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コメント数 1648
性別 男性
自己紹介 基本的に3~8点を付けます。それ以外は、個人的に特別な映画です。

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1361.  屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ 《ネタバレ》 
『ハウス・ジャック・ビルト』も極めて醜悪な作品だったが、それでもあちらは随所に一種のスタイリッシュさや女優の美しさ等の「虚飾」を纏っていたのに対し、本作ではそういう取り繕った要素はほぼ完全に徹底的に排除され、本当にひたすらに醜悪で、そして混沌と老醜・汚穢・悪臭に満ち満ちた作品となっている。何つーか、主演男優に限らず登場人物の大半に、人間性(は少し言い過ぎかもだが)・理性とか衛生観念であるとかを全く感じられないとでも言おうか。  フリッツ・ホンカは(本作での描かれ方も、また実際の殺人者としても)典型的な「無秩序型」のシリアルキラーで、その衝動的な殺人動機の根本的な部分は満たされない過剰な性欲、およびアルコール依存に依拠するものであり、真に精神異常系の殺人者とまで言えるかどうかは微妙かと思う(頭が足りないのと精神を病んでいるのは全く違うのだし)。しかしそれでもやはり、あれほどまでに衝動的に「女だったら何でもいい」的に行動するホンカの有様、そしてそんなホンカにヒョイヒョイついていく婆さん娼婦達も含め、そこにはもはや「狂気」としか言い様の無いものしか感じ取れないのが正直なトコロ。実話なことも含めてこれも非常に強烈な映画だが(ある程度は誇張だと思いたい)、見応えは文字通り抜群。この手の(グロ)映画に興味がある人にとっては、観て損は絶対に無い。
[映画館(字幕)] 7点(2020-02-17 20:56:14)
1362.  アントラム 史上最も呪われた映画 《ネタバレ》 
『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』が流行った頃というのは私はまだ義務教育の時分、私の仲間内ではあの作品は中々ホットな話題になったものだった。当時は(特に子供にとっては)まだネットの情報のスピード感は現在には遠く及ばず、映画も観ただけでは訳が分からなかったが、ご丁寧に解説本を手に入れた輩が居て、あーだこーだと大いに盛り上がったのを覚えている。  今作も宣伝手法的に『ブレア~』に似たような作品かと思ったが、明確に異なるのは、今作が部分的にドキュメンタリであること、そして、問題の映像というのが最初から「映画=つくりもの」であると明言されていることだ。当然フェイクだと分かってはいるものの、では一体どういう映像を持ってくるのか、という興味のもと足を運んだ。  お膳立て抜きにその映画の内容だけを言うと、雰囲気系のホラーというか、ひたすら思わせぶりで意味ありげなんだけど、結局これが何なのか、どういう意味なのかは判然とせず、ただただ不可解で不気味、という感じの作品である。『ブレア~』も似た様なものだったとも言えるが、今作の不気味さ(+それが催す不安)は、決して一顧だにせず凡作と斬って捨てることの出来るものでもなく、ある程度の観る価値がある映像だと思う。  今作はある種「フェイクだと思ってない客」向けの極めて正統派なフェイクだとも思う。「フェイクだと分かってて冷やかし半分で来る客」が喜びそうな分かり易い仕掛けや演出、あとメタな展開とかは皆無に近い。その意味でいうと、観て分かった今作と『ブレア~』との決定的な違いは、今作は映画単体として完結してしまっている点である(=オーラスに「この映画は、どうもこういうことだったらしい」的な説明が入るのだ)。最初に述べたとおり、どういう意味だったかというのはこの場合、映画の「外」から来る方が絶対に楽しめると思っている。『ブレア~』当時との環境の違いもあるとはいえ、今作についてはそこが少し残念に思われる。  ネットが氾濫した現代において、この手の「不要な情報をシャットアウトさせたい」コンテンツには限界があるということなのだろう(今作について、もし鑑賞後にネットで調べたなら、フェイクだクソだの非難轟々がイの一番にヒットするのだから)。いち映画ファンとしては「映画は事前情報を入れずに観ろ」が新たな絶対的鉄則となってゆくのかも知れない(事前情報を入れて観て、良かったことなど殆ど無いし)。
[映画館(字幕)] 5点(2020-02-17 20:08:07)
1363.  満月の夜 《ネタバレ》 
(主として貞操観念が)フワフワと掴みドコロの無い女がひとり。短気で独占欲の強い本命彼氏との同棲が気詰りで、別宅を構えて友達以上恋人未満の男(実は躰だけが目当てのゲスい不倫野郎)を連れ回しては煙に巻く日々。挙句、行きずりの男を連れ込んで夜を共にするも、事後罪悪感に苛まれ、アタシって罪な女…的に物憂げに佇む自己陶酔感溢れる浅薄な姿にいい加減イラっとし始めた矢先、急転直下のラストの一撃には実に見事な爽快感を覚えた(ザマァ見ろ!)。私の本作の楽しみ方が正しいのかは分からないが、個人的には十分に良作。  あと、主演のパスカル・オジェは(そうは言っても)ルックスは超絶美形でメッチャ好みなのですわ(特に超アンニュイな目付き)。夭折が何とも悔やまれる。。。
[映画館(字幕)] 7点(2020-02-16 03:59:34)
1364.  海辺のポーリーヌ 《ネタバレ》 
田舎な海辺に女と男、んなもんヤることは決まってる、とは言え、女どもは良く言って恋愛体質、悪く言えば尻軽である。しかし、尻軽一号のマリオン姐さんは美貌も然ることながらプロポーションが抜群で、水着・ヌードシーンも多くその点は大変に結構。二号の小娘もとても健康的で見た目は中々魅力的。男どもは、アンリは軽薄な女コマシ(加えてハゲ)、ピエールは中盤まるで刑事かの如く執念深く疑惑を追い回すが、だからお前はフラれるんだ、としか言い様が無いし、シルヴァンはなんも分かってないガキなので、総じてキャラクターに全然魅力を感じない。だが、こいつらがゆるーくスッタモンダするサマは(どうでもいいという意味で)実に滑稽で、コメディとしてはかなり面白かった。良作だと思う。
[映画館(字幕)] 7点(2020-02-16 03:54:26)
1365.  1917 命をかけた伝令 《ネタバレ》 
全編ワンカットで2時間だから、とある戦場の「2時間」を切り取った映画かと思いきや、一ヶ所暗転して時間飛んでるシーンがあるので、約半日強の尺の物語だし、厳密にはワンカットとは言えないと思う(些末な事だが)。  作戦の内容的に(ワンカットだし)マジで全編息もつかせない展開になるかもと少々身構えたが、その実、特に前半は割とヴォルテージ高くないシーンも多く、後半も適宜息継ぎは入るため、観終わって疲れ果てた、とかいうことは無かった(まあ商業映画なんだから当たり前か)。あとWWⅠの話なので、流石に戦闘描写は(いつも見ているWWⅡのよりは)少し地味で、特に大規模戦闘なんかを楽しみにしていくとやや肩透かしを喰らうかも、とも思う。  ただし、やはり超・長回しが続くので、単純に目を切れないのもあってどんどん画面に引き込まれ(否、引きずり込まれ)、映画に文字通り「没入」できる(その没入する深さと、没入している時間の長さが、あまり体験したことの無いレベルになっていた様に思う)。ここまで2時間があっという間な映画も久しぶりだし、非常に気持ちのいい映像体験だった。良作。
[映画館(字幕)] 7点(2020-02-16 03:30:47)
1366.  家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。 《ネタバレ》 
ひたすら可愛い榮倉奈々のコスプレ合戦と、安田顕のコミカル芝居の掛け合いはかなり面白いが、全体的にはややテンション下げ下げな夫婦問題の話(しかも間延びしてる)が続いてゆく。元ネタの一発ギャグ風味を何とか映画に仕立てようという試みが、もう一歩の所で成立し切っていないという印象(試み自体はチャレンジングで良いとも思うのだが)。ただ、特に安田顕の演技は前述どおり非常に面白かった。流石の芸達者。
[インターネット(邦画)] 4点(2020-02-15 02:12:43)
1367.  祇園囃子 《ネタバレ》 
天真爛漫な若尾文子の可憐さ、それにも増して木暮実千代の艶っぽい風情は素晴らしい。素晴らしいが、男に頼らざるを得ない芸者の悲哀、と言えば聞こえは良いが、内容はかなりドロドロと欲望に塗れた陰惨・醜悪なもので(とにかく男共は本当に碌でもない奴しか出て来ない)、正直中盤は相当キツかった。男なんてこんなもの、そしてそういう男を相手にカネを遣わせる以上は、芸者だってこんなもの、というような一種の諦観すら感じられるが、この感覚も時代と共に変わりつつあるものだと思いたい。  とは言え、ラストの美代栄のまっすぐさ、そして美代春のしなやかさ・強かさはやはり素直に美しかった。気さくなようで地味に冷酷な浪花千栄子の演技も素晴らしい。非常にシンプルで無駄も無いが、味わい深い。
[DVD(邦画)] 8点(2020-02-15 02:07:01)
1368.  プロジェクトA子 《ネタバレ》 
Amazon Prime Video(なんかのチャンネル登録で)で観れたので、有名作だし試しに観てみた。しかし、画質が非常に悪い(至極残念)。  内容的にはとにかくやりたい放題といった感じのメチャクチャで、特にギャグパートかと思ったC子の取り合いがひたすら最後まで続くというのは正直面食らった。ギャグはパワフルで個人的にはそこそこ笑えたし、美少女バトルシーン、メカバトルシーンもそこそこの出来だと思う。突き抜けて良いとまでは感じなかったが、暇潰しには十分。  続編は今のところAmazon Prime Videoでは観れないようだ。画質が向上するなら観てもよいのだが…
[インターネット(邦画)] 6点(2020-02-13 23:52:23)
1369.  37セカンズ 《ネタバレ》 
障碍者の方たちは、状況によって日常生活に健常者の助けを借りる必要があることから、負い目や気後れ、あるいは「この人にはこれは無理なんじゃないか」といった健常者からの「色眼鏡」によって、身体的・物理的な不自由以上に、人間関係における不自由を抱えているのだろうと思う。本作では前半、そういった障碍者の心理的な不自由を主に描き出し、そこから主人公が自由を追い求めていく切実な姿を忌憚無く描いており、非常に見応えの有る作品に仕上がっている。  面白い・良く出来ていると思うのは、主人公の障碍者本人だけでなく、家族(この場合は母親)も物理的・心理的な不自由を抱えており、主人公と一種の共依存関係に陥っているという状況を詳細に描き出している点である。これについては、母親役の神野三鈴の演技の良質さも大きな要因であると思うが、この部分に非常にリアリティが感じられ、その方面からも大いに共感・感情移入することが出来た。母親に限らず、この映画の多くの登場人物には何らの「慈しむべき」不完全さがあるように描かれている様に思われ、そのことがシンプルな話に奥行きを与えている様に思われる(超絶自己チューな荻原みのりは置いといて)。  そしてもう一つ、何といっても主演女優の熱演の素晴らしさ。実際に障碍を持つ方だそうだが、正に全身全霊を傾けているひたむきさが画面に滲み出ており、控えめに言って圧巻だった。特に終盤、37秒の真相をベッドで打ち明けるシーンは、素人とは思えない素晴らしい「間合い」だった。役柄上でもそうだが、その勇気・特大の積極性には心からの敬意を表したい。  映画としては一点だけ、家出少女がパスポート持たずにいきなり海外なんて行ける訳無いやんけ、とは思う。付添いの兄ちゃんも仕事はどうした?そもそも何でタイ語喋れんねん。まあ、これにより物語は文字通り「飛躍」した訳だし、異国の情景の中の姉妹再会シーンも抜群の出来だったので、細かい事には目を瞑ろうと思うけれども。
[映画館(字幕)] 8点(2020-02-13 21:46:00)
1370.  シグナル100 《ネタバレ》 
原作は漫画とのことだが、そちらは未読。しかし率直に、非常に奇抜で秀逸なアイデアのスリラーだと思う。ただ映画については、脚本がその出発点の優れたアイデアを的確に発展させる良い出来とまでは言えず、ごくごく想定の範囲内な展開に留まっている様にも思われる。全体的に演技も可もなく不可もなく程度以下のレベル。  良い点としては(そこまで良くもねーけど)スプラッタ描写は登場人物が高校生なワリに結構血飛沫スプラッシュで分量も多いのと、前述どおり平均的な展開運びながらテンポはさほど悪くなく、コンパクトさも相まって緊迫感は終始まずまず維持されていたかと思う。まあ面白いアイデアだし、変わったスリラーとして観ておく価値はアリかと。一点、ハシカンは可愛いことは可愛いが、あまり存在感があるという訳でもなかった。
[映画館(邦画)] 5点(2020-02-12 21:49:28)
1371.  スマホを落としただけなのに 《ネタバレ》 
サイバー犯罪の身近な危険性を様々に映画に取り込んでいるが、社会性のあるテーマに挑戦しようという姿勢自体には個人的には非常に好感が持てる。しかし、幅広くトピックスを扱っているつくりからも、どことなく社会啓発ドラマの様な(映画とは言えない)質感にも感じられるし、その大きな原因が一部出演者の大根な演技にあるのも間違いが無い。と言うかなんか全員(更に言えば演出全般も)、低いレベルの方に合わせてしまっているかの様な統一感のある締まりの無さが感じられる。冒頭から終盤までに及ぶテンポの悪さ、入れ替りの不可解さ(いくら何でもDNA鑑定とかするよね?大体なんで友人名義で借金しといて本人名義の借金が無いのよ?)、なんの変哲も無い幕切れも含めて、高評価とはし難い作品。
[インターネット(邦画)] 4点(2020-02-11 12:03:00)
1372.  キングスマン 《ネタバレ》 
コンセプトはスパイ・アクションwithコメディという所なのだろうが、笑えない。敵の目的が大量虐殺で、味方にも信奉者が浸透してるというハードな状況がまず笑えない。それに対し、こちらも奴等を皆殺しで対抗だヤッホー♪な展開が最大の笑い所らしいのだが、全く悪趣味としか思えない。他方で、ストーリー面の出来はごく平均的(というか若干ダメ気味、最大のダメさはコリン・ファースを殺した点)。なので結局よくあるスパイもののどっちかというとダメな作品という印象。  良い点としては、戦闘シーンがスタイリッシュで独創的な優れた映像な点(と言っても残虐描写が結構ドギツくて、コメディというにはこれもそぐわない印象)。正直、この監督とはフィーリングが合わないのだろう(そもそも、欧米の笑いが日本人と大分ツボが違うのは頻繁に痛感するが)。
[DVD(字幕)] 4点(2020-02-11 01:12:41)
1373.  時時巡りエブリデイ 《ネタバレ》 
鳥居みゆき主演作だが、肝心の鳥居のキャラはちょっと変な人程度にとどまっており、サイコな芸風を生かし切れてはいない印象。ストーリーのアイデアも平凡、演技も全体的にやはり稚拙と言う他ないレベルで、超低予算「らしい」作品としか言えない。一点、ババア役の女優が鳥居に増して毒電波を垂れ流しており、あと20年経ったら鳥居もこんな感じになってんじゃねーかと思ったり。
[DVD(邦画)] 4点(2020-02-10 23:37:14)
1374.  怪怪怪怪物! 《ネタバレ》 
(B級っぽいが)質感は意外にもほぼA級で、色々と演出がなんか結構凝ってるのも良いように思う。スプラッタ面もまずまず強烈で見応えは十分。ただし、何故だか登場人物が全員ド腐れ外道(ガキのくせに)なので、人によっては(と言うか大抵の人は)嫌悪感でゲンナリするだろう(感情移入などほぼ不可能)。ある意味、非常に過激な内容と言える(ジュブナイル・ホラーな感じの作品なのだが、モノ凄ーく教育に悪そう)。
[インターネット(字幕)] 7点(2020-02-10 00:56:18)
1375.  処刑山 ナチゾンビVSソビエトゾンビ 《ネタバレ》 
冒頭に「前作のおさらい」が十分にあるものの、非常に直接的な続編なので、出来れば前作観了後の鑑賞をお勧めする(まあ、おさらいが結構チャンとしてるので、あんまし気にしなくても良いけど)。  スプラッタの大盤振舞いぶりは引き続き(今作では、無辜の一般市民を女子供もろともに出てくる端から虐殺しまくっており、インモラル度は前作以上かも)、しかも本作はそこに加えてコメディ面とアクション面で大幅な進化が見られ、アメリカン・ド素人・ゾンビ討伐隊だのスーパー暢気地元警察だののキャラが多数追加でとても楽しいコメディ面も然ることながら、終盤のナチゾンビVS赤軍ゾンビの大乱闘をはじめとする格闘アクションも分量タップリ、終いには戦車まで動員して大砲ブッ放しまくって爆発しまくる展開も含め、正に素晴らしきB級娯楽ホラーの力作と言ってよい仕上がり(ここまで来ると、エロがほぼ無いのが少しだけ残念)。色々と結構にムチャな設定・展開も多いのだが、テンポ良くコンパクトに纏めて勢いで最後まで乗り切れており、あまり気にせず楽しめると思う(まあ、気にした方が負けなジャンルだとは思うが)。  正直、この類いの映画としては最高レベルに出来が良く、これが5年以上も配給されなかったのはハッキリ言って謎(個人的には『ブレインデッド』とすら比較し得るレベル)。B級コメディホラーとしては超オススメ。
[映画館(字幕)] 8点(2020-02-10 00:03:39)(良:1票)
1376.  男と女II 《ネタバレ》 
アンヌはプロデューサーで映画作るのにメチャ忙しそうだし、何やら異常殺人犯とか出てくるし、メンヘラ彼女のせいでジャン・ルイは遭難するし、ハッキリ言うけど何の話だかサッパリ分かんない(少なくとも二人の愛の物語とかではない)。ジャズ・ロック風な例の曲とか音楽もなんかセンス無いし(ド初っ端から驚愕)、アレンジし過ぎて失敗してるようにしか見えない。
[インターネット(字幕)] 4点(2020-02-09 04:14:31)
1377.  シャザム! 《ネタバレ》 
シャザムくんは能力的にはスーパーマンのバッタもんな感が否めないが、中々に奇天烈なキャラ付けにより、相当コメディ寄りではあるが一風変わったヒーロー映画として十二分に楽しめる作品に仕上がっている。この特異なキャラを見事に演じ切った主演男優は率直に言って素晴らしいと思う。ただ、今風のヒーローものとしてはアクションがよく見ると結構に平凡。次回作には期待できないかも。
[映画館(字幕)] 6点(2020-02-09 03:16:40)
1378.  ヲタクに恋は難しい 《ネタバレ》 
原作は未読。ただ率直に、映画としてはストーリーがかなり薄目で、そこにギャグとミュージカルをタップリ添加して何とか映画に仕立て上げているという風の作品。特にミュージカルシーンは思いがけない程に大量で、しかしその割に歌も踊りも左程出来が良い訳でも無く(悪くないのも無くはないが、宴会芸・カラオケ大会レベルのがチラホラ混ざり込む感じ)、全体的にイマイチ盛り上がりに欠ける様にも思う。  他方、ギャグの出来はどうかというと、コアなオタク生態ネタが大半を占めるのでこれも率直に「人を選ぶ」という印象で、万人向け・全世代対象の映画ではないかなと思う。ただ、ニコ動直撃世代の私にとっては、この映画は正に我々の青春でもあると思っている。実際、ギャグシーンは個人的にはどれも抱腹絶倒、非常に笑わせて貰った。特に脇役の佐藤二朗・賀来賢人・斎藤工はいずれもとても面白かった。  もう一人、高畑充希はコミカルな演技&眼力(ちょっと阿部サダヲ風な)も然ることながら、歌も踊りも驚くほど達者で、特に歌では中盤に一曲、非常にグッとくるパフォーマンスを披露していた。彼女のファンなら必見な作品だと思う。
[映画館(邦画)] 7点(2020-02-08 03:32:19)
1379.  犬鳴村 《ネタバレ》 
ぬ~ん、何から指摘してよいものやら…ヒッドイわこれ。。。  我慢してマジメに観ていたが、人間だか人外だかよう分からんハンチングの兄ちゃんと映写機回し始めた辺りで諦めた。そもそも該当のシーンは、どこで映写機回してんのかもどこからフィルム持って来たのかも、つーか何であんな(秘匿すべき行為の)映像が残されているのかも全てが判然とせず、ストーリーとして全く繋がらない。ここまで取って付けな展開運びでOKだと思ってるのは、正直観客をナメている。全体的にシナリオはしょーも無いアイデア(というか単なる思い付き)の寄せ集めレベルの超絶テキトーな代物であり、整合性も必然性も何も在ったものではない。例えばそれは、実際の犬鳴村の都市伝説の構成要素を碌に検討・取捨選択もせずに根こそぎ放り込んでいることからも見て取れる。締切間際で1ページも書けておらず、3日徹夜した挙句に変なテンションでやっつけで書いた様な脚本、てな感じ。  例え話が意味不明であっても、本作はホラーである以上、恐怖描写に観るべきモノが有ればそれだけで充分なエクスキューズたり得るとも言えるのだが、コッチの方面も至極微妙な出来としか言い様が無い。恐怖描写は奇怪、と言うよりどれも妙ちきりんで、センスの欠片も感じられない。これに関しては、冒頭、霊障でトチ狂った女子が「犬が西向きゃ尾は東♪」とか歌ってる時点で気付くべきだったと大いに反省している。  正直結構期待していただけに、極めて残念。ご覧になるなら、ご覚悟を召されたい。
[映画館(邦画)] 2点(2020-02-08 02:58:33)
1380.  テルマ 《ネタバレ》 
『RAW~少女のめざめ』に触発されたんだか何なんだか、これまた「少女の成長」系ホラー。日本ではほとんど似た様な内容の『ブルー・マインド』と同時期の公開で、その意味でも二番煎じ感がアリアリ。と言っても本作には直接的なホラー描写は非常に少なく、どっちかゆうたらファンタジック・サスペンスな感じの仕上り。抽象的で美的な描写にもまずまず見応えが有るが、中盤以降は割と緊迫感有るシリアスな状況が続き、こちらも結構ハラハラしながら観れると言える。他方、日常描写の面白さ・独特さや全体のインパクトでは『RAW』にはだいぶ及ばない。私の推しは『RAW』の方。
[映画館(字幕)] 6点(2020-02-07 00:31:48)
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