っている女性だった。 中井貴一ももっとクローズアップ出来るかもしれない可能性を秘めた配役だと感じた。 全体的にも、イントロの小芝居は長すぎず適度で、柴又シーンも少ないが悪くない。相続問題もちょっとあって、寅さんシリーズに一般的な社会問題が入り込める可能性も感じた。 あとは、泣けるところがあればベストな作品になったかもしれない。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2015-08-23 12:44:55) |
1192. アントキノイノチ
《ネタバレ》 生きることに肯定的になるまで生きながらえてきた...皮肉な結果だと思う。 映画としてはちょっと長い。そして、結果的に今後、彼の未来もまだ不安定すぎてスッキリしない。ここで留まる感動はやはり本当の感動になりにくい。惜しい作品。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2015-08-22 16:46:14) |
1193. おもひでぽろぽろ
女子向けの映画だと思うが、良く出来ている。 途中ちょっとダレるものの、最後まで観て良かったと思わせる作品。 ただし、結末に対しては多少疑問は残る。話の筋がキレイすぎてそれが気になるからだと思う。実は、現実重視よりファンタジーとして作られたんだろうな、とそう考えれば納得する。 [地上波(邦画)] 7点(2015-08-22 14:19:15) |
1194. サンダーボルト(1974)
何だかありふれた映画だな〜、と観ていた。終盤にきて急にいい感じになり、最後はちょっとだけカタルシスがある。 それでも、全体的にはちょっと物足りない作品だと思う。主題、というか売りがどこにあるのか分かりにくい(やはり最後か?)。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2015-08-18 20:56:45) |
1195. 愛のメモリー
これは何が「ミステリー」になるんだろう、というのが前半の流れ。 後半から終盤にかけて、まあそうかな、という感じはしたものの中途半端な印象は拭えない。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2015-08-18 10:55:16) |
1196. 日本のいちばん長い日(1967)
観るのに多少気合が入るが、日本人としてはかなり気になる映画。 時代背景やそもそもこういった(降伏)時にどういった反応が出るのか、とても分かりやすい。ドクメンタリー的な要素は強いが映画としても十分に完成度が高い。 この敗戦から数十年経って、日本はもしかすると全体的には理想的な道を歩んできたように思える。 ただし、終戦直前の陸軍のように「想いが強い」という人たちが、会社などの組織においていかに同じように振舞っているか、そしてそれがいかに重用されているか、悲しくなる。 個人として「想い」が強い人(会議で発言力がある人も多少同じ)が幅を利かせて、”成功するまでは失敗ではない”というようなマインドがかなり醸成されているのではないだろうか。 人間や組織は変わらない。ちょっとだけそれが悲しい...本当に正しいことや個人と「国」の幸せとは何だろうか、解消されるのはまだ先か。それでもやはり多くの勝ち取った自由はある(多分)。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2015-08-17 22:38:28) |
1197. 地獄の黙示録
もう3回目か4回目の観賞。 非常に重厚な作品なので、好きな映画と言えばこの映画と言っていた時もあった。そして、現代においての位置付けは微妙に変わってきている。 まさに大作ではあるが、作者の意図が教育的に透けて見える感じがする。それが、普遍的な真実を個人的な感覚として感情移入が難しくなっている。 もちろん、歴史に残ると思う映画を作った意義は大いにある。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-08-17 16:36:45) |
1198. 男はつらいよ 旅と女と寅次郎
都はるみがほぼそのまま(京はるみ、だけど)で登場して、普段とちょっと違う回になった。 寅さんの恋が叶う雰囲気は全くなかったけど、これはこれでなかなか面白い。むしろ、寅さんの失恋とかあまり意識せずにもっと大胆に作ってもよかったかもしれない。 いずれにしても、多少なりともマンネリ化を防ぐことを考えたのだろうか、という作品。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2015-08-16 15:27:01) |
1199. アパートの鍵貸します
コメディとして割り切って観ていれば面白いと思うえるんだろうけど、主人公に感情移入しにくいのが難点。 ヒロインもこんなんでいいのかな〜、とか思うし...全体的な構成は分からないでもないけど、どうにも応援するに気にはならない映画。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2015-08-15 23:34:07) |
1200. 奇跡(2011)
どこかで「奇跡」に近い偶然が起きて感動的な気持ちになるのかな、と軽い気持ちで最後まで観たが、叶わなかった。 子供の演技に微笑ましいところもあるが、この映画の良さを自分はほとんど理解できない。現在の不安感や将来への希望といったものが「おぼろげ」にでも出てくればいいが、それを見る側に感じて欲しいというのはさすがに難しい。 [CS・衛星(邦画)] 1点(2015-08-15 17:39:49) |