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121.  捜索者
家族をインディアンに殺された事への怒りを爆発させ、120分のほとんどをインディアンを鬼のように追い求める執念の男。それがジョン・ウェイン扮する主人公。それまでのイメージとは打って変わった役どころである。圧巻はインディアンとの果てしなき大バトル。もの凄い迫力であった。カメラワークも素晴らしく、モニュメント・バレイをはじめ、とにかく風景が美しく撮られていた。フォード監督による異色西部劇。
8点(2003-10-24 00:03:22)
122.  夕陽に立つ保安官
葬式の最中、墓穴から金が見つかりゴールドラッシュに沸き返る町に、オーストラリアを目指す男がやってきて旅費めあてに保安官になるという物語。その主人公をジェームズ・ガーナーがとぼけた演技で悠々と演じています。これはハマリ役。パロディ満載のウエスタンコメディ。
7点(2003-10-23 23:24:00)
123.  赤い河
いやぁ、もうとにかくスケールがでかい!ロングショットで撮られた牛の大群を移動させるシーンの迫力!よくぞあれだけの牛を集めたものだ。1万頭もの牛が大暴走するシーンは圧巻。これはキャトルドライブに出るカウボーイたちの姿を描いた傑作である。旅立つ際に男たちが雄叫びをあげるシーンの意気込みあふれる格好良さはどうだ。そこからカメラは男たちをロングショットで捉えながら画面には彼らの唄う歌が鳴り響く・・・もう感動である。
8点(2003-10-23 23:12:32)
124.  シャイニング(1980)
とにかくジャック・ニコルソンが怖い!なんでもキューブリックは、ニコルソンが歩くシーンで60回ものリハーサルを繰り返し、1度でも同じ歩き方をすると、ひどく怒ったそうだ。だからニコルソンは歩くだけで怖いのだ!斧を持って片足ひきずりながら子供を追いかけるシーンは背筋が凍るほど怖かった。
7点(2003-10-22 23:37:50)
125.  冒険者たち(1967)
アラン・ドロンとリノ・ヴァンチュラのぴったり息の合った共演がお見事。そしてジョアンナ・シムカスはひたすら美しく、これまたハマリ役。真っ青な海に真っ赤な夕日。ロマン溢れる冒険物語に感動した。重く切ないテーマ曲がいつまでも耳に残る。
8点(2003-10-22 21:45:04)
126.  こころの湯
冒頭に登場する「全自動体洗浄機」。まず、このインパクトに驚いた。あんなの街中にあったらそりゃあ便利だろうけど、絶対落ち着かないだろうなぁと思った。やっぱりのんびりとした銭湯の方がいいですよね~。この映画を観た後、なんだか久しぶりに銭湯に行きたくなった。
8点(2003-10-22 11:14:07)
127.  名もなきアフリカの地で 《ネタバレ》 
少女の母親の浮気問題は解決されたのか、なぜ最後父親は戻ってきたのか、ちょっと曖昧な部分も多いなとは思いましたが、少女が成長していく過程がしっかり描かれていたし、壮大なアフリカの自然は美しく圧倒されたし、音楽も良かった。ラストもじつに清々しい終わり方で、ああ家族って大切だなぁ~と感じました。あと、イナゴの大群がやってくるシーンが凄い。皆で力を合わせれば、追い返せるものなんですね!
7点(2003-10-21 20:07:15)
128.  少林寺木人拳
この映画のハイライトはなんといっても”木人越え”でしょう。次々に襲いくる木人達の不気味さとチープさが最高。もう大興奮のシーンでした。
7点(2003-10-20 22:12:16)
129.  ブラッド・ワーク
冒頭の犯人を追いかけて金網よじ登ったりするイーストウッドを観て、おいおい大丈夫かよ~。無理するなよ~。とハラハラしてしまったが。しっかり犯人に追いつけるイーストウッドを見て、さすがだな、まだまだ現役!と思った。
7点(2003-10-19 09:53:15)
130.  ゴッド・ギャンブラー完結編
パロディを無視すればこれが正当なオリジナルの続編となる。相変わらずチョウ・ユンファの賭神は格好いいが、1作目に比べギャンブルが少ないのが残念。ど派手なアクションシーンを増やすよりも、手に汗握るギャンブル対決が見たかった。
6点(2003-10-17 23:29:39)
131.  ゴッド・ギャンブラー3
ここまで来ると完全にチャウ・シンチーの一人舞台。競演のコン・リーでさえも影を潜めてしまいます。もはや、ギャンブルなどあまり重要ではなく、タイムスリップしたかと思えば、超能力合戦が派手に展開されるという、シリーズ一オバカな作品となっている。
6点(2003-10-17 23:23:11)
132.  ゴッド・ギャンブラーII
パクられたバリー・ウォンが本家の意地を見せる。と思いきや、こんなパロディ作品を作っちゃったんだから面白い。まさにパクリ返しである。当然チャウ・シンチーも出ています。ややこしくなってきたので、初心者の為にも、ここで登場人物を整理しておきます。■賭神(チョウ・ユンファ)>これが本家本元、元祖ゴッド・ギャンブラー。他の作品にもちらっと登場したりするが、主役として活躍するのは「ゴッド・ギャンブラー」と「ゴッド・ギャンブラー完結編」のみ。■賭侠(アンディ・ラウ)>1作目から登場。最初はただのチンピラだったが、賭神の弟子になり、「ゴッド・ギャンブラーⅡ」で賭侠として登場。■賭聖(チャウ・シンチー)>多くのパロディ作品を生んだ張本人。超能力と賭神の物真似が得意技。「ゴッド・ギャンブラー賭聖外伝」「ゴッド・ギャンブラーⅡ」「ゴッド・ギャンブラー・リターンズ」「ゴッド・ギャンブラー3」に登場。
6点(2003-10-17 23:15:10)
133.  ゴッド・ギャンブラー/賭聖外伝
「ゴッド・ギャンブラー」をパクってオリジナルを超える大ヒットを記録したのがこの映画である。監督はジェフ・ラウ。チャウ・シンチーが主役で登場し、この作品でブレイク。ン・マンタとの爆笑コンビはこの頃からすでに健在。この映画の魅力はやはりチャウ・シンチー。ほっとくと何をしでかすかわからないので、常に目が離せない。賭神を真似てスローモーションで歩いたり、ブルース・リーの物真似なんかも披露してます(笑) オリジナルにはかなわないけど、これはこれで面白い。
7点(2003-10-17 22:57:47)
134.  サバイバルファミリー(1977)
いや~びっくりしましたよ。え、何がって?ビデオ屋に行ったらこの作品が”ファミリー・コメディー”の棚に置いてあったんですよ。ファミリーは合ってるけど、内容はコメディじゃありません!ホラーの棚に置くべきです!間違って親子で借りちゃったりなんかしたら大変ですよ。絶対子供泣いちゃいますって・・・。
6点(2003-10-17 22:33:40)
135.  大英雄
ストーリーは説明するのがバカらしいので省略!とにかく滅茶苦茶な内容であった。ムカデ飲み込んで太鼓の音で腹の中を暴れさせたり、生首でサッカーしたり、無駄にスローモーション多用したり。しかもコマ送りでなく、どうも俳優がゆっくり動いてるみたいなのだ(笑)という、どうしようもない作品である。「楽園の瑕」が好きな方は間違っても観ないほうがいいでしょう。 しかし、大物俳優達があんなオバカな演技を披露しているなんて・・・さすが香港映画。スターでも体張ってます。ある意味貴重な作品。
2点(2003-10-16 11:03:09)
136.  S.W.A.T.
テンポ良くうまくまとまっていて、まあまあ楽しめました。ただ、ストーリーもアクションもどっかで見たようなのばっかだし、あまり真新しさを感じませんでした。サミュLジャクソンは”シャフト”がそのままSWATに入ったかのようなクールさと渋さで、教官役にはピッタリでした。ミシェル・ロドリゲスはどの映画でもなんかダルそうな表情を浮かべてますが、結構笑顔も似合うんだなと思った。あと、悪役を演じたオリヴィエ・マルティネスは存在感が薄く、悪役としては失格。テールランプで逮捕されるというのも情けない話(笑)ダーティ・ハリーのさそり座の男みたいにもっと大暴走して欲しかった。
6点(2003-10-15 23:14:14)
137.  ゴッド・ギャンブラー
この映画にははまったなぁ。思えば高校生の頃、まだチョウ・ユンファなんてあまり知らなかったとき、何気なく借りたのがこの「ゴッド・ギャンブラー」と「男たちの挽歌」だったんですよ。この2本の作品からはそれまで体験したこともないような熱気とパワーと男気と多少の強引さとただならぬ迫力を感じ取りました。この時からすでにチョウ・ユンファは私の中で忘れられないスターとして深く心に刻まれたのです。で、「ゴッドギャンブラー」に話を戻しましょう。この作品ではユンファが”賭神”というそのものずばり賭けの神を演じているのですが、これが滅茶苦茶格好いいんだなぁ。髪はオールバック、どんなイカサマも見逃さない、不可能を可能にする男。それが賭神だ。が、ストーリーは思わぬ展開を見せるのであった。突如として賭神が崖から転落し、記憶を失い、知能が幼児なみになるという面白くも破天荒な展開。この辺に香港映画特有の強引さを感じました。今作は、ユンファのシリアスな演技とオバカな演技の両方が楽しめるお得な作品となっています。例えていうなら、「男たちの挽歌」+「大丈夫日記」という感じ。そして、この作品でユンファのカードさばきにしびれた私は、しばらくトランプの練習をしたものです。もちろんチョコレートを食べながら(笑)
8点(2003-10-15 11:23:18)(良:2票)
138.  バックマン家の人々
スティーブ・マーティンのアクの強さが適度に抑えられており、ファンとしてはちょっと物足りなくもないが、家族愛というテーマを元にたくさんの登場人物たちが織り成す人間ドラマ、随所にちりばめられたギャグの数々は面白く飽きずに楽しめます。個人的には、息子が野球でフライをキャッチしたとき、スティーブ・マーティンが喜びの余り小躍りする姿が最高だった(笑)
8点(2003-10-15 10:11:03)
139.  つきせぬ想い
アニタ・ユンが'93年度香港電映金像奨・主演女優賞を獲得し、ブレイクのきっかけとなった記念すべき作品。ストーリー自体はよくあるラブストーリーものの枠に収まっているが、なんといってもアニタ・ユンのみずみずしい演技が素晴らしく、物語にもグイグイ引きこまれる。ラストもどうなるのか途中で読めちゃうんだけど、それでもやっぱり泣ける。それは、ひとえに彼女の純真でピュアな演技のおかげだろう。 袁詠儀に10点を捧ぐ。
10点(2003-10-14 17:04:55)
140.  0061/北京より愛を込めて!?
思えば、この映画がチャウ・シンチーとの最初の出会いであった。初めて観た時は、007やウォンカーウァイの映画などをパロりながら展開されるベタなギャグの応酬に唖然としつつも、いつしか引き込まれ、気づいたときには爆笑のあまり腹筋が8つに割れていたほどである(笑)その後はすっかりシンチーにはまり、出演作品のビデオを借りて観まくったのであった。それから、本作には私の大好きなアニタ・ユンが出ていることも書いておかなければならない。彼女は主人公を殺す刺客という役どころで、普段は冷酷かつクールなんだけど、時にはボケを飛ばし、チャウ・シンチーとの絶妙なかけ合いは大いに笑わせてくれます。ベタなギャグが好きな方にお薦めしたい作品です。
7点(2003-10-14 16:47:49)
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