1261. 珈琲時光
「生活感のある」東京の風景を上手く映し出している作品ですね。ストーリーも、その風景の一部分となっているような感じがしました。何というか我々が日常感じている「生活の空気」をそのまま映像表現していますね。 一青窈が好きな方には、お勧めの作品です。 [地上波(邦画)] 6点(2006-11-12 15:28:18) |
1262. イン・ハー・シューズ
《ネタバレ》 予想以上に面白い作品でした。キャメロン・ディアスとトニ・コレットの姉妹の生き様、心の動きを丁寧に描いています。結構、いろいろ考えさせられる作品ですがシリアスになり過ぎておいないのも良かったですね。キャメロンがフロリダに行ってからの展開は本当に惹きこまれました。 しかしながら、シャーリー・マクレーンの存在感は本当に素晴らしいですね。彼女が出てくることによって、作品がより締まったものになっています [DVD(字幕)] 8点(2006-11-12 15:10:16)(良:1票) |
1263. 迷い婚 -全ての迷える女性たちへ-
《ネタバレ》 あの「卒業」のモデルとされる家族という設定は上手いと思いましたが、ちょっと生かしきれてない感じですね。ただ、主人公が結婚を前にしていろいろと迷う様は良くわかりましたけど。(まあ、親子3代っていうのは中々凄い話ですけど・・・・) まあ、シャーリー・マクレーンは良かったですけど、アン・バンクロフトが生きているうちにこの設定で映画を撮っていたら結構面白かったかもしれませんね [DVD(吹替)] 6点(2006-11-12 14:38:06) |
1264. ロミーとミッシェルの場合
《ネタバレ》 年代が近いこともあって、すごく楽しめました。特に音楽が、まさに80年代のヒットパレードという感じで良かったですね。Time After Timeやルール・ザ・ワールド、フットルース、Heaven Is A Place On Earthとか、昔良く聴いた曲ばかり流れてくるので懐かしさを感じました。(当時は、MTV全盛期で洋楽が流行ってましたからね・・・・。) 同窓会には出たことは無いですが、クラスメートが今何やっているのか、卒業後どうしていたのかというのは関心ありますね。 とても痛快で、観終わった後非常に爽快感が残る楽しい作品でした。 [DVD(字幕)] 8点(2006-11-09 16:17:22)(良:1票) |
1265. ヴァージン・フライト
《ネタバレ》 ちょっと生々しく感じる部分はありますが、切実なテーマをさりげなく、そしてちょっとシニカルに描いていて面白かったです。ヘレナ・ボナム・カーターの熱演が光りましたね。本当に、爽やかな気持ちにさせてくれる作品でした。 しかしまあ、ジゴロの費用2,000ポンド(40~50万円くらい)のために銀行強盗は、ちょっとヤケ気味ですね・・・・・。 [ビデオ(字幕)] 7点(2006-11-09 12:52:57) |
1266. Peluca
《ネタバレ》 バス男のDVDに特典映像として収録されていますが、まさに「おまけ映像」という感じでした。 [DVD(字幕)] 5点(2006-11-08 11:58:04) |
1267. ステッピング・アウト
本当にどこにでもいるような普通のおじさん・おばさんが、それぞれいろんな問題を抱えつつ奮闘していく姿が良かったですね。 ショーの部分以外は派手さはないですけど、非常に親しみのもてる作品でした。 ライザ・ミネリの演技もとても良く、最後のミュージカルシーンも「さすが!」の一言でした。 [ビデオ(字幕)] 8点(2006-11-08 11:52:16) |
1268. ブラディ・サンデー
《ネタバレ》 最後にU2の「Sunday Bloody Sunday」が流れます。これまで大好きで何百回と聴いてきた曲ですが、改めてこの曲にこもっている思いが深く胸に突き刺さってきました。 内容は、非常に衝撃的でした。「血の日曜日事件」の凄惨な様子がドキュメンタリータッチで生々しく描かれています。(「ユナイテッド93」と同じ監督の作品なんですね。) しかし、見ていて英国軍に対する怒りが湧き上がってきましたね(勿論、英国軍も被害は相当受けているし一方的に悪だとは思いませんが・・・・)。全く関係の無い私がそう思う位ですから、アイルランドの人たちにしてみたら・・・・・。そう考えると憎しみの連鎖というのは中々簡単に断ち切ることができないなと改めて痛感します。だからこそ、「We Shall Overcome Someday!」という言葉が心に響くのかもしれません。 [DVD(字幕)] 9点(2006-11-06 18:18:39)(良:1票) |
1269. メル・ブルックス/逆転人生
《ネタバレ》 コメディではありますが、結構スラムの実態を映し出していて考えさせられる作品でもありました。メル・ブルックスが運び込まれた病院のシーンなんかは、現実にありそうでちょっと怖いですね。 ストーリー的には、まさに正統派喜劇といった感じで非常にラストまで上手く作られています。(ライバルに賭けを認めさせた後、ちゃんと裁判で争っているところがアメリカらしいですね。) まあ、とにかく安易に委任状を渡してはならないということですね。(しかし、アメリカの弁護士って、そんなに信用が置けないんですかね・・・・日本とは全然違いますね。) [DVD(吹替)] 8点(2006-11-05 18:57:41) |
1270. ナポレオン・ダイナマイト
《ネタバレ》 何が面白いと聞かれてもはっきりとは言えないんですが、作品全体に流れるしょうもない雰囲気が非常に好きです。クライマックスののあの何とも言えない微妙なダンスシーンが最高ですね。何か邦画のミニシアター系作品をアメリカでやるとこうなるみたいな感じです。ていうか、主人公のナポレオン・ダイナマイトは今までのアメリカの青春映画には決して出てこないタイプで非常に斬新なキャラですね。まあ、おまけに兄貴はちょっとヤバい感じの引きこもりだし、叔父さんも非常に胡散臭いし・・・・良くヒットしたなという感じではありますがw(メキシコ人の友人やその身内もいい味出してます。)でもさすがにアメリカ映画、最後は非常に爽やかにまとめてくれています。 あと、この邦題はヒドすぎますね。内容は全然違うし、この「バス男」の方が「電車男」の数倍面白いです。(逆にバス男の面子でアメリカ版「電車男」を作ったら面白いかも・・・・・) [DVD(字幕)] 8点(2006-11-05 18:12:36) |
1271. 夜よ、こんにちは
元首相の誘拐・監禁という大事件を実際の映像を交えながら描いている作品です。まあ、テレビから流れるニュースや映像の仰々しさと比べ、実際の現場が非常に静かに淡々としているのが逆に緊迫感を生み出しています。また、現実とキアラの幻想が入り混じる手法も良かったですね。 「赤い旅団」は小さい頃結構ニュースに出てたので名前は覚えているのですが、どういう存在だったのかまでは知らなかったので非常に参考になりました。 また、ピンクフロイドの「狂ったダイアモンド」が効果的に使われていて印象的でした。 [映画館(字幕)] 8点(2006-11-04 21:34:49) |
1272. 手紙(2006)
原作は非常に素晴らしい作品で感銘を受けましたが、この映画も負けず劣らず良い作品でした。観る前は、原作と違うお笑い芸人という設定にちょっと疑問を持っていたのですが、今は、この設定で良かったと思います。(最初の方はちょっと寒いですが・・・・・) とにかく、小田和正の歌う「言葉にできない」がこの作品の為に作られたのではないかと思うくらいぴったしハマっています。 [映画館(邦画)] 9点(2006-11-04 21:08:33) |
1273. 地球は女で回ってる
《ネタバレ》 架空の作家の過去の作品を映像化していくという発想は面白いですね。最後には、自分が生み出した登場人物たちに祝福されるというのも中々ユニークだと思いました。是非「Deconstructing Woody」を見てみたいですね。 しかしながら、ずっとピンボケしたまま映っているロビン・ウィリアムスには爆笑してしまいました。(こんな役もやってたんですね・・・・) あと、ひたすら女性が汚い言葉で罵倒しまくりますので、そういうのが不快な方は見ない方が良いと思います。(逆の方には超オススメですw) [ビデオ(字幕)] 7点(2006-11-04 20:36:24) |
1274. おいしい生活
《ネタバレ》 設定・キャスティング・ストーリーともに素晴らしく、アレンとトレイシー・ウルマンの掛け合いも非常に息があって面白かったです(銀行強盗を働こうとしている場面は完全にコントでしたね。)。 見終わった後クッキーが欲しくなりました。 [DVD(吹替)] 8点(2006-11-04 20:07:55) |
1275. 狂い咲きサンダーロード
《ネタバレ》 いやあ、ロックを感じさせてくれる映画ですね。映画全体がロックのリズムで進んでいくので、本当に見ててノッてきますね。(泉谷格好いいですね。サントラ買おうかな・・・)ストーリーも危険すぎますしw(テレビ放映したら音声とかヤクでブッ飛んでるシーンとかカットされまくりでしょうね・・・・)。 とにかく山田辰夫が素晴らしい!最後に見せる笑顔が格好良すぎです。あと、小林稔侍のアヤしすぎる右翼(キャプテンウルトラよりもある意味伏せたい過去なのでは。何せ君が代を歌いながら登場してくるんですから・・・・)やヤク中のガキ(ツッパリの小太郎さん)とかもう素敵過ぎるキャラクター満載で本当に面白いです。 本当に、格好良くて面白い作品でした。(「さらば青春の光」の日本版といった感じですかね。) [ビデオ(邦画)] 9点(2006-11-04 19:53:38)(良:1票) |
1276. ハリーの災難
《ネタバレ》 何事もきちんと状況を確認してから行動に移しましょうということですね。まあ、ハリーも人騒がせな死に方するなよという感じですけど・・・・・。 非常にまったりとした雰囲気の作品でした。 [ビデオ(字幕)] 6点(2006-11-01 11:14:44) |
1277. アルジェの戦い
《ネタバレ》 アルジェリア独立運動を描いた、セミ・ドキュメンタリー映画です。とにかく、リアルで生々しい描写が続き、まるでニュース映像を見ているかのようです。(もう、テロのシーンなんか見てられません・・・・) いろいろと考えさせられる作品でした。植民地支配からの独立運動のエネルギーに惹き付けられはしましたが、無差別テロに対して恐ろしさや怒りを感じる部分もありました。 しかし、この作品フランス人が見たら怒るでしょうね・・・・・・・。 [ビデオ(字幕)] 8点(2006-10-31 19:58:06) |
1278. 嵐の中の青春
《ネタバレ》 「キャバレー」は素晴らしい作品で大好きですが、そのベースとなったこの「嵐の中の青春」も中々のものです。 とにかく、ジュリー・ハリス演じるサリーの奔放さがとても魅力的です(身近にいたら疲れそうですが・・・・・)、そして、それに振り回される主人公のクリスのうろたえぶりを軽妙なタッチで描いていて とても楽しい作品でした。(特に病気の治療のシーンのドタバタ振りは見事でした。) ラストシーンも本当に上手く作られていて、観終わった後非常に清々しい気分にさせてもらいました。 [ビデオ(字幕)] 8点(2006-10-25 09:16:10) |
1279. 県庁の星
《ネタバレ》 スーパーでの場面はとても面白かったです。官・民それぞれが抱える問題点を上手く補完していく様子が良かったですね。コメディではありますが、結構ためになりました。(ちょっと、スーパーの弁当を買うのが怖くなりましたがw) ただ、それ以外のプロジェクトにまつわる描写が非常に浅いというか、陳腐なものだったのが残念です(もう、議会でのシーンなんて見てられませんでした・・・・・。)。 まあ、主演が織田裕二 と 柴咲コウなんで安心して見れる作品ではありました。 [DVD(邦画)] 7点(2006-10-23 11:21:26)(良:1票) |
1280. ワールド・トレード・センター
《ネタバレ》 これは、ストーリーを楽しむ作品というよりは、「9.11」に起こった事実を記録し伝えるための作品だと思います。(事前に思っていたより、非常に淡々としたストーリーでした。) 当時の状況が迫力ある映像で描かれているのですが、これがフィクションでは無く実際に起こった話であることを考えると非常に恐ろしく感じました。 できれば、劇場の画面で見てもらいたい作品ですね。 [映画館(字幕)] 8点(2006-10-22 20:10:14) |