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プロフィール
コメント数 2328
性別 男性
年齢 48歳
自己紹介 好きなジャンル【 SF、アクション、サスペンス、ホラー、ミステリー 】
見たあと面白かったと思える映画は、ドラマ系、実話系、裁判ものが多いかもしれません。
サクセスストーリーが一番好きです。
見た後元気になれるし、夢があるから。

みんシネで面白そうな映画をチェック⇒映画を見る⇒レビューを見る⇒自分のレビューを書く
だいたいこんな感じで映画ライフを楽しませてもらっています。

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1201.  ロックンロールミシン 《ネタバレ》 
 邦画特有なのか、行定監督特有なのかわかりませんが、何もかもをグレーで終わらせる空気感がたまりませんね。  自分達のオリジナルブランドを作り、自分達の服を作ることに情熱をかける3人。そこに混ざるサラリーマンが1人。  普通であれば、そのサラリーマンが化学変化を起こすのか、はたまたその逆になるのか。  ところがこの映画にそんなものはありません。主人公のサラリーマンは、最初から最後まで『お客さん』でしかない。3人の優しさに甘えるだけの『お客さん』。少なくとも同じ戦力としての『仲間』には最後まで見えません。主人公にしかできないことをするとか、そんなエピソードは一切ありません。リアルと言えばリアル。そこは賛否が分かれるところ。個人的には『否』。だってそれじゃああまりにも物足りないじゃないですか。  みんながミシンを使って作業をしている様子は文句無くカッコよいです。  『オフ』と『オン』の描き方がこの作品は非常に良いです。  そして作った服にはさみを入れちゃうシーンは、最も衝撃的であり、最悪でもあります。  人によっては『次の一歩のための勇気あるリセット』に見えるでしょう。  ですが、私個人としては、『何を期待してるのか知らないけれど、今までお前が見てきたものは全部茶番なんだよ』と言われているようで、悲しいことこの上ないです。  雰囲気とキャストの演技だけで2時間見せてしまうのは凄いと思います。ですがこの作品がやはり『地味系』の作品であることに変わりはありません。だからこそラストくらい、ちょっと夢や希望を見せてほしかったんですが、残念。  仲良くなった外人が、みんなで作ったTシャツ着ているからって、そんなんじゃ全然足りない。  Tシャツといっしょに結局強制退去させられているし!
[DVD(邦画)] 6点(2016-09-26 11:43:00)
1202.  スパニッシュ・アパートメント 《ネタバレ》 
 これはちょっと共感できない。  浮気は好きではないし、不倫も見ていて気持ちが良いものではない。それがお世話になった人ならなおさらです。  もちろん、そこがメインのテーマでもなければストーリーの骨子でもないわけですが、だったらこの映画のストーリーって何なんでしょう。  強いて言えば、『本人すら気付かない個人のアイデンティティーの確立』なんでしょうか。  遠距離恋愛でうまくいかなくなる。⇒ふられる。⇒無気力になる。⇒友人からなじられる。  日本での『あるある』が世界でも『あるある』。世界をすごく身近に感じられるエピソードの一つですが、だからなんだと。わざわざ映画でまで見たいエピソードではありませんがな。『リアル』だから良いってことはないのですね。  この何となく共同生活をしているために、馴れ合いのような仲間意識が生まれるというシチュエーションも当たり前すぎて好きではありません。  やはりクリエイティブな映像世界であるからこそ、もう少しストーリーが欲しいところです。  かなり序盤なのですが、交換留学生の手続きをしている主人公が、次々と書類を提示されて、『どうして世界はこんなに複雑になってしまったのだろう』というくだりだけ、妙に共感してしまいました。  それにしても、オドレイ・トトゥは好きな役者さんではあるのですが、彼女がでる映画で面白いと思ったものが一つもありません。なのに記憶に残るのだから、よほど魅力のある人なんだと思います。(あくまで個人的主観による感想です。)
[DVD(字幕)] 5点(2016-09-19 04:01:43)
1203.  ヴィドック 《ネタバレ》 
 内容的に派手な作品ではありません。  ですが、最初から最後まで人をひきつける吸引力のある作品です。  妙な緊張感と、気持ち悪さ、知的好奇心をくすぐる展開、様々な要素が混在しています。  登場人物たちは、脇役も含め、個人的には非常にカルトな雰囲気を感じます。正直外見は気持ち悪い。そしてアップも気持ち悪い。  ですが中身はいたってまともな人が多い。非常識な外見に、常識的な中身。  そして外見が一番スマートで爽やかな好人物が、異常殺人鬼という逆転の発想。  そんな意図はないのかもしれませんが、人は外見からでは判断できないという皮肉すら感じちゃったりして・・・。  まあ一方で、犯人の意外性に対し、その真相に対してはあまり心が動きません。なぜかって?  おそらく『誰が犯人?』ということに興味がわきづらい作品だからでしょう。もっと言うなら、誰が犯人でもおかしくないことが犯人探しへの興味を削いでいると言ってもいいかもしれません。  ですから、誰が犯人かなんてどうでも良い。むしろその動機に興味があります。なぜ『政治家』『科学者』『医者』の3人が狙われたのか。ですがその3人の共通点も中盤くらいで明らかにされてしまいます。  したがって、ミステリーという側面では、やや面白みに欠ける作品かもしれません。  ですが、話の落とし所が気になります。ですからプロットや演出は良いのだと思います。  ただ、よく時代背景がわからないのですけど、革命みたいなのが起こっていて、そっちのほうが『おおごと』に見えてしまったために、殺人事件が『大事の前の小事』みたいな印象を受けてしまいました。ちょっともったいなかったかも。  猟奇的な殺人事件というのは、平和な日常の中で起きるからこそ、その猟奇性が増すのだと思いました。  そしてタイトルに問題ありなのも同感です。  それとも、すべてはヴィドックが仕組んだシナリオというミスリードの意味でもあったのでしょうか。
[DVD(吹替)] 7点(2016-09-18 23:06:47)(良:1票)
1204.  ワイルド・スピード/MEGA MAX 《ネタバレ》 
 今までと違い、まじめなサスペンスアクションへと進化を遂げちゃってます。  いつものお気楽な感じはナリを潜め、みんな真剣。  今回は『FBI』、『麻薬王』、二つの巨大権力から命を狙われているわけですから、当然と言えば当然。  ドミニク、オコナーの『仕事』だって、ここにきて『1億ドルを金庫ごと強奪』という離れ技に。とたんにスケールが大きくなりましたね。  今作では、今までのシリーズの主要人物たちが勢ぞろい。  『MAX』のジゼルに、『TOKYO DRIFT』のハン、『X2』のローマン・ピアースとテズ・パーカー。オールスターです。そして手を組み、最終ミッションへ。熱い。否が応にもテンションが上がります。  このノリは『オーシャンズ11』と同じですが、今までのシリーズに愛着がある分、仲間がつどった時の興奮はこちらのほうが上。みんなで焼肉パーティーをするシーンなんかもあっちゃったりして、嬉しくなりますね。  そしてなんと言っても、ラストの大一番。金庫振り回してのカーチェイスは痛快の一言。  銃やショットガンを撃ちまくってくる相手を、ドライビングのテクニックのみで撃破する。これも熱いですねー。  でかい金庫をふりまわし、汚職警官ふっとばす。壊す壊す。こんなに痛快なカーアクションが今まであったでしょうか。  ラストはお得意の、ドライビングのトリックで金庫のすり替えに成功。  報酬を手にした後の、それぞれの人生を見せてくれるのも、幸せな気分を共有できて爽快。  ヴィンスはちょっと可哀想でしたが、みんなハッピーになれて満足です。
[ブルーレイ(字幕)] 8点(2016-09-17 13:06:26)(良:1票)
1205.  レジェンド・オブ・アロー<TVM> 《ネタバレ》 
 テレビ映画なので、画質が良いわけもなく、スケールも小さいが、中身は面白いです。  ストーリーが淡白すぎるので、物足りなさは感じます。  アクションもなんだかもたもたしています。  ですが役者さん達が結構良くて、飽きずに見られるクオリティに仕上がっていますね。  そんな中でも、ロビン・フッド役のスチュアート・ウィルソン。飄々とした雰囲気がなんとも言えず魅力あります。彼が出るシーンはウィットに富んでいてユーモアを感じさせます。  誰だか知りませんが、フィリップ王子役の人も良い。最初はただのバカ王子かと思いきや、意外にもなかなかの賢王です。  そしてなんと言ってもグウェンを演じるキーラ・ナイトレイでしょう。きれい。かわいい。美しい。特にショートにしてロビン・フッドの格好をしてからが最高に良い。まるでRPGの主人公みたい。その旅立ちの姿にほれます。  ただ、旅立ちのシーンの期待値とは裏腹に、思ったほど活躍のシーンがなかったような気もします。  どちらかと言えば罠にはめられてばかりで、あんまり良いところがありません。  もっとロビン・フッドの娘ならではの美技や体術で活躍するシーンが見たかったですね。  やたら感情的なところも、主人公の神秘性が薄れてしまってもったいないです。  どうせよくある御伽噺の域を出ない単純明快なストーリーなんだから、もっと圧倒的に強い主人公が大活躍する冒険活劇でも良いような気がしますね。  ちょっとけちをつけてしまいましたが、魅力溢れる主人公であることに間違いはありません。  あの笑顔は最高です。
[DVD(字幕)] 7点(2016-09-16 14:45:55)
1206.  バンディッツ(2001) 《ネタバレ》 
 ジョーとテリーの銀行強盗ストーリーだけなら良かったと思います。  ケイトの存在と頻繁に挿入されるラブストーリーが見事に話の腰を折っています。  おかげで、軽快なテンポは失われ、単調でダラダラした展開を見せられることになります。  それでも不思議と最後まで飽きることなく見ていられるのは、役者の力が大きいのでしょうか。  ジョーとテリーのインパクトは際立っていて、見る人の興味をひきつけます。ケイトがいなくても、二人のコメディアクションだけで十分クオリティの高い作品に仕上がったのではないかと思われます。  ストーリーだって、銀行強盗パートは面白い。『お泊り強盗』という有名人になって、国中にファンができる展開が愉快。  やはり恋愛パートのウェイトが大きすぎるのが、デメリットになっている気がしますね。  それに、ジョーとテリー、とりわけジョーの性格からしても、二人がそこまでケイトに熱を上げる展開にやや不自然さを感じます。  戦線離脱したと思われていたハーヴィーが、婚約者を連れて銀行強盗のサポートをするラストは良かったですね。前半の伏線も上手に使っています。  こーゆーエピソードをもっと盛り込んだストーリーに仕上げてほしいものです。
[DVD(字幕)] 6点(2016-09-14 13:21:50)(良:2票)
1207.  ゴースト・オブ・マーズ 《ネタバレ》 
 少々期待しながら見たせいで、期待はずれの気持ちのほうが大きい。  それでもそこそこ楽しく見れたので甘めの採点です。  最初のうちはそれなりの緊張感をもってドキドキしながら鑑賞。  そしてヘヴィメタメイクの人たちが集会みたいなのをやっているところで気分が一気に冷めます。  まあそーゆー作品と知っていればよかったのでしょーが、ホラーと思って見てしまうと間違いなくここで冷めるはずです。  こーなってくるとホラーではなく、B級エンタメアクション。嫌いではないのですが、何が起こっているのかわからない序盤のテイストのほうが好みに合っています。  『やっつけたら、ゴーストみたいなもんが乗り移ってくる』という設定も好きではありません。  攻略のしようがない。希望があるから、恐怖感や焦燥感も増すのだと思います。結局は倒せないというのがわかっていると、どうしようもありません。  体がスパスパ切られていく演出は好き。スケールの小ささ、B級感たっぷりのチープな感じもきらいじゃありません。火星の各種デザイン、特に居住区なんかは、一昔前のRPGみたいで結構好き。  警察グループ、犯罪者グループの戦闘能力が高いのが良い。  好きなポイントもたくさんある映画。  その一方で、ヘレナ隊長がいつの間にか殺されていたり、人の使い方がもったいないと思う点もあります。  仲間が死んでも、話題にすらあげないのは、さすがに事務的過ぎる気もします。  好きなジャンルの作品。ですが気になる点多々あり。惜しい。
[DVD(字幕)] 7点(2016-09-08 15:37:23)
1208.  ピカ☆ンチ LIFE IS HARD だけど HAPPY 《ネタバレ》 
 嵐ファン以外の人が見て、はたして楽しいのだろうか、という程度の内容です。  特にダラダラ進む前半は苦痛。  嵐は、それぞれがドラマで活躍しているときは結構良いのに、この作品ではみんな微妙です。ましだったのは相葉君と二宮くらいでしょうか。演技は全体的にへたくそ、というかやる気が感じられないし、ヒロインはかわいくない。  それに、やたらくだらないエピソードとストーリーで中身ゼロなのに、二宮のパートだけやたら重くて深刻。凄く変。バランス悪いです。  実写の中に、アニメーション入れるのは嫌いじゃないのに、この作品では何故かうざく感じます。  原宿パートが終わったところで、もう見るのやめようかと悩んでいたら、そっから先がなんか少しずつ面白くはなってきます。  そんなこんなで結局最後まで見てしまいましたが、中身の無い青春映画ってのはつまらないものですね。  もちろん中身がなくても『あるあるネタ』や『ノスタルジー』を感じることができれば良いのですが、この作品にはそれも無い。  あまりにもふざけすぎていて、もはやファンタジー。ギャグマンガの世界です。  そんでそんな世界に、簡単に自殺をほうりこまないでほしいです。  アクションエンターテイメントで人が殺されるのとはわけが違います。  ラストには一人一人のエピソードがうまくつながるのかと思っていたのですが、それも無かったですね。  見ていて飽きることはありませんでしたが、正直楽しくもありませんでした。
[DVD(邦画)] 5点(2016-09-07 05:18:02)
1209.  エージェント・コーディ 《ネタバレ》 
 とても気楽に見られるライトなコメディアクション。  ティーンズ系のこの手のエンターテイメントは子供っぽくなりがちで、この作品も例外ではありません。  ですが、子供っぽい映画ではあっても、子供だましでなければ楽しめる、この作品はその良い例と言えそうです。  そう、この作品は面白いです。自信をもってオススメできます。  主人公のコーディはCIAの特殊訓練を受けていて、身体能力が高くて、機転が効いて、格闘技に精通している優れもの。  でも女の子の前だとアガッてしまってうまくしゃべれません。  なんでしょう。この昭和の少年漫画のようなヒーロー像。たまんないっす。  コーディが、その力を発揮するシーンがあるたびに、興奮が止まりません。  こーゆーテイストの作品で、大切なのはギャラリー。誕生パーティでいじめっ子たちをこてんぱんにしたのは痛快です。要はギャラリーがいればいるほど、爽快感が増すわけですね。  なんだかんだと、二度三度と、ヒロインを助ける演出だってベタすぎるけどグッド。  昭和生まれの世代の心をくすぐる主人公のヒーローっぷりが完璧です。  CIAの面々も良い人ばかり。本当にCIAがこんな風だったら、世界は思ったよりずっと平和なのかもしれない。  ストーリータイプのコメディも自分の好みとばっちりあっています。  コメディのバランスも程よい。  大作ではありませんが、子供はもちろん、大人も童心に返って楽しむことが出来る良作エンターテイメントでしょう。
[DVD(字幕)] 8点(2016-09-06 02:27:35)
1210.  シン・ゴジラ 《ネタバレ》 
 今までのシリーズとは完全に別物。そもそも、登場人物の誰もがゴジラの存在すら知らないことが、かなり新鮮です。  ゴジラシリーズとしての側面を残しつつも、災害パニックものとしての特色が強く出ています。  言わば、『地震』や『津波』や『台風』が、『ゴジラ』に代わっただけとも言えます。  ただ災害ものと異なる点は、災害の元凶が『生物』であるため、駆逐可能、物理的な対処が可能という希望的観測があるところでしょう。また、それは映画としても、『自衛隊及び軍隊』VS『ゴジラ』という娯楽要素の強いバトルへ発展できるということです。  正直、自衛隊の演出には限界があると勝手に思っていて、全く期待していなかったのですが、これがもう凄い迫力です。この自衛隊の演出だけでも映画が一本撮れてしまうのではないかと思うほどの迫力。小規模の火器の使用から、次第にグレードを上げていく演出に、興奮が止まりません。  最大のハイライトは、米空軍の貫通型爆弾により負傷した直後のゴジラの反撃シーン。  ここで音楽が切り替わり、日本を絶望の底へ叩き落すゴジラの最終兵器がすべてを焼き尽くします。  まさに神の化身。この画作りはさすがエヴァの監督さんです。このシーンだけでも、この作品は見る価値があるでしょう。  なぜゴジラが現れたのか、なぜゴジラが東京を目指すのか。  その説明が無いのも良い。  なぜならゴジラは『災害』だから。『台風』や『地震』と同じだから。  ゴジラによる被害の合間に挿入される日常。ニュース。会議。ネット。  そのすべてが、嵐の前の静けさを感じさせるリアルな演出として成功しているように感じます。緩急の使い分けが見事です。  唯一違和感を感じたのは、やはり石原さとみでしょうか。大好きな女優さんなのですが・・・。  個人的には大杉漣の総理大臣もちょっと・・。コメディ色が強くなりすぎて・・・。
[映画館(邦画)] 9点(2016-09-03 14:18:21)(良:2票)
1211.  ワイルド・スピード/MAX 《ネタバレ》 
 レースシーンは相変わらずの迫力。  ストーリーの平凡さも相変わらず。  悪役がぱっとしないのもいつも通り?  よく言えば安定感があります。  ドミニク・ブライアン・レティ・ミアと、“1”の面々も登場しますし。『とーきょーどらいぶ』とのつながりがちょっとだけあるのも何か嬉しいですね。  悪く言えば新しさが皆無。  『悪党のドライバー選びでレースをする。』『悪党のドライバーになる。』『ラスト逆転する』  流れとしては『2』の流れに近くて、それを『1』のメンバーでやった感じでしょうか。  映像は少し面白くなってきたかもしれません。  『坑道レース』はあんま見たことないですし、ナビシステムを無視しまくる前半の演出も単純だけれど面白い。  ただちょっと面白いだけで、それぞれのレース、カーチェイスが、ストーリーを盛り上げるために効果的に働いていないのがもったいないです。もしこの迫力のレースに、『必然性』が加われば、映画そのものがもっと盛り上がりそうな気がします。  ついでに言うなら、ドミニクやブライアンがレースで他を圧倒するシーンなんかも織り交ぜて欲しい。  レース映画ならではの高揚感や優越感を共有したい。  『この二人がドライバーだから』っていうメリットをもっと感じたいのです。  スピード感はあっても、高揚感が足りないのです。  ラストのオチは凄い好き。まだ見ていませんが、『MEGA MAX』への期待が高まります。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2016-08-31 16:10:38)
1212.  カルマ 《ネタバレ》 
 幽霊が見える女性ヤンと、そのヤンを担当することになる精神科医のジム。  『ヤンが見える幽霊は本物。』⇒『ジムは次第にその事実に気付きはじめる。』  ただ単純に、そんなストーリーを予想しながら鑑賞していたのですが、物語は思わぬ展開を見せます。  ヤンが見ていた霊は、ヤンの精神的トラウマからくる幻。ですが精神科医のジムは本物の幽霊にとり憑かれているという脚本が、単純ながら意表をつきます。  前半から挿入される回想シーン。ヤンの過去を探るための、ヤンの過去かと思いきや、実はジムの回想シーンという意外性。なかなか上手いです。  また、実際は霊ではない『イタズラ』や『幻』。そこに終盤本物の霊を登場させることで、本物の霊の存在がよりリアルに際立ちます。  ホラー演出も、邦画ホラーのようなじめじめ感が出ていて大変良いです。  更には、様々な『音』が効果的に使われていて、更なる恐怖を煽ります。  終盤ではいつの間にかヤンとジムの立場が入れ替わっているのも面白いですね。  そして、ヤンにもジムの見ている霊の存在がわかったことで、私達観客にも霊の存在が本物ということが伝わります。  唯一、締めを安易なメロドラマ風にしてハッピーエンドで終わらせてしまったのがもったいないでしょうか。  後味は良いのですが、思い切ってバッドエンドにしても良かったかもしれません。
[DVD(吹替)] 8点(2016-08-31 15:06:31)
1213.  アメージング・ハイウェイ60 《ネタバレ》 
 リアルな世界を舞台にしていますが、内容は完全におとぎ話。  ただし、『贋作美術館』『ドラッグ合法の街』『訴訟の町』など、皮肉やユーモアがしっかり効いているのが特徴。  この作品に出てくる人々は、与えられた役割を演じるだけの駒のような存在。  その分、人物描写は限りなく薄い。  主人公ニールも、まるで毒の無い爽やかな好青年に終始しています。  一応ニールの精神的成長という側面もあるのですが、私が見る限りでは風刺を効かすことに重きを置いているように感じられます。  マイケル・J・フォックスやカート・ラッセルといった存在感のある名優が、脇やチョイ役に徹しているのも、作風が関係しているのかもしれません。  この作品には、主人公ニールの体験を通して、世の中の通年や常識を改めて考えさせてくれる面白さがあります。  完全に人物よりストーリーを楽しむ作品なので、ストーリーメインで映画を楽しむ人とは相性が良さそうです。  ですが心にずっと残るような作品でもありません。  絵本の域を出ていないのも事実です。
[DVD(字幕)] 7点(2016-08-26 11:00:55)
1214.  クール・ボーダーズ 《ネタバレ》 
 プロスケーターを目指す主人公と友人達の物語。  友情あり、笑いあり、恋愛ありで、大変オーソドックスな青春もの。  主人公、お調子者、優等生、プレイボーイと4人のキャラ分けもばっちり。  私のように、必ずしも映画に新しいものを求めない人だったら普通に楽しめるんじゃないでしょーか。  ただ、内容・ストーリーに対して、若干尺が長すぎるため、中だるみしてしまうのが惜しいです。  一つ一つのエピソードがそれなりに面白く、意外と関連付けされているので、すべて使いたくなる気持ちもわからんでもないです。  ならば、一つあたりのエピソードをもう少しテンポアップして、物語にリズムをつけると良かったかもしれません。  個人的には、パーティーの潜入シーンは、まるまるカットでも差し支えありません。  スケボーのプレイシーンはどれも見応えがあります。ラストにしかバトルシーンが無いのが残念なくらいです。  序盤と中盤でもスケボーバトルを取り入れてくれたらもう少し盛り上がったかもしれませんね。  ラスト。少年にボードをプレゼントするシーンが最高にイケてます。
[DVD(字幕)] 6点(2016-08-16 16:17:03)
1215.  藍色夏恋 《ネタバレ》 
 とっても雰囲気の良い映画。  でも私は騙されない。この作品は雰囲気でゴリ押ししているだけの作品だ。負けてなるものか。冷静になれ自分。  これは、面白いか?否。だってストーリーがないもん。  いえ、あるっちゃあるが、無きに等しい。  監督は語る。  『模範的な解釈でなくて良いんです。それぞれの青色大門を見てくれれば。』  おいおい。めっちゃ良いように言っていますが、鑑賞者へのまる投げじゃねーか。  それに中盤までの展開がだるいだるい。  『女の子が好きなの』発言からは、多少面白くなりますが、それまでがだるい。  少々くどいサブエピソードから、わけわからんもんまで盛り沢山。  例えば先生。何か重要な役割を担うかと思いきや、ただのピエロ。いや、ソフトストーカー。  ラブレターのくだりに関しては、友人の女の子がもはや何をしたいのかわけわかりません。  ただ、こんな映画にもサプライズ・ポイントはあります。  ふられた女の子が、好きな相手の名前を書くおまじないを、途中から『木村拓哉』に変えたこと。  マジで凄いぞ、キムタク。
[DVD(吹替)] 5点(2016-07-28 04:39:27)
1216.  ロード・キラー 《ネタバレ》 
 小粒ながら、B級作品に求めるものを満たしている名作。  『スケールが大きすぎないこと』  『登場人物が多すぎないこと』  『わかりやすいこと』  どれもクリアです。  それでいて、適度なスリル、サスペンスも兼ね備えています。  作り手のセンスの良さを感じますね。  誰かと思えばジョン・ダール監督。  個人的には、大衆向けの良質な娯楽作品を作ってくれる有難い監督さんです。  『トラブルメーカーな兄』『優柔不断な弟』『無駄に色気ムンムンな彼女』こーゆーお約束は逆に嬉しい。  この作品、『あるあるネタ』が多く、確かに既視感を感じます。ですが、なんか先が読めそうなのに、意外と予測不能な展開を見せる面白さがあります。この辺のバランス感覚が大変上手い。  『無線』というキー・アイテムも、恐怖演出及び橋休め的演出の小道具として、大変効果的に使われています。  サイケティックだけど、頭が良いラスボス。  この人のお顔が、ちょっぴり出ちゃったのが惜しかったですね。全く顔を出さなければ、最後のオチがより引き立ったと思うんですけどね。
[DVD(字幕)] 8点(2016-07-27 13:05:28)(良:1票)
1217.  ドッグ・ソルジャー(2002) 《ネタバレ》 
 こーゆー作品では粗を探さないことがもはや一つの礼儀になりつつあります。  すべての粗に目をつぶれば、それなりにスリリング。  そしてサスペンスフル。  グロ描写もオツ。  中でも、森の中で、軍曹のはらわたを押し込もうとうするシーンはこの作品のハイライト。軍曹、ベストアクトです。  後半は終始暗い画面でごまかしているような感じ。  誰が何をしているのか全くわかりません。  女のスタンスも意味不明。支離滅裂。  『ま、まさか、おまえもこの家の住人だったのか。』  『そうよ。力を解放するわ。』  ってドラゴンボールかーい。  そういえばこの作品はクリリンばっかりで、クーパーと軍曹とライアン以外は区別つかないです。  で、結局あの家の住人は生物型軍事兵器のあわれな末路ってことでファイナルアンサー?
[DVD(字幕)] 7点(2016-07-24 15:26:44)(笑:1票) (良:1票)
1218.  ドラムライン 《ネタバレ》 
 とても見るのを楽しみにしていた映画の一つです。  その反動もあってか、期待していたほどではありませんでした。  こーゆー作品に欠かせないのが『成長』。その『成長』を疑似体験できれば最高です。  それは主人公でも良い。脇役でも良い。チーム全体でも良い。  この作品はどうでしょう。個人的には、もう少しドラマチックに成長のプロセス、成功への軌跡を演出してほしかった。  その描写に説得力があればあるほど、ラストで、大きなカタルシスと爽快感を感じることができるというものです。  あとはキャラの魅力ですかね。  まずは主人公の天才ドラマー、デヴォン。  必ずしも品行方正である必要はないんですが、彼は何とも中途半端ですね。  アウトローでいくのか、カリスマでいくのか、どっちかにしてほしいです。  まあリアルと言えばリアル・・・。  次にリー監督。威厳なし。ぶれすぎ。  レイラ。どうでもいい存在感。特にパーティでのラブシーンは不要。  個人的に良かったのはショーンです。ステレオタイプなライバル兼先輩ですけど、彼の嫉妬、羨望、プライドにはいたく共感できます。  まあこの作品が楽しめなかった一番の原因は自分自身です。  そもそもドラムラインのバトルのルールがよくわかりません。  主人公が相手校のドラムをたたいたのが失礼千万だから、殴られて、みんなからはぶられて、追放されたと思っていたのですが・・。  なんと、ラストのバトルで、ライバル校に自分達のドラムをたたかれちゃっているではありませんか。  解せぬ・・。じゃあ、あのときの主人公の行動の、どこにルール違反があったのか、いまだわからず。  ついでに言うと、A&T校と、他の高校のマーチングのレベルの違いがよくわからんのも問題ですね。  
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2016-07-21 05:08:11)
1219.  カンパニー・マン 《ネタバレ》 
 途中から筋が読めなくなるほど複雑に。なのに最後のオチは読めてしまう不思議な作品。  つまりは、わかりにくいくせに驚けない、残念な結果に。  『次の展開がわからない。』という点では合格ライン。ミステリーとしての体裁は保っています。  ですが、結局わからない部分が多く残ったのは不満です。  各設問に、あっと驚く解答が用意されているからこそ、知的カタルシスを得られると思うのです。この作品は、その部分が不親切。  デジコープ社の目的。キャラウェイ社の目的。はっきり言ってよくわかりません。  私がかろうじてわかったのは、主人公はモーガン・サリバンでもなければ、ジャック・サースビーでもないということ。  彼の正体は、正体不明のフリーのスパイ、ルークス。  そして、盗んだデータの中に、『リタ・フォスター殺害』みたいなものがあって、そのデータを盗み抹消することが彼の目的だったということ。それくらいでしょうか。  言うなれば、三重スパイの物語。  にしても、企業間の産業スパイの話で、やれ殺人やら、やれ洗脳やら、なかなか物騒。  ラストはビルごとドカンって。あまりに非現実的すぎて、ついていけません。  非現実的な空間で、映画そのものがふわふわ宙に浮いている感じ。  具体性がなく、抽象的すぎます。  鑑賞中、地に足がつかない気持ち悪さが、ずっと『未来世紀ブラジル』を連想させていました。  個人的には『ナシ』な作品です。
[DVD(字幕)] 5点(2016-07-18 14:13:40)
1220.  PLANET OF THE APES/猿の惑星 《ネタバレ》 
 オリジナルとは切り離して見るつもりだったのですが、いつの間にか比べちゃいますね。  『現地の人が普通にしゃべっている。』『ここは地球ではないのか。』などなど。  それにしても、主人公や猿、現地の人、誰も彼もが一歩引いた演技に見えるのは気のせいでしょうか。  何となく舞台劇っぽく見えてしまいます。  そしてフィールドに広がりを感じなかったのも、やや物足りないです。  現実世界が映画の舞台であれば、映像には映らない世界の広がりや奥行きを、私達は自然と認識できます。  ですが、SFではそうはいきません。目に見える世界以外のことは、意識してはじめて、想像することができます。  SFって、どうしても世界がこじんまりと感じがちです。  そう考えると、舞台がオールフィクションでありながら、あの世界の広がりを感じられる『スター・ウォーズ』シリーズは、確かにSFにおける傑作かもしれません。  ストーリーに関しては、はっきり言って中途半端な印象です。  脱出劇なのか。アクションなのか。  脱出劇にしては緊張感に欠け、アクションにしてはカタルシスに欠けます。  『主人公達の脱出を手伝うアリ。』『セード将軍を裏切る部下ゴリラ。』  その動機に説得力はありません。整合性もありません。  ビジュアルだけが凄く良かったですね。  ストーリー3、ビジュアル9、間をとって6点といったところでしょうか。  正直ラスト、さっぱりわかりませんでした。  あるサイトで、かなり説得力のある意見を目にしましたが、この映画を見ただけでそこまで理解するのは、普通の人には無理でしょう。  『猿の惑星』シリーズとのファーストコンタクトがこの作品であれば、一本の映画としてはまあまあ面白いと思われます。  B級の域は出ないと思いますが。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2016-07-16 14:11:12)
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