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121.  サイン 《ネタバレ》 
退屈。何をどう楽しんだらいいのか分からない映画。何か言いたい事はあるんだろうけど感動に繋がらない。メルギブソンが可哀想になってきた。終盤になってやっと宇宙人が出て来たと思ったらショボい決着。助かった経緯やらで偶然じゃなく必然かもよ~って言いたいのかも知れないけど、いやぁつまんないもんはつまんないんだ。
[地上波(吹替)] 2点(2016-07-01 10:31:43)
122.  ラン・オールナイト
凄い緊迫感。今回のリーアムニーソンも情けないおとっつぁんがボロボロになりながらどんどん強くなっていく期待通りのアクションを見せてくれます。エドハリスもいい味出してます。ラストも綺麗に纏まってて良かった。
[CS・衛星(吹替)] 6点(2016-06-29 09:55:55)
123.  フィラデルフィア
社会派映画の第一人者・デンゼルワシントンさんの今回の舞台はフィラデルフィア。タイトル、そして随所に散りばめられたこの街の姿こそが自由の象徴でありテーマとなっている。法廷闘争モノではあるが、ベケットとミゲールの絆の強さもまた見逃せない。登場人物のみならず、この映画の表現そのものが偏見への挑戦なのである。いやぁそれにしてもデンゼルワシントン他名優揃いだね。アントニオバンデラスなんか本当に同性愛者に見えてきちゃうし、トムハンクスのやつれっぷりに大丈夫なのかと心配になる。そして最も強く感じられたのは、当時のエイズに対する知識の希薄さ。現在ほど良く分かっていなかったとはいえ、やはり同性愛=エイズというズレた認識による差別が横行していた時代だったのでしょう。教科書として見ておいていい映画だと思う。
[CS・衛星(吹替)] 7点(2016-06-26 05:37:58)
124.  天才スピヴェット 《ネタバレ》 
若くして天才的な才能を得た主人公の物語は得てして喜劇か悲劇になりがちなのでその辺覚悟して観ていたのですが、なるほどこういったオチにしましたか。なかなかにして新鮮。自らの才能を認められるための旅の果ては喜劇でも悲劇でもなく、失った一人の大事な家族の代わりに三人の家族を「得た」普通の少年の心暖まる物語として綺麗に纏められています。彼の発明が新しい家族のために役立てられている点も、この映画の重要なテーマの一つと言えるでしょう。
[CS・衛星(吹替)] 7点(2016-06-23 02:41:18)(良:1票)
125.  フロスト×ニクソン 《ネタバレ》 
なるほどピーターモーガンが「知的なロッキー」を目指したという言葉に頷ける。崖っぷちに立たされたフロストが教えてくれたのは「どんな苦境に立たされようとも諦めない」ファイティングスピリッツ。一方悪役となったニクソンだが、「人は自らの過ちと向き合わねばならない」という教訓を示してくれる。一転追い詰められて自らの過ちと向き合う事となったニクソンの姿は、自分的には決して敗者のそれではなかった。インタビュー終了後に見付けた犬を可愛がり、4回目にして初めて背を向けたままでなくフロストの方を向き直って車に乗り込んだ彼の姿は、嘘をつき通す事を諦め、素直に露呈した人間性の顕れではなかったか。清々しい映画でした。
[CS・衛星(吹替)] 7点(2016-06-21 20:17:28)
126.  ニード・フォー・スピード
今まで観たカーアクション物では最高レベルの良作。演出と構成の上手さに感心。28週後の頃に比べてちょっと丸くなったイモージェン・プーツがまた可愛い。いいよー俺丸い方がいい。
[CS・衛星(吹替)] 8点(2016-06-14 17:15:33)
127.  オクトパス 《ネタバレ》 
原題もOCTOPUSだからモンスター映画なんだろうなと期待してみんな見る訳ですよ多分。でも何か違う。深海の閉鎖された空間、モンスターパニック、テロリストとの対決、こうした極限の状態で追い詰められた人々がどんな行動を取るかといった群像劇…みたいなのを狙ったのかなと。しかし見ててイラつくばかりで楽しめる要素が少ない。「そんなのどうでもいいからちゃっちゃと進めろ!」と何度も画面に向かって叫びたくなる。面白い映画というのは楽しめる要素を端的に説明出来るものだと自分は思うのだが、この映画に関してはそれが思い当たらないのだ。主人公はヘタレのくせに粋がるばかりで役に立たず、最後は謎の特攻生還を遂げ、とりあえず英雄にしてみましたみたいな適当な纏め方。タコも襲ってくる割にはだらだら巻き付くばかりであまり恐ろしさが伝わってこない。テロリストとのやりとりは捕まえる逃げられるの繰り返しでイラつく一方。潜水艦のクルーはまるで役に立たない連中ばかりと軍隊のカッコ良さも皆無。最後に豪華客船がタコに襲われるのだが、乗客が次々と食われる訳でもなくタコの足が船上をうろうろするばかりで、テロリストの女が一人殺され(死因は不明)、のちにもう二人食われるのみ。この豪華客船のくだりは果たして必要だったのだろうか。何だか色んな映画のいいとこ取りしたけどどれも中途半端になっちゃったって感じ。タコが大口開けるシーンは迫力があって、そこはよく頑張りましたと加点要素。お姉ちゃんもせっかく薄着になってくれたんだからもっと色んなポーズ取ってサービスして欲しいなぁ。ほんと色んな要素はあるのにどれもイマイチという残念な映画。頑張って作った感に3点くらいは献上出来る。
[地上波(吹替)] 3点(2016-06-14 17:08:25)
128.  I am Sam アイ・アム・サム
知的障害者による親権裁判というこれまたデリケートな題材を、これまたサラッとハートウォーミングに仕上げた良い映画だと思う。泣けるし微笑ましい。主演の二人はもちろん、ミシェル・ファイファーがいい味出してんだよねぇ美人だし。シナリオも演出もキャスティングも良しのオススメ映画。
[CS・衛星(吹替)] 8点(2016-06-10 10:06:24)
129.  アメリカン・スナイパー 《ネタバレ》 
戦争で変わっていく旦那の変化に耐え切れない妻は嘆き責める。結構これがウザいのだが、なぜか最後の帰還を果たしてから態度が軟化する。旦那が病気である事に気付き、献身的になるのだ。回復し、今度は彼自身が苦しむ帰還兵のために献身する。ド派手なガンアクションと緊迫した狙撃戦ののち、こうしてこの映画がヒューマンドラマである事に気付かされる。イーストウッドさすがである。終盤の脱出劇でも十二分にミリタリーアクション映画として楽しめる、優れた戦争映画。
[CS・衛星(吹替)] 7点(2016-06-01 05:40:34)(良:1票)
130.  西遊記 はじまりのはじまり 《ネタバレ》 
予備知識ゼロで鑑賞した後にチャウシンチーであると知る。なるほど。結構ハードな展開にサラッとコメディを織り交ぜ、ふと気付くと恋愛要素も絡めてあるという非常に彼らしい映画。まず題材となった西遊記についてですが、自分的には今まで見たどの西遊記よりも妖怪共が逞しくて大変気に入りました。おそらく我々日本人が見てきた西遊記は多分に子供の視聴に耐えうるソフトなアレンジが為されており、沙悟浄が人を食い殺す水の化け物であるとか、孫悟空が天界の仏様も手を焼く最恐の暴猿であるといったハードな設定を、この映画はきちんと表現してくれている。この荒くれ者達をどのようにして配下に従えるかがまず序盤の最大の見せ場であると主張したい一西遊記ファンとして拍手を送りたい。幽閉中の孫悟空の役者さんはあまりに我々が抱くイメージの石猿と掛け離れていて、いざ暴れ出した時にどうなるのかと思ったらなるほど着ぐるみですか。期待を裏切らぬ暴れっぷり負けっぷりに納得。猪八戒はイケメン好きの女性を憎んでいるという設定らしいが、本人が作中屈指のイケメンというのがまた面白い。ヒロイン・段の配下の女の子(クリッシー・チャウ)が可愛くて気になって仕方なかった。あの子がヒロインでも…いやスーチーごめんなさい。撮影中既に三十代後半だと思うが、アクションも外見も若々しいスーチーに感動。吹き替えに野沢雅子が混じってたりと日本のスタッフも中々にして心憎いサービスを用意。最後はまさかのGメン横並びですか。我々世代的には香港カラテシリーズを連想してニヤリとしちゃうね。香港台湾日本色が面白い具合に混ざり合って良い感じに楽しめました。脇役であるはずのクリッシー・チャウがあまりに印象に残ったんでそれも含めて高得点。
[CS・衛星(吹替)] 8点(2016-05-30 01:33:15)
131.  ロング・キス・グッドナイト 《ネタバレ》 
隠された過去が明らかに、といったサスペンスかと思ったらド派手なアクション映画になってびっくり。強いジーナ・デイヴィス、珍しく無能な役のサミュエル・ジャクソンが最後にきっちり活躍、小山茉美&川田妙子の新旧アラレちゃん共演と色々楽しませていただきました。
[CS・衛星(吹替)] 7点(2016-05-28 03:41:50)
132.  トゥルーマン・ショー 《ネタバレ》 
30年に及ぶ壮大などっきりカメラのようなもの。人の人生をひたすら覗き見して何が楽しいのか理解に苦しんだが、彼がどうやって真実に辿り着くのかが焦点になっていく。覗き見を楽しんでいたはずの視聴者の興味がそっちに逸れていくのが面白い。巨額の金が動いている分、仕掛け人が必死の抵抗を見せるも、さすがに長くやり過ぎてスタッフがダレてきて粗が見え始めたり、情が通ってしまった共演者がネタばらしに走ったり、同居人役が精神的に追い詰められたり、熱心だった視聴者が終了後にあっさり別の番組に興味を示したりとなかなかのリアリティではあるが、何億人もの視聴者の中からなぜ人権問題が噴出して来ないのか不思議。まあ基本コメディなのでツッコミ所は満載だが、それにしても変わらぬ友情・愛情を注いでくれていた周囲の者達が全て演技で接していたのかと思うと少々気の毒ではある。美人で明るく理想的な妻が会話の途中で唐突に商品アピールを始める様は、自分的にはコメディというよりはかなりホラーだった。
[CS・衛星(吹替)] 6点(2016-05-05 19:17:35)
133.  イコライザー 《ネタバレ》 
社会派のイメージが強かったデンゼルワシントンがパーフェクト殺人マシーンに。経歴を抹消してまで静かな暮らしを選んだ彼が、軽く知り合った程度の少女のために情のみで大量殺人を決行し、結果的に悪の組織を壊滅させていく。矛先が自分に向くや、やはりパーフェクトに撃退し続ける。他のヒットマン映画と明確に違い且つ魅力となっている点は、自前の銃を用意せず、有り合わせの道具と創意工夫で危なげなく完璧に目的を果たしていくという器用さにある。還暦を迎えようかというデンゼルがここまでアクションが出来るという点も感動。個人的にクロエグレースモレッツのファンなだけにキャスティングも完璧。ぜひ続編を。
[CS・衛星(吹替)] 7点(2016-05-03 20:24:15)(良:1票)
134.  オール・ユー・ニード・イズ・キル
各キャラがそこに至るまでの背景がまるで描かれないので感情移入しづらいのが残念だが、仕掛けが興味深い映画。正直ストーリーもへったくれもない。50代のトムクルーズを一兵卒として戦場に送り込む理由付けが強引過ぎるし、ラストもなんでその地点に戻れるのかと色々とツッコミ所はあるのだが、タイムループによる経験を戦闘に活かすという仕掛けだけで十分楽しめる。漫画版は日本的な萌えキャラが何人も登場するのに対しこちらは皆無なのが多少残念ではある。
[CS・衛星(吹替)] 7点(2016-04-28 01:42:26)
135.  パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち 《ネタバレ》 
ん~…何とも説明しづらいストーリー。あっち飛びこっち飛び、途中から「この映画はどこに向かっているんだろう」とずっと思いながら見てた。多分ジャックが復讐を遂げて終わるんだろうなとは思ってたが、それにしても緊張感の無さが作品全体の空気を弛緩させ、そこに辿り着くまでの期待は盛り上がらない。さらわれたエリザベスを助けるために頑張るのかと思ったらその目的は早々に果たされ、あろう事か彼女、せっかく救い出されたのに単身敵地に乗り込む始末。モブ以外は死なないのでやはり緊張感に欠け、もう余計な事をしてくれるなよと願ってしまう。行ったり来たり、同じ様~な展開が繰り返され、熱い友情とか結束とかもそんなに熱くない。終盤のアクションシーンが見せ場だが、相手は死なないのが分かっているのでどうにも爽快感に欠ける。画的によく作ったけど普通のアクション映画ですよ、といった所だろうか。
[CS・衛星(吹替)] 5点(2016-04-25 18:17:40)
136.  ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
映像は凄い。よくぞここまでと感心。しかしストーリーに特筆すべき点がなく、新鮮味も今ひとつ。詰め込み過ぎてドラマの部分に余裕がなく、どんどん先を見せていこうという急ぎ足な感じが残念。CG以外は本当に普通の映画といった感想。
[CS・衛星(吹替)] 5点(2016-04-23 17:46:17)
137.  デモリションマン 《ネタバレ》 
楽しくド派手なSFアクション映画。ブレイドのイメージが強かったウェズリー・スナイプスがやたらとハイな悪役でいい味出してる。サンドラ・ブロックも可愛い。随分とまあ都合のいい未来になってるなぁと思ったら案の定下層階級に追いやられた人々がいて納得。彼らと共闘するってのがまたいい。スタローンの玄田哲章と悪役の江原正士に軽く意外性だけどやっぱり上手い。
[CS・衛星(吹替)] 7点(2016-04-20 03:24:17)
138.  プリデスティネーション 《ネタバレ》 
ジョンの独白から二人の再会辺りまでは良く考えられた映画だなと感心していたが、見るうちにタイムパラドックスという概念をぶっ壊しまくる何でもありの映画だと気付く。中盤にはもうオチが読めてしまい、終盤に何か凄い展開が用意されてるのかと期待してたら種明かしだけで終わってしまった。少々拍子抜け。イーサン・ホークは過酷な状況に振り回されるいつも通りの役だが、サラ・スヌークの好演には割と感動させられた。
[CS・衛星(吹替)] 5点(2016-04-19 20:16:42)
139.  スーパーマンIII/電子の要塞 《ネタバレ》 
色々安っぽい。地球最強のスーパーマンの見せ場が火事を消す所だけなんて。こんな超人が悪に染まるなら地球を滅ぼしかけるくらいは思い切らなきゃ。こういうスラップスティック的なコメディが好きな制作者というものは、安易なギャグに走って品性も品格も落としてしまう事に気付かない。これは完全に人選ミス。やってはいけないラインを軽く飛び越え、すべき事が出来てない。ぼくらのスーパーマン=クラーク・ケント=クリストファー・リーブを尻軽男にしてしまうとは何事。前作でスーパーマンである事を捨ててまで愛を貫いたロイスをほったらかしてバツイチの幼馴染に走り、いくら性格が変わっていたにせよ敵の女と懇ろになる始末。一方のロイスもまるでクラークへの興味を失ってしまったかのようで、二人の白けた関係に違和感が半端ない。石を持ち帰ったら性格が変わったとか、唐突にスーパーマンが二人になったりだの何故そんな現象が起きたのか説明不足で何だかよく分からないし、やる事なす事全て空回りしている稀有な作品。早逝されたクリストファー・リーブに会えるという有難味で2点差し上げる。
[CS・衛星(吹替)] 2点(2016-04-18 14:43:04)
140.  ターミネーター:新起動/ジェニシス
普通。サラ・コナーが可愛かったんでちょい加点。
[インターネット(吹替)] 6点(2016-04-16 00:46:53)
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1030.96%

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