121. ニューヨーク 最後の日々
いつもはお色気ムンムンか場末の娼婦、強いお母さん…のキム・ベイシンガーだけど、今作では少ない出番ながら、天使のような安らぎを与えてくれます。いい女優だなー、とつくづく思ってしまった。しかしながら…こんな背中の小さい普通のオヤジなパチーノは見たくなかったよ…。(巧いってことだろーけど)それだけで悲しくなってしまった。 5点(2004-03-09 17:55:39) |
122. NARC ナーク
レイ・リオッタの貫禄にびっくり!マザコンや変態役もいいけど、たまにこういうシリアスな演技見せられると、やはりタダモノではないと再認識させられます。緊張感が続くサスペンスでした。 8点(2004-03-09 17:46:04) |
123. エイトメン・アウト
この事件自体知らなかったのだけど・・・野球って子供の夢(特にこの時代には)だけに凄く哀しくて、嫌な事件ですね。何とも言えない後味の悪さが残ります。J・キューザックが最後まで希望だったけど、関係者皆に野球=・・・と切っても切り離せない暗い思い出を植え付けてしまった・・・ニ度と起きてはならない事件です。 6点(2004-03-08 17:51:58) |
124. ファム・ファタール(2002)
何が「ラスト20分は・・・」よ!スゴイ展開を期待してたから拍子抜けもいいとこ。あの添え書きがなかったら素直に騙されても笑ってられたのに~。デ・パルマ監督、嫌いじゃないけど、改めてデヴィット・リンチの偉大さを知ることになったような・・・。 5点(2004-03-08 17:33:50) |
125. シェフと素顔と、おいしい時間
↓私もあの厨房拝借が疑問のまま、ずーっと頭に残っているのですが…。それをさて置くなら、二人のやり取りは、いかにもおフランスで、いかにも大人で…でもその大人が更に成長するために一歩を踏み出す、というところが嫌味も無駄もなくスタイリッシュなラヴ・ロマンスに仕上がってます。聞きにくい事、答えにくい事も、恥ずかしがるでもなく、かつ下品になることもなくお洒落に軽妙に会話が流れていくのが、かっこいい。ああ、こんな出会いが欲しい…。 7点(2004-03-08 17:15:47) |
126. デス・トゥ・スムーチー
ノートンが珍しく“見た目まんま”の徹底的にいい人で、ピンクのふわふわな着ぐるみが似合ってて可愛い。ロビンも汗をかきかきそのキャラで頑張ってました。途中ナチスが出てきたのはやり過ぎだろうと思ったけど、ロビンやデヴィートらが見せる大人の悪の世界の数々は、反面教師的で、いいお勉強になりました。キレそうになったら、誰かを恨んだりせずに「吠えよう」。うん、そうだねーなんて頷きつつ、イヤな奴を代わりに片付けてくれるお友達(のお母さん)がいていいなァ、とも思ってしまった…。 8点(2004-03-08 16:53:14) |
127. ドリームキャッチャー
《ネタバレ》 なんなのよ、もうー!セピア色の記憶整理シーンだけは良かったけど、モーガンは悪者だわ、ジェイソンは早く死ぬわ、マークのお兄さんは元の顔が分からないわ、宇宙人は手抜きなイメージだわ、ヘンな物体のせいでイチジクが気持ち悪くて食べれなくなったわ、…わ、…わ、…わ、のオンパレード。 4点(2004-03-08 16:33:36) |
128. アダプテーション
チラシとかのメリルのあんよが可愛かったので、もっとコミカルな役かと思ってたら、粉はすするわ、「殺しましょう」だわで困惑してしまった。“脚本(家)万歳!”な映画なのでストーリーの面白みはあるけど、ちょっとムズイ…。弟カウフマンの、寝転がってしゃべるぐうたら振りとは裏腹の、兄への愛情の強さに感動してしまった。全編通して喉元までは笑えるけど、顔や声に出してまでは笑えない、S・ジョーンズ&カウフマンコンビの、このビミョーなラインが好き。 7点(2004-03-08 16:22:18) |
129. ジョニー・イングリッシュ
酷評で鬱病になる…なんて、繊細なんですね。確かに「演技+泣かせる」より「演技+笑わせる」方がムズカシイと思う。コメディアンも大変だ…。しかししかし私はコレ、大笑いでした。彼にはどうか、この路線を突っ走り続けて欲しいものです。回転寿司の看板を見ると、どうしてもあのセリフが・・・ 8点(2004-03-08 15:41:04)(良:1票) |
130. デブラ・ウィンガーを探して
“女優の、女優による、女優のための映画”って感じで賞賛したのは大半が女性なんじゃなかろうか。とはいえ、女優達の井戸端会議を見るのは楽しかったし、一つの映画でこんな錚錚たるメンバーを見ることは出来ないので感激。M・グリフィスの自宅が見えたのも嬉しい(彼女に対するマスコミの失礼な批判を私は許せない!)。働く女性のパワーを感じるのと同時に、ロザンナの人柄も伝わってきて、観てて心地よかったけど、声をかけられなかった有名女優(はっきり言って無難な顔ぶれだし)や、逆に出演を拒否した女優、カットせざるを得なかった発言、・・・そっちの方にも興味アリアリ…。 8点(2004-03-08 15:23:55) |
131. パンチドランク・ラブ
フィリップがいけ好かない悪人で、E・ワトソンが普通の女性・・・キャラが中途半端でちょっと違和感が残る。でも、アダムが自身の持ち味を活かしながらも、くどくなくて好印象(ちょっと怖いけど…)。ワトソンが送ってもらった後、「あなたがどんな人であれ、さっきはキスして欲しかったわ」なんて間髪入れずに電話で言っちゃう素直さ、まさに大人な女の可愛らしさです。見習いたい。 7点(2004-03-08 14:53:16) |
132. トゥー・ウィークス・ノーティス
ヒューのロマコメ・キングの名に恥じない(?)観客を喰ったような演技、最高いい味。 多分平凡な脚本でもこの人が演るだけで面白くなっちゃうんじゃないかな。ダレることなく最後まで楽しめたけど、サンドラのイケてるとは言えない私服姿と、あれだけ食べてるのに太らないってのが気に入らない(腹下してばっかなのか?)のと、環境保護を訴えてるくせにデリバリーで箸を断らないってのがひっかかったので、ちょい減点。 7点(2004-03-08 14:28:38)(笑:1票) |
133. ブラス!
あーまた炭坑閉鎖関係か…暗いなーとか思いつつ観たら、ちょっと感慨深くて…。まわりのサラリーマンから奥さんに内緒のお金を、呑み屋や風俗やパチンコや援交に使ってる話ばっかり聞かされてるので、楽団存続のためになんとか…って頭悩ませてるお父さんたちを見てると、気の毒だけどホッとさせられました。現実は厳しいけど、心を豊かに保ってくれるもの、我が国にもまだまだ沢山あるはずです。 6点(2004-03-03 15:29:51) |
134. ハードロック・ハイジャック
そもそも…この3人でロックバンドが成り立つかよ!?といった、ハズシの部分が気に入りました。個人的にはやっぱりブシェーミです。でも…3人とも芸風がちっとも変わってないですね…。それがいまだに飽きられてないのがスゴイかも。 5点(2004-03-03 15:13:43) |
135. 危険な天使
ウーピーにしてはイマイチでした・・・。 5点(2004-03-03 14:55:14) |
136. クイックシルバー(1985)
自転車のパフォーマンスが楽しいです。自転車かっ飛ばしてるケヴィンも、眼鏡かけて株の動向ヨミをしてるケヴィンもどっちもカッコイイ~。まだ“爽やかさ”が売りだった頃ですね。 6点(2004-03-03 14:49:09) |
137. アニマル・ハウス
むか~し観た時は、面白さが全然わかんなかったけど、アメリカン・ジョークにやや慣れてきたせいか、結構ぐふふ~っだった。エッチなこと担当の学生がいかにも昔のコメディ風でいい。ケヴィンも出てたんだよねー。 6点(2004-03-02 15:17:40) |
138. クリミナル・ロウ
ケヴィンとオールドマンの持ち味を楽しむための映画で、内容的にはどうって事ない。珍しい事件じゃないし、オチなんてふざけてるのかと言いたくなるし…。まあ、オールドマンはまだ本領発揮してない頃なんだけど、曲者合戦の分はケヴィンの方に在りしかなー。 6点(2004-03-02 15:08:59) |
139. 八日目
《ネタバレ》 チョコ中毒の私は、あのラスト、ちょっと違う意味で泣いてしまいました。チョコアレルギー?チョコで自殺?悲しすぎです。友情の物語だけど、一本の映画の中にエピソードがぎゅうぎゅうに詰まってて、見ごたえありました。でも、たった数日の出来事なんですよね。このところ、鬱気味で負のエネルギーばかりをまわりに振り撒いていたので、目に耳に痛かったけどきっかけをくれました。「アリー、笑って」…鏡見て一緒に頬の筋肉を持ち上げていました。わけわかんなくても、あの二人みたいに、いつも笑ってられる様に心がけたいです。 9点(2004-03-02 14:56:57) |
140. ゴースト・ドッグ
ここでもウィテカーが芸達者ぶりを発揮。この人、演技の為にいろんな事をかなりハードに訓練してるはずだけど、なんで痩せないんだろ?最後まで己の武士道精神を貫いたゴーストドッグはご立派。彼の魂のご冥福の為にも、勘違いだということは伏せておいてあげよう。しかし、『ラストサムライ』より、こっちの解釈の方が好きだわ。 7点(2004-03-02 14:36:25) |