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プロフィール
コメント数 174
性別 男性
自己紹介 好きな映画:
  分野によらず、完成度の高い(無駄なシーンが少ない、説明
  っぽいセリフがない、話がうますぎない)もの
嫌いな映画:
  子供だましなシーンやセリフが多いもの
  だれかが死ぬから悲しいお話
  悪いことをする人を「実はいいやつ」として持ち上げる映画
そんな見方は損だろうと突っ込みたくなるレビュー:
  「今観ると古い」
  「(後から作られた)○○に似てる」
  「期待してたのと違った」

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121.  クラッシュ(2004) 《ネタバレ》 
人種問題の描き方が強烈な印象でしたが、もう1つの面として、なんだか常にイライラしている人々の風景も印象的でした。登場人物同士がいろんな場面でぶつかり合っているのですが、その怒りの感情に、差別意識でない原因も含まれているところが、映画に深みを持たせていると思います。ディレクターの夫婦のいがみあいも、弟を探せと怒り続ける刑事の母親も、ヒッチハイカーを乗せた後、笑われたことでイラつく若い警官も、それぞれの別な問題をかかえていて、そのイライラ感が、異人種と出会ったときに噴出していたのでしょう。サンドラ・ブロックが最後のほうで「朝起きるとなんだかとにかく怒っているの」と夫に告白しているシーンが象徴的でした。日本人も、電車なんかに乗っていると、とにかくイライラしてるような人を見かけるので、似たようなものだなあと思いました。
[DVD(字幕)] 7点(2007-05-06 09:32:37)
122.  グッドナイト&グッドラック
映画の出来としては、とても良いと思います。舞台設定も人物描写も、最小限にまとめてあって、派手に主張するようなくどいセリフやあざといシーンもなく、丁寧な抑えられた演出と演技に好感が持てました。個々のキャラクタの人間関係がほとんど説明がないので、普通のドラマとして観てしまうと、流れの読めない映画とも思われてしまうかもしれませんが、最後まで観るとあまり気になりません。しかし、テーマがよくある「メディアの正義」で、想像した程度にしかストーリーが展開しないので、退屈な映画でもありました。 
[DVD(字幕)] 6点(2007-03-31 17:04:26)
123.  愛についてのキンゼイ・レポート
伝記映画は、どうしても、足早なストーリー展開になりがちで、エピソードの羅列のような単調なものになりやすいと思いますが、本作品もその1つでしょう。歴史上の人物の業績を知りたいなら、映画ではなくて、本で読むべきなのだな、と改めて感じさせられます。個々のエピソードはぶつ切り状態で、中途半端に登場人物の感情が描かれるので、どのキャラクタも理解できないまま、映画は終わってしまいました。
[DVD(字幕)] 3点(2007-03-31 16:52:27)
124.  ジャッカル
つまりません。民族紛争っぽい背景を付けてごまかそうとしても、どうにもならないぐらい、何の工夫もありません。悪役は全く暗殺者の雰囲気がありません。主人公は、なぜFBIに協力したくなったのか、全然伝わってきません。武器もマンガみたいな設定で、笑うこともできません。
[地上波(吹替)] 1点(2007-03-17 19:18:00)
125.  ディープ・インパクト(1998)
人が死ぬから悲しいでしょ?という安直なドラマを押し付けてくる映画は、工夫がなさすぎで、素人の作品を観てるみたいな気分になって、白けます。大人になってから耐えられる映画じゃなかったです。
[DVD(字幕)] 3点(2007-03-03 16:02:56)
126.  ゴッドファーザー PART Ⅱ
パート1とほぼ同レベルの映画なのに、2つの時代を入れ替わりで描くという構成のせいで、印象がちぐはぐになってしまった点が減点です。現代のほうの話も、パート1のような一貫した流れが感じられないですし。パチーノは相変わらずブスっとしてるだけだし(笑)。そもそも家族構成がパート1で壊れてしまってる段階で、単なるドンパチ映画の部分しか残ってないのだから、しょうがないのかもしれません。
[ビデオ(字幕)] 6点(2007-03-03 15:46:51)
127.  ゴッドファーザー
ストーリーが暴力的で、登場人物の行動に全く共感できないのは、もちろんですが、映画としておもしろいかどうかは「共感できるかどうか」ではないのですね。こんなむちゃくちゃなお話なのに、映画としての完成度は非常に高く、何度観ても夢中にさせてくれます。個人的には、ブスっとしてるだけのパチーノには魅力がないのが残念ですが、これは全く好みの問題ですね。
[ビデオ(吹替)] 9点(2007-03-03 15:34:46)
128.  ドクトル・ジバゴ(1965)
わくわくするとか、ドキドキするとか、夢中になるとか、そういう刺激のある映画ではないのですが、描かれる時間の長さと風景の美しさに身をゆだねる感覚で観たら、長編小説を読みきったときのような、すっきりした気分を味わうことができました。小説を原作にしてるんだから、当たり前か?。大河ドラマとしては、傑作だと思います。しかし、もっと濃い人間ドラマの好きな人には、薄味気味で、退屈な作品かもしれないです。ラストの、ダムの放水シーンの、力強いイメージも、大河ドラマのエンディングとして、最高のアイデアだと思いました。
[ビデオ(字幕)] 8点(2007-02-25 11:30:26)
129.  ドリームキャッチャー
キング好きにはたまらない、「痛そう」な場面がたくさんあって、ニンマリさせてくれますが、後は観る価値はなかったです。キング作品は、どうせ映画化しても失敗するので、もうやめてほしいですね。でも、映画化される度にやっぱり観てしまうんですが。
[DVD(字幕)] 2点(2007-02-24 19:40:49)
130.  ミニミニ大作戦(2003)
いろんなアクションシーンが観られて、それぞれ良く出来たシーンなんですが、それ以外は、どうということもないですね。無難に作ってるという感じです。ほめるべきポイントがどこにもないので、すぐに他の映画と区別が付かなくなってしまいそうです。
[DVD(字幕)] 4点(2007-02-24 19:32:04)(良:1票)
131.  フレンチ・コネクション2
前作に比べて、主人公のポパイに焦点をあてた作りになってると思いますが、おかげで、よくある人情刑事ものみたいになってしまってます。そうだと思って観れば、出来はとても良いのですが、どうしてもどこかで見たような感覚をぬぐえません。ラストの追っかけシーンがなかったら、すぐ忘れてしまったかもしれない一本です。と言っておきながら、その追っかけシーン、前作のNYの騒々しさをリアルに描く演出を、フランケンハイマーがそのままパクった(パクらされた?)ようにしか見えず、フランケンハイマーもフリードキンも好きな私としては、複雑です。
[ビデオ(字幕)] 5点(2007-02-20 07:20:29)
132.  フレンチ・コネクション
ウィリアム・フリードキン独特の、ニュース映像のようなリアルな画面が、単なるドンパチでない迫力を生んでいると思います。主人公の刑事のキャラクタが、ちょっと暴力的なところが不愉快な部分もありますが、刑事ものなのに、謎解きやアクションの派手さでなく、絵的なおもしろさで充分楽しめます。地下鉄の駅のホームでの尾行シーンなども、騒々しいホームの空気を見事に捉えていて、まるでその場にいるような気分になります。最近の刑事ものはキャラクタ依存の「物語」が多くて、映画的に楽しめるものが少ないので、本作の価値は非常に高いと思います。フリードキンがその後あんまりパッとしないのが残念。
[ビデオ(字幕)] 10点(2007-02-20 07:12:14)
133.  明日に向って撃て!
二人のおじさん悪党が、自分ではもうどうにも解決できない状況に向かって、どんどん追い込まれていく様を、見事なドラマに仕上げていると思います。自転車のシーンのように、時折明るいシーンを入れることで、逆に、破滅に向かって有無をいわさずに進んでいく時間の流れが際立って感じられます。そして、その「破滅への流れ」を、ほとんどセリフだけで伝えているところが、シナリオのすばらしさだと思います。「銀行も変わったな」という冒頭のセリフ、自転車を「未来」と呼び、保安官に「お前らはもう死ぬしかないんだ」と言わせ、最後には「オーストラリア」という、ありえない夢を語らせ…。表のカッコいい映像と、裏の破滅のストーリーの重ね合わせが、しびれるほど効果的です。残念なのは、表の映像と出演陣があまりにカッコよいので、全体の印象がそちらに引きずられてしまうことでしょうか。一番のお気に入りは、荒野を追っ手から逃げる途中で何度も言う「あいつら何者だ?」という、象徴的なセリフです。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2007-02-15 22:19:44)
134.  華麗なる賭け
ノーマン・ジュイソンの真骨頂ですね。ストーリーが何であっても、カッコいい映画にしたててしまう職人芸がすばらしいです。ストーリー自体は、あまり盛り上がらないので、これをサスペンス映画だと思って観てしまうと退屈なだけなのかもしれませんが、おしゃれで長いCMを気楽に観る感覚で観れば、そのカッコよさにしびれてしまいます。ただし、それ以外には映画的なおもしろさがほとんどないので、採点は辛いですし、わざわざお金払って、何度もレンタルする気にもなりませんが。
[ビデオ(字幕)] 5点(2007-02-14 22:07:00)
135.  グラディエーター
1回目に観たときは、迫力たっぷり、情感たっぷりのシーンに夢中になって、興奮しまくりでしたが、2回目に観ると、各人物の行動の矛盾が気になって、すっかり冷めてしまいました。マキシマスのあの場面とあの場面を削れば…完成度が高かったでしょうに、残念です。シナリオの段階で、絞りきれなかったのでしょうか。3回目にテレビで観たときは、さらに冷めてしまうのが嫌で、エンディングのあの「どっこいしょ」のシーンを観る前にチャンネルを変えてしまいました。
[DVD(字幕)] 4点(2007-02-12 23:35:45)
136.  スタンドアップ 《ネタバレ》 
セロンやマクドーマンドの演技はすばらしいです。マクドーマンドの、(あのちょっと曲がった口元で)表情を変えずに強い意志を表現する演技が大好きで、この映画でも泣かせてくれます。でも、セクハラシーンと裁判シーンが全然つながってないので、社会派映画としてはダメダメでした。同級生だった男が証言を変えるのだって、同僚の女性社員が協力する気になるのだって、セクハラ自体との関係はほとんど語られてません。息子の生まれの秘密や、友人の不治の病などのエピソードも、単に主人公を取り巻く問題のネタを色々付け足してみました、という程度にしか思えません。会社、男性社員、女性社員のぶつかり合いを、正攻法で描いてほしかったです。親父の演説シーンも、彼の心の動きがほとんど説明されてないので、わざとらしい感動シーンにしか見えませんでした。せめて、裁判シーンで、元同級生の男が、なぜセクハラをしていたのかを説明させてくれれば、もう少し評価できたのですが。
[DVD(字幕)] 4点(2007-02-12 23:15:12)(良:2票)
137.  アンタッチャブル 《ネタバレ》 
個々のアクションシーンの演出はすばらしいです。では、アクション映画としてはどうかというと、個々のシーンがダラダラとつながってるだけで、観てる側の緊張感がどうしても保てないので、「手に汗にぎる」という出来ではないと思います。エリオットの人間的な面を出そうとしてるらしい演出が何度も出てきますが、彼が銃を撃つシーンはどれも冷徹そのものなので、矛盾してる感じがムンムンしていて、効果的ではありません。マローンがあんなわざとらしいワナに引っかかるのも、話がうますぎて、しらけてしまいました。そして、なんといっても、仲間がみんな死んでいったばかりなのに、「帰って一杯飲む」と言って笑顔で去るエンディングが、主人公のキャラを破壊してしまったと思います。結局、長い長い予告編を観させられて、「おもしろそうな映画だなあ」と思う程度のものでした。
[映画館(字幕)] 5点(2007-02-12 17:00:25)
138.  ウェディング・プランナー
何の印象も残らない、ごくごく普通の恋愛ものでした。ロペスがかっこよすぎて、あんまり悩んだり困ったりしてなさそうにしか見えないのが問題なのかも。
[DVD(字幕)] 2点(2007-02-12 16:46:09)
139.  第三の男
古い映画を観たとき、公開時を想像しながら抱く感想と、新しい映画の記憶を含めて抱く感想と2種類あると思うのです。「第三の男」は、その後のサスペンス映画と重ねて観てしまうと、人物描写も薄っぺらいし、追跡シーンも意外にスピード感がなく、退屈な作品だと感じます。一方、これは「古い映画」なのだと意識しつつ、「古典」を楽しむつもりで観ると、観客をドキドキさせようという趣向が散りばめられていて、当時この映画を観た人たちの興奮がよみがえって来るようで、ちょっとうれしい気持ちになります。「古典」として楽しめる映画の中でもダントツだと思います。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2007-02-12 16:39:11)
140.  コン・エアー
大まかなストーリーのアイデアはとても良いと思うのですが、細部が荒い演出のせいで、安っぽいアクション映画になってしまいましたね。ブラッカイマー製作の特徴とも言えそうですが。密室の飛行機という「おいしそう」な設定なのに、飛行機内の描写が中途半端で、結局、航空アクションみたいになってしまってます。あれでは、乗ってるのが3人ぐらいでもお話が成り立ってしまったのでは?登場人物が多すぎて、人間ドラマとしても大味です。マルコヴィッチも、演技以前の問題として、悪役として深みがなくて、単純なワルにしか見えません。
[ビデオ(字幕)] 4点(2007-02-09 21:25:09)
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