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コメント数 185
性別 男性
自己紹介 フツ~の映画好きのおっさんです。戦争映画が割と好き。でも、アクション物からロマコメまでなんでも見ます。

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121.  ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 《ネタバレ》 
過去2作も見ましたけど、だんだんつまらなくなってる気がする。私が原作を読んでいないせいかもしれませんが、今回のは特に話の流れがブツ切れで、まとまりを欠いた印象が残った。シリウス・ブラックが実は悪人ではないのだろう、というのはかなり早い段階で読めてしまう。でも、あの洞窟の中でスネイプとブラックとルーピンがごちゃごちゃと交錯して、ブラックがあっという間にハリーと和解(?)する流れがさっぱり分からなかった。それと、パンフレットを読んだら、ラドクリフ君は「ハリーが反抗期に入ったという想定で演じた」そうですが、今回のハリー君は何だか短気で思い込みが激しく、わがままな奴になった印象です。それに比べて、ハーマイオニーは美人になって、すっかりお姉さん。エマ・ワトソンがハイティーンになってこのシリーズに出られなくなったら、シリーズのスピンアウト作品としてハーマイオニーを主人公にした作品をつくってほしいな。意外にヒットするんじゃないかと思う。
4点(2004-07-16 12:14:54)(良:1票)
122.  THE END OF EVANGELION 新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に
テレビシリーズを見ながら、考えた…。例えば、こう。ある高度に発達した文明を持つ異星人が壮大な実験を計画した。自分たちのDNAを持つクローンを生命が進化できる環境を持つ惑星に送り、そのDNAを元に生命がどのような進化を遂げ、変異が誕生するのか観察する。クローン体は生命の「源」として遠い惑星上に新たな発生と進化を引き起こし、やがて、その生命が進化し科学や文明を得て、クローン体そのものを発掘し、調査する程度に至った段階で、「実験終了」を告げるセンサーの役目も負っていた。クローン体は新たに生まれた生命すべてのデータを収集、母星に送信後、生命体をすべて原子からなる生命以前の初期の状態へ戻す機能も与えられている。ところが、ある惑星ではエラーが発生し、惑星全体の初期化に至らず、進化を与えた生命体の一部が残ってしまった。さらに、生命体は独自に異星人のクローンのコピーを作り出し、初期化から逃れるために、強大な力を持つ異星人の新たな「消去センサー」に闘いを挑んできた。異星人にはもうひとつ手段があった。自らの生命を作り出した存在としての「クローン体=異星人」は、知能を持つある一定程度以上の発達を遂げた生命体には「神」という存在として深層意識に刷り込んであった。神との闘いは知能を持つ生命体にとっては自己の存在を問い直す作業となり、心の中の自己崩壊トリガーを作動させることができれば、生命体は進化と存続を止め、自ら終局への道を選ぶはず…。等々。でも、映画の方を見て、真面目にストーリーを考えてみた自分が自己崩壊しそうになった。優れたSF作品になりそうだったのに、ちょっと残念な気がした。
0点(2004-07-06 14:29:36)
123.  世界の中心で、愛をさけぶ 《ネタバレ》 
まず、突っ込みます。他の方も書いてるけど、同じ学校に通っていた女の子と東京で知り合って、結婚する仲になって、しかもラストのからくりが最後まで分からない? そんなことあるのか。テレビニュースに出てきたのもびっくり。県人会で合コンやってもそんなことは起こらないと思うが。彼女はあのテープを廃校(?)の下駄箱に置くため(それで亜紀との約束が果たせるのだろうか…)に婚約者をほったらかして旅行に来たのか。それとも最初から知っていたなら、どうして東京で渡さないのか。それと香川県? が舞台なのにみんな標準語。原作にはあるんでしょうが、あんな美人で秀才の学校イチの人気者の女の子がどうしてサクを好きになったのか描かれていない。走ってる車や止まってる車がたまに今の車になってる…等々。良かったのは、初恋の思い出を回想する時の記憶の中の「まぶしさ」のような感じがすごくよく出ていた。何だか懐かしい気持ちになった。亜紀役の女の子、16歳だそうですけど、すごい演技だった。女の子の方がちょっと大人っぽい、高校生ぐらいのカップルの雰囲気がすごく出ていた…等々。★☆付け足し☆★……この映画を見て感動した人は骨髄バンクか、結婚してる女性は妊娠したら臍帯血バンクに登録してみたらどうでしょう。たまに保健所とかで登録会をやってます。美少女が死ぬ病気の定番の感がありますが、白血病は今は「不治の病」じゃありません。病状によりますが、骨髄移植を受けると7割ぐらいは治るという話です。日本のどこかにサクと亜紀のような若いカップルがいたら、今度はハッピーエンドのストーリーにしてあげたいではないですか。
6点(2004-07-04 01:50:44)(良:1票)
124.  ブラザーフッド(2004) 《ネタバレ》 
早くに亡くなった父親代わりに弟の面倒を何くれとなく見る兄、戦場で命乞いをする敵を撃ち殺せない心優しい弟のお涙頂戴映画か…と最初の方で思ったが、後半はどんどん重くなる。弟を除隊させたいばかりに鬼神となって敵と闘ううち、人の心を見失う兄、その兄の変わり様に心を痛める弟。守るべきものをすべて失った後、兄は本当に人の心を失ってしまう。だが、心優しい弟が命がけで戦場のまっただ中へ飛び込んでいき、餓鬼のように人を殺し続ける兄を再び人の姿へ引き戻す。心を取り戻した兄は再び身を捨てて弟を救おうとする。だが、私は兄も弟に救われたのだと感じた。故郷の友達、同じ民族が殺し合い、憎しみ合う、吐き気がするような凄まじい負の感情がスクリーンを覆い尽くし、頭がくらくらするようです。だけど、兄弟が再び互いの心を理解し合う場面で何とも言えない「癒し」があふれる。感心したのは、ことさらに政治的なメッセージを打ち出していない点(マーケティング上の判断かもしれないが)。反共、反米、反日、何がが突出してる印象はなく(韓国や北朝鮮の人が見たらどうなのか分かりませんが)、そこがかえってリアリティを感じさせる。国で一番の売れっ子俳優を使って、こんな骨太な映画がつくれる韓国のパワーにも脱帽。場面の切り替えがややせわしなく感じたり、ちょっと突っ込みたくなる所もあったけど、久々に涙腺を乱れ打ちされた。しかし、遠い過去の出来事を描いた物語ではあっても、同じようなことは今も海の向こうのどこかで続いており、朝鮮半島は今も分断されているという現実を思い出し、ふと我に返る。いろいろなことを考えたくなる映画でした。
8点(2004-07-03 10:32:22)
125.  U・ボート
魚雷を撃つ時の勇ましいBGMが好きです。たまにテレビ番組のBGMにも使われているぐらい。「さあ、行くぞ!」と言わんばかりの高揚感。きしむ船体の中で息を潜める乗組員の根性。大時化の海を木の葉のようにもまれながら進むUボートの上で、僚船に向かってエールを送る艦長。しびれるような「男」の映画です。「潜水艦乗りはあんなにヤワじゃない」とかいろいろ批判はあるようですけど、小さな鉄の塊に乗って闘い、海の底へ沈んでいった幾多の男たち(実際、ドイツ軍のUボートの未帰還率は8割近いとか)の姿は勇ましく、悲しい。
8点(2004-07-02 09:29:35)
126.  海猿 ウミザル 《ネタバレ》 
こういう、制服の人たちを扱った「官庁全面協力映画」というと、織田裕二が出ていた「ベストガイ」をついつい思い出します。で、冒頭、やっぱりというか主人公と対立する性格の悪いライバルが出てきたり、かわいい女の子との出会いがあったりとパターン化した展開なんですけど、脚本が巧みなのか原作がいいのか、2時間の間、退屈しないで見られました。ただ…。エンドロールが終わったあとの「衝撃の映像」? あれって…。「踊る大捜査線」みたいなシリーズものの展開になっていくってことなんでしょうか。いきなり設定にちょっと無理がある気がするんですが…。あんな狭い場所にあんなものが入ってくるでしょうか…。しかもドーンって…。
6点(2004-06-20 11:35:05)
127.  ヴェロニカ・ゲリン 《ネタバレ》 
徹底的に悪と闘うママさんジャーナリスト。脚を撃たれたり、子供がさらわれそうになったり、現実の暴力には怯え、恐怖に負けそうになりながら、それでも信念を通す。だけど、どこにもいそうにないスーパーウーマンでなく、現実の人間の弱さが描かれているところが良かった。人間、誰だって自分がかわいいし、辛い思いはしたくない。自分の職業上の信念を通すために何かの力と闘わなければならない人はどんな職業にだっているに違いない。それに、実話ベースだけにおもしろく見ることが出来た。
7点(2004-06-18 21:34:50)(良:1票)
128.  RETURNER リターナー
まさにビデオで見ました。確かにビデオなら「損してないな」って感じです。たくさんの方が書いてるように、いろ~んな映画の良いところのエッセンスを取り出して、ごちゃごちゃに混ぜた感じ。だから、見た後は「結構おもしろかった」と思うはず。つまり、フェラーリに遠目に見ると似ている○ツビシGTOに乗ると、「かっこええ~」「速ええ~」と思うのでしょうが、フェラーリのかっこよさとか速さはまったく違う次元にある(乗ったことないけど)というのと同じでしょうか。
5点(2004-06-07 01:03:21)
129.  天国の本屋~恋火 《ネタバレ》 
封切り日の日曜のレイトショーというコンディションで、こんなオヤジがひとりで見に来ているのは少数派…であろうと予測していたら、観客そのものが少数であった。前の方も書いてるようにまとまりがない印象を受けた。違う別々の話をくっつけたせいなのは明らか。ストーリーの中心も死んだ竹内結子と一時的に天国に来たピアニストとの恋なのか、現世に残してきた花火師(香川)との恋なのか、死んだ叔母の思いを受け継いだ竹内と現世に戻ってきたピアニストとの恋の出会いなのかよく分からない。うまく絡み合ってるように見せる工夫がちょっと足りなかった感じ。唯一良かったのは、生きてる方の竹内が叔母の浴衣を着て花火師を説得に行くところ。全体にちょっと濃いめのあらすじを期待してましたが、意外にあっさりでした。
3点(2004-06-07 00:55:38)
130.  デイ・アフター・トゥモロー 《ネタバレ》 
同じ監督なんだから当たり前かもしれないけど、ストーリーの構成とか、絵の構図(大都会の上空に巨大な宇宙船が浮かぶ、マンハッタン島が津波にのまれる…)の荒唐無稽さで度肝を抜く、というあたりが「インデペンデンス・デイ」と同じ。ラストで家族が絆を確かめ合ってめでたしめでたし、ってのも同じ。「不気味な前兆」―「ただひとりそれに警告を発する主人公」―「無理解な周囲」―「大災害」―「やがて主人公を周囲が理解」―「しかし闘いのキーマンは主人公」―「みんなで立ち上がって団結」―「ぎくしゃくしていた主人公の家族が再び絆を確かめ合う」…。このパターンに乗せて、宇宙人とか大災害とかを当てはめていけば、同じ映画、まだ2、3本は作れるような気が? 環境問題を大きなテーマにしてるなら、もっとメッセージを盛り込んでも良いような気がするし、あのマイナス百何十度の冷気が上空から襲ってくるシーンは科学的考証はあってんのかな? まあ、そういうスピード感がないと大勢の観客は来ないかもしれないが。あとひとつ、デニス・クエイド、やっぱり離婚してから上昇機運なんですかね。別れた奥さんの方は何だかパッとしない。結婚してる時はちょうど立場が逆だったですが。
6点(2004-06-03 11:38:43)
131.  ロスト・イン・トランスレーション 《ネタバレ》 
結構期待していったんですが、さらっとしたラブストーリーで、感動するまでには行かなかった。ただ、良かった点もいくつか。見慣れた新宿や渋谷の街が何だか遠い別の街のように少しだけ見えたこと。経験ありませんか? 学校の帰りに少し回り道して帰ると、「あれっ? こんな所にこんなものあったかな?」という視点(というか視界というか光景というか)に気が付くこと。家のすぐ近くにいるのに、遠くに来ているような錯覚に陥ること。誰だったか、有名な哲学者の言葉で、正確には覚えていないのですが、「哲学とは『見慣れたものを見慣れないものに』『見慣れないものを見慣れたものに』する作業だ」てな趣旨の言葉を思い出しました。この映画を見ると、少しだけそういう感覚が味わえるかもしれません。そこに入り込めると、見知らぬ土地で、ふとすれ違っただけのような、それでいて忘れられない、胸の奥の方が少し痛くなった(ずっと昔の)異性との出会いを思い出すかもしれません。新宿の夕暮れの人混みの中を小柄なスカーレット・ヨハンソンが去っていくシーン見ていて、そんな気持ちを思い出しました。私は言われているほど、演出上の必要性を越えてまで、日本人を変に描いているように思えなかった。それと、最後までビル・マーレィとヨハンソンが肉体関係にならないのも良かったです。しかし、スカーレット・ヨハンソンってまだ20歳そこそこなんですね。とてもそんな風に見えない。
6点(2004-05-24 01:39:48)
132.  CASSHERN
まず、「X-MEN」みたいなスタイリッシュなスピード感あふれるアクションシーンを期待すると大きく外します。戦闘シーンは結構短いし、ちゃちいし、全体に「暗い」(血もドクドク流れる)。また、何というか、押しつけがましい「説教臭さ」みたいなのに辟易するんじゃないでしょうか。しかし、今どきの映画でこれほど単刀直入なメッセージ、しかも「反戦・平和」という陳腐とも批判されかねない内容を盛り込む意気にはエールを送りたい。次回作に期待したい。
5点(2004-05-24 01:12:40)
133.  プロフェシー 《ネタバレ》 
蛾男? の正体がさっぱりわかりまへん。何か意味ありげな変な角度からのショットとか、突然「ドン!」って大きな音で驚かせるあたり、どっかのインド人の監督さんの手法に似ているようで気になります。オチはそれなりに考えてあるんだなあ…と思ったけど、結局、蛾男ってどんなモノで、何をしにやってきたのかさっぱり分からないので、某インド人監督の最近の駄作と同じく、「えっ? これで終わり?」という座り心地の悪さが残りました。アメリカでも日本でもヒットしなかったんじゃないですか。大衆をバカにしてはいけません。
2点(2004-05-17 23:12:08)
134.  トリプルX 《ネタバレ》 
ヴィン・ディーゼルのムキムキ肉体のアクション、それなりに見応えあるし、嫌いな俳優じゃないんだけど、何だか気持ちが盛り上がらない。銃を撃つのが意外にヘタだったりして(真のヒーローはステゴロでも強い)、ちょっと良識も感じる。しかし、だ。まず、ヒロインが場末のチャバレーのネエちゃんみたいでかわいくない…。それと、ラスト、熱源追尾の地対空ミサイル(ロシアのSA16か?)で悪者をぶっ飛ばす…のはちょっとワクワクしたんだが、シーカーが熱源を捕らえないとロックできんし、あの距離じゃシーカーが起動せんだろ…。というのはちょっとマニアックな指摘でした。
2点(2004-05-17 23:03:08)
135.  ホワイトアウト(2000)
何だか夏のさなかのあつ~い日に映画館で見た記憶があります。「何か涼しそうな映画だな~」と。佐藤浩市はなかなか良かったけど、肝心の織田さんが青島刑事に見えて仕方なかった。それにしても、ダムって、そんなに難攻不落ですかねえ。何だか無理があるような…。警察(キャリア)が間抜けで、でもたたき上げのノンキャリが仕事もできていい人で…。どっかで見たな…どっかで見たな…と考えていたら、あっ、ダイハードの「1」だ! あ~すっきりした! と思ったら、映画は終わってました。そんな感じです。
3点(2004-05-17 22:48:51)
136.  悪いことしましョ!(2000) 《ネタバレ》 
映画館で見ましたけど、劇場は結構笑い声がしていました。最後の方のエリザベス・ハーレーの「神様と悪魔は相対的なもの(? だったかな)。天国と地獄はこの世にある」という台詞は激しく納得。近頃の世界情勢、自殺者が増え続ける世知辛い世の中を見ていると、天国も地獄も人間の手で現世に既につくり出されているのかもしれません。映画の方は何人かの方が書いているようにエリザベス・ハーレーのコスプレ(悪女)演技とブレンダン・フレイザーの細かいギャグに爆笑。途中から、実は悪魔(ハーレー)が人間(フレイザー)に恋をしてしまい…という展開かと思ってしまった。悪魔のエリザベス嬢は「君と結婚したい!」とお願いされたらどうするんだろう? それにしても、エリザベス嬢、悪魔(悪女)の役がハマリすぎ。ストーリーは全然違うけど、ペネロペ・クルスが悪魔に扮する映画がありましたが、この映画の悪魔の魅力に比べたら大したことありませんね。悪魔の魅力に隠れ気味だけど、ヒロイン役のフランシス・オコーナーも結構笑わせてくれました。
7点(2004-05-16 19:14:08)
137.  スクール・オブ・ロック 《ネタバレ》 
かなり笑った。S先生が生徒と最初にやるセッション、ディープ・パープルやブラックサバスのリフが…。劇場から「ああ…俺もこれ最初に弾いた」と笑いがどっと。堅物の女性の校長先生が若い頃に町で見た最高のライブがスティーヴィー・ニックス。ジュークボックスから好きな曲が流れると思わず体が動き出す…。「あるある。分かる」。また劇場内は爆笑。ロックに一度はまった人なら、みんなが一度は感じた、どこか懐かしい、温かくて熱い気持ちを思い出させてくれる。韓国のイケメン俳優に熱を上げる奥さんに、「高校の時、ツェッペリンのジミー・ペイジのソロが完璧に弾けるのは学校で俺だけだったんだ。学園祭じゃヒーローだったんだぞ」と自慢したくなるアナタなら泣いてしまうかもしれません。〈DVDを見て追加〉特典映像で付いてくるツェッペリンのメンバーに「移民の唄」を使わせてくれと頼むビデオがまた爆笑。出演の子供たちの音声解説も楽しかった。「移民の唄」ってできてからかれこれ35年? ぐらいたつのか。「スモーク・オンザ・ウォーター」もそんなもん? でも、ギターを初めて手にして、たぶん誰でも3分でリフは弾ける。それでも、今でも何度聴いてもすごく格好いい! こういうの、不滅の名曲って言うんですかね。改めて思いました。
8点(2004-05-03 20:16:24)(良:1票)
138.  潮風のいたずら 《ネタバレ》 
結構好きな映画。落ち込んだ気分の時に見たくなる何本かの一本です。ゴールディは似たような役が多いけど、この映画は相手役がダンナだということもあり、「これが地なのか?」(まさかそんなことはないだろうけど)というほど自然な演技に感じる。記憶が戻って、いったんは金持ちのダンナ(映画の中での)の所に戻って、辛く当たった使用人たちに謝罪するところとか好きなシーンです。アメリカの田舎のお母さんから高級ドレスの似合うマダムまで、ゴールディの魅力もよく出ている。まさに「ファニーフェイス」。アメリカ人男性の感じる「かわいい女」ってのがこういうゴールディに集約されるんでしょうね。
8点(2004-04-11 11:37:51)
139.  恋愛適齢期 《ネタバレ》 
日曜日の最終回に見たら、何故か女性同士、女性ひとりの観客が目立ち(気のせい?)、カップルは少数派、私のようなおっさんひとりはさらに少数派であった。ダイアン・キートンの「恋する乙女」の演技に脱帽。大声で泣きながらパソコンを打ちまくる場面は爆笑。そのほか、小技演技でかなり笑った…と同時に温かい気持ちにさせてもらった。ただし…。ちょっと出来すぎの感じは残るかなあ。主演カップルが大企業オーナーのダンディもてもてオヤジとスタイル抜群(特に脚線美はホントに60歳近いの? という感じ)で人生を成功したリッチ美女の取り合わせでなかったら、愛の告白に気軽にパリに行ける自由度も経済度もない私にも、もう少し親近感がわいたかも。でも、女性はこういうのが好きなんだろうなあ…。とエンドロールが終わって客席をちらっと見ながら思った。キアヌは言われてるほど大根には感じなかったです。ラストでキートンを譲る台詞を本人に言わせなかったのは良い脚本だと思う。
7点(2004-04-05 01:08:31)(良:1票)
140.  ムルデカ17805
まず、この映画を政治的プロパガンダ映画だという前提で見ても、大失敗だと言えるでしょう。私は映画館で見ましたけど、保守系のスポンサーが大量に買い取ったらしい余った前売り券が金券屋でたたき売り状態。それなのに映画館はガラガラでした。政治色が強くて、そうした政治的立場に反感を持つ人はもちろん、ごく普通の思想的に無色の人も劇場から足を遠ざけさせた。思想的に調和してる人にすら「おもしろい映画」という出来ではなかった、ということでしょう。別の方が上げているプライベート・ライアンは私は人間ドラマ映画として高く評価してますが、結構政治的なメッセージが込められている。反戦映画のようですが、正義を見失った今のアメリカが「正義の味方」であったよき時代を思い起こさせ、米国のもっとも保守的な層に受け入れられる一方で、リベラルな反戦派にも受け入れられた。つまり優れたプロパガンダ映画は、見る者にそれを悟らせずにメッセージを送らなければ成功とは言えないでしょう。この映画はそこで大失敗している。日本の戦争の一部を象徴的に取り上げて美化し、上滑りした「戦争をめぐるおとぎ話」のような世界をつくっている。実際の戦争はもっと薄汚く、生々しく、きれい事では描けないもののはず。この映画には、人物描写から戦闘シーンに至るまで、リアリティが決定的に欠けている。ステレオタイプなのです。だから、テレビの2時間スペシャル番組をスクリーンで見ている気分になる。政治プロパガンダ映画というジャンルは当然ないわけですが、ハリウッドの大作映画の中にはそう分類しても違和感がないものもあるわけで、そういう映画と比べても、目的の達成という点で成功していないし、映画という商品の完成度については、言わずもがな、というところではないでしょうか。映画を見る前から、「この作品は何が訴えたいのか」が分かり切っている映画など、おもしろいはずがないではありませんか。
0点(2004-04-02 13:10:30)(良:3票)
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