1221. ちょっとかわいいアイアンメイデン
《ネタバレ》 なんちゅうアホな映画や、、なんちゅうアホな話や、、、と思いながら最後まで楽しんでしまった。いや、楽しんだというのは単にAV的なノリであって、映画としては中身ゼロなんですよ。最初から最後まで拷問してるだけですからね(笑)。みんな演技は大根だったけど、主役の木嶋のりこの喘ぎ声はなかなか頑張ってたと思う。脱ぎっぷりも潔かったし。ストーリー0点、エロさは10点で足して2で割って5点献上。 [DVD(邦画)] 5点(2014-11-25 21:30:32) |
1222. 百瀬、こっちを向いて。
《ネタバレ》 なかなか良かったと思います。瞬の気持ちをつなぎとめるために、偽装恋人の計画を提案、というなんじゃそりゃなシチュエーションなんですが、このシチュエーションを設定することにより、百瀬の瞬への思い、ノボルの百瀬への思い、ノボルの瞬への思いという、見事な三角関係、そして思春期特有の感覚が表現されていて、すごく共感しちゃいました。なにより、早見あかりちゃん。彼女の魅力がぎゅっと詰まってる。あかりちゃんの魅力果汁100%の映画です。 [ブルーレイ(邦画)] 7点(2014-11-23 23:23:25) |
1223. 女子ーズ
《ネタバレ》 見始めたときから、「なんだか佐藤二朗あたりが出てきそうな雰囲気だな~」と思ってたら本当に出てきて笑った。いや~、全編にわたって失笑レベルだし、もう少しカット割ったほうがいいんじゃないかなとか、もう少しテンポあったほうがいいんじゃないかなって思ったりもするんだけど、全体的に憎めない作品でした。いや、むしろその失笑感を楽しんでみれたかも。女子5人組ですから、いかにも女子らしいやりとりやら、めんどくさいことで揉めてる様子やらが逐一微笑ましい。一番良かったのは、ちゃんと律儀に待ってくれる怪人たちでしょうか。 [DVD(邦画)] 6点(2014-11-22 22:37:52) |
1224. オール・ユー・ニード・イズ・キル
《ネタバレ》 まず良かったのは、機動スーツですかね。これをフルCGとかでチャチャッとやっちゃわずに、ちゃんと一から作り込んで生身の人間に着せているのは素晴らしい。たくさんのパーツを組み立て、そして実際にどんな動きができるかをトムと製作陣で研究したとか。本作の宇宙人はその機敏な動きと神秘性のあるタコ星人という風貌でなかなか独創性を感じるのだが、映画のヴィジュアルとしてはそれほど目新しくもなく、たぶん監督さんはSFというより戦争ものが作りたかったのだろうなという感じもする。何度も死を繰り返しながらも経験値を高めていくシチュエーションはまるでゲームそのものだなと思うのだけど、こういうパラレルな展開は考え出すとわけがわからなくなるのであまり考えないようにする。何も考えずに画面のワイワイガヤガヤを楽しもう。でも、終盤はやたらと画面が暗く、なにをやってるのかもよくわからんかった(うちのテレビのせい?)。恋愛ものとして見ても悪くないね。トムは相変わらずかっこいいし、エミリー・ブラントも巧かったね。 [ブルーレイ(字幕)] 6点(2014-11-19 21:17:05) |
1225. スイートプールサイド
《ネタバレ》 毛がないことに悩む男の子と、毛深いことに悩む女の子。そんな子達がよくもまぁ水泳部なんかに入ったな、て正直思うんですが、思春期らしい振る舞いや初々しい青春、男の子らしい赤裸々な妄想など、とても共感でき、かつ面白く拝見致しました。特に、剃ってあげている時の感覚を大自然との触れ合いで表現する様が面白い。体毛モグモグシーンはさすがに気持ち悪いけど、でも気持ちはわからんでもない(笑)。ただ、そういう共感の連続である前半と比べると後半の暴走っぷりはちょっと置いてけぼり感。それと一つ、陰毛が生えてなくても性欲はあんなに旺盛なのかな、という素朴な疑問がある。猛アタックしてくる坂下さんがなんだか気の毒だった。個人的には坂下さんのほうがタイプ。というか、「う~ん!う~ん!」とキスを迫る仕草がすごく可愛かったのだ。こういうマニアックな作品が今後も増えてくることを期待。 [DVD(邦画)] 7点(2014-11-19 15:07:26) |
1226. MONSTERZ モンスターズ(2014)
《ネタバレ》 つまらなかったわけではないんですよ。人を操れる男が人を目力で操り、唯一操れない男と対峙する一つ一つのシーンはそれなりにハラハラさせられるんですけど、他の方も言われてるように、冒頭の「地図好き」とか「楽器好き」とかの要素がストーリーと全然絡んでこないのが残念だなと思うんです。石原さとみとの恋愛要素的なものも期待してたのですが、それも物足りず、、、。唯一関心したのは、おかま役をやってた男の子ですかね。凄く上手かった。あれだけの死闘を繰り広げ、最後の最後に名前を呼んで、友達になれたぜありがとうって、そのゆるすぎるオチはどうなのよ。いくら人を避けてたとはいえ、これまで生きてて普通に名前で呼ばれることぐらいあったろうに。題材はいいので、変な情緒で締めくくらずシリアスに締めていってほしかったな。 [DVD(邦画)] 5点(2014-11-19 00:10:18) |
1227. トラック野郎 故郷特急便
《ネタバレ》 このシリーズは相も変わらずの無軌道、ハチャメチャ、強引なストーリー展開で、桃次郎の登場の仕方が毎度タイミング良すぎだろと突っ込み入れちゃうんですが、なぜか許せちゃうんですよね。トラック野郎が主人公だから無軌道でもOKだぜってのもあるけど、この無茶苦茶さを人情劇の素晴らしさが凌駕してるから許せちゃう。本作で良かったシーンは、死にそうな母の為どさ回りの子を強引に連れて唄わせるところ。それから、父と息子であんだけいがみあってたけど、闘犬ショーの時に父がやってきて互いに泣きながらねぎらうシーン。この2つのシーンほんと良かったわ~。それからラストね。「迷惑だぜ~。俺と一緒になりたい女はたくさんいるんだ~」みたいな台詞言って去っていくの。トラック野郎は心優しすぎて、ずっと女を独り占め出来なかったんだな、なんて憎い奴だ全く、と思いました(笑)。それにしても石川さゆりの歌声は本当に素晴らしい。これぞ歌手だな~と再認識。 [地上波(邦画)] 7点(2014-11-05 20:41:11) |
1228. サンブンノイチ
《ネタバレ》 品川ヒロシ監督3作目ということですけど、作りとしてかなり手慣れてきている感がありますね。そしてなにより映画マニアっぷりが存分に出てます。それは単に劇中の台詞が映画の蘊蓄だらけということではなく、この作品のスタイルそのものがアメリカのギャング映画を真似ていて、あぁ、相当好きなんだろうな~ってのが見ていて伝わってくるわけです。映像の流れとか繋ぎ方とか、細かいところ一つ一つを、格好よく作ろうという意図が見て取れる。格闘シーンもすごく巧かったですね。内容的にもタランティーノとかガイ・リッチーとかの影響色濃いし、二転三転で立場逆転に次ぐ逆転の様相は見ていて飽きはしません。ただ、説明台詞が多いなと思うのと、笑いの要素をもっと増やしてほしかったかなと思います。監督しての才能は間違いなくあるので、今後も頑張ってほしいですね。 [DVD(邦画)] 6点(2014-11-04 22:32:43) |
1229. GODZILLA ゴジラ(2014)
《ネタバレ》 素晴らしい出来映えだったと思いますねぇ。なんか往年のファンには不評?みたいですけど、私はゴジラに思い入れがなかったので、それが良かったのかもしれません。ゴジラの出番が少ない!という意見もありますが、でまくればいいというものでもないですしね。ジュラシックパークだって、恐竜が出てきたのは後半になってからだし。それに続編が出ることも決定しているので、最初の作品としてはこれでいいと思います。本作で得に素晴らしいなと思ったのは、見せ場のシーンの見せ方ですかね。津波から空港の爆発、照明弾から照らされるムトーの巨大な身体の出現、この一連の流れが巧いのなんのって。それと危機一髪の主人公に突然光が当たって、なんだろうと思いきやその光が2つ3つと続いて尾びれとなり、そして炎を発するあの見せ方ね。もう痺れちゃったね。なんて格好いいのって。予告編ではゴジラは死神だの破壊者だの煽られてましたが、結果としてはむしろ救世主だった展開もなんだか感動的でした。まぁ、ゴジラさんとしては人間のことは眼中にないのかもしれませんが。なんにせよ、新たなファンを獲得出来ただろうことは間違いない、そう思わせる見事な一本でした。 [映画館(字幕)] 8点(2014-11-02 23:47:02) |
1230. リベンジ・マッチ
《ネタバレ》 「ロッキー」のスタローン、「レイジング・ブル」のデ・ニーロですからね。この二人がボクシング映画で競演!となりゃ観ないわけにはいきません。内容はセルフパロディ的なものとなっており、ファンとしてはにんまりするネタもちらほら。でもなにより、二人の年齢を考えると、率直に凄い!と言わざるを得ません。老人力というやつでしょうか。老いなんか忘れちまったぜ!みたいな。世のおじいちゃんたちがみんなスタローンやデ・ニーロみたいな感じだったら、高齢化社会も怖くありませんね。ちょくちょく笑かしてくれるし、ダンスするデニーロ、再度のおしっこネタ、そんでラストのサプライズ登場という終わり方の流れが素晴らしかったですわ。 [ブルーレイ(吹替)] 7点(2014-11-02 23:06:01) |
1231. 闇金ウシジマくん Part2
《ネタバレ》 前作に引き続き、とても面白い映画に仕上がってましたね。今回はまた見事な群像劇ですよ。出てくる人たちはまさにダメ人間ばかりなのですが、その駄目さが駄目さを呼び、駄目のスパイラルに陥っていくという。とてもリアリティがあって興味深く拝見出来ます。特にホストの世界が手に取るように理解出来る。あぁ、なるほどなぁ。ウシジマ社長の格言が身にしみる。みんなそれぞれいい演技してましたけど、ちょっと驚きだったのは高橋メアリージュンですね。あんな綺麗どころのモデルさんが、頻繁に金切り声上げるヤバい女を演じていたのにびっくり。終盤の展開や演出が映画的な嘘を感じさせるところがちょっと残念ではありましたが、クズたちの堕落っぷりをエンターテイメントとして楽しめる上に観る人に啓蒙を促すことも忘れない、前作同様、大変良く出来た邦画に仕上がっていたと思います。 [ブルーレイ(邦画)] 8点(2014-11-01 00:13:24) |
1232. キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー
《ネタバレ》 最初の人工知能搭載車のカーアクションから途中の肉弾戦、そして銃撃戦に至るまで、実にスピーディーで見応えのあるアクションに仕上がっていたと思います。見事な肉体美も相変わらずでしたね。巨大空中母艦が、ラピュタに出てくるゴリアテを彷彿とさせてましたね(笑)。久々のレッドフォード、しかも悪役ということで、彼の演技も楽しみに鑑賞しました。内容的にも、安全の為の監視が逆に良からぬことに、という現代ものらしい設定。秀逸な娯楽作に仕上がってました。 [ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-10-31 23:49:28) |
1233. 300 <スリーハンドレッド> ~帝国の進撃~
《ネタバレ》 前作からもう7年も経ったんですねぇ、早い、、、。あの世界観再び、という感じで、デフォルメされた古代世界の映像が再び堪能出来るわけですが、前作の主人公のおっちゃんに比べると本作の主人公のおっちゃんはキャラが薄めのように思う。それと前作は男たちの筋肉美が強調されていたように思うが、本作は血しぶきのエレガントさに重きを置いていたように感じる。終盤、船上でのノンストップ斬りは見もの。 [ブルーレイ(字幕)] 6点(2014-10-30 13:20:08) |
1234. マチェーテ・キルズ
《ネタバレ》 前作がなかなかの出来だったのでそれなりに期待して観たのですが、なんとまぁ、今回はとことんまで「チープな笑い」に徹しております。んなアホな、の連続。終始ツッコミを入れて楽しむのが一番でしょう。人を鉈で切り落とした後のゴム人間化する遺体のチープさ。そして現代の精巧なCGに喧嘩を売っているかのような安っぽいCGの数々。前作で作り上げた世界観を、本作ではSFの要素を半ば強引に取り込み、見事なまでにぶちこわしております。自ら作り上げたスタイルを自ら笑い飛ばし、自らの手で劣化させてシリーズ化させていく。これぞロバート・ロドリゲスならでは、であります。マチェーテの世界にレディー・ガガを投入するというその心意気は大好きです。チャーリー・シーン、メル・ギブソン、アントニオ・バンデラスなど、豪華な面々がこれまた安っぽく使われております。でもみんな楽しそうですね。やっぱり第三作も作るんだろうな。2作目でこんだけ壊してくるのだから、3はもっと凄いことになりそう、やれやれ。 [ブルーレイ(字幕)] 6点(2014-10-25 23:55:42)(良:1票) |
1235. 最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。
《ネタバレ》 ホンマにアホな話ですわ~。未練を持ったまま死んでいった子が幽霊となり、義理の妹に憑依して思いを遂げようという。アホですわ~。いや、ストーリーなんてどうでもいいんですよ。この映画の予告編見た時、あ、こりゃ観なあきまへんわって思たんです。当然、不純な動機だけが視聴理由なわけですが、これを映画館まで見に行った人は勇気あるな~と。男の中の、男やなと。いやそんなことはどうでもいいです。とにかく、びっくりするほどエロいシーンが数多く拝めます。橋本甜歌って、天才てれびくんに出てた頃から知ってますから。そんな子がまさか成人になった途端こんな映画に出るなんて誰が想像しましたやろか。前述のとおり、アホな映画なんですけど、それなりの点数つけずにはいられないんです。世の女の子がどんどんエロい映画に出てることを、一人の男として応援したいのです、はい。 [DVD(邦画)] 6点(2014-10-17 21:47:34) |
1236. 映画 ホタルノヒカリ
《ネタバレ》 最初から最後まで、(・_・)←こんな顔で鑑賞していました。 「なんやこれ、、、、?これ、、、映画なん?」ずっとそう思いながら見てましたよ、ええ。 後で調べると、これってドラマの映画化だったんですね。そのドラマのやつは一度も見たことないんで、 より一層面食らっちゃったのかもしれません。 信じられないほどアホな人しか出てこない。アホな人たちによる、お寒いギャグの羅列。 全くついていけません。 [地上波(邦画)] 2点(2014-10-15 15:05:18) |
1237. リディック:ギャラクシー・バトル
《ネタバレ》 前作が10年前なので、はたしてどんな映画だったのやら、、、と見た記憶がほとんど残っておりません。そんなわけでさらっとあらすじだけ確認してから鑑賞。ストーリーはいたってシンプルなので、それほど苦もなく楽しめましたよ。でかいサソリみたいなやつとの闘いや、向こうの星のわんこらしき生き物をペットにする展開など、なかなか面白い。ただ、賞金稼ぎたちとの闘いがちょっと間延び。あと女戦士との絡みがもう少しみたかったかな。いい意味でのB級映画なので、B級臭いSFが好物という方にはおすすめです。 [ブルーレイ(字幕)] 5点(2014-10-14 23:39:34) |
1238. 白ゆき姫殺人事件
《ネタバレ》 ツイッターの書き込みが声に出されているのはクドいという意見、確かにわかる。ただ、制作者としてはつぶやきの中身の適当さや軽薄さを声で表現したかったのだろうなと思います。ミステリー映画としてはまずまずの内容ですが、メディアが都合良くストーリーを作って捏造情報をまき散らし、それをなんの根拠もなく盲目的に信用し消化する一般市民、という情報化社会の落とし穴が端的に表現されている。ネットで嫌な思いをしたり、いわれもない悪口を書かれたりしたことのある方なら共感できるのではないでしょうか。私もその経験はあるのでよくわかります。手軽さや迅速さは便利である一方、裏の面もあることを常に意識すべきでしょう。丁寧に作られていたので全体的に好感は持てるのですが、ただ、親二人がカメラに向かって「すいませんでしたー!」って謝ってるシーンは「さすがにこんな人いないだろ」って思っちゃったし、ヴァイオリニスト転落のシーンもあまり意味が見いだせませんでした。 [ブルーレイ(邦画)] 6点(2014-09-25 00:18:46) |
1239. 大統領の執事の涙
《ネタバレ》 ケネディとレーガンはそれなりに似てたと思うが、他はどうなんだろう、、、。一人の執事の人生を通して、アメリカが歩んできた黒人差別とそれを少しずつ克服していく時代を学んでいくという感覚ですかね。黒人が単なる小作人として使わされていた時代から、アメリカ大統領に黒人が選ばれる時代までを主人公の眼を通して目の当たりにしていくので、彼のラストの涙は否が応でも共感しちゃいます。そういう、アメリカという大きな枠組みを大観した作風であると同時に、息子との対立と和解がシンクロしていく、その構成にも注目です。 [ブルーレイ(字幕)] 6点(2014-09-24 21:09:27) |
1240. ヌイグルマーZ
《ネタバレ》 もうね、なにがなんやらって感じですよ。凝っているのか雑なのか、雑な世界を凝って作っているのか、単に予算がないから雑なのか、いやでも意地で凝って作っているのか。このへんてこワールドは、しょこたんファンなら楽しめるのかな?ただ、シュール系ぶっ飛びB級ムービーとして見ても、やっぱりなにか中途半端というか、、、。この路線でやるのなら、もっともっとぶっ壊れても良いんじゃなかなって。おっぱい出して、はずかしい感情を高めてビーム発する攻撃のシーンだとか、漫画をごろ寝して見てるダメ人間たちのアクロバティック攻撃とか、そういう一つ一つのアイデアは評価したいと思うので4点いれますけど、ストーリーそのものに面白味がないんですよね。残念ながら真っ当に言って、みる価値はほとんどない作品だと思います、はい。 [DVD(邦画)] 4点(2014-09-23 00:14:53) |