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121.  3人の逃亡者
えっ?何?犯罪映画か?というようなスタートが一転して喜劇的になって、更に親と子のヒューマンドラマ風になるという何とも贅沢な映画である。それはそれで面白いけど、ちょっと欲張り過ぎかな?まあ、それでも面白く見られるし、何と言ってもあの女の子の可愛さ、これがこのおかしな犯罪コメディの中で安らぎを与えてくれている。
[DVD(字幕)] 7点(2010-12-13 22:18:48)
122.  天使とデート
まずは言っておくけど、ストーリーそのものは特別どうってことはない。でも良い。エマニュエル・ベアールの存在が全てを語っている。この映画は誰が何て言おうが、とにかくエマニュエル・ベアールの美しさ、もう、本当にこの世のものとは思えないぐらいとにかく美しい。いや、美しいなんてもんじゃない。美しすぎる。ただただその美しき正に男にとっての彼女は天使そのものである。正に女神のような存在である。その美しさを堪能する。この映画のエマニュエル・ベアールを見ても何とも思わない。何も感じないようでは男失格である。男である以上は誰が見ても間違いなくその美しさに見入ってしまうはずである。どんな映画?て聞かれたら「エマニュエル・ベアールを見る映画」と私は答える。この映画に対してストーリーに対する文句、ケチなど不要である。ただただエマニュエル・ベアールを見て、なんて美しいんだろう!と酔いしれる。そのようにして見るべき映画である。これ一本で私の頭の中では生涯、エマニュエル・ベアールという女優の名前は忘れることはないでしょう!タイトル通りエマニュエル・ベアールの天使とデートしているような気持ちにさせられた。
[DVD(字幕)] 7点(2010-11-27 22:29:36)(良:3票)
123.  月の輝く夜に 《ネタバレ》 
なるほどね。それは確かに弟の方に惹かれる気持ちが何となくだけど解る気がしてしまうほど兄貴のアホ、マヌケぶりがある意味微笑ましくもあり、情けなくもありと色んな意味でこの映画に出てくる人達はどこか憎めない。結婚したい相手にプロポーズする場面で大事な指輪さえ忘れるわ、挙句の果てには弟に女を持っていかれるわでどうしようもないバカ兄貴!話としては都合の良すぎる展開も全て許せてしまうのは雰囲気が良いのと、絵が美しいのと音楽も美しく、都会の町並みの風景やら空に浮かぶ大きな月、それを見て吠える犬、一度に五匹もの犬を連れて歩くおじいちゃんも微笑ましかったりとそういうものもこの映画を単なるラブコメディではない、大人のドラマとして見せるだけのものを感じさせる上手さを感じることが出来た。
[DVD(字幕)] 7点(2010-09-23 21:18:51)
124.  会社物語 MEMORIES OF YOU
谷啓さん死去という悲しいニュースを聞いて借りてきた。もう二度とあのジャズ、かっこ良いトロンボーンが聞けないと思うと本当に残念でならない。会社物語という何ともしみじみした内容に私の知っている。今まで見たクレージーキャッツの映画にはない空しさ、笑えるシーンもほとんどなく、何だか寂しい感じが漂う。正直言って楽しい映画ではない。でもこれはこれで有りだと思えるのは、クレージーキャッツのメンバー全員が勢揃いしているということが大きく、メンバー全員の最後の共演作品であるというだけでもファンにとってはありがたい映画である。谷啓さんが亡くなる前に既にハナ肇も植木等ももうこの世にはいない。この世にはいないと言う意味では監督の市川準監督ももう亡くなってしまっている。谷啓さん、天国でハナ肇や植木等といった仲間とこれからも楽しくやってください。ご冥福をお祈りすると共にあなたの存在、一生、忘れることはありません。「釣りバカ」シリーズでの佐々木課長、大好きでした。
[DVD(邦画)] 7点(2010-09-12 12:11:48)(良:1票)
125.  BARに灯ともる頃
父親にとってはいつまで経っても子供は子供のままであり、それが息子となれば、尚更のこと、永遠に可愛いものであったりする。また息子にとっての父親の存在の大きさというものを離れて暮らすことで今まで気が付かなかったものが見えてくるとしいうような何かこれは男と男、つまり男同士の関係は母親と娘に置き換えてみても同じようなものであったり、離れていてもどこかで繋がっているんだというのがこの映画を観ると感じずにはいられない。あれほど息子を子供のように可愛がり、だからこそ信じあうものが生まれてくる中で息子には息子としての事情があって、父親の存在が時に邪魔くさく思えてならなかったりと人間はそういう生きものであるとばかりに色々と考えさせられる映画でもある。こういう映画を観るとイタリア映画はアメリカ映画にはない上手さ、家族を描くことに力を注ぐことに関してはどこか日本映画的な香りを感じる国、それがイタリアという気がします。
[DVD(字幕)] 7点(2010-07-02 22:44:38)
126.  センチメンタル・アドベンチャー
クリント・イーストウッド=西部劇というようなイメージがある中でのこれは西部劇とロードムービーと音楽とクリント・イーストウッド自身が1番、やりたかった映画はこういう映画であるような感じがする作品ではないだろうか?淡々とした流れで派手さはない。どちらかというと内容的にも暗い。この監督、俳優としての作品に常に付きまとう「死」というものの人間にとって、それは人間だけでなく、生きもの全て、命のあるもの全てに必ずいつかは起こるもの、そういうものが描かれている。音楽を誰よりも愛している者の音楽への気持ち、病気で声が出なくなりそうになる中での音楽に対する情熱、色んなものが描かれている。タイトルこそセンチメンタルなんてあるけれど、全くセンチメンタルではない。人間としての誇り、刹那さ、改めてクリント・イーストウッドという人は人間とは何か?的な問いを画面を通して訴えかけてくる。あまり見ている人の数が少ないのか?この映画の中にその後のイーストウッド作品を語るものが見られるような気がして、色んな意味で監督としてのクリント・イーストウッド、俳優としてのクリント・イーストウッドを思わせる映画でもあるような気がする。
[DVD(字幕)] 7点(2010-07-01 22:25:19)
127.  木村家の人びと
このタイトルから「犬神家の一族」的なものをついつい思い浮かべてしまう。ところがまるで違う内容のこちらはドロドロなんて全く無縁のほのぼのとした話で、それはそれで良いのたげれど、映画的なドラマとしての面白さはあまり感じられない点が少し物足りないけれど、こういう雰囲気の作品も私は結構、毛だらけ、おっと、それは別の映画である。結構、好きなので点数は甘めの7点を付けたくなる。家族全員がこつこつとお金を貯める。ただそういう内容なので、退屈だと感じる人がいてもけして、不思議でないし、むしろそういう人の方が多いかもしれない。私にはこの何の盛り上がりも無ければ、映画的興奮も感じられないそんな作品なのだが、それでも楽しむことが出来たのはこの手の作品が好きだからである。要するに好きか?嫌いか?面白いか?つまらないか?なんてものは人それぞれなのだということをこの映画を見て改めて映画の好みは人によって大きく違う。色んな好みがあって、当たり前!その当たり前なことを見て楽しむ。それが映画本来の正しい見方ではないかと思う次第でありまして、で、何が言いたいんだよ?お前は?て思われるかもしれないけれど、この何てことのない家族の物語を見て、家族って改めて大切だということを教えられた気がする。
[ビデオ(邦画)] 7点(2010-05-16 21:35:25)
128.  インテルビスタ 《ネタバレ》 
フェリーニの映画というと、難解なものが多い。そして、またそんな難解な作品の中でも常に映画とは何か?という監督自身の戦い、葛藤みたいなものが見られるというのがこの監督の特徴であるように感じられる中で、この映画は解り易くて難しさもないのでこの監督が苦手な人でも見られる。楽しめる映画になっている。映画製作の撮影模様を映すフェリーニの顔付きがこれまた映画を撮るということの面白さを表しているようであり、色んな撮影風景なども見所の一つで、そして、何よりも年老いてしまったアニタ・エクバーグが若かりし頃の自分の姿が撮られている映画「甘い生活」を自宅で見ながら涙ぐむ姿には年老いていくことの刹那さなどが感じられて、見ていても若い頃の自分に戻れたらと思ってしまい切なくなってくる。きっとフェリーに自身も昔の自分のままでいつまでもいられたらと思ってるに違いない。少なくとも私はそう思う。過去のフェリーに監督の作品が紹介されるというのはこれはフェリーに自身の自分へのノスタルジイであって、自分の映画が好きな人へのファン向けの作品であるというのが見ての感想です。
[ビデオ(字幕)] 7点(2010-05-05 11:35:53)(良:1票)
129.  マルサの女2 《ネタバレ》 
確かに1作目のような見終わった後の爽快感は無い。むしろそれ以上に後味の悪さの方が上である。しかし、これこそが現実なんだ!結局は泣き寝入りすることになってしまうというその正しい者よりも悪人の方が勝つなんて、どう考えたって間違っているし、絶対におかしい。けれど、そんなおかしなことが起こり得るのが世の中の実態であるということを伊丹十三監督は描きたかったに違いない。少なくとも私にはそう思えてならないのである。世の中の全ての矛盾に対する怒り、許せない者、あってはならない現実、それを有りのままに見せ付けられることになる。正しく間違いだらけの世の中の象徴のような映画である。
[DVD(邦画)] 7点(2010-04-26 23:11:44)
130.  思えば遠くへ来たもんだ
武田鉄矢主演の熱血教師が主人公の映画で、田舎臭さが漂う映画作りが田舎で生まれ、田舎で生活している私にとっては良い意味で田舎の良さというものが感じられて、それだけでも観て良かったと思えるし、話としての面白さは特別に凄く面白いというようなものはない。しかし、監督が「男はつらいよ」や「釣りバカ日誌」のシナリオを書いている朝間義隆というだけあって、安心して見ていられる。この安心感はやはり「寅さんシリーズ」で長年、培ってきたからであろうし、そういうものが感じられ、武田鉄矢にしても金八先生みたいにやたら説教臭くというものが無く、そういう意味でも同じ武田鉄矢なら金八先生よりもこの映画の青田喜三郎を選ぶ。それとこの映画、大山のぶ代が出てきて、何だか昔の「ドラえもん」だと(今のドラえもんも私は好きだけど)いう懐かしさやら、色んな意味で懐かしさを感じたり、出来としては良い映画だとは思えないし、何度も言うように凄い映画でもないけれど、今のやたら銃をぶっぱなしたり、凄い特殊技術で人を殺して見せたりするハリウッドの長大作に見られる。そういうものが無いのも良い。最後にもう少し!「刑事物語」も未見の私としては是非、一度観てみたい。武田鉄矢には田舎がよく似合う。以上!
[ビデオ(邦画)] 7点(2010-03-07 11:56:29)(良:1票)
131.  ディーバ 《ネタバレ》 
青、青、青、まずは何と言っても青が印象に残る。壁の青や、部屋の中に眼を向ければ、そこにも青いものが見え隠れする。部屋の外から中へと立ち込む光の色、反射、出演者の中にも青を着ている者もいるし、何から何まで青、青、青です。その次は赤、この映画はまず何よりも色に対する拘りのようなものが凄く感じられる。まるで一種のアートのようである。確かに話としては特別に凄い面白さは感じられない。しかし、見ている間はそう思っても見終わった後には何か解らない不思議な魅力、ミステリー調な中にあるフランス映画的な香り、パリの空に殺しが絡んでくるその雰囲気、上手く言えないけど、私はこの映画はストーリーよりも雰囲気を楽しむ映画ではないかと思う。主人公の女性への憧れ、黒人のオペラ歌手への想いの強さ故にやってはいけないことをしてしまう気持ちも描かれているし、ラストのステージでのオペラ歌手の誰もいない所での歌声、カセットに収められた自分の歌声を聞く彼女を見ている少年、ここでもまた青が印象に残る。映し出されるテレビのモニター画面の色までもが青かったり、ステージの色の青だったり、この監督さんの色に対する拘りを見ているようです。
[ビデオ(字幕)] 7点(2010-02-09 21:15:26)
132.  張り込み(1987) 《ネタバレ》 
これは完全にリチャード・ドレイファスの方が役得である。上司からの命令、会社司令だからって、羨ましい。羨ましすぎる。あんな美しい女性、それも犯人の恋人を監視する。そして、いつの間にか彼女のことが好きになってしまう。それだけでなく、相手からも好かれる。更に最後も良い所取りと完全にエミリオ・エステヴェスよりも儲け役です。内容的には如何にもアメリカ映画的な感じの刑事ものにコメディの要素を取り入れてといった具合な娯楽映画であって、気軽に楽しめる作品になっている。大してお金がかかってない映画だと思うけど、下手に大金つぎ込んでCGの凄さきりをアピールするような映画よりもずっとずっと好感が持てる。
[ビデオ(字幕)] 7点(2010-01-17 13:00:09)
133.  サボテン・ブラザース
何なんだ?このノーテンキな男達、その名も「サボテン・ブラザーズ」もう、この名前からしてぶさけてるし、それでいて、妙な可笑しさが気持ち良かったりするから不思議である。所々で滅茶苦茶過ぎなのが気にもなるし、西部劇とコメディの融合というアンバランスな感じもアメリカンコメディとして観れば苦にはならない。大爆笑とまではいかなかったけど普通に楽しめたので良しとしよう!という気持ちで7点ぐらいは付けても良い。しばらくしたらストーリーなんて忘れてしまいそうだけど、アミーゴ!ていうネーミングとあの変てこな木、歌う木だけは忘れないだろう!
[DVD(字幕)] 7点(2010-01-11 21:42:16)
134.  釣りバカ日誌2
ちょっと谷啓さんの死去から随分と日が経つ中で、また観たくなってきたから借りてきた。一度は映画館で1作目から最後の作品まで全部観てます。久しぶりに観るけど、やはりこのシリーズは初期の頃の方が面白い。西田敏行と三國連太郎のコンビはやはり良い。このシリーズに対してはあれ?何で前作で高松に戻ったはずの浜ちゃんとみちこさんがまた東京にいるの?なんて突っ込みは無しにして、もう余計なことは一切抜きに楽しみたい。ここからの「釣りバカ」シリーズはいわば寅さんと一緒です。必ずマドンナ的存在の女性が出てくるというのは明らかに寅さんファンを意識しているように思う。浜ちゃんとすーさんがそんな美しいマドンナとどう話の中で絡んでいくか?を楽しむ。マドンナには原田三枝子、自分としては渥美清こと寅さんが元気なうちに原田三枝子のマドンナの寅さんも見たかったという不満をこの寅さんシリーズ同様にマンネリ化していようが、中にはつまらないものが幾つかあろうがそれでもシリーズ全体を通して見てしまうほどのファンとしては見せてくれていて嬉しかったりもする訳で、他にも谷啓演じる佐々木課長もまだこの時は元気だし、勿論、石田えりのみちこさんも素敵です。とにかくシリーズの第2作目こそがこの後のこのシリーズの原点みたいな感じが致します。 (訂正:2010年10月24日)
[DVD(邦画)] 7点(2009-12-22 23:44:26)
135.  ペイルライダー
これは既に何人もの方が書かれているように「シェーン」そのものである。あの壮大なる西部の町並みの美しいこと!美しいこと!美しさにおいては完全に「シェーン」よりも上だし、アクションものとしてもこっちの方が上かもしれない。ただ、私は「シェーン」の方が好きです。確かにクリント・イーストウッドは文句なしにかっこ良いし、馬に乗っているだけでも絵になる。それでも「シェーン」ほどの感動を味わうことは出来なかった。面白い映画であることは否定致しませんので7点ぐらいは与えても良いかとは思うけど、8点以上はとなると個人的には難しい。
[DVD(字幕)] 7点(2009-12-14 21:11:46)
136.  ポリス・ストーリー/香港国際警察
これ、確かジャッキーファンの友達と学生時代に観に行った記憶がある。ジャッキー映画はそれほど多くは見てないけど、今まで見たジャッキー・チェンの映画の中では「プロジェクトA」の最初のが最高だけど、これはその次に面白かったし好きです。
[映画館(字幕)] 7点(2009-11-08 22:54:53)
137.  少林寺 《ネタバレ》 
私事ではありますが、近頃、年齢のせいかよく解らないけど頭が気になり始め、髪の毛も薄くなりつつあって気になる。気になる。でもね、この映画を見てあのハゲたおっさん達が頑張る姿、強きハゲ達の姿、ストーリーそのものはそんなにも面白くもないけど、何しろ皆、かっこ良く、そして、美しい姿の前にハゲが何なんだ?怖くなんかないぞ!俺も将来、素晴らしいハゲ親父になることを夢見て、頑張って行こうと思うようになりました。それだけでもこの映画を見て良かったと思う。今まで少林寺映画って「三十六棒」しか見たことがなく、恥ずかしながらこの一番有名な「少林寺」映画を見て、頭が薄かろうが、頭に変な印、あれはひょっして?BCGか何かの注射の跡か?があろうが、だから何なんだ?世界中のハゲ頭の人達に勇気を与えること間違いなしの映画として、忘れられない映画になりそうです。最後にリー・リンチェイが後のジェット・リーになるのか!へえ!てことは私もいずれ、万が一ハゲになっても挫けず長生きすれば、生まれ変わることが出来るのか?まあ、色んな意味で希望が湧いてきたぞ!ハッハッハッハッ!
[DVD(字幕)] 7点(2009-09-28 22:57:03)(良:1票)
138.  風の輝く朝に
これは香港版「冒険者たち」のような作品だというのが見ていて思ったのと、チョウ・ユンファが良い表情見せる。「冒険者たち」ほどの見ていての面白さは感じられないのと日本人としてやや辛い描かれ方など気になる所もある。しかし、悪い作品ではない。むしろやたら蹴ったり殴ったり、ぶっ壊してばかりのハリウッドアクションよりはずっと良いし、好きです。「風の輝く朝に」というタイトルも好きです。
[ビデオ(字幕)] 7点(2009-09-06 17:30:03)
139.  翔んだカップル オリジナル版 《ネタバレ》 
薬師丸ひろ子という女優について、私の友達が大の薬師丸ひろ子ファンであり、この作品、CSでずっと前に放送したのを宝物のように大事に持っている。そんな友人に頼んで借してもらいました。私自身、この映画の監督さんである相米慎二監督が昔は苦手だった。それが「お引越し」を見てから考えが変わった。この監督の持っている感性、独自の長回しにおける映画的力強さを感じさせるショット、そして、この監督の作品を何本か見ているうちに思ったことがある。それはヒロインなり子役なりの画き方において作品の中で輝いている。活き活きとしているのだ!例えば同じ相米慎二監督の作品そのものは大したことないと思うけど「セーラー服と機関銃」の薬師丸ひろ子だったり、夏目雅子の魅力を十分に引き出して見せた「魚影の群れ」の夏目雅子や「東京上空いらっしゃいませ」の牧瀬里穂だったり「お引越し」の田畑智子だったりととにかく相米監督の作品の中でのヒロインはいつも活き活きとしているのだ!今作における薬師丸ひろ子も活き活きとしている。例の「私、きれい」のあの台詞に込められたまだ大人にはなりきれていない子供のままの自分、早く大人になりたいと願う女子高生ならではの気持ちを表した見事な場面である。ラストのモグラ叩きを見て、私も今でもよくゲームセンターなどでモグラ叩きのゲームを見るとついついやりたくなってやってしまいます。そんな私ですから共感出来るそんな映画として評価したいと思いますし、薬師丸ひろ子という女優さんはテレビではなく映画の中でこそ本物の輝きが出せれると思ってますのでつまらないテレビなどには出ないで欲しいと思う次第でございます。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2009-08-16 22:49:57)(良:4票)
140.  ビバリーヒルズ・コップ
昔、何度も日曜洋画劇場でやってた記憶がある。淀川長治さんもこの映画が大好きだと話をしていたのをよく覚えてる。久しぶりに見たけど、今、見ても意外と楽しめた。昔はかなり楽しめたのに歳と共に楽しめなくなる映画がかなりある。今作も昔、見た時は物凄く好きだった。今の気持ちでいくとこの点数ですが、これを見て感じたことは、エディ・マーフィの物凄い早口、何を言ってるのか解らないのにそれでも思わず笑ってしまうのは、やはりエディ・マーフィだからであると思う。つまりはこの映画はエディ・マーフィあっての映画、世の中には代役という言葉があるけれど、この映画の代役は存在しない。日本映画で例えると「男はつらいよ」の寅さんは渥美清以外考えられないのと同じくエディ・マーフィにしか出せない。出来ないアクセル役、エディ・マーフィ無くして語れない。エディ・マーフィの魅力、面白さが最も発揮されているという意味でエディ・マーフィ主演映画のベスト作品はこれだと思います。
[ビデオ(字幕)] 7点(2009-08-05 22:20:46)
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