121. デッドマンズ・カーブ
《ネタバレ》 ルームメイトの自殺による精神的ショックを考慮して全ての成績をAにしてもらえる措 置。そのデッドマンズ・カーブという特例を使って友人を陥れようとする仲間(?)の裏のかき合いが見物の今作。ラストは『ワイルドシングス』ばりのドンでん返しが見れるが、その頃にはオチなんてどうでもいい状態。90分の割に緊張感が無くダラダラした展開で、せっかく面白いプロットも台無し。次から次へ事件が起きるのだが、ほとんど警察が介入してこないのも納得出来ない。 [ビデオ(字幕)] 3点(2005-10-24 00:31:22) |
122. ザ・シークレット・サービス
『老兵は死なず、ただ消え去るのみ』。そんな言葉なんてクソ食らえとばかりに、息を切らしながらも頑張るイーストウッド御大。是非、毎年敬老の日に上映してほしい。 [ビデオ(字幕)] 6点(2005-10-21 01:26:16) |
123. スリー・キングス
《ネタバレ》 『殺す側』と『殺される側』。戦争ではこの二つのみに分類される。つまりやるかやられるか。 映画冒頭、マーク・ウォルバーグ演ずるアメリカ兵のトロイは何の気なしにイラク兵を撃ち殺す。多少の悔みはあるものの、それは戦争という名文でまかり通ってしまう。物語中盤にそのトロイがイラク兵に捕まり拷問を受け、母国の妻子が爆弾テロに巻き込まれたらと問われる。そこで気付かされるモノ。イラク国民の妻子、アメリカ兵の妻子、それぞれの立場が描かれる事で、より鮮明にそれは浮き上がってくる。母国の妻子がテロに巻き込まれるところを想像し悲しむトロイ。これはかつて想像出来なかった事であり、拷問を受け死と向かい合った事で気付かされる。 物語終盤、トロイはイラク兵に撃たれる。己がイラク兵を撃ったように。このシーンがこの映画の全てを物語っていて、冒頭でイラク兵が撃たれるシーンとリンクする。つまりトロイは『殺す側』と『殺される側』を体験する。これには観客である我々も「はっ」とさせられる。冒頭のトロイと我々は同じであると。テレビ画面を見て、数秒間悲しんで終わり。テレビを見ている我々は殺される事などないと思っているのだ。 反戦映画は山ほどあるが、この映画程直接的に訴えかけてくるはないと思う。 [DVD(吹替)] 10点(2005-10-21 01:19:06)(良:1票) |
124. 沈黙の戦艦
《ネタバレ》 セガール主演映画初体験の私にとって苦痛でしかない104分でした。まずいくつも勲章を 貰うほどやり手軍人セガールが、なぜコックをやっているのか。しかもなかなかの腕前らしいが自身が腕前を奮うシーンは無い。まあそこはいい。戦艦がテロリストに乗っとられてからはコックセガールから軍人セガールに大変身するのだが、妙に実践的な殺陣を披露してくれる。軍人コックというありえない設定に妙にリアルな殺陣というアンバランスさに食中り寸前。 [ビデオ(字幕)] 1点(2005-10-18 12:58:53) |
125. キャリー(1976)
シシー・スペイセクが佐々木蔵之助に見えてしょうがない。 [ビデオ(字幕)] 6点(2005-10-13 16:15:05)(笑:2票) |
126. ザ・インタープリター
社会派のシドニー・ポラックらしく、なかなか見応えあるポリティカルサスペンスに仕上げている。問題があるとすれば、視点がバラつき過ぎることか。敵の視点を無くせば、もっと簡潔に、より緊張感のある話しになったと思う。ちなみにこの映画の二コール・キッドマンは、出演作品史上トップクラスに美しいと思う。ちなみに『ピースメーカー』のキッドマンが綺麗さでは一番。 [DVD(字幕)] 5点(2005-10-13 16:12:05) |
127. 宇宙からのメッセージ
序盤でポリ公にチキンレースを挑む田舎の不良という展開を宇宙で見せ付けられ正直唖然。舞台は宇宙なのにやってる事は田舎の不良ドラマという前代未聞具合が心地良い。この映画にハリウッドクラスのマネーを注ぎ込めば、スターウォーズ越え間違い無いと思う傑作。 [ビデオ(字幕)] 6点(2005-10-12 00:07:46) |
128. 閉ざされた森
出てくる奴らがいかにも「意味有り気です」なので、観てるこちらは勘繰る勘繰る。様々な伏線から推察し、あのオチに納得できる人は相当の懐の深さがあるお方。 [ビデオ(字幕)] 5点(2005-10-12 00:05:31) |
129. テイキング・ライブス
いよいよキーファーがジャック・バウアーにしか見えなくなってきた。 [DVD(字幕)] 4点(2005-10-09 02:25:40)(笑:1票) |
130. スキャナーズ
《ネタバレ》 主役がマイケル・アイアンサイドに食われまくり!『脳ミソボガーン』する人のイッちゃう時の顔が最高。 [ビデオ(字幕)] 5点(2005-10-07 00:34:53) |
131. いつかギラギラする日
【イニシャルK】さんの言う通り、荻野目慶子演じる麻衣ちゃんがキャピキャピし過ぎてて腹が立ってくる。頼むから千葉ちゃん!麻衣ちゃんを地獄拳で殺してくれ、と本気で思った。 タイトルの「いつかギラギラする日」はショーケンの某事件の記者会見の日と思うと、なんか考え深い。 [ビデオ(字幕)] 8点(2005-10-06 00:14:49) |
132. 仁義なき戦い 広島死闘篇
《ネタバレ》 前作の主人公菅原文太演ずる広能は今回は脇役としての登場。広島死闘編の主人公は北大路欣也演ずる山中だろう。血で血を洗う抗争に巻き込まれた山中の悲運の物語に男泣き確実で、ラストの憔悴っぷりは涙なくして見れない。 [ビデオ(字幕)] 10点(2005-10-06 00:10:16) |
133. 下妻物語
深田恭子主演?ああ、ただのアイドル映画ね。ほっんとすみません!映画を外見で判断してはいけないという基本理念を忘れていました。こんな傑作を見過ごしていた事に己を戒めたいと思います。なんせロココ至上主義のロリータ桃子を演じた深田恭子の一世一代の名演が光る。女気溢れるヤンキーイチゴを演じた土屋アンナもハマリ役。女のバディームービーと思えば、そこはもうエディ&ダンの48時間コンビ並。さらにCM畑出身の中島監督演出だけあって、一枚絵の構図が素晴らしい。 [DVD(字幕)] 8点(2005-10-04 00:26:50) |
134. 宇宙戦争(2005)
《ネタバレ》 大阪でトライポッドを撃墜したという劇中のニュースが面白すぎる。多分阪神ファンが寄ってたかってボコボコにしたに違いない!米軍が苦戦したトライポッドを倒すなんて、関西パワー恐るべし。 [映画館(字幕)] 8点(2005-10-04 00:22:47)(笑:2票) |
135. マイ・ボディガード(2004)
『スパイゲーム』で極めたように思えたトニー・スコットの演出編集技術だが、今回はちとやり過ぎた感が否めない。やたらとチカチカさせてカットを細かく割る技に酔ってるとしか思えない。ただ相変わらずのテンポの良さと、魅せる演出にはアッパレ! [映画館(字幕)] 6点(2005-10-04 00:17:35) |
136. 0:34 レイジ 34 フン
《ネタバレ》 私は断固この映画を指示します! 『悪魔のいけにえ』よろしくの不条理系ホラーで、舞台はTUBEと称される入り組んだイギリスの地下鉄。主人公の高慢チキな女が得体の知れないモノから追われるというもの。夜の地下鉄の怖さ、不条理の怖さ、うまく体現していると思う。伏線の張り方もうまく、最後はちょっとクスっとくるエンド。そしてこの映画の誉めるべき点として、得体の知れないモノをキチンと描ききっている所にある。近年のホラーを見ると、ただクリーチャーが襲ってくるコケおどしみたいな映画が多い。『ジーパーズ・クリーパーズ』がそのいい例。クリーチャーを曖昧にする事で恐怖を演出しているのだろうが、それはキチンとした映画の流れがあってのこと。土台が甘い映画に限って、このパターンが多い。まあ『ジーパーズ~』の続編『ヒューマンキャッチャー』は改善されて、痛快なモンスター映画となっている。『レイジ~』では、物語の後半は、クリーチャーメインで話しは進んでゆく。彼のバックボーンもキチンと描くし、オチもつけてくれる。曖昧なホラー映画に対して『レイジ~』が突き付けたモノは大きい。ってかっこよく締めてみた次第です。 [映画館(字幕)] 6点(2005-10-04 00:12:56) |
137. 降霊<TVM>(1999)
《ネタバレ》 風吹ジュンの肩越しに腕ダラーは本当に怖すぎる。 [ビデオ(字幕)] 8点(2005-10-02 00:55:01) |
138. ザ・リング2
《ネタバレ》 本家リングの生みの親とも言える中田秀夫がハリウッド資本で、ringの続編を監督。前作ゴア・ヴァーービンスキーに足りなかった恐怖描写を中田監督に期待したのだが、結果的には凡庸な作りに。物語は前作から数ヶ月後で、ナオミ演ずるレイチェルと息子のエイダンの元にサマラが襲撃してくるというもの。序盤からサマラとレイチェルをマッチアップさせ、ハリウッド映画的に展開が早く物語は進む。しかしそこには緩急がなく、ただただレイチェル対サマラの戦いが繰り広げられる。もう少し話しを脱線させて遊んでほしかったし、その緩急をつける事によって物語にリズムが生まれたと思うのだが。 [映画館(字幕)] 5点(2005-10-01 00:11:08) |
139. ランド・オブ・ザ・デッド
一緒に行った友達が、黒人のゾンビをモーガン・フリーマンだと思っていた…。 [映画館(字幕)] 6点(2005-10-01 00:04:48)(笑:2票) |
140. コントロール(2004)
レイ・リオッタ、ウィレム・デフォーという顔合わせが、ある意味一番の謎かけだったような…。 [DVD(吹替)] 5点(2005-09-30 23:59:26) |