1261. バトルシップ(2012)
B級っぽいが、B級でもない映画。 こういうものは、ある一定の法則に基いているし時々登場するのもまたいいと思う。でもやはり当然ながら深みはない。ある種の満足感も出るかもしれないので、ゲーム感覚で観るにはちょうどいいのだろう。 [地上波(邦画)] 4点(2015-05-03 23:08:28) |
1262. 男はつらいよ 葛飾立志篇
いきなり桜田淳子が登場して、新たな展開を感じるが、結局はいつもの通りの安心感ある映画。 出来としても、シリーズの中で平均的なものではないかと思う。学問をテーマにするのはこんなところかも。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2015-05-02 21:15:40) |
1263. ALWAYS 三丁目の夕日‘64
さすがに安定感のある映画になっている。 ただ、1作目、2作目よりは泣けなくなってきた。この安定感が逆に作用しているかもしれない。 それに「あの頃は良かった」というテーマではなくて、「あの頃は未来に期待していた」という作品だということを実感した。 [地上波(邦画)] 6点(2015-05-02 00:55:57) |
1264. 雨月物語
《ネタバレ》 家族との幸せが何よりも大事、というテーマに沿った映画だが、幻想的な面もあってなかなか見せるものになっている。 でも、古い映像が分かりにくさを助長しているので序盤は物語に入りにくい。 こういった分かりやすいストーリーは旧い映画の方が合う、とも言えるけど。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2015-05-01 23:13:11) |
1265. 切腹
面白い。時代劇でこれだけ完成度が高い作品なのに全く知らなかった。 語りが多いがとても引き込まれる。無常感は強いものの納得感もある。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2015-04-29 18:53:25) |
1266. 帰郷(2004)
《ネタバレ》 こういう作品は評価が難しい。主人公に対する気持ちがどうなるかで思い入れ度が変わると思う。 展開は斬新でもなく比較的ありきたりで、結局は一人で東京の現実の中に帰ることになるのだが、そこの侘びしさ感が残る最後のシーンを描きたかったのだろうか。 途中の子供と過ごす物語が弱いのが映画全体を弱くしている。全体を10分ぐらいで描くべき世界だと感じた。 [地上波(邦画)] 4点(2015-04-27 22:06:55) |
1267. 寄生獣
奇抜な発想の物語(設定)だが、映画として面白いかというと微妙だ。 それでも、今後の展開をちょっとは期待する気にもなる。そのぐらいにはストーリーの魅力はある。 [地上波(邦画)] 4点(2015-04-27 00:11:13) |
1268. 男はつらいよ 寅次郎相合い傘
《ネタバレ》 リリー再登場で、「男はつらいよ」の毎度のパターンをちょっと超えて結構良い出来の作品になっている。 この時代における女の自立とジレンマも上手くリリーと寅さんに言わせている。 この相手と結婚しないとなるともう一生独身かな...という切なさが漂う。そういう物語になってしまった。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2015-04-25 23:30:23)(良:1票) |
1269. 男はつらいよ 寅次郎子守唄
おいちゃんが下條正巳に、ということでこの人は見慣れているが落ち着いた雰囲気だったんだ、と分かった。 物語はほどほどの展開で、何故か今回は集中出来ずに淡々と観てしまった。さくらは合唱団を今後も継続してやっていくのかなとか、昔の旅館ってほとんど相部屋だな、とか(ある意味)どうでもいいことが気になったり。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2015-04-18 23:23:25) |
1270. 家族(1970)
《ネタバレ》 日本映画ってこういうのだろうな、と感じる。 長崎から北海道の東(中標津)まで、途中の大阪や東京での出来事を織り交ぜ、最後まで一気にみせる。 去っていく魂と、また新しく生まれる魂とが入れ替わって、家族というものは変わっていくものだということも意識させる。 ちょっと哀しいところもあるけど、良い作品だと思う。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2015-04-18 20:58:56) |
1271. ジュリエットからの手紙
よく出来たおとぎ話のような映画。 女性向きの作りではあるが、イタリアの風景とかも美しくて、観ていて気持ちいい。ソフィーの書いた返信の手紙は最後に紹介されるが、これが物語を上手く表していて感動的だった。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-04-18 11:48:48) |
1272. はじまりのみち
映画愛に溢れている映画...として作られたんだと思う。 終盤の映画つなぎ合わせの感動感はなかなかのもの。問題は、前半の退屈さかな。「映画」としての面白さという面では評価が難しいかもしれない。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2015-04-16 23:03:16) |
1273. 築城せよ!
B級映画っていう感じが満載で、くだらない割にはそこそこ楽しめる。 最後まで見続ければ(あくまでも)それなりに面白いと思うけど、そこまで行き着かない人も多いと思う。 ナツキ(海老瀬はな)は結構可愛いし悪くない。 [地上波(邦画)] 5点(2015-04-12 23:34:45) |
1274. HANA-BI
北野武の作品は本当に独特な雰囲気があって、そのことはとても評価できる。 この映画も少ない会話と、バイオレンスと、シュールな内容、そして希望の無い未来のための現在の空虚感がよく表されている。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2015-04-12 12:21:44) |
1275. 男はつらいよ 寅次郎恋やつれ
吉永小百合、前回よりもキレイになって再登場、と(個人的には)思った。 安定感ある物語だが、マドンナが寅さんに再会とかした時に必ず満面の笑みを浮かべるのは違和感なるな、と毎回思う。 でも、これだけ続けてシリーズを観ているととりあえず全部観るか、と考えている。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2015-04-11 22:20:17) |
1276. 新幹線大爆破(1975)
いや〜、思ったよりも良く出来た作品。 ちょっと長い気もするけど、多くの要素を詰め込んでいるのでこうなるか。もちろん、現代であればもうちょっと違う凝り方もあったと思うけど、この時代であればなかなかのもの。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2015-04-11 20:11:02) |
1277. バグダッド・カフェ
ストーリーは複雑ではないけど、ちょっと不思議な雰囲気の映画。 最初にダレる感じがするので、そこを我慢して観ることが出来るかがポイント。最後の最後でちょっと感動したけど、何度も観ることは難しい作品。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2015-04-11 11:22:49) |
1278. レインマン
当時も観たけど、今回改めて再見。 思ったよりもあっさりしている印象が残った。もっとツラい状況が多かったイメージがあったけど、ある意味「観やすい」映画だった。 ダスティン・ホフマンの演技は素晴らしく、奥底の感情がこちらにも見えそうな感じがして感動的だったのも確か。 [映画館(字幕)] 7点(2015-04-05 20:01:23) |
1279. グラン・トリノ
映画館で観て「凄い映画だ」と思っていて、久し振りにもう一度観た。 これは名作と言っていい。何故生きながらえるのか、どう死ぬか、暴力にどう向き合うか、男とは、という多くのテーマを上手く描いている。神父との会話のやりとりもまた興味深い。主人公が見つけた自分の「最後の場所」が運命的。 目を背けたくなるところもあるが、最後まで観させる作品としての惹きつけも十分だと思う。 最後の海沿いのシーンで流れる静かなエンドロールも素晴らしい。 [映画館(字幕)] 9点(2015-04-05 15:39:52) |
1280. 男はつらいよ 私の寅さん
《ネタバレ》 今回はこれまでのシリーズとちょっと違って、地方(大分とか)巡りは寅さんじゃなくて、おいちゃん夫婦とかさくら一家とかになっている。 マドンナも芸術家で終わり方も多少しんみりしている。いつもの枠組みの中で別の試みをやっているような作品。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2015-04-04 23:52:56) |