Menu
 > レビュワー
 > Yuki2Invy さん
Yuki2Invyさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1648
性別 男性
自己紹介 基本的に3~8点を付けます。それ以外は、個人的に特別な映画です。

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
6162636465666768697071727374757677787980
818283
投稿日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
6162636465666768697071727374757677787980
818283
変更日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
6162636465666768697071727374757677787980
818283
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1361.  恐怖と戦慄の美女<TVM> 《ネタバレ》 
この頃売れていたカレン・ブラックを前面に押し出してのテレビ映画(3作品のホラー・オムニバス)であるが、時代&フォーマットを考えてもかなりシンプルな(≒陳腐な)話が雁首揃えている印象。コレで肝心なそのカレン・ブラックが絶世の美女!だとか言うなら現代でもま~だ観る価値が在るのかも知れないが、そーとも言い切れない正直微妙なルックスの方でして…ただ、ソレもあってかホラーとの相性はそもそも好さそうな女優さんだとも思いますし、どの話も結局彼女が黒幕…てヤツなので(3話めも結果的には最後の彼女の顔が一番ブキミなワケで)キャスティングの意図自体は間違ってないとも思いますケドね。  1.ジュリー(26分) 意外性重視(なダケ)のオチが全てという作品で、不可解ではあるが筋は全く通らない…というある種古風なホラーかも知れない(キョウビあまりこーいうのも観なくなったな…と)。物理的描写にも全くホラーっぽいのが皆無なので、実に薄味…とゆーか無味無臭だよねコレ。まあ、結論から先に言ってしまうとこの3作だと『アメリア』をトリにするしかなくて、じゃあこの『ジュリー』を1話にするか2話にするか…だったらまァ1話かな、と思ったりも。  2.ミリセントとテレーズ(21分) ホラーとゆーか根本的にはミステリーだし、だから『ジュリー』よりも更に波風が立たない(静まり返った)お話。そして、流石に現代に至っては(否、おそらく当時でさえも)最初のシーンでミリセントがあーだこーだ愚痴ってるのを聞いてるダケでもオチの予想はなんとなく付いてしまうのだし、で次のシーンでテレーズが出て来た瞬間ソレは確信に変わるのである。悩ましいが、コレを効果的にやりたいなら少なくともテレーズは顔を終始隠しとかないといけなかったのではねーか…と。まあ、カレン・ブラックに色々やらせるってコンセプトからもずれちゃうのでやっぱ微妙(無理)なアイデアだな…とも思うのですケドも。  3.アメリア(24分) 3作目は比較的しっかりホラーしてくれてるものの、本当に本当の意味でワンシチュエーションでしかないので、現代の一般的なホラー映画だったらコレで引っ張れるのは精々10分である、が今作ではソレを20分位繰り返し繰り返しやったってるので、ま~冗長なコト!(何部屋あんだよ、と)ただ前述どおり、オチのカレン・ブラックの顔自体はまあまあ気持ち悪かったので、3作の中では一番印象に残る作品なのは間違いないか、とも。とゆーか、コレも1・2作目みたいなのだったら正直ヤバかったと思いますね(ナニが『TRILOGY OF TERROR』や!と)。
[DVD(字幕)] 4点(2022-10-08 21:23:02)
1362.  哀愁しんでれら 《ネタバレ》 
正直、私がここ数年のうちに観た中でもトップクラスで観るのが苦痛な映画でしたね。理由は三つ、第一は端的に旦那と子役のキャラにおける「振り切った」不愉快さ。第二は、その二人+主役の土屋太鳳のキャラの「裏付け」たる部分、あるいは話の進み方自体においても余りにも合理性を欠く(=不条理である)モノが目立つコト。そして第三、そーいうかなり「尖った」物語を展開しておきながら、作品全体として結局ナニが言いたいのか(やりたいのか)がサッパリ分からなかったコト。  そもそも今作、カテゴライズすべき適切なジャンルからして私にはモ~好く分からないのですよね。子役の(コレもモ~人外チックな)アンモラルぶりは重ねてその裏付けが希薄なコトを含めて確実にホラーモンスターの方に近い⇒だからコレはホラーかな?とまず思ったりもしたのですケド、一方で他にも諸々と極めて筋が通らない感じ+終盤のブッ飛び展開なんかを観るってーともはやブラック・コメディ位にしか見えないな…なんて思ったりもして、他方、重ね重ねキャラにリアリティが無さ過ぎるので人間ドラマには最初から成り様が無いとも思いますし(何しろ結局「人間」が出て来ないので)、でこーいう類における「最後の砦」たる風刺的な意図とかだって(あくまで個人的には)汲み取れませんでした。煽りではなくマジで、どーいうコンセプトの作品だったのか誰か教えて欲しいのですよね。  ただ正直、ソレを説明されれば諸々と繋がってくる…という作品にも(やはり個人的には)決して見えていませんし、そこら辺をコジツケる為にこの後もあーだこーだ今作に関わってゆこう…という意欲も率直に皆無なのですよね。なので手前勝手で恐縮ですが結論、好く分かんないケドたぶんインパクト重視の(ポンコツ)ビックリ箱映画だったんちゃうケ?と思うコトにして、こんくらいの評価とさせて頂きますです。はい。
[インターネット(邦画)] 4点(2022-10-01 23:48:36)
1363.  クライモリ(2021) 《ネタバレ》 
うーん…往年の良作シリーズ待望!のリブートなのですが、結論的にはシンプルにかな~り違うお話になってしまってまして、正直コレだったら別作品としてやった方が…てのは私も大いにそー思うトコですね。何つーか、森に潜む「奇形」の殺人一家…てのが結局、20年前ならイザ知らずキョウビはも~コンプラ的に若干アレな…というコトかな、なんて思ったりもね(結局その部分=敵集団の属性の変化ってのが本リブートのいちばん大きなポイントだったかな、とも)。  ただ、この「変化(変更)」てのがまた結局、自ら意図したポジティブな・前向きなモノだったよーには到底見えないとでもゆーか、やっぱり随所で効果的には働いてない(むしろ逆効果だ)とも思えてしまってますのよね。重ねて、敵がやや大袈裟な集団になったコトで(コレも随所で)粗が出てリアリティを欠く場面が目立っている様にまずは思いますし、お話の方とて畢竟大袈裟にならざるを得なかったケド⇒かと言って大した捻りも無い⇒ので無駄に冗長・ローテンポになってしまってる様にも思いますし、んでナニより全編通しても(物理的にも設定的にも)「凄み・過激さ」とゆーのが増せているなんてコトもなく比較的マイルドな質感にチンマリと纏まっちゃってるとも思いますし………あとは個人的なハナシですが、私が期待していたのはコンセプト不変でも時代相応の映像的アップデートが成されてる…というごくシンプルなコトだったのですケド、ソレも正直微妙でして………結果的には過去作の安直な「名義借り」にしか見えなかった…とゆーコトでも~一点引いちゃおうかと思います。無念。。  主演のシャルロッテ・ベガちゃんは(名前の通りに)メッチャ可愛いのでワリと今作も期待していたのですが、残念ながら作中の役柄的にただ可愛い…という女のコではなかったのでして、なのでか正直あまりルックスにも際立つモノは感じられずソレも残念でしたかね。個人的にはむしろもう一人の方のエマ・デュモンちゃんが(見た目的には)可愛かった様な気もします。まあ、結構序盤でアッサリ惨たらしく死んじゃうのでソレも若干残念ではあったのですケド…
[DVD(字幕)] 4点(2022-09-29 22:19:45)
1364.  カルト 《ネタバレ》 
またまた監督作のモキュメンタリ…なのですが、今作はソレでもいちおう疑似ドキュメンタリ(テレビ番組)のテイをとってはいるものの、実質はごくチープなB級ホラーの劇映画として仕上げられてますよね(=むしろ高度に「つくりもの」感プンプンなヤツ)。特に霊能者連中のキャラはかなり漫画チックに非リアルでしたが、そーいったキャラや雰囲気(+低予算で可能となる画づくりのレベル、他諸々)とかを一切合切「調和」させてナンとか成立させる為の「ドキュメンタリ風」というコトに(個人的には)思えましたですね(=多少カメラワーク・特撮なんかの質が雑でもナンとかなるから…とゆーか)。その意味では、ホラーとしてまずまず纏まってはいるかとも思うのですが、重ねて所詮チープなB級ではありますし、前作・前々作に比べると明らかにコンセプトが違うのでソコは肩を透かされた…と感じる人も居るのではねーか、とも。  あとは正直、主演の3人娘のファンだとか、或いは肝心の「NEO」君のキャラが私ハマってもーた…とかいう人ならフツーに楽しめるでしょーね。私は率直にイマイチでしたケド…
[DVD(邦画)] 4点(2022-09-19 18:39:54)
1365.  バイオレンスアクション 《ネタバレ》 
ぐぐぐぐ…期待値を(激しく)落として観に行ったので、最初は思いのほか楽しめてた…様な気もしなくもないのですが、この終盤は流石に……  橋本環奈ちゃんが思い切り前面に出てるから、というワケではありませんが、正直キャラもの映画でしかない…とは思うのですね。結果的には大いにヤクザ・ヴァイオレンス風なアクション・コメディなのですが、お話にも大して内容はねーしアクションもごくチャッチい(特に環奈ちゃんは正直キレもねーし)のでございますから。とて、その肝心のキャラにしたって、まずは滅多矢鱈と出て来る数だけ多いし、でどいつもこいつも(⇒主役の環奈ちゃんでさえも)全くその中身=どーいう境遇の如何なる人間なのかが非常に雑にしか描かれない…ので、実に表面的な滑稽さとかしか感じ取るコトが出来ないのですよね。率直に、ナンとも薄っぺらい映画だな~と思って白けて観てましたよね。そして終盤は、コレもまずはシンプルにかな~り間延びしてますし、で結末の付け方もまた極めて雑ですし、そもそもこの辺は編集・場面の繋げ方自体とかだって(このレベルの娯楽映画としてもちょっとあまり観たコトねーくらいに)相っ当にいい加減だったよーにも感じました(⇒アレ、途中でやる気無くなっちゃった?とすら思われるレベル)。  なんか大コケしてるらしーですケド、正に然も在りなん…てな感じすね。キャストの感じ的に決してB級って雰囲気でもねーので、重ねてこのクオリティはもはや少しヤバいとすら思います。ピンク髪のハシカンちゃん自体は(少なくとも)そこそこには可愛かった…とも思うのですケドね。
[映画館(邦画)] 4点(2022-09-03 10:10:55)(良:1票)
1366.  地獄の謝肉祭 《ネタバレ》 
まあ年代的にも内容的にも、コレも数年遡るコト1978年の『ゾンビ』の亜種だと言っても(最早)好い作品でしょう。アレンジのアイデアとしては今ではもう凡そ出て来ない様な感じでもあるか、とは思いますが、ただソコで「人を喰う」という属性が「伝染」していくというエッセンスを抽出し、コレにベトナム戦争(帰還兵)の要素をミックスする…というメインの部分自体は、個人的には決して悪いモンでもないかな、とは思うのですよ。特にロメロ・ゾンビの設定が非常に高度に一般化した現在では、むしろ却って「一風変わった」というオツな感覚も味わえる様になったかとすら思いますし、実際にも今作ではその感染状況が爆発的なコトにはなってゆかず、どーにか局所的な対応で押さえ込めそう…というトコロからの裏をかいたオチの感じとかを見ても、やはり多分にゾンビ映画的ではありつつも一方で少なからず異な質感でもあるのは大いに確かで、その面に関しては個人的にはまずまず楽しめたかな…とも思ったのですよね。  しかし、全体的にホラー・スリラーとしては単純にどーにも上出来とは言い難い作品なのもまた確かだと思うのですよね。その人喰い属性の実際の「症状+発現形式」とゆーのがどーにもご都合主義だったり、その「起源」といった部分の整合性が考慮されていなかったり、といったウィークポイントも確かにそーだとは思うのですが、そもそももう少し単純な側面としてまず感染者たちの見た目・振舞いがさも通常の人間と変わらない、とゆーのがホラーとして(ゾンビ映画と比較すると)大いにマイナスな点だと思ったりします。ジョン・サクソンなんて終始ごくシブいイケメン面をキメているダケですし、もうチョイ狂気や恐ろしさ・おぞましさを目に見える形で表現してくれないと単なるならず者集団にも見えてまうぜ…とでも言いましょーかね(そーなるともうジャンルが違う、と)。  あとはコレも単純に、アクション系のホラーとしては今作は実に致命的にテンポが悪いっすね。特に中盤のホームセンターでの発砲騒ぎのシーン&オーラスの下水道でのくだりがシンプルに尺的にも長すぎるかな、と。言いたかないすケド正直、コレは(コレも単純に)監督・脚本の力量不足でしかないかな、と思いますですね(同一人物なのは分かった上でゆーてますケドも)。
[インターネット(字幕)] 4点(2022-08-31 21:04:13)
1367.  ブラ!ブラ!ブラ! 胸いっぱいの愛を 《ネタバレ》 
地味にキャストが結構豪華なのだよな…が正直………  台詞が無いコトだけが原因ではないでしょーが、まず相当に薄味な映画なのは確かですね。とは言え確実にコメディではあるのでして、特に肝心のブラジャー絡みの個々のシーンは総じて面白みがまるで無いというよーなモノでは決して全然ないのです。が、じゃあソレが声を出して笑えるよーなモノであったかと言われると……ブラック或いはシニカルってのともまた違って、全編実にペーソスみの溢れるコミカルとでも言いますかね。仮にココに笑い声を当てるなら、消え入るよーな「かはっ」という声が一番合っている…てな感じかなと。私は正直、あまりピンと来ませんでした。  そして(ここ以降は完全に偏見の類でしかねーのですケド⇒)そもそもこーいう「他人から見るとワケの分からない」コト・趣味だとかに矢鱈とのめり込んでいる人ってのは、例えば某老舗深夜番組とかでもしばしば拝見するのですが、その趣味・嗜好自体が悪いコトだなんて(私も)決して全く思わないのですが、それでも少~し「ソコに辿り着いた(真の)経緯」を想像してしまうとなんとな~く陽よりは陰な雰囲気を感じ取れもする…とでもまた言いましょーか、本作も完全にそーいう方向性の映画だとは思うのですよね(マノイロヴィッチからしてまた完全にそーいう初老男性の役なワケですし)。だから、本当の意味である意味「笑えない」という側面を孕む映画なのかもな、とも思いましたかね(まあ、そうゆーて正直私自身とて、ほぼ似たよーな端くれの輩の類では在るとも思いますけれども)。
[インターネット(字幕)] 4点(2022-08-25 21:57:15)
1368.  サマー・インフェルノ 《ネタバレ》 
舞台が田舎のキャンプ施設なコトも含めて見た目は典型的なゾンビ・アウトブレイク系ですが(ただ本質的には本作に出て来るのはゾンビでは無く、発狂・凶暴化したダケな人間というトコロではあるのですケド)ひとつ明確なアイデアとしてその状態異常が発現と消失(回復)を繰り返す…というコトで主客が転倒してゆくのが展開上のポイントとなっています。冒頭から20分程度で主人公たちの人間関係+施設周辺の状況(=ソコに孕む若干の不穏さ)を説明しておいて、残り一時間は突っ走る…という構成もシンプルなアイデアには合致していたか、とも。ただ観終わっての率直な感想は、ソレ以上のモノとゆーのが正直見当たらなかったな…という痛恨の一点に留まりました(=正直、アイデアがあんまし「効いて」ない)。特に終盤30分位がやや説明じみた内容に寄り過ぎて失速してもーた気がするな、と。ヴァイオレンス描写のクオリティがそこそこ止まりだったのもやや痛いですかね。結論、アイデアは無くはないケド単純にパンチ不足…てな感じかな、と。
[インターネット(字幕)] 4点(2022-08-24 20:31:21)
1369.  監獄ロック 《ネタバレ》 
うーん…お世辞にも面白いとは……  まあ、Wikiのエルヴィス本人の項でもズバリ「プレスリーの映画は駄作・凡作が多いことで知られている」とかって(十把一絡げに)ミもフタも無いコトが書かれてたりして、でも本作だって観てみればまァしゃーねーかな…って出来だという感じすね。映画『エルヴィス』を観た後だと更に尚更にそー感じますが、本作もエルヴィスがエルヴィスっぽい人を演じてるという(ダケの)ごく極めて在り来りな物語なのでして、そしてそのストーリー構成の在り方がこれまた超・古臭いとゆーか、やはり今どき「起承転結」なんていうフレームワークは(少なくともこんな在り来りな中身じゃあ)も~成立しない…というコトにも思えます。『エルヴィス』でもやった様に最初に一発「転」な魅せ場を持ってきて、その後で「起承」は後付けする、という構成の方が現代では圧倒的に多いとゆーのを逆に実感しましたね(コレも少なくとも、あまり中身の無いジャンルの作品なら尚のコトと)。とにかく、序盤三分の一はおろか半分以上も過ぎる迄まるで盛り上がりドコロがねーのですよね。楽曲はチョロチョロ入ってゆくのですがソレも(ソコまでは)カントリー・ブルース的なまろやかなヤツばっかなんで超・眠いですし、お目当ての”Jailhouse Rock”まではナンと実に1時間かかりますし、そしてそもそもロック調の曲は3か所くらいしか入らないのですよ(”Jailhouse Rock”も信じられないコトにかかるのは一回ダケだし)。コレなら映画チケット代でEPを買った方が確実に好い(好かった)と言えるでしょーね。  更にはまた、エルヴィス自身の演技力とても…その表面的な出来自体はともかく、終始ごくボンヤリした(キレの無い)演技しかしていない(できない?)ので、重ねて全体としても緊迫感の在る場面がマジで皆無なのですよ(助演の面々も多分エルヴィスに合わせてローテンションで演っちゃってるので)。結論、コレは如何に確実なる世紀の名曲を抱いている(音楽)映画だとは言え、これ以上の評価は嘘になりますね。サントラの方を大いにお勧め致しますです。
[インターネット(字幕)] 4点(2022-08-16 23:13:47)
1370.  タランチュラのキス 《ネタバレ》 
如何にもホラーぽい見た目諸々ですし、少なくとも製作当時はそーいうつもりでつくられたヤツなのは確実かと思うのですが、恐怖描写てのはほぼ全部単なるクモ(生のタランチュラ)なのでして、まァ正直別に怖くはねーのですよね(ゆーて、タランチュラって見ように依っては結構可愛くないですか?)。そもそも主人公が(殺意はしっかりと抱いた上で)タランチュラを放つ⇒標的は皆一様に驚愕と恐怖のあまりポックリ死んでしまう…という「そーはならんやろ」な展開の繰り返しなので、ホラー或いはサスペンスとしては正直「ゾクッと」とか「スカッと」とゆーよりは「モヤッと」の方がより強く感じられる…とゆーのは(ワリと終始)そーかも知れないのですよね。  ただ、ホラーではないにせよあくまでサスペンスとして観てゆくと、まずは殆ど罪悪感も無くしこたまどんどん殺してゆく主人公の小娘のサイコパスな風情と、でもゆーてクモを置いてるダケだからなあ…というある種のキレの無さ(=ゆーてなんかソコまで悪辣に見えてこないというもどかしさ)、加えて彼女の標的となる連中の方とてこれまた皆少なからずアクドイ感情移入不能な輩どもであるコト、この辺りのボンヤリとした感じが何となくまろやかに調和して、サスペンスとしてそれなりにイイ感じにハラハラと観てゆけるかな…という気もするのですよね(ある種謂わば「針」がフラフラしっ放しで、どちらかに振り切れるというコトが無いとゆーか)。ギリ暇潰しにはならんコトもねーかな…位の感じではあります。
[DVD(字幕)] 4点(2022-07-22 02:16:12)
1371.  ホムンクルス 《ネタバレ》 
うーん…率直にシナリオがイマイチですね。何から何までよー分かりませんです。。  トレパネーションを題材に、ソレに依って超常の力を身に付ける…というアイデアを用い、かつ実際に作中で主人公が「とある」特殊能力を得るというその実際の設定を含めてもそれなりにユニークなアイデアだとは思うのですね。ただ、一方で本作は如何にもSF系のサスペンス・スリラー、またはホラーの様な見た目をしていながら、本質的には人間ドラマ(のオムニバス)であって、登場するキャラクター各々が抱える心の闇を見い出し、そして解決してゆく…という然程テンションの高くならない話でもあるのですね。ソコでしかも、その「見い出す」はともかく「解決する」の方が正直ナニがどーなってそーなるのかがどれもしっくり来ないのですよ(何で綾野剛がソレを見える様になったダケでさも解決してやったぜ!てな感じになんの?と)。最初の内野聖陽の話はまだ何となく分かった気もするのですが、そっから先の3人は正直サッパリ訳分からんかったですね(むしろ段々訳分からない度がヒドくなってくよーな気もする⇒だから終盤に向かうにつれてどんどんつまらなくなってゆくとゆーか)。  もう一つ、設定的な部分のある種の雑さとでもゆーか、総じて成田凌の行動にしっかりとした動機の裏付けが無いので、全体の流れもまたなんかよく分からないのですね。まずは何故、綾野剛に目を付けたのか。そして終盤、岸井ゆきのにもまた目を付けた理由と、彼女にもトレパネーションを施した後の経緯・顛末(+その他諸々どこにどーいう意図があったのか)とかもサッパリ分からないのですね。原作未読でこの辺の事情をチャンと理解しているワケではねーのですが、仮にこの尺で描くのが難しかった…というコトなら、原作のエピソードに拘らずにオリジナルストーリーのオムニバスに改変した方が好かったのではないでしょーか(重ねて、設定自体はそこそこ秀逸だと思ったのでして)。
[DVD(邦画)] 4点(2022-07-20 21:59:35)
1372.  ノー・シャーク 《ネタバレ》 
実際にはサメ映画ではなくて、言うならば奇人系のコメディですね。かつ、劇映画と言うよりは紙芝居の方に近くて、映像に合わせて抑揚の無い一人称の語り(朗読)がひたすら絶え間無く続いてゆくという相当にシュールな構造でもあります。主人公はサメを崇拝し、そして「サメに喰われて死ぬ」為にニューヨーク近郊各所のビーチを巡ってゆく…という徹頭徹尾「???」な物語でもあり、また彼女自身とてもはや自己愛性パーソナリティ障害に近いと言って好い様な強烈な自惚れ&自己中心的性向を如何無く発揮し続ける怪人物で、ある面ではも~サイコパスな…と言って好い行動までを執ってゆくという有様でもあるのですよね(オチもごく唐突なソッチ系?でして)。  しかし一方で意外にも、純粋にコメディとして笑えるか笑えないかで言えばソコは「笑える箇所も少なからず在った」とゆーのが正直なトコロなのですね。ただ他方、笑えるワケではないという箇所にも何か別の面白みが在ったかと言うとコレは決してそーでもないかな…てのがまた然りなのですよ。つまり、語り込まれるソレが文学的に何らかクオリティを帯びているというワケでもないし、その中に垣間見える種々の独善的な「理論」とゆーのにも決して何らか説得力が備わっているというワケでもない=単なる「キ○ガイの繰り言」でしかない、という状況こそが結局の落着的なトコロではあるのですよね。加えてまた決して尺が(シュール系としては不適切な迄に)短くはないコトも含め、やはり手放しで高評価!とは全くいかない作品ではあるのですが、珍品をお探しの方にならもしかしてハマるカモ…と。そーいう自覚の有る方でしたら、まずはお試し頂ければ。
[インターネット(字幕)] 4点(2022-07-17 00:02:25)
1373.  ザ・ロストシティ 《ネタバレ》 
キャストはそこそこ豪華なので比較的チャンとしたアクション・アドベンチャーなのかと思って観に行ったのですが、まず第一にメインはラブコメの方ですわねコレ。で、他方でアクション・アドベンチャーの方は結局かなりお手軽な質感ですし、かつコメディとしたって割と下らない感じでもあります(何なら結構しょーもない下ネタも多い)。重ねて、アクション・アドベンチャーの方が率直に(内容的にも描写の質的にも)大したコトないので、このコメディの方がハマらないとかなりキツめ…てな映画かも知れませんね。私は正直、まるでピンと来ていません(ブラピが面目躍如に大暴れ!な辺りはまずまず楽しめていたのですケド)。肝心のサンドラ・ブロックは今作でも素晴らしく美しいのですが、ナニかちょっとツッコミ難い風格・風情でもあるかなと言いますか、結果的には(コレも正直)こーいうバカっぽい笑いにはあんまり向いてないのかもな…なんて(かの悪名高い『ウルトラ I LOVE YOU!』然り)。
[映画館(字幕)] 4点(2022-06-27 23:39:03)
1374.  実録!?ドキュメント その時… 上島が動いた 《ネタバレ》 
エンドロールを見る限り、企画~演出まで上島竜兵本人が実際に主導したというコトの様である。であれば、実のトコロ(意外なホドに)非常にシュールな笑いを志向している人だったのかな…?と思ってしまったってのが正直なトコロすね(⇒チョイ印象変わりました)。まあ、私は正直彼の芸に(キャリアの端から端まで)精通してるというワケでは全くないのですケド、普段のTV用の分かり易いリアクション芸やお決まりのギャグからすれば、今作からはモ~松本人志の風すら仄かにも感じ取れた…と言いましょーか。とは言え、構成としては(ごくごく硬派な方の)「スベリ芸」を軸としているが、ソコに(TVなら必ず居る筈の)ツッコミが配されて居ない…とゆーのが今作が此処まで「難解な」作品に為っているというコトの第一の理由なのかとは思うのですケドね。正直、ほぼ笑えずに観終わった…という人も少なくないのではねーかと。  中で一箇所あからさまに一段クオリティが頭抜けていたのは、結局肥後リーダーとの絡み…としか言えねーのですよ。正直、アレはどう見れば好いのでしょーかね?あそこだけツッコミが効いてたと見るか、やっぱ肥後さんが単に凄いと見るか、あるいは長年連れ添った二人の関係性が孕む含蓄諸々が産み出すというモノなのか…コレも(シュールとは違うと思いますが)実にユニークな「笑い」だったかな、と(⇒もしコレが「笑い」だった=「笑い」を第一に指向しているモノだった、としたら…という意味で)。
[DVD(邦画)] 4点(2022-06-18 22:09:45)
1375.  V/H/S シンドローム 《ネタバレ》 
  『Tape 56』 ヒャッハー!な奴等が変な家に盗みに入り、ソコで見つけたビデオテープを再生してみると…という構成で、今作の他5話をある種内包する大元のエピソードというコトになる。コレもある意味ファウンド・フッテージのオムニバスとしては(6話ではなく)実質5話だと言えるかとも思うし、またその「ファウンド・フッテージのオムニバス」という体裁の説明付けとしても決して悪くないアイデアでもあるかと(まあ別にソコまで大したモンではないケド)。かつ、続く5話の中には何となく編集されてる…ぽいのも在るというコトの「言い訳」としても(ある程度)機能するという構造だったりするのかな…ともね(⇒意外とワリかし重要な言い訳)。  1.『Amateur Night』:20分 安手なこのジャンルとしてもかな~りシンプルで直球なお話だとは思うケド、肝心のバケモノ女を演じてる女優さんがまずは好い雰囲気だったとも思うし、その怪物女が暴れ出して以降も彼女を決して「映し過ぎない」感じとかだってホラーとして結構好きだったりもね。短編として、この手のヤツとして、決して悪い作品ではないかな、と。ただ、2つ気になった点として、まず前述どおりショックシーンをごく「見せずに」進めてイイ~感じだったのにオーラスは肝心のバケモノの人外な顔(=特殊メイク)を思いっ切り映してしまうというチョイとな興ざめ。ともうひとつ、結果的にチャチなエロが無暗に多いが故に国内版ではボカシがま~た入りまくるというコレまたな興ざめ(ファウンド・フッテージでボカシって…)。この辺は流石に無問題とは致し兼ねるかな…とも思ったりも。  2.『Second Honeymoon』:26分 カップルが旅行してんのを撮ってるダケな映像なのだが、その旅行にはナニやら変な女が(実は)付いて来てた…的な話。かなりダラダラと、そしてこのオムニバスの中では比較的尺も長い方なワリに、話にもショックシーンにもナンも中身ねーな…てかね。ある種の雰囲気系…と言えば聞こえは好いのかも知れんケド、そもそもVHS画質で雰囲気もナニもねーじゃん…と思ったりなんかもして(正直只のアンマッチよね)。  3.『Tuesday The 17th』:17分 今度は若者4人で森(+池)に遊びに来たよ!てダケな映像なんだケド、案の定変なお化けが襲ってきたよ!的な話(+意外にも皆殺しエンド)。でショック描写の量は(特に後半は)かなり多いんだケドも、基本は簡易な画像処理によるシンプルな仕掛け⇒かつ結構そのゴリ押しなので結果的に少し飽きが来るかも。話にも内容は(有る様で)ねーし…とは言え、退屈まではしないかな。  4.『The Sick Thing That Happened To Emily When She Was Younger』:16分 メンヘラ気味の彼女が彼氏とテレビ電話してる映像(の寄せ集め)なんだケド、実は彼氏の方が…みたいな。正直、今作中で一番ファウンド・フッテージぽくないとゆーか、諸々と制約(=弱点)も多く有るこのジャンルのひとつの大きなソレが「音(音楽)を自由に使えない」てなコトかな…と思ってるトコロに、今作ではお化けが出て来そーなシーンじゃそもそもバッチリ重低音効かせてるしイザ出て来るって時にも変な効果音入るし、でお話もある意味(このジャンルとしては)内容=仕掛けがチャンと在るヤツだ…てのを適切にシーン分割してテキパキと語ってっちゃう、てのからして諸々と「ぽくない」ですよね。正直、今作のコンセプトからは外れ気味かと。  5.『10/31/98』:17分 設定や話の進め方なんかは今作の他エピソードですらも散々観た様な在り来りなヤツだと思うケド、肝心なホラー描写(⇒何しろ「トリ」なワケだし)は思ったよりも派手で量も多く、なので決して悪くはなかったかと。これぞファウンド・フッテージ!的とも言える。
[DVD(字幕)] 4点(2022-06-16 23:04:33)
1376.  好色元禄(秘)物語 《ネタバレ》 
うーん…イマイチ……  とは言えなにしろ、あのひし美ゆり子がガチで脱いでいるという絶対的価値はまず在るかと思うのです。そしてそのオッパイ自体だって確かに期待以上の素晴らしいモノではあったのですし(まあ『ウルトラセブン』観てれば分かるコトですよね)。しかし今作、ポルノとしては内容自体はかなりソフトですし、その具体的な内容以上に女優さん達が揃ってあんまり「気が入ってない」感じでもあるのですよね。やはり、ひし美ゆり子にせよ(今作時点では)橘真紀にせよ決してこの方面の経験値が豊富、というワケでもないコトの影響は残念ながら隠し切れなかった…てコトかな、と。  んでまた、全体の空気感もややチグハグ・不整合と言いますか…窪園千枝子なんて飛び道具を使った至極バカっぽいシーン(鶴光もココで使ってるし)だとかを散々ブチ込んでおきながら、また少なくない場面が妙に文芸気取りのポエミーだったり…と非常に一貫性を欠いているのですよね。正直、ポルノとしても劇映画としても両面でイマイチで使いドコロが見出せない凡作…という感じすね。重ねて、ひし美ゆり子ファンのコレクションアイテムとしては無価値とは言えないとは思いますケド。
[DVD(字幕)] 4点(2022-06-04 12:53:34)
1377.  四谷怪談(1959) 《ネタバレ》 
このジャンルにおける傑作『東海道四谷怪談』の方とまさかの同年同月に公開された…というコトらしいのですが、そんで客入りや評判は実際どーいうコトになったのか…とゆーのは正直気になるトコロですね。とりあえず、単純にホラー・怪談映画として(怖さ・恐ろしさを比較した場合には)確かにアッチには到底敵わない…てな感じではあります。両作品とも、いわゆる歌舞伎なんかの「原作」からはシナリオ的にもかなり調整が入っていると思われますが、今作ではとにかく伊右衛門のキャラが大きく変えられちゃってるとゆーか、結論的には全く悪人という感じですらないのですよね(悪事全般は取り巻きの方に任せ切りで)。ラストも結局、伊右衛門自らその悪漢どもを成敗した上でごくボンヤリと曖昧に終わってゆく…という感じであり、総じて「凄み」の程度が大きく劣るのです。取りも直さず、悪人が悪人らしくない⇒ソレに対する恨み辛みもどーも深みを欠く⇒怨念全開な恐怖シーンも少なからず薄味に…というコンセプト弱体化にも大いに繋がっちゃってる、と言いましょーかね。  逆に、ソコまで凄惨な話でもなく主役の長谷川一夫に対する悪感情もさほど覚えずにごく気楽なうちに観終われる…とゆーのがそもそも演出の大方針だったのかも知れませんケドね(ココまで来ると)。その意味では『東海道四谷怪談』てのは確実に「やりすぎ」とも捉えられ兼ねない過剰なハイレベル(時代を考えれば特に)ではあったので、2作は必ずしも客の取り合いになった…てなコトでもなかったのかも、なんて思ったりもね。
[インターネット(邦画)] 4点(2022-06-02 22:21:14)
1378.  女吸血鬼 《ネタバレ》 
Wikiに依れば本邦初の本格吸血鬼もの怪奇映画とのコトらしいのですね。で、おおまかな流れは西洋の吸血鬼物語をチャンとなぞっている…とも思われるのですが、細かい部分が妙にややっこしくて(かつその「効果」とゆーのが率直に微妙な様に思われて)ちょっとスッと頭に入ってこない…とゆーか(=な~んか無駄やないケ?と)。  まず、天草四郎伝説を下敷きに置いていながら、吸血鬼本人は天草四郎ではなくその家臣なのですよね。で、狙われる一家の方が天草四郎の血族なのですが、メインヒロインとしてソコの娘が居ながらも吸血鬼のターゲットはその母親の方で、なんと20年前に既にかどわかされていたのが今になって(姿はそのままで)戻ってきた…という。しかも、肝心の吸血鬼は吸血鬼ながら何故か若干「狼男」的とゆーか、ショックシーンで月光に照らされると凶暴化する…とゆーのにも(現代的な感覚からすると)ちょっと違和感を覚えますよね。他にも展開運び自体等もろもろと結構に支離滅裂ぎみで、そこら辺、やはり舶来のホラー的存在を我が国の「怪談」系映画に落とし込むのにかなり苦戦した…とゆーコトなのかな、と。  ただ、中でひとつ非常に面白かったのは、肝心のその本邦初の吸血鬼の由来…と言いますか。この男は島原の乱の最中にごく悲惨で禍々しい経緯を経て人から鬼に成り果てた、近年の日本の吸血鬼もので言うトコロの「真祖」とでも言うべき存在なのですよね(『HELLSING』なんかに見られるよーな)。ソコはやはり少し面白いとゆーかコレは実はごく日本的な捉え方なのかなとゆーか、ある種の「文化的差異」なのかも…という様にも思われました。つまり、日本の「怪談」ものにおけるホラーモンスターは「元・人間」だとゆーのが結構重要で、ソレが何故ヒトならざるモノに成ってしまったか…を描くコト自体をホラー要素として比較的重視するものなのかな、と(=最初から怪物だった or 血が呪われていた、とかは、やっぱあまりしっくり来ない…というコトなのかな、と)。
[インターネット(邦画)] 4点(2022-05-30 23:50:10)
1379.  真・事故物件 本当に怖い住民たち 《ネタバレ》 
ほぼ同じ様なタイトルのA級ホラーが在るので若干目ェ眩まされてたとでもいう感じですが、コッチはごくごく低予算で「やりたいコトをやり切るコト」に(予算その他を)集中させたコンセプト・ホラーとでも言いますかね。で、そのやりたいコトってのはモ~後半残り30分以降のスプラッタシーン、としか言えねーのですわ。他の要素はかなりチープ、かつ全体的なお話の出来具合にしたって好く言って不可解・悪く言えば支離滅裂ですし、加えて、後半もスプラッタではあれども(あんまし)ホラーではないかな…という感じで気持ち悪く・グロくはありますが怖くはないかな…ともね。そんでもってとにかく一番痛恨なのが、このスプラッタってのもゆーて宣伝文句ほどにヤバくはなくって、描写自体としてもまァ観たコト無くはなくない?てなモンでして(別に結構昔からコレぐらいはフツーにやってたぜ…とゆーか)。ま~確かに、日本では少し珍しいレベル感・質感ではありましたが(=邦画ホラーとしてはニッチな方の分野だってのは確かかな、と)このジャンル全体を前提として捉えるならばソコまでユニークなモノだとは思えませんでしたかね。映画館鑑賞はスルーしたのですが、ある種正解だったかな…という程度の感じかと。
[インターネット(邦画)] 4点(2022-05-21 18:31:29)
1380.  サーチン・フォー・マイ・フューチャー 《ネタバレ》 
ドキュメンタリを撮っていく様子を劇映画の題材にしてる、という二重構造?で、結果、映像素材はほぼ全てドキュメンタリ風、なのですが、一方で台詞自体はごく吟味された(劇映画的な)質感のものを全編で採用しており、その意味ではちょっと映像と台詞がチグハグだ、という感じにも思われます。  そもそも、監督の由美子は未来の居場所を最初から知っていたワケで、だいたいこんな感じに終着してゆくことは織り込み済み(計画済み)なのですから、その意味でもフェイクに近いドキュメンタリ、ということなのですよね。更に言えば、未来にもう一度会って出て行った理由を訊く…とゆーて、そもそも理由なんて一個に決まり切っているじゃあないですか(訊かんでも分かるわよね、つーか)。色々と多層的に予定調和・出来レースだ…というよーにも感じますね。  今作を観た理由は、実は桜まゆみさんが観たかったから…なのですが、いちおう主要3キャラのうちの一人なのですが出演時間は3人の中では圧倒的に少ないです。その点でも少し肩透かしを喰らった…という感じですね。彼女の演技自体はまずまず悪くなかったと思いますケド(クライマックスとか特に)。
[インターネット(邦画)] 4点(2022-05-21 10:25:25)
040.24%
1120.73%
2191.15%
3915.52%
420612.50%
528717.42%
638323.24%
733020.02%
823914.50%
9704.25%
1070.42%

全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS