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コメント数 1963
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【製作年 : 1940年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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121.  ヤンキー・ドゥードゥル・ダンディー
ヤンキーなのにダンディー?しかも演じているのがジェームズ・キャグニーてのがある意味、可笑しくて、笑ってしまいます。歌い、踊る。ピアノの演奏するシーンが多いけど、ジェームズ・キャグニーがここまで楽しそうに演じているのを見てしまうと、ストーリーなんて、もうどうでも良く思えてしまったり、話そのものは特別面白いとも思えないし、テンポもそんなに良くはない。それでも、ジェームズ・キャグニーは何をしていても面白い。あの変な騎手の姿が妙に似合っていたり、この人、コメディアンとしてのセンスも抜群です。何度も言うように特別面白い映画じゃないけれど、ジェームズ・キャグニーの面白さが見られるということではファンとして見て損したという気持ちにはならない。
[ビデオ(字幕)] 6点(2010-03-01 21:49:37)
122.  虎の尾を踏む男達
これを見たのは何年も前のことで忘れてしまってることのが多い。そんな中で晩年の黒沢映画に見られる説教臭さがほとんどなく、気軽に観ることが出来るという意味ではカラーの黒沢映画よりは良い。但し、黒沢映画としては特別凄い映画とは思いません。大河内伝次郎とエノケンの二人が面白いというだけで作品そのものは黒沢明監督本来の力強さ、ダイナミックさ、リアリズムには欠けるものの晩年のカラー映画とは違っておそらく監督自身が最も力まずに撮った映画ではないでしょうか?
[CS・衛星(邦画)] 6点(2009-08-06 23:09:23)
123.  黒水仙(1947) 《ネタバレ》 
何ともいやはや、女って恐ろしいなあ!あの二人の美女による嫉妬、まあ、この場合はシスター・フィリッパによる勝手なまでによるシスター・クローダに対する女としての嫉妬なわけだが、あの赤い夕日、炎めらめらと浮かび上がる不気味な景色と修道院というこれまた何とも不気味なまでの空間、デボラ・カーのクローダとフローラ・ロブソンのフィリッパの二人きりのシーン、嫉妬の相手である女の前で口紅を塗り、灯りを消してスカートから足、それもちらりとだけ見せる太もも、やばいねえ!あの場面は足フェチな私にはたまらなかった。最後も嫉妬に狂い、クローダを崖から転落させて殺そうとし、自ら落ちて死んで行くフィリッパ、見ていて恐ろしい女の女による嫉妬、とにかく話そのものは面白味も無ければ、こういう今日みたいな暑い夏の日の昼間に観るような映画ではないが、二人の女優の美しさを観るという意味で見て損のない作品だと思う。
[ビデオ(字幕)] 6点(2009-07-20 15:01:55)
124.  忘れじの面影(1948)
何だか解らないなあ!ジョーン・フォンティンのような美人が何故、忘れられるのか?いまひとつ解らないだけにちょっと感情移入しずらい部分がある。ただ、作品全体の雰囲気、まるでヨーロッパ映画でも見ているような錯覚を覚えるほどの美しい映像とジョーン・フォンティンの美しさを見ているという部分においては見ていて物語を忘れてしまうほど、とにかくこの映画は映像といい、ジョーン・フォンティンといい、美しい。話の中には入りずらい部分と何故、ジョーン・フォンティンの存在が男にとって忘れじの面影として残らなくてはならないのかという疑問が残るが、それでもジョーン・フォンティンの存在と演技の上手さ、待つ女の悲しさみたいなものがきちんと描かれているという意味では評価出来るだけの作品だと思う。白いバラが似合う女、ヒッチコック作品同様に美しいジョーン・フォンティンの為の彼女の美しさを楽しむための映画ではないかと思う。
[DVD(字幕)] 6点(2009-06-28 13:54:52)
125.  幸福の設計 《ネタバレ》 
アントワーヌよ!あれだけとっさに宝くじの番号言えるんだからさあ!どこで落としたのか?ぐらい覚えてろよ!しかし、男達のイカれてること。イカれてること。アントワーヌのイカれぷり、アントワーヌ婦人に付きまとうあの嫌らしい爺のイカれぷり、そんなイカれてる二人が殴り合ってるのを楽しんでる周りの連中、中でもカウント9まで数えながら一旦止めてアントワーヌ!と叫ぶ観客の一人、さっさとテンカウント数えたらどうなんだ?この映画はみんなみんなとにかくイカれてる。映画自体はやはりイカれてる。だからてつまらなくはないが何だか物足りない。あのクソ爺をもっともっと痛め付けて欲しかった。 
[ビデオ(字幕)] 6点(2009-02-25 20:28:45)(笑:1票)
126.  フィラデルフィア物語
あれ?なんかどっかで一度見てるような気がするけどって思っていたらそうか!この作品のリメイク版がグレース・ケリーの「上流社会」なんだね。で、どっちが好きかということで判断すれば私は「上流社会」のが好きです。冒頭のキャサリン・ヘップバーンとケイリー・グランドの喧嘩の場面、この場面、全く二人に台詞がない。台詞など無くてもこの二人がうまくいってないのがよく解る。この演出はまず素晴らしい。台詞に頼ることなく状況を伝える。これは俳優の演技で見せる作品で、けして、大笑いするようなドタバタを期待しない方が良い。はっきり言ってコメディというジャンルに属しながらも笑えないのです。だからといってつまらなくはない。そして、この作品の私の注目は大好きなヒッチコック作品に多く出ている二人の俳優、ジェームズ・スチュアートとケイリー・グラントの共演てのがとても興味を誘い、正反対な二人の男が1人の女に惑わされるてのが面白い。
[ビデオ(字幕)] 6点(2009-01-01 21:33:56)
127.  自由への闘い
ジャン・ルノワール監督による戦争への思い、反戦がテーマで自由への闘いとタイトルにあるように自由を求める男のドラマであるが、やはりあの名作「大いなる幻影」と比べてしまうと見劣りしてしまう。フランス人である監督がアメリカで撮ったこの作品、戦争の怖さと人間が人間が裁くことの難しさ、辛さみたいなものを描こうとはしてはいるものの、やはりアメリカという国、監督の母国でないだけにアメリカ側な立場でしか描けてないようにも思えて辛い。けして、悪い映画でもないし、完成度もなかなかだとは思うが、ドイツ人の悲しさがこの映画の中では見られないし、いまひとつ伝わらない。この監督らしい人間を見る視線、優しさと厳しさとのバランスという意味で何か引っ掛る。良い映画ではあるんです。それでもやはりこれ以上の点数は付けにくい。
[ビデオ(字幕)] 6点(2008-12-23 21:23:24)
128.  三十三間堂・通し矢物語
成瀬巳喜男監督による珍しい時代劇!ところが観ていても全く成瀬映画ぽく感じない。マキノ雅弘か溝口健二かってぐらいにしか思えない雰囲気、それは出演者の顔ぶれにも現れている。田中春男のあの落ち着きの無さ、うろうろしまくり、あっち行ったり、こっち行ったりと、まあ、とにかく少しは止まってろよってぐらいの落ち着きの無さ、まるで「次郎長三国志」シリーズの大五郎のようです。それに脚本が小国英夫で配給会社も東宝、どう考えても成瀬映画には思えないし、マキノ映画です。しかしながら他の出演者の顔ぶれを見るとこれはこれで溝口作品ではないかと思えてしまう。何しろ、長谷川一夫に田中絹代ですからね。長谷川一夫のかっこ良さは溝口映画での長谷川一夫以上、いやいや、これほどまでに長谷川一夫が男らしくてかっこ良いなんて思ったのは初めてかもしれないぐらい男らしい。田中絹代はこれまた絶える女、大八郎の為に身を尽くす姿は何とも言えないぐらいの女としての哀しさみたいなものが現れている。あの最後の方の弓矢のシーンの緊張感、面白さに比べるとそれまでがちょっと退屈だったりと、成瀬巳喜男監督はやっぱり時代劇よりも現代劇や男と女のドロドロした話のが合ってると思うし、私は好きです。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2008-11-16 11:43:58)
129.  阿波の踊子 《ネタバレ》 
これはもう完全に高峰秀子の為にあるような映画!高峰秀子のこの可愛さ、何という可愛さだことか!自分が長い間、募っていた男が眼の前に現れた瞬間に見せるあの笑顔、嬉しそうな顔付き、本当に高峰秀子が可愛い。この映画の高峰秀子の可愛さは絶品でございます。そんな高峰秀子が長谷川一夫の真似をして阿波踊りをする時のあの可愛さはもう忘れられなくなるぐらいです。ただ、この作品、高峰秀子は物凄く可愛いものの、それだけで話としては盛り上がりに欠ける。マキノ映画らしい踊りのシーン満載なのにいまひとつなのは何故だろう?次郎長三国志シリーズでよくあるような粋な感じ、喧嘩も祭りだみたいな感じが影を潜め、また長谷川一夫の存在がそうしているのかどうか?はよく解らないが、あれだけの凄い祭りのシーンを最後に見せてくれるのに、思ったほど盛り上がらない。いや、だからと言ってつまらなくはないのだが、マキノ映画にしてはちょっと物足りない。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2008-02-16 22:38:48)
130.  象を喰った連中 《ネタバレ》 
吉村公三郎監督による社会派の風刺を込めて描いた喜劇で、死んだ象を喰ったことから男達が家庭を巻き込んでパニック状態になるのだけど、前半はかなり面白いのに、途中から失速!そんな中で、笠智衆のコメディアンぶり、死んだ象の肉を食べてしまったと分った時のあの表情は、どこかチャップリンのような雰囲気で楽しめました。作品全体の出来としては、さほどではないと思うものの、それなりに楽しむことは出来ました。
[ビデオ(邦画)] 6点(2006-10-27 21:53:44)
131.  壮烈第七騎兵隊
何となく観ていて、どこか「風の共に去りぬ」みたいだな!と感じたのは、何と出演者、二人の女性、一人は主役の男の嫁さんとなるオリビア・デ・ハヴィランドで、もう一人は「風の共に去りぬ」で黒人女性として初のオスカー受賞?違ってたらすいません!のハティ・マクダニエル、更に何と何と音楽と演出家までが一緒で、どうりで雰囲気がよく似ているわけだ!ただ、「風の共に去りぬ」と比べてしまうと、どうしても物足りないし、スケールは落ちるし、完成度も低いと感じてしまいます。所々、おっ!と思わせる場面もあるのだが、それでも何か物足りない。けして、つまらなくはないし、それなりに楽しめるけどやはり物足りないなあ!西部劇としてはよく出来ているとは思うものの、他の傑作・名作西部劇と比べても何か物足りない。
[ビデオ(字幕)] 6点(2006-10-09 17:59:47)
132.  ミュージック・イン・マイ・ハート
リタ・ヘイワース主演によるミュージカル!リタ・ヘイワースはここでも魅力的ではあるが話の面白さや悪女的な感じがいまひとつでそれなりに楽しめたけど、物足りない。リタ・ヘイワースって絶対に悪女が似合うし、そういう女を演じることによってもっともっと男心をくすぐる。刺激するという意味でもこの映画は物足りない。またコメディアンとしての資質も持っている女優でもある。そういう意味でも中途半端な印象しか残らない。
[ビデオ(字幕)] 6点(2006-07-22 20:24:19)
133.  還って来た男
川島雄三監督に笠智衆という珍しい組み合わせに興味が沸くものの、川島雄三監督らしい才気がほとんど見られず不満の残る出来ではあるが、つまらなかったかというとつまらないとは思えないし、普通に楽しめる程度ではあるのですが、私のように余程の川島雄三信者でもない限りはそんなには楽しめないと思います。佐野周二に関しても「とんかつ大将」で見せたあの怪しくも善人という謎めいた人物像的な面白さや良さがここでは見られない。はっきり言って凡作ですけど、それでもこの監督の作品作り、映画作りに対する姿勢の素晴らしさを観ることが出来るという意味でもそれなりに評価しても良いような気がします。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2006-07-13 21:42:41)
134.  失われた週末
大好きな監督の一人でもあるビリー・ワイルダー監督の作品の中ではそれほど面白いとは思えないこの作品、しかし、これだけ重いテーマにチャレンジしたその姿勢は大いに買いたい。アルコール依存症の人にとっての酒はなくてはならないものだという事についてこの映画は深く語っている気がします。こういう時には重い話も悪くはないし、同じ重い映画でも「ダンサーインザダーク」のような後味の悪さしか残らない作品ではないので、嫌いではありません。
[DVD(字幕)] 6点(2005-11-18 22:14:23)
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