121. 12モンキーズ
「モンティ・パイソン」をあまり面白いと思わない私にはこの作品もやはり合いませんでした、すみません。デヴィッド・モースにクリストファー・プラマーと好みの渋い役者が揃ってるんですけど、どうも近未来が舞台というのが苦手なのかもしれないです。こんな二枚目がどうして?と感じながらも、ブラピのキレ具合はなかなかのものだったけどね。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2005-07-03 14:13:34) |
122. バグジー
ラッキー・ルチアーノとともに語られる伝説のマフィアのひとりバグジーなんですが、いかんせんウォーレン・ビーティがマフィアには見えないのよ。はなしの展開とか全体の雰囲気も重厚さがなく、散漫な感じといいますか、バグジーのキャラが落ち着きなくてイライラしたというのが正直なところでしょうか。ハーヴェイ・カイテルもちょっと浮いてた。マイヤー役のベン・キングスレーは貫禄あってよかったかな。 [ビデオ(字幕)] 4点(2005-06-30 00:38:12) |
123. 陪審員
タイトルはド忘れしちゃったけど、これ以前にジョアンナ・ウォーリー・キルマー、ガブリエル・バーン、アーマンド・アサンテで映画化されている。そっちの殺し屋はウィリアム・ハートでこれがまたよかったのよ。リメイクのこれはアレック・ボールドウィンでしょ、彼に合わせて絶倫の殺し屋にしてみましたってとこでしょうか、アン・ヘッシュが気の毒過ぎです。「ゴースト」以降のデミはどうなっちゃったんですかねえ。 [CS・衛星(字幕)] 1点(2005-06-26 16:21:00) |
124. メリーに首ったけ
キュートなキャメロン・ディアスの魅力全開、爆発ってとこでしょうか。細かいこと抜きのおバカ映画があってもいいじゃない。こういう作品に出演する俳優って、私好きです。雑誌なんかで見てたキャメロンのピンと立ち上がった前髪、いったいどういう意味なんだ?といちばん興味をもったことだった。わかった時は・・・爆笑したけど、複雑でしたね(笑) [CS・衛星(字幕)] 8点(2005-06-25 15:21:08) |
125. 八日目
すみません、素直に感動はできませんでした。こういう話があってもいいとは思いますけどね。やはりあざといといいますか、「障害者は純粋である、そして健常者でも心が病んでいては・・・」みたいなのがね、なんかイヤなの。「都会と大人は悪、田舎と子どもは善」みたいなのと似てる気がする。ひねくれてますね、私。いつも仏頂面、深刻そうなダニエル・オートゥイユの笑顔がたくさん見られたわけですが・・・やっぱり彼は深刻な顔のほうがよい、と確認できました。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2005-06-25 14:51:01) |
126. ハードロック・ハイジャック
えっとねえ、これはかな~り前に観ました。ドタバタのおバカ映画?という記憶があるんだけど・・・バリケードかなんかつくって立てこもってなかったっけ。えっ!!ブシェミが出てた??これもビデオに残ってるハズ。再見の価値ありかな?でもねえ、ブレンダン・フレイザーがどーにもこーにも苦手なの。この作品ではその上長髪で出てきたでしょ、アカンわ。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2005-06-25 14:38:21) |
127. いとこのビニー
かなり前に観たきり。それほど話題になった作品でもないけど、これでマリサ・トメイがオスカーを獲得したというのは覚えてます。そうですねえ、真面目くさってやけにチカラのこもった法廷モノより、これの法廷シーンのほうが格段に面白かったように記憶してます。ビデオに録画してあるし・・・引っ張り出して再見する価値はあるかもね。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-06-25 14:29:22) |
128. マトリックス
このシリーズはどちらかというと苦手なジャンルで、いつもなら「へ~そんな映画があるの」で終わっているところですが、主演がキアヌ・リーヴスとなればそうも言ってられず、キチンと順番どおりに鑑賞しました。やっぱりこの一作目の印象がいちばん強烈ですね。シリーズ全てを観て言えることは、アニメの世界をよくここまで実写版でつくったもんだってことですね。こういった内容ですのでツッコミどころは満載、けれどあえてそれをしようとは思わないです。だってキリがないし、私の場合、正直セリフのほとんどは理解不能だしね。細かいことは忘れて、ひたすら映像を楽しむべきというのがマトリックスシリーズだと思っております。ただね、お約束どおりにトリニティと仲良しになるわけだけどこれはなくてもよかったわね。嫉妬が半分くらいはいってることはたしかだけど。 8点(2004-11-19 10:59:23) |
129. GO!GO!L.A.
ジョニーが出てるってことで見てみたんですけどね。ジョニーが出てなかったら途中で挫折してたと思う。一応我慢して観てよかった。もう出てこないのかと思ったジョニーが出てきたし。 3点(2004-11-02 16:39:38) |
130. 乙女の祈り
かなり前に観たけど、後味はよくなかったわね。どんよりと湿気を感じる暗めの映像がいいし、犯行にいたるまでが丹念に描かれていますね。同様の事件が起きるたび、自分の小さな世界だけに閉じこもる人の背景にはいったい何があるのかと思う。なんとなくわかるのは幼児性がかなり強いのじゃないかということと、幼少期のスキンシップ不足でしょうか。私は子どもの頃から空想の世界に浸ることが度々ある、癖といってもいい。でも現実といっしょくたにはならないなあ、この違いは何からくるのかしらね。この作品の中の少女たちがどの程度脚色されているのかはわからないけれど、見ていて少々イラついた。しかしなんですね、大変な思いをして生み、育てたわが子に殺されるほど情けないことはないです。 6点(2004-11-02 11:07:58) |
131. 訣別の街
これはかなり前に録画して、途中まで観てそれっきりになってました。けっこうお気に入りのジョン・キューザックが出ているのを思い出して最初から観ました。あら、なかなか見ごたえあるじゃないですか、私は好きです。教会でのパチーノの演説のシーンでは、お葬式なのにあんな大声出していいのかとちょっとハラハラしましたけどね。パチーノ相手に堂々と渡り合ったキューザック、最初はボスのために不正のもみ消しに奔走するのかと予想したけど、いい意味で期待を裏切ってくれました。そしてダニー・アイエロがいいですねえ。品のいい黒幕、策士という具合。志高く、正義感に溢れていても何年かすると垢にまみれてくるものなのね、マフィアは別として不正に関わった人たちが根っからの悪人ではなかったのが救いかな。ラスト、選挙運動に精出すキューザックを見ながら、いつかあんたも・・・いや、ならないでね、なんて思いながら見終わりました。 7点(2004-10-31 19:31:21) |
132. ビリー・バスゲイト
ずいぶん前に観たんですがつまんなかったですねえ。ダスティン・ホフマンのギャングがチマチマしていて最初から違和感がありました。善人顔だと思うし、暗黒街のボスには見えないのね。役名がタイトルにもなっている若手のローレン・ディーンですが「この子は期待できるっ!」と思わせられる個性、華がなければいけないと思うのだけど、まったくサエなかった、すぐ忘れちゃったもの。でもなんですね、ホフマンが情けないボスだったからこそ、ディーンは深みにはまらずにすんだのかもね。それにしてもまとまりなく、盛り上がったところも記憶にないです。う~ん、やっぱりニコールがバスルームから出てきて、タオルかなんかをパっととったら一瞬ボカシが入ったとこを真っ先に思い出すなあ。 3点(2004-10-24 23:50:34) |
133. カリートの道
《ネタバレ》 このアル・パチーノは好き。ショーン・ペンのバケっぷりといやらしさは必見であります。どうなんでしょう、ヤクザ稼業に疲れ安らぎがほしくなったのかしら。駅のシーンの緊張感、オープニングに見せられたシーンがあるから余計にハラハラするんです。 そしてペネロープ・アン・ミラーの部屋を訪ねるシーンは最高でした。「私がほしい?どう?」とでも言いたげな鏡に映る姿。しかしまた、いい位置に鏡があるのよ。あ~あ、一度はあんな誘い方してみたかったわねえ。発車寸前の列車、彼女を見つけ微笑むパチーノ。あの笑みがなんともいえない表情なんですなあ、ずーっと頭に残ってます。そして「You Are So Beautiful」ね。この曲がかなりの効果をもたらしてると思う。 「スカーフェイス」に控えめに品が、感傷情感が加わり洗練されてかえってきたみたい。 「ゴッドファーザー」「スカーフェイス」に本作と「フェイク」こうやって並べてみるとドン・コルレオーネってマフィアじゃもうホントに「神」の域ですね。 [ビデオ(字幕)] 8点(2004-10-21 00:35:27) |
134. セブン・イヤーズ・イン・チベット
ブラピが演じた登山家はたしかオーストリア人だったですよね、でもセリフがずーっと英語。まあ、この作品にかぎったことじゃないし、どうしようもないことだわね。強烈な印象はなかったですけど、長いわりには気にならず最後まで穏やかに観られました。やんちゃっぽいブラピに対しデヴィッド・シューリスからは落ち着き、包容力を感じた。仕立て屋の彼女がシューリスを選んだのもなんとなく理解できた。えー、このハラーという人、伝説の登山家とか言われてますが、身重の奥さんを振り切って旅に出たわけですよね。収容所に入れられたこともありますが、何年も帰らず好きなことしてるというのはやはり女としては許容範囲を超えます、自分勝手です。三行半を送りつけられても仕方ない。けっこうショックを受けてたけど「あったりまえじゃん!」なんて思いました。けれどチベットで宗教の下、純粋で精神性の高い人々との交流の中で心が洗われていくハラー。これは原作者でもあるハラーの心の変化、成長を描いた作品だと思う。そして個人的にはチベットと中国の関係、問題を知ることができたのが収穫でした。 7点(2004-10-20 22:06:47) |
135. から騒ぎ
つい最近数年ぶりに再見しました。いくつかの映画で、まるで舞台劇のような映画ってありますよね、密室劇がそうかな。これは好き。でもこの作品はセリフからしてまんま舞台なの、舞台の中継を見てる感じでやっぱり私は嫌いです。モロ舞台劇を映画にして観ると、特にセリフまわし、役者の所作が大げさでわざとらしいと感じてしまいます。ブラナーの実験的シェイクスピア映画、デンゼル・ワシントンとキアヌも実験のうち?デンゼルが肩組んでステップ踏むのだけは観たくなかったです。ラストのショットはびっくりするぐらいきれいじゃなかった。駄作と思わないんですけどね、完全に好みの問題ですね。 3点(2004-10-19 22:14:41) |
136. 依頼人(1994)
ブラッド・レンフロが小憎たらしいのね、でもヘンに物分りのいいおりこうさんより逆に可愛げがあって頼もしい。母親役のメアリー・ルイーズ・パーカーが最初、似てるんだけど本人なんだろうか?なんて思うほどそれまでのイメージとちがってたことに驚きました。トミー・リー・ジョーンズのキャラがいいですねえ。スーザン・サランドンは母性を感じさせ、ちょっと泥臭いというのがいままでにない女弁護士役でよかったと思います。デキの悪いマフィアのボスの甥っ子だったかな、ピッチリしたTシャツが気持ち悪かったわね。これって舞台が南部だったっけ。わたし、暑いところより寒い地方のマフィアのほうが好きです。 6点(2004-10-19 11:50:45) |
137. シティ・オブ・エンジェル
睡眠薬でしかなかった「ベルリン天使の詩」だけどこれはハリウッド映画だし、ニコラス・ケイジにメグ・ライアンだし退屈はしないだろうということで観たんですけどね。だめだあ~、まずケイジが天使ってのが無理あるでしょうよ。やたらとヨーロッパの作品をリメイクしちゃあいかんよ。 2点(2004-10-18 09:46:33) |
138. アダムス・ファミリー(1991)
昔はアメリカのテレビドラマがたくさん放送されていて、これもそのひとつ。当時は「アダムスのおばけ一家」というタイトルでものすごーく楽しみにしてました。映画化されると知った時はうれしかったです。だけど何回か観てるわりにはあらすじが思いだせない。たぶんそれぞれのあの強烈なキャラを観ることで満足しているのだと思う。眺めているだけで楽しい。クリスティーナ・リッチって全然まばたきしないのよね。 7点(2004-10-16 21:35:19) |
139. スライディング・ドア
《ネタバレ》 グウィネス・パルトロウはあんまり好きじゃないけど、どんな結末が用意されているのかが気になり引っ張られました。地下鉄に乗れた場合、乗れなかった場合の展開を交互で見せてくれるというのがいいですね。おさげのグウィネスがいちばんかわいかったです。ただ、舞台はイギリス、グウィネスとジーン・トリプルホーン以外の俳優、監督もイギリス人のわりにはイギリスという雰囲気が感じられなかったのが残念です。そしてジョン・ハナーとジョン・リンチの二人が、ハンサムとは言いがたいのが私としてはかなり不満だったわね。どっちにころんでも不幸な結果だったけど、遅かれ早かれあの二人は出会う運命だったのかなというところで終わったのはよかったと思います。こっちは乗れたほうですよね?ちょっと記憶が曖昧です、すみません。 6点(2004-10-15 23:45:00) |
140. モブスターズ/青春の群像
暗黒街が舞台の青春サクセスストーリーだと私も思ってます。ラッキー・ルチアーノやマイヤーたちがのしあがっていく物語がテンポよく軽快でけっこう楽しめました。ただし重みはないですね。その役目をアンソニー・クイン、マイケル・ガンボンに担ってもらったのかもしれないけど、確かにちょっとアンバランスな感じがしました。F・マーリー・エイブラハムと若手4人は違和感なく見られたっけ。クリスチャン・スレーターが出ているから見たわけですけど、フランキー役のコスタス・マンディラーがいちばんハンサムでいちばんマフィアっぽかったです。「マトリックス」シリーズで思いがけず再会した時は感動しました。 6点(2004-10-14 12:31:15)(良:1票) |