121. タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密
映像は綺麗です。他のCGアニメと比べても作り込みはかなりのものだと思います。 ストーリー自体は王道です。王道が悪いわけではありませんが、どっかで観たことのあるようなものの寄せ集めに感じ、正直私には合いませんでした。アニメ映画の教科書的な作品です。私としては王道の中にも何かプラスアルファがほしいですね。 [ブルーレイ(字幕)] 6点(2012-05-04 03:40:45) |
122. スリーデイズ
アクション映画なのかもしれないが、雰囲気はサスペンスのような緊張感があります。派手ではないけど、とてもテンポがよく最後まで飽きません。ストーリー自体はやりつくされているものですが、完成度は非常に高い映画だと思います。 [ブルーレイ(字幕)] 8点(2012-05-04 03:28:23) |
123. SPACE BATTLESHIP ヤマト
《ネタバレ》 ハリウッド映画に比べて、どうしても見劣りしてしまうCGものの邦画としてはよくできていると思います。結構違和感なく見られますね。 他のレビューにもあるように演技は確かに臭いです。ヤマトを見ていた世代は今大人なので、やはりそういった部分は鼻につくのでしょうね。柳葉さんとか木村さんの死ぬシーンとかね・・なんかわざとらしすぎて感動できないですね。クライマックスが演技が気になって感動できないとかちょっと・・ まあ、原作がアニメですからある程度は致し方ないのかもしれませんが。 [地上波(邦画)] 5点(2012-05-04 03:21:41) |
124. 映画ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団 はばたけ 天使たち
《ネタバレ》 リメイク版シリーズの中では一番良い出来だと思います。もともとの作品が良作ということもあり、とても楽しく観ることができました。 しかし、私には毎回リメイク版に共通した不満があり、今回もやはり・・という感じで同じ不満を抱くことになりました。それはリメイク版では全体を通して表現が優しくなっているところです。私は旧ドラえもんの映画において重要な要素の一つは恐怖だと思います。それが今のドラえもんにはありません。 リルルがのび太の家に来て、のび太の発言に対して反応したときのリルルの表情や、しずかちゃんの家に突然現れた敵ロボット、敵のボスが鏡の世界だと気づいたときのシーンが子供のころの私にはとても怖かった。だからこそハラハラしたし、ドキドキしたし、地球が救われたときはとても嬉しかった。この感情の高低差が大人になっても忘れられないほどの感動を与えてくれたのだと思います。 リメイク版では敵のロボットはデザインからすでにギャグっぽいし(あのカマキリみたいなやつ何?)演出の仕方も恐怖を感じません。終始おだやかに、楽しく進行しているだけです。 賛否両論あるのはわかっていますが、何でもかんでも子供に優しく刺激の少ない表現にすればいいのか!と今のアニメ全体の方向性に疑問を感じました。特にドラえもんには思い入れがあるだけに残念に感じました。 [DVD(字幕)] 7点(2011-12-05 04:22:26)(良:3票) |
125. 塔の上のラプンツェル
これぞディズニー作品とも言える王道的作品。技術の進歩もあり、美女と野獣のパワーアップ版といった印象を受けました。ディズニーファンなら間違いなく楽しめると思います。私としては一歩踏み出した何かがほしいですが・・。 [ブルーレイ(字幕)] 7点(2011-12-05 04:17:03) |
126. チェンジリング(2008)
事実は小説よりも奇なり、とはよく言ったものだ。そして、その事実を本作はただただ丁寧に再現している。もちろん脚色や誇張はある。しかし、クリントイーストウッドの演出は、観た人の心を揺さぶり、この事実を人々の記憶に残すための必要最低限なものでしかない。陳腐な言い回しかもしれないが"匠のなせる技"であると思う。 アンジェリーナ・ジョリーは言われなければ気づかないくらい、普段のアクティブな印象とは異なるが、特に違和感はなく、むしろハマっていたようにすら感じる。クリントイーストウッドにはそれが分かっていて選んだのかと思うと、さすがである。 [DVD(字幕)] 8点(2011-12-05 04:08:53) |
127. 遠い空の向こうに
ロケットっていいね~。ロケットのイメージとストーリーがベストマッチ。 [DVD(字幕)] 8点(2011-12-05 04:08:03) |
128. ヒア アフター
霊能者や宗教といった非科学的なものを語ったり信じている人を、私たちは無意識にどこか愚かな人間と決めつけて普段見向きもしないけれど、そういった世界が存在しないという証明はどこにもないわけで、私たちがやっていることはただの決めつけや偏見でしかないのかもしれない。 と・・そんな風に少し考えさせられました。 クリントイーストウッドのような、批判的に見られることの少ない監督が、批判的に見られることの多い題材を肯定的な表現で描いているところに何か妙な面白さを感じますね。正直こういったものを題材に選ぶイメージがなかったので、改めてイーストウッドの底の深さのようなものを感じ、最後まで楽しく観れました。この人はいくつになっても挑戦し続けることのできる人なんですね。 ラストシーンは解釈が難しく、釈然としないところがありますが、イーストウッドファンなら満足できる作品に仕上がっていると思います。 [DVD(字幕)] 8点(2011-10-10 06:29:45) |
129. ぼくのエリ 200歳の少女
ヴァンパイアとアート的表現、およそ結びつきそうにないこの二つの要素を一つの場に違和感なく溶け込ませた監督の演出が素晴らしかったです。多くを語らず、極力、映像や音楽、役者の表情で伝えようとする手法は、鑑賞後に映画というより何か一つの絵画を見たような感覚を与えてくれます。 [DVD(字幕)] 8点(2011-10-10 06:02:50) |
130. トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン
相変わらずのど迫力映像。たしかに前作よりもパワーアップしている。 しかし、正直なところこれといった目新しさがなく、残念な感じもありました。マンネリ化する前に、次あたりで気持ちよく終わらせて欲しい気もしますね。 また今回3Dで観ましたが、3Dはちょっと私には合わないようです。きれいに映像が見えるのは一部分だけで全体的にはブレたりするところがあり、鑑賞中とても気になりました。今後はどんな映画も普通に2Dで観ようと思います。 [映画館(邦画)] 8点(2011-09-20 02:44:57) |
131. トロン:レガシー
映像くらいはそれなりに見れるものだと思いますが、まあお金をかけているわけだから、当たり前といえば当たり前というレベル。正直、何もかも中途半端に感じる作品でした。 [DVD(字幕)] 5点(2011-06-16 03:48:20) |
132. 美女と野獣(1991)
ディズニーを象徴するような作品です。絵にかいたようなハッピーエンドは子供が観るには良いと思います。ただ、今のアニメ映画に慣れてしまった人には少々物足りないかもしれないですね。私もその一人です。 [DVD(字幕)] 6点(2011-05-06 06:52:53) |
133. ジャンヌ・ダルク(1999)
ストーリが浅いように感じました。悪い意味で漫画的展開です。歴史的なリアリティを求めるのであればオススメできませんが、気楽な気持ちで観たい人にはアリかもしれません。 [DVD(字幕)] 6点(2011-05-06 06:47:26) |
134. 告白(2010)
こういった作品はどうしても原作と比べられ、たいていは良い評価をあまりもらえないもの。しかし、監督が強い信念と愛情を持ってやれば、原作通りの、あるいはそれを超える面白さを表現できるものだと、改めて感じさせてくれる作品です。この小説を映像化しようとした監督の心意気が本当に素晴らしいと思います。 ミュージカルにも似たテンポとリズムでさくさくとストーリーが進み、最後まで飽きることなく観ることができました。邦画ではこの年一番の作品ではないしょうか。 [DVD(字幕)] 8点(2011-05-03 05:49:20) |
135. カイジ 人生逆転ゲーム
この手の作品は、ある程度名前だけで売れると思って、やっつけ仕事のようになっているように思う。そうでないのもあるんだろうけど、これに関しては、作品に愛情を感じなかった。 [DVD(字幕)] 4点(2011-05-03 05:37:10) |
136. ノルウェイの森
小説を読んだことのある人は「ふ~ん」という感じで、読んでいない人は「なんかよくわかんね」という感じ。どちらにしてもほとんどの人が大満足には至らない作品。 しかし映像化不可能(その通りだと思う)と言われた本作品をそれなりのものにした監督の手腕は評価に値する。なんだかなあと思う一方、これ以上どうしようもない、と思った。そういう意味での7点。まあ、小説読もうぜって話。 あと緑さんのセリフが棒読みなのが気になった。 [映画館(字幕)] 7点(2011-05-03 05:12:45) |
137. ベスト・キッド(2010)
良くも悪くも王道の展開。驚きは特になかったので、及第点しかあげられない。もう少しアクションシーンが多ければもっと楽しめたかもしれない。 [ブルーレイ(字幕)] 6点(2011-05-03 04:58:44) |
138. ソウ ザ・ファイナル 3D
3までは、最後のやられた感があったが、4以降はそれがなくなった。ゲームのシーンも目新しいものはなくなり、単に痛々しいだけ。ネタがないなら無理に引っ張らなければいいのにと思う。 [ブルーレイ(字幕)] 4点(2011-05-03 04:19:43) |
139. 21グラム
なんだか気分が滅入ってくる映画でした。でもなんかずしんとくるものがあるね。 それでも人生は続く。ってな [DVD(字幕)] 7点(2011-05-01 21:50:59) |
140. インシテミル 7日間のデス・ゲーム
《ネタバレ》 私には、何の目新しさも感じられませんでした。このような設定のストーリーにはよくありがちなものですね。 「主人公は絶対に悪に走らない」「不気味な密室」「一見簡単に思われる達成条件(一週間過ごすだけでしたっけ?)」「人間の隠れた本性が徐々に現れる展開」「最後は意外な人物が主犯だったり黒幕だったり」全てどこかで見たことがあるので、私にはもはや王道にすら思えました。何より、いまどきそんなわかりやすいやついねえと突っ込みたくなるようなキャラ設定にうんざりでした。 あと、これは個人的な意見ですが、藤原達也の演技が最近ワンパターンで胡散臭くさえ思えてきました。最初は上手いと思っていたのですが・・・ [DVD(字幕)] 3点(2011-03-20 23:06:01) |