1221. 男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花
リリーと寅さんの絶妙なプロポーズも結局はすれ違う...自分の人生の一部を観ているよな恥ずかしさもあった。 沖縄での幸せな生活はやはり夢だったんだろうか、と最後にそう思わせる。 このシリーズの定番進行もあるが、お互いの道を譲らずに、どうしても同じところを歩けない、そういう物語が芯になっていて、それで寅さんと(寅さんを好きになる)マドンナは絶対に幸せになれない、その運命がちょっと哀しい。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2015-07-04 21:59:52) |
1222. もしも昨日が選べたら
おバカ系の映画だが、分かりやすいので楽しめる。 こんなリモコンあったら楽しいけど、最初に注意事項を言わないのもズルいのか。暇な時にでも、という作品。 [地上波(吹替)] 5点(2015-07-04 19:54:47) |
1223. プリティ・ウーマン
《ネタバレ》 久し振りに観直した。 気楽になれていい雰囲気の映画なんだと思う。最後のところで「ハリウッドへようこそ...」というのが、物語全体を寓話のように見せていてなかなかいいと感じる。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2015-07-04 15:26:02) |
1224. 卒業(1967)
《ネタバレ》 おそらく3回目ぐらいだろうか。これまでは音楽に興味を惹かれていたが、あらためて観て、上手い作りの映画だと思った。 非現実的なこともあるけど、それもまた仕掛けとしてはいいのかもしれない。 最初のベンは途中から人格が変わっていくが、これは「青春」からの卒業の過程にあったと思う。とにかくどうしていいか分からない若者の当たりようの無い不満を、エレンとの結婚にかけて平衡を保っていたようだ。 そして、最後のシーンのバスの中での冷静な表情が見つめる先に何があるか、でもそこはこの映画の範疇外だ。 [地上波(吹替)] 7点(2015-07-04 13:00:55) |
1225. 男はつらいよ 寅次郎春の夢
遂にアメリカ人も登場して、多少は現代的な雰囲気で幅を広げようとしたエピソード。 マドンナとの絡みは弱くなったものの、ちょっとだけの異色さもたまにはいいだろうと思う。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2015-06-27 22:57:00) |
1226. ファントム・オブ・パラダイス
奇想天外系の映画。こんなものがあったとは知らなかった。 B級感満載だし、画もキレイとはとても言えないが面白い。哀しい作品ではあるが、基本的にはコメディだろう。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2015-06-27 17:51:19) |
1227. クレイマー、クレイマー
随分前に観て、再見。 物語の中身をあまり覚えていなかったけど、あらためて観てよく作られた作品だと感心した。それでも、なかなか感動するまでには至らない自分に気がついた。何故だろうか、多分これまでに多くの作品に触れてきているからかもしれない。 [地上波(字幕)] 7点(2015-06-27 14:51:20) |
1228. ミッション:8ミニッツ
《ネタバレ》 久し振りに、興味深くて面白くて、そして頭を使って観られた映画。 列車でのシーンがむしろ現実的で、建物の中の方が非現実的という逆のイメージで作られている。途中で飽きることが全く無くて、展開も適度に速い。 理屈上は理解し難い最後で、本来は静止画の中で終わる方が(スッキリしないけど)あきらめがつくのかもしれない。それでも、量子論的に言えば、また別の世界が出来上がったということで無理矢理自分自身を納得させることも出来る。 希望が持てるハッピー・エンドで良かったと思うが、結末はいくつかのパターンが考えられる作品だと感じた。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2015-06-27 11:47:57) |
1229. 劇場版「進撃の巨人」前編~紅蓮の弓矢~
テレビの総集編。 進撃の巨人は最近ではなかなかのアニメだと思う。でも、この映画としての作りはちょっと唐突感あるかも。 [地上波(邦画)] 5点(2015-06-25 23:04:23) |
1230. 二百三高地
《ネタバレ》 この時代の戦争を扱って映画として素晴らしい出来になっていると思う。 ただし、戦闘シーンに迫力があるが逆に人と人との関係性は多少弱くなっている。このバランスはなかなか難しい。 そして、最後に乃木大将に戦争の悲しみの本質を思わせるところは多少の違和感が残ってしまう。この涙は一般の人々の中にあるべきではないだろうか。 エンドロールの「防人の歌」と明るい世の中の対比が何とも物悲しい。 ところで、ここで出てくる軍上層部の発想や物の言い方は、現在の会社組織のそれと似ている。それが何とも哀しい。 人間や集団はなかなか変わらない。だからこそ、戦争をすることで、取り返しのつかない失い方をしてしまうわけにはいかない。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2015-06-22 23:19:41) |
1231. テルマエ・ロマエⅡ
悪くないコメディだと思うが、コメディ色が徐々に弱くなっていくので多少中途半端な感じもする。 でも、こういう映画が時々は登場するのも和んでいい。 [地上波(邦画)] 5点(2015-06-21 16:07:18) |
1232. おとなのけんか
《ネタバレ》 子供の喧嘩が発端で大人4人が言い争いの喧嘩をする。 本音を隠しきれなくなって、言い争う相手が徐々に変化していく秀逸な脚本だと思う。 子供は単純なもので、いずれ仲直りするかもしれないが、大人は徹底的に最後まで突き進んでしまう。 面白いかどうかは、その時の気分と個人の趣味による。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-06-20 23:25:47) |
1233. 男はつらいよ 翔んでる寅次郎
寅次郎本人ではなく、若い二人の恋愛ものの方が面白い。それを確信した作品。 そして、逆にそれがこれからの寅さんの寂しさをちょっと思わせる... [CS・衛星(邦画)] 6点(2015-06-20 21:30:04) |
1234. マッドマックス サンダードーム
B級映画と言えばそれまでだが、マッドマックスのシリーズじゃ無ければこの作品観るのだろうか.... ある意味、凄い作品を作ったのかもしれない。 見所が難しい映画。カー・アクションも殆どなかったし、もう少しスピード感のある展開も期待したかった。 [地上波(吹替)] 2点(2015-06-20 18:22:57) |
1235. ベン・ハー(1959)
これだけの名作だが、今回初見。 展開も早く、ダイナミック感や迫力もあり、感動とまではいかないものの飽きること無く最後まで到達する。意外だったのは、「キリスト教」の要素が凄く強く出ていたこと。実はこの作品はそういう意図で作られたものなのだろうか。 エンターテイメント性がなかなかのものなので気にならないが、宗教色が強いのは予想外だった。でもさすがの映画。 [地上波(吹替)] 7点(2015-06-20 13:34:37) |
1236. 誰かに見られてる
雰囲気の良さなのか、結構観させる映画だが、内容は大したことか無いと言わざるをえない。 ちょっとしたサスペンスやロマンスがあるものの、微妙な盛り上がりがずっと続いて終わっている感じ。 [地上波(字幕)] 5点(2015-06-19 20:55:00) |
1237. ピンポン
面白いだろうと思って観て、やはり面白かった。 どんなスポーツでも同じような展開は出来るだろうけど、卓球でやって、ギャグをふんだんに取り入れている感じがいい。時々はこういう青春のスポーツって観たくなる。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2015-06-13 23:49:04) |
1238. 男はつらいよ 噂の寅次郎
大原麗子がキレイ。そして泉ピン子は微妙な登場。 ただし、早苗(大原麗子)さんの離婚原因は分かりにくい。この時代の流行(?)だったんだろうか。 世の中が不況だということも織り込んでいて、ちょっと時代を感じる作品。最後に登場する蒸気機関車も、そういう乗り物がまだ健在だったんだなと思った。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2015-06-13 21:25:44) |
1239. Ray/レイ
《ネタバレ》 上演当時、映画館で観てなかなかの作品だと思い、今回改めて観賞。 ジェイミー・フォックスの演技は素晴らしい。随所にライブ感満載の音楽も散りばめられていてなかなか見応えもある。 強いて言えば、最後の数十年があっという間に過ぎてしまっていて「あれっ」という気もする。でも、それまでの人生の密度がレイ・チャールズらしいところなんだろうと思う。 [映画館(字幕)] 7点(2015-06-13 18:44:36) |
1240. マッドマックス2
え〜、これ面白いんだろうか、というのが素直な感想。 この時代だからとかそういう観方はちょっと出来なくて、どうも中途半端感が漂う。世界観は北斗の拳の世界の実写版、というのは分かります...実際は逆でしょうけど。 好き嫌いが分かれる作品なのかもしれません。 [地上波(吹替)] 3点(2015-06-13 16:30:19) |