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プロフィール
コメント数 193
性別 男性
自己紹介 私は、映画にポリシーとレジスタンスが無ければだめというニューシネマ世代です。ただし、その反動からか、全くの娯楽作品ばかり見ていた時期がありました。最近は、レンタルビデオで鑑賞する事が多くなってきているのですが、若い時に映画館で見た作品も思い出しながら書き込みをしています。今の若い人たちはいいですね。レンタルビデオという方法で、たくさんの映画に触れることができて。私が若い時は、映画館でしか、だめでした。だから、映画の印象は一緒に見に行った人との思い出も色濃く含まれているのです。

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121.  ディア・ハンター
この頃はベトナム戦争後遺症を扱った作品が多かったです。その中でも出色によい作品です。唯ベトナム軍の扱い方はハリウッド映画の限界を感じます。
8点(2004-01-30 00:25:31)
122.  ロミオとジュリエット(1968)
先日、衛星放送でやっていて30年ぶりに見ました。「えっ、こんな映画だったケ」と、やや失望しました。何度見ても新たな感動を与える映画と、最初の感動があせてくる映画があります。この映画は明らかに後者です。男性の着ている服がピエロに見えて、笑えたなあ。
5点(2004-01-30 00:17:24)
123.  砂の器
ドラマ化されると聞いて、ビデオで改めて見ました。封切りで、見たときはショックを受けました。特に音楽がすばらしいです。最近、街で見かけることがなくなった映画のたて看が特に印象に残っています。
10点(2004-01-30 00:10:25)
124.  二百三高地 《ネタバレ》 
戦争を扱った映画を右よりだとすぐに批判したり、いいや人間ドラマだと賛美すると言った議論はこの映画に限ってはしたくない。出ていた俳優、すべてがよい。特に軍人をスタイルで具現化した乃木希輔が近代戦争の前で立ちすくむ姿を仲代達也が好演しています。特に二人の息子を戦死させて、ランプの明かりを落としてじっと耐えるシーンはよかったです。長谷川明夫の職人が子供たちを神社で別れるシーン。子を持つ親としてオーバーラップしてしまいます。日本の舞台を城下町金沢に選んだのも、センスのよさがうかがわれます。最後のシーン、乃木希輔が奏上中に泣き崩れるシーン。その乃木にそっと手を置く明治天皇。実際にあった話だけに忘れられないシーンです。このシーンにかぶさって、さだまさしの「防人の歌」が流れます。多くの指導者がその後早世したり、非業の死をとげているのも、ショックでした。「防人の歌」が流れるラストシーンだけでも10点をあげたいです。
10点(2004-01-29 11:24:51)
125.  HERO(2002)
着物の色を変えることによっていろいろなパターンに派生していくのは、やや懲りすぎのように思う。中国の映画は、けれんが多すぎてひいてしまう。
5点(2004-01-25 17:54:39)
126.  黄泉がえり
よみがえった人間とその家族の思いがよく伝わります。北林谷栄演じる老婆が息子の服を茶箱に片付けるシーン。田中邦衛演じる医者が記念写真の妻に手話で話しかけるシーン。とてもよかったです。特に、死んだ少年の兄とキャッチボールをする大人の弟。夕方の阿蘇のひなびた遠景をバックにジーンときました。
7点(2003-12-30 23:06:18)
127.  凶気の桜
窪塚の名前では、もう客を呼べないかもしれない。「魔界転生」もぽしゃったし。東映の仁侠映画と比較する人もいるが、仁侠映画はもっと主人公に共感したものだ。この三人組のどこに共感できるか。いい役どころにに本田、原田といった渋い俳優を使っているのに、脚本が人物設定が甘いから監督が消化しきっていないなあ。ただ江口洋介の消し屋は、おもしろい。彼は、今までいい人ばかりをしてきたから、とても怖かった。最後に、公園でレイプされている女の子の演技はよかった(この変態が)。
3点(2003-12-30 22:48:48)(良:1票)
128.  パリは霧にぬれて
この映画まで、レビューに入ってきたのかと嬉しく思います。フェイ・ダナフェイはこの頃が一番きれいだと思います。人妻役もいいし、パリのしっとりした情景がよく似合っていました。音楽もよかったです。
5点(2003-12-01 23:29:09)
129.  あずみ
ストーリーがよくわからん。なぜ、仲間同士が殺しあわなければいけないのか。人数がたくさんいたほうが、よかろうに。時代考証もめちゃくちゃ。浅野長政がにやけすぎだし、何故加藤清正が竹中なのか。威厳も風格もない。まだ、あの側近役をやっていた目つきの悪い俳優(名前は忘れた)のほうが面白かった。血が吹き出たら、リアリティーがあると言うのは、あまりにも短絡だろう。それから、原田芳雄がやっていたジイ。あの性格には、共感がもてない。自分の育てた子供たちを殺し合わせるし、何で主人公が助けに行くのか。ほっとけばよかったのに。でも行かないと、映画の見せ場の200人切りがこないか。いくらコミック漫画の焼き直しでも、時代考証と登場人物の性格描写をしっかりしないと。映画を馬鹿にしすぎている。
1点(2003-12-01 23:23:50)
130.  死刑台のメロディ
「サッコ・バンゼッチ事件」を扱った法廷劇。次第に、権力によって犯人に仕立て上げられるイタリア移民の二人。個性的な二人の俳優の好演が光りました。裁判の推移とともに強くなっていくサッコを演じたリカルドクッチョウラは最高です。
9点(2003-10-24 00:13:57)
131.  魔界転生(2003)
あらすじがわかりにくくて、メリハリにかけている。魔界衆の禍々しさがでておらず、何が怖いのがさっぱり伝わってこない。これで天下を履がえせるのか。島原の乱の描写、もっと悲惨さを出さなければ、天草四郎が転生したのか、観客に伝わってこない。もう、やめた。旧作があまりにもインパクトが強すぎてしまい、期待しすぎた。まだ、新作も旧作も見ていない人は、まず新作から見て、その後旧作を見てください。旧作のよさが際立つと思います。
3点(2003-10-18 15:01:04)(良:1票)
132.  鉄道員(ぽっぽや)(1999)
原作を読んでしまったので、乙松と高倉健が合わない。かっこよすぎるのだ。まあ、高倉健は許せるとして、広末涼子の雪子は絶対ダメ。鈴木杏がよかった(それはお前の趣味だろう)。
6点(2003-10-03 21:51:06)
133.  世にも奇妙な物語 映画の特別編 《ネタバレ》 
「雪山」は怖かった。自己中心的な中年男(大杉漣)は、どこにでもいそうだなあ。ほかの話は、ちっとも怖くなかった。「チェス」は、途中までは怖かったのだが、最後はハッピーエンド。少ししらけました。一緒に見ていた小学5年生の息子から指摘されたこと。クイーンを守るのに、なぜキングが犠牲になるのか。クイーンが相手の駒を取りにいけばよいのに。この脚本を書いた人は、チェスを知っているのか、疑問を感じます。それとも私のルール解釈が違うのか。
5点(2003-09-19 00:03:22)
134.  少林サッカー
太極拳をする饅頭屋の女の子が、とっても面白い。顔が次々と変わっていく。顔にハエがたかっているシーンは、笑ったなあ。おかまの美容院で、イメージチェンジ。最後はスキンヘッド。「お前は、火星に帰れ」はよかった。けっこう差別発言もあり。日本では、作りづらいかもしれない。
6点(2003-09-10 22:06:22)
135.  ピンポン
最近、邦画に限らずテレビドラマでもコミック漫画の原作を下敷きにしたものが多いし、それなりに支持を受けている。考えると、オリジナルの脚本より雑誌掲載の段階で洗練されているのかと思う。この作品もそうらしいのだが、あだ名がついているキャラクターが濃くて、大げさに演じているのに、違和感がなかった。原作がよほどしっかりしているのだろうと思う。
7点(2003-07-20 17:17:45)
136.  RETURNER リターナー
鈴木杏の好演が光りました。確かに、いろんな作品のアイディアを寄せ集めて、まとめたようにも思えたが出演者のキャラが勝っていたのでB級にならずに済んだと思う。岸谷吾朗の悪役は、切れまくっていて面白かったです。
7点(2003-07-14 23:18:53)
137.  たそがれ清兵衛 《ネタバレ》 
後半は、冗長になって盛り上がりにかけたような気がします。あの上意討ちになる武士は、存在感がありましたね。わざと顔を逆光でわからなくしていたよね。病気で死んだ娘の骨を食べるシーンも、鬼気迫るものがありましたね。室内での剣戟の途中で、鴨居をふと見るシーンがあるけど、主人公にわざと切られたんだね。主人公の幼馴染の兄、妹を演じた吹越満と宮沢りえも好演していました。二人の娘もかわいかったです。それから、忠実で愚直な中間。あの俳優はどこかでみたことがあるのだが。それから、この映画の本当の主人公は、雪を被った鳥海山を望む庄内平野の美しい景色ですね。
8点(2003-07-12 12:41:03)
138.  連合艦隊
財津一郎と中井貴一の親子の葛藤。森繁久弥が残された孫を見るやるせないシーン。けっして、戦争賛美の映画ではないと思います
7点(2003-06-18 19:57:41)
139.  男はつらいよ 寅次郎あじさいの恋
男はつらいよシリーズは、全作品ビデオで見たのだが、この作品の前後が一番脂が乗り切っているような気がします。特に、この作品のいしだあゆみははかなげでとても色気がある。寅さんならずとも、ほれますね。浅丘るり子との「ハイビスカスの花」もいいのだが、私は個人的にこの作品のほうが好きです。この両作品の寅さんは、女にほれられるほどかっこいいです。ラストシーンで、彦根城下で陶芸の先生と再会して「ビールでも飲むか」と声をかける寅さん。いいですね。渥美清には、もっと寅さんを演じ続けてもらいたかったですね。(梅雨時のアジサイの花を見て、思い出しました)
10点(2003-06-18 19:51:38)
140.  遠すぎた橋
最近、BSで久しぶりに見た。封切りで見た時は、宣伝の割りに退屈だったのだが、戦史の背景を知らないとわかりにくいのではないかと。最前線の橋で捕虜になった隊長はレクター博士だったとは。それにチョコレートをすすめるドイツ軍将校はマクシミリアン・シェルだ。
5点(2003-05-27 00:33:31)
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