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プロフィール
コメント数 4758
性別 男性
年齢 41歳

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1261.  終戦のエンペラー 《ネタバレ》 
「LOST」を見てたときからマシュー・フォックスが好きでした。彼を主役に日本が舞台の映画が作れらると聞いた時は、本当に嬉しかったですね~。やっぱり格好よかった。あの、この映画がどれほど史実に忠実なのかは正直わかりませんが、確かに、もし天皇を有罪にしたら、今の日本とはかなり異なる国家になっていたかもしれません。なので、現代の日本、そして当時の日本の人たち、といったものを考えるきっかけを与えてくれる。アヤとの恋愛物語は、恋愛ものとしては確かに薄味かもしれませんが、このエピソードがあることで戦争の悲惨さをより伝えることが出来る。トミー・リー・ジョーンズの存在感は相変わらずですが、初音映莉子も凄く良かった。他の俳優さん達も、英語の台詞を難なくこなされていて、皆さん努力されたんだろうなというのが見て取れる。あと、昭和天皇を最後まで出さない展開が巧いですね。いかにも神秘性の演出といった感じで。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2013-12-28 21:31:27)
1262.  マン・オブ・スティール 《ネタバレ》 
スーパーマンがどのようにして誕生したのか、彼の故郷であるクリプトン星の風景、両親の思い、敵の思惑等、とてもわかりやすく説明されていて、見やすいアクション映画でした。生みの親のご両親もいい人っぽいのでその遺伝子もあるのかもしれませんが、やはりクラークを育てた、地球の育ての親が素晴らしくて、それで良心を育んだんだというのが大きい。父からは自己犠牲の精神を、母からはたっぷり愛情を感じて育った。だからこそ、地球のみんなを守りたいっていう気持ちが芽生えた。そういうのがきちんと描かれていて良かったです。アクションは、これまでのスーパーマンシリーズと比較するとその速度の速さが目を引きます。クリプトン星人は強大な力を持っている。だからこそ、凄まじい早さで飛び回ったり、闘ったりすることが出来る。地球人の目から見れば、まさに目にもとまらぬ早さ。そういう素早さの表現をこだわっていたように思います。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2013-12-27 19:52:08)(良:1票)
1263.  ストロベリーナイト 《ネタバレ》 
原作もドラマも全く知らないで見たのが逆に良かったのか、それなりに楽しんで観ることが出来ました。いや勿論、犯人探しの警察ものとしては凡庸なものだと思うけど、牧田さんの強引なキスがツボにはまってしまって、、、(笑)。影のある人は、影のある人に惹かれるんだなって。「殺して」って言いながらも、姫川のほうで話が展開しなかったのは少々残念。どうせなら警察やめて、そのまま駆け落ちぐらいしてくれれば良かったのに(笑)。まぐわってる時にそのまま雨に打たれるシーンが印象的だったな。
[DVD(邦画)] 6点(2013-12-27 17:16:24)
1264.  バウンティー・キラー(2013) 《ネタバレ》 
私も下の方同様、「マッドマックス」シリーズを思いだしました。荒廃した、埃っぽい未来世界。明らかにB級映画ではあるんですが、アクションシーンのつなぎが巧く映像的に流麗なので、安っぽさより格好よさが先んじてます。レトロフューチャーなギミックも見もので、最初のホログラフの映像とか、途中出てきたカバン型通信機とかとても格好いいです。そして、バイクにひもつけて馬みたいにして操るシーンのアイデアも素敵。主役の姉ちゃんも色っぽくて良い。もう少し、露出度を上げてくれても良かったかな。
[DVD(字幕)] 6点(2013-12-26 13:25:29)
1265.  チャイルド・プレイ/誕生の秘密<OV> 《ネタバレ》 
チャッキーシリーズは全て観てますが、4.5あたりから下ネタ&エログロナンセンスのコメディ映画みたいになってましたからね。まぁそれはそれで面白かったのですが、本作は原点回帰しようという意図が強く見て取れ、下ネタやコメディ要素はすっかり影を潜めております。つまりは正統派への回帰。ファンとしては、やはりチャッキーの表情の変化を見てるだけで楽しいわけです。最初のノーマルな時からすでに薄気味悪いのですが、その顔が動いて悪企みの顔になり、悪態をついて「ヒッー、ヒッヒッヒ!」と高笑いする様。そんでいてトコトコトコっと歩く足下だけが映るとか、この可愛い悪魔的なキャラ。これですよ~、これこそがチャッキーの魅力です。シリーズのファンにとって新しい情報も加味されていて必見の内容となっております。シリーズをまだ観たことがない人は、予習をお勧めします。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2013-12-25 20:50:30)(良:1票)
1266.  エンド・オブ・ホワイトハウス 《ネタバレ》 
純粋にエンターテイメントとして楽しめました。テンポも良いですし、飛行機でアタックされ、テロリスト達が内から外から襲撃し一気にホワイトハウスを攻めていくシーンも見ものでした。要は、あのホワイトハウスがこんなにも無惨に襲われ乗っ取られるなんて!とか、大統領や長官たちが、こんな酷い目に遭うなんて!とか、そういうのを娯楽として楽しむ作品です。マイクがホワイトハウスに侵入してからは、銃と肉弾戦で敵を倒してるだけなので、例えばもっと知的な頭脳戦とか、印象的な倒し方で一人ずつやっつけていくとか、そういう風にしていくともっと良かったですね。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2013-12-25 18:03:24)(良:1票)
1267.  アンチヴァイラル 《ネタバレ》 
デヴィッド・クローネンバーグの息子による長編デビュー作ということですが、この陰鬱でグロテスクな世界はまさに父親の作風そのもの。それ故に、とても万人受けはしそうにない内容となっております。セレブから採取したウィルスをファンに注射する商売が成り立っている近未来という設定。これまでに聞いたことのないような話で、その独創性は評価したいし、「ウィルスにかかっているとへんてこに歪む顔」の道具もヴィジュアル的に面白くていいのですが、あまりにとっつきにくい世界観故に共感はしずらい。もっとも、父親の最近の作品はいきつくところまでいっちゃってるのに対し、本作はまだ解りやすさを保ってはいるのですが。白が支配する世界での血の赤の印象強さ、そしてやたらとそばかすの多い主人公の病みっぷりが鮮烈な怪演の様、特筆すべきところもあるのですが、申し訳ない。この点数で。
[ブルーレイ(字幕)] 4点(2013-12-25 11:43:38)
1268.  コドモ警察 《ネタバレ》 
ドラマの映画化らしいですけど、そのドラマのは 全く見たことがなかったので、予備知識もなしに鑑賞。 正直な感想としては、ただの学芸会のノリだなと。 西部警察のパロディ的なものなのかなとも思うのですが、 その西部警察自体を見たことがないので、 笑いどころもよくわからず。 やはり、そういう予備知識があってこその作品でしょうね。 福くんの可愛さは否定しませんよ。
[DVD(邦画)] 3点(2013-12-24 19:07:18)
1269.  恋人までの距離(ディスタンス) 《ネタバレ》 
列車で偶然出会って、話してみたら意気投合、一緒に下車してウィーンの町を散策。ちょっと知的な話を楽しみながら、いつのまにやら接吻する仲に。そして半年後に再会することを誓い、名残惜しい別れ。あぁ、なんというか、「行きずりの愛」の理想型だなという感じがします。本当最初から最後まで、この二人だけ、そしてお話してるだけなんですけど、その甘酸っぱさにこっちまでにやけてくる。演技も凄くナチュラルで、まるでドキュメンタリーでも見ているような感覚。こういうセリーヌみたいな女性、どこかにいないかな?日本のセリーヌさ~ん、見かけたらすぐに声かけますんで、僕の前に現れてくださ~い!(笑)
[地上波(字幕)] 7点(2013-12-24 14:02:44)
1270.  奇跡のリンゴ 《ネタバレ》 
最初のうちは、ロケットダッシュするバイクとか電気ショートの衝撃で宙を舞う2人とか、描写がマンガチックなので「もしやずっとこのノリでいくのか?」と不安を感じたのですが、見終わった時には凄く感動してしまいました。邪念なしに見れば、本当にいい映画なんじゃないでしょうか?首を吊ろうとした時に運命の木を見つけ、全力で家に戻ろうとしてる時にフラフラの嫁さんと再会して抱き合うシーンでまず一泣き。笑うというのは人間にしかない性能だって、そこで言ってまた笑顔になる。あんなクサい台詞で号泣しちゃう自分、あぁ、また涙もろくなったんだなぁ。そして、友人から今すぐ農園に行けと言われ、恐る恐る見てみるとそこには満開の花が咲いたりんごの木々。ここで二泣き。10年間も無収入で、周りから白い目で見られ、家族に苦労をかけ、変人扱いされてたんだもんね。そりゃ泣かないわけにはいきませんて。周りと違うことするのって、ほんと大変やなぁって思いました。新しいことする人が必ずくぐる試練。木村さんの完全無農薬栽培に関しては、いろんなことを言う人がいますけど、そういうのは置いといてお話として素晴らしいです。木村さんは、宇宙人に連れ去られてUFOの中を案内されたり、飛んでいく龍を見たり、幽霊を見たりしているというかなり面白い人みたいですけど、自然と向き合って、隠れてる真実を見いだすことで物事を成し遂げるという、そのアプローチは興味深いので、これから彼の本をいくつか読んでみようと思います。
[ブルーレイ(邦画)] 9点(2013-12-23 23:26:47)
1271.  欲望のバージニア 《ネタバレ》 
結構面白かったですね~。なんと言いますか、自分は兄弟愛とか仲間愛みたいなものに弱いんだなということを再認識。3兄弟それぞれはまり役でして、特にシャイア・ラブーフは眉毛が下がっているせいか、こういう駄目な役が似合う。末っ子で頼りないキャラなのは自分と同じなので、どうにも感情移入してしまいました(笑)。そんで、札付いたままのスーツ着ていい車買って、ドライブしながら洋服をプレゼントしてってその初々しさといいますか、彼のストレートな誘い方が見ていて清々しい。ハエさえも殺さないクリケットが殺されて泣き崩れ、いよいよ復讐するシーンがぐっときますねぇ。終盤のドンパチは互いの憎しみが伝わってくる見応えのあるものでした。ゲイリー・オールドマンの相変わらずの格好よさ、ガイ・ピアースの演技派な一面も目を見張ります。それにしても、首をかっ切られたり銃弾3発くらいあびても死なないフォレストの不死身っぷりには驚きでした(笑)。アメリカのレトロなものが好きな自分にとっては、昔の家の作りとか色合い、看板なんかも見ものでした。
[ブルーレイ(字幕)] 8点(2013-12-23 19:58:59)
1272.  シルク・ドゥ・ソレイユ3D 彼方からの物語 《ネタバレ》 
シルク・ドゥ・ソレイユの大掛かりなステージ、 独創的な衣装、アクロバティックな演出の数々、 それらは確かに素晴らしいということはよくわかる。 ただ、映画として見て、面白かったかと言われると 首を横に振らざるをえない。 あちこちの角度から撮影しているのを単に つなぎ合わせているだけで、これを傍観して どう楽しめばいいのか最後まで掴めなかった。
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2013-12-23 11:43:22)
1273.  クルードさんちのはじめての冒険 《ネタバレ》 
あまり期待はしてなかったんだけど、 これがどっこい、結構面白かったですね。 終始笑えましたし、特に原始人一家の ハチャメチャっぷりが観てて面白い。 原始時代をそのままリアルにアニメ化しても 映像的につまらないと判断したのか、 思い切って色彩豊かで、しかも巨大な架空の 生物がわんさか出てくる。おかげで目にも楽しい。 ストーリーは至ってシンプルで、外に出ず 新しいものを全て避けることで死なずに生きる お父さんと、新しい世界を求めて冒険する 知的なガイの二人の考えを軸に進む。 そしてお父さんは改心していくわけだけど、彼も 家族を守る為に保守的になっていたんだもんね。 その気持ちはわかる。 そんで良いなと思った展開は、お父さんが 自分を犠牲にしてもうこれまでかってところで 素晴らしい展開で助かるシーンですね。 みんな助かって、そしてみんな成長してる。 素直に面白かったと言える作品だと思います。
[ブルーレイ(吹替)] 7点(2013-12-23 11:39:09)
1274.  バレット(2012) 《ネタバレ》 
年齢的には高齢者なのに、スタローンはまだ全然衰えてなくて、今後もアクション映画を難なくこなせるだろうということが伝わってきました。本当に素晴らしい肉体。お母様のことを考えると、年齢に抗えるDNAの血筋なのかな、なんて思ったり。ウォルター・ヒル監督というのもまた久々に聞いたなというのが率直な気持ちだったのですが、年齢を感じさせないスタイリッシュなアクション映画だと思いました。まぁ、ストーリーはほんと凡庸で、いつものように肉弾戦とドンパチで敵をチャチャっとやるだけなんですけど。ファンの人としては、そういう定番がまたありがたいのかもしれません。
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2013-12-22 21:44:09)
1275.  ゼロ・グラビティ 《ネタバレ》 
本日、映画館で鑑賞致しました。ストーリー的には特筆するものはありませんが、これは高得点をつけざるを得ない作品であります。これほどまでに、宇宙をリアルに描いた作品はなかったのではないでしょうか。それはまさに「体感」する映画。観客が宇宙飛行士とアイデンティフィケーションし、恐ろしい危機を共有する映画。宇宙とは、圧倒的な美しさと、圧倒的な孤独と死が共存する場所。私は鑑賞中、本編の前に流れる無味乾燥なアメコミ映画の予告編集を思いだしておりました。この作品はそんな映画たちに、「これがリアリズムの凄さじゃ。どんなもんじゃーい!」と高らかに宣言しているようにも感じました。昨今、重力を無視していろんなものが飛び上がる映画ばかりですが、自然法則に忠実に描きリアルな怖さを伝えるのもまた映画の醍醐味なのであります。勿論、全てがリアルというわけではなく、例えば宇宙服は見た目が格好よくなるようにウエストを絞っていたり、宇宙船の窓を実際よりも増やしたりしてはいるようですが、無重力に関する描写は徹底して正確さを追求しているようです。身体が回転し、上も下もわからない制御不能の怖さ、なんとかして宇宙船のどこかに捕まらなきゃ、そのまま飛ばされて死んでしまう、という危機一髪の怖さ、酸素がどんどんなくなっていく、というギリギリの怖さ、宇宙空間には何もないのに、そこは「恐怖」で満たされている、、、。そして「音」にも注目です。自分の呼吸と、それから心臓の音。そして無線の音。これがまた孤立感の表現を巧く出してるし、そこに付随される音楽は見事なまでに情動的。この作品をテレビのちっこい画面で見ても、本作の一番の魅力である「臨場感」は全く伝わらないでしょう。映画館で見て、本当に良かった。
[映画館(字幕)] 9点(2013-12-22 14:53:03)(良:1票)
1276.  アバター(2009) 《ネタバレ》 
ストーリー的には、「ダンス・ウィズ・ウルブズ」のSF版という感じで、特段目新しいものではありません。先住民ナヴィの風貌は、完全にインディアンそのものでしたしね。本作はそんなことよりも、「体感」することを目的としている。空中に浮く巨石とそこから流れ落ちる滝。巨大な動物と奇想天外な植物。美しく発光する精霊に、巨鳥に乗って滑空する圧倒的な世界。この広い宇宙には、こんな風に人間が知らない世界が数多く存在しているはず。それを観客に体験してもらいたくて作ったんだ、と。いわばキャメロンによって作られた、「衛星パンドラツアー」なわけですね。勿論、ハード的には3D映画の幕開け、という意味で記念碑的な作品でもありますけど、こういうSF映画としての魅力が詰まった作品が世界中でヒットしたというところが個人的に嬉しいのです。やっぱり人は皆、見たことのない世界、自分の知らない世界にロマンや憧れを抱いているんだなって。
[映画館(字幕)] 8点(2013-12-22 01:25:26)(良:1票)
1277.  スマーフ2 アイドル救出大作戦! 《ネタバレ》 
前作同様、本作も面白かったです。勿論、前作はスマーフが人間たちの世界にやってきて、主人公家族との出会いやその扱い方等が面白味の一つになっていて、続編である本作はそういう面白味はなくなっているのですが、相変わらず小ネタや映像効果が満載で、なおかつスマーフたちの可愛らしさやギャグも健在。ガーガメルと猫の掛け合い万歳も愉快ですし、とにかく愛すべきキャラクターたちの宝庫っていう感じです。
[DVD(字幕)] 6点(2013-12-21 21:58:36)
1278.  ワールド・ウォー Z 《ネタバレ》 
いや~、ゾンビ映画は世の中に数多く作られてますが、あんなに俊敏なゾンビは史上初めてなんじゃないでしょうか。あれだけの早さでこられたら、自分は助かる自信ありません、、、。最初の渋滞のシーンからヘリで助かるまでの30分くらいのスピード感は凄かったですね~。大変良く出来ていたと思います。そこから間休止があって、そんでイスラエルのシーン。全てCGによって作り出されたという、ゾンビのおしくらまんじゅう、ゾンビなだれのシーンは圧巻でした。「希望の星」が滑って即死するシーンはさすがにずっこけましたが、普通の人をあえて死に至る病に感染させてゾンビから避けさせるというアイデアは面白かったですね。B棟でゾンビとかくれんぼ&追いかけっこのシーンは、それまでの派手なCGアクションよりもハラハラしました。やっぱああいう古典的なほうが良いのかもしれませんね。それにしても、主人公のブラピは運が良すぎますね。その無敵っぷりもまた楽しんでみましょう、ということでしょうか。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2013-12-21 00:28:41)
1279.  コロニー5 《ネタバレ》 
前半は、地味な展開であんまり面白くないなぁと思っていたのですが、後半物語が進むにつれてだんだんと勢いがついていき、ツルツル頭野郎との一騎打ちは手に力の入る展開に昇華しておりました。ツルツル頭野郎はまさにヤバいオーラだしてるので、猟奇的に倒すとなんだかスカッとしますね。ビル・パクストンが演じてた嫌な奴も因果応報な最期で、これまた「ざまぁ」と言った感じ。ただ、個人的にはあれで終わっちゃうのは消化不良でして、やっぱり最後に青空が広がる楽園地域に到達するところまで見たかったなぁと。ほんと、全編に渡って白くて寒々しい風景なので。基地内の映像は、実際に使われている軍用基地なんだそうで、その使い古された雰囲気がとても味わい深くてよかったです。
[DVD(字幕)] 6点(2013-12-20 19:48:45)
1280.  アフター・アース 《ネタバレ》 
個人的には、人類がいない未来の地球、そこでの冒険みたいなものを期待して観たのですが、率直に言って映像的には普通で特段の驚きもないんですよね。猿、ヒョウ、大鳥とかが出てきて、まぁ最後にSFっぽいラスボスが出てはくるけどそれもたいした造形でない。これだったら、地球である必要がないと思うので、いっそのこと全然別の惑星に墜落して、得体の知れない化け物をわんさか出すほうが映像的に面白くなったんじゃないかと。ストーリー的には実にシンプルで、いわば恐怖は存在しない、それは自分の想像が作り出すものだ、だから勇敢になれっていう。物語でそれを直球に伝えようとしていて、それ自体は悪くないしスミスジュニアの演技も悪くはなかったのですが、ウィル・スミスのキャラがクールすぎる面もあってかそれほど心揺さぶられる感じじゃないんですよね。お父さん側の葛藤や心の揺らぎが感じられるシーンがもっとあっても良かったかなと思います。
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2013-12-20 00:51:13)
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