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 > グルコサミンS さん
グルコサミンSさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 294
性別 男性
自己紹介 基本 SFとアクションとコメディが守備範囲。
映画通ではなく、中レベルの映画ファンです・・。
苦手なジャンルや興味のない映画は元から見ないし、観て良かった作品ばかりレビューしてるので、8~10点ばかり付けてしまいます。
期待した作品と、期待してなかった作品で、評価が上下してしまう癖が
あります。あと話題の大作とかには、評価は辛目です。

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121.  マスカレード・ホテル 《ネタバレ》 
しょーもない内容でした。また原作の問題ですかね。 ターゲットの抹殺の為に、1年間の復讐計画? 連続殺人事件にみせかけて警察を騙す?  で、警察も犯人を天才扱い・・ またこの臭いパターン。 この小説家ホント相性が悪い。 指摘を始めればキリが無いけど・・ アリバイに行き詰る捜査の件・・ アリバイの証言者とホシの関係を疑わなかった警察? あり得ない。 後で、新田に指摘されて調べたら、直ぐに関係が発覚って、どんだけ警察馬鹿なの? 「別れた女が、ホシのアリバイをでっち上げるわけが無い」ってトコ、アゴが外れました。疑うのが仕事だろ。 まず第一発見者や通報者を疑うという基本はどうした? そもそも、電話が繋がった先が違ったというトリック?! 通話履歴ですぐばれるのに? 椅子から落ちそうになった。 「お前を客室で殺しても、指紋残さないし、別人として変装して来たのだから、私は捕まらない」という自信の弁。 じゃあ、ワザワザ予告状で警察を呼びつけて他の事件で大騒ぎを演出しなくても、目的は容易に実行可能だ。 それだけで連続殺人として終れたはずだ。 無理に、最後の事件だけを劇場型にするとか意味不明。それで失敗してしまって・・馬鹿なの? 要らないエピソードで、ホテルマンの仕事ぶりをリスペクトしまくって、鼻に付いて疲れる。 モンスターな客には、毅然とした態度で臨むべきであり、あれじゃ客が付けあがる一方じゃないの? 客の好き放題を野放しにするのが、ホテルの美学だってか? まあそれなりの金額払わせてるだろうけど。 こんなモンスターばかりが集まるホテルなんか、胸糞悪くて願い下げなんだが、実際にそんなホテルある? 話しを面白くしようとして、いろんなエピ集めた結果、色の混ぜ過ぎで濁ってしまった絵の具状態だ。 パッと見豪華なキャスト陣だけど、誰でもヨカッタ役ばかりで、豪華の意味が違ってる。 終り方も意味不明。仮面舞踏会の妄想シーンに??? で、新田は山岸と、どうしたいのコレ? 恋愛? この映画で一体何を見せられたのか・・?  自分にはどうしようもなくツマラナイ2時間でした。
[映画館(邦画)] 2点(2019-02-08 00:18:49)(良:2票)
122.  渇き。(2014) 《ネタバレ》 
たしかに面白くない。 誰もが引き込まれる魅惑の悪女の役がミスキャストじゃ、最初からつまずいてました。 で、面白くなりそうな予感がする度に、逆の展開でガッカリの連続。 観る側の期待を、裏切り続けて何が面白いのかこの監督。いや原作の問題?  誰もが加奈子の仕打ちに怒って抗議するセリフ「君は僕を裏切ったのか? 何が面白いの?」 それはこの映画見た観客のセリフでしょう? まさかそれを狙った? これにお金出して映画館で見てたら怒り心頭は必至。 ちっとも現実感が無い原因は、キャラの設定や警察の行き過ぎた腐敗や高校の荒み具合の描写等。 全体にリアルが気薄で、「対岸の火事(しかも映画のロケ)を見る」の域を出ない。逆効果。  モラルハザード、バイオレンス、ドラッグトリップの投売りムービー。 感心したのは、普通なら致命傷で持たないはずの登場人物達のしぶといとこ。 まだ死んでないし動けるのかよ・・? と感心してばかりでした。 褒めてませんけど  会員特典の無料試聴で難は逃れたけど、貴重な時間無駄にしました。 ご注意下さい。 期待してたモノは描かれません。 はいココ重要です。
[インターネット(邦画)] 3点(2019-01-16 21:50:49)
123.  マンハント(2017) 《ネタバレ》 
終った人・・ジョン・ウー監督の評判  その通りでした。 てか、コレは香港映画なのか、日本映画なのか・・。舞台になる土地の現状を全く考察しない脚本家が問題かも。 日本で起きている事件なのに、あれは日本の警察ではない。日本国内で、殺し屋が標的と一緒に一般人を乱射とか ありえないのに、警察も政府もマスコミもパニックにならない? そんなの日本じゃない。 女一人殺害嫌疑で逃亡中の犯人よりも、乱射した殺し屋の捜査に99%反応するのが日本だ。 どこを切っても違和感だらけの映画。日本でロケして、日本人が多数出てきて、変な日本語が飛び交い、 間違った価値観が充満する画面の向こうは、もはやSFなのかも。 いやSFに失礼だったか・・ 次から次から登場する銃器、いくら郊外の牧場とはいえ、銃撃戦で死体の山なのに、警察の来ない別荘。 違法薬物の開発に励む製薬会社が、普段から殺し屋を雇い邪魔者をこれまた派手に排除? で、警備員は 悪事に加担して銃も所持してる? そんなこんなで、研究所で普通にドンパチが起きる脚本に絶句。 アメリカが舞台だったら、気にならないかもですが、そのまま日本で日本人がやると、超ウソ臭くてダメ。  日本人がそれに似合うとか以前の違和感。 苦笑したままラストシーン。 「あれ?その女とくっつくの?」 いやいやいや、田中圭君と違い過ぎでしょ。それでイイんかい? アゴが外れました。  廻りが全部変なので・・・ 福山君のいつもの浮いた雰囲気は、逆に中和されてました。まともに見えた。  ※殺し屋に人生観とか語らせないで貰いたい。特に一般人の巻き添えに無関心な輩はゴミです。  その辺のモラルが制作サイドに無いと、映画は無価値になる。
[DVD(邦画)] 2点(2019-01-09 22:03:32)
124.  来る 《ネタバレ》 
端的に言えば、消化不良。 中盤の高揚感はいい。頂けないのは、序盤のイクメン家庭のエピソードがくど過ぎ。 「イクメンとは名ばかりの、クズ親父でした」を、描くのに時間掛け過ぎ。披露宴2次会で新郎に モノを投げる友人達に、共感すら覚える。その辺は、描くより説明にでもしてくれ。 で、変な盛り上がりの末の結末が、???過ぎて、各自勝手に解釈してねのスタンス。 序盤のグダグダを辛抱したのに、期待させといて途中で放り出される苦痛。耐え難い・・ どなたかの「来る来る詐欺」の評価で、嫌な予感90%でしたが、確かに結末は来なかった感じ。 原作知らないのでアレですが、勝手な想像はできない事はない。 最強霊媒師とその軍団は身内の反乱で邪魔されて、勝利できず悪霊と差し違えた? で、霊媒師の妹のカップルは、駄目夫婦の娘と3人で生き残った?  ただなあ、それを描かず、唐突にシーンが飛び、挙句に娘の夢の中「オムライスの国」とかを ほのぼのと見せるセンスは、ホラーの本編より100倍の破壊力を見せ付けてくれた。 褒めてません。せっかくの映画を破壊して終るセンスに、顎が外れそうなんです。  人間の心の闇に付け込む悪霊。 で、家庭の現実から逃避して、ブログの中の自分に酔いしれる親父。 そのストレスで2歳の娘にやつ当たりしまくり、育児放棄して浮気をする母親。 そんな母親を相談にのるついでにネンゴロになる父親の親友。 それぞれが抱える精神の影の部分により、次々と悪霊の餌食になる展開。 戦うべく対峙した3人も、それぞれが隠していた影の部分によりダメージを 受ける終盤。弱点の無い筈の、姉の霊媒師ですら、悪魔との戦いの為に子供を犠牲にしようとして 葛藤した結果、精神に隙ができてしまい悪霊に負けそうになり、最後の手段に出た・・? のかな 中盤の盛り上がりと小松菜奈と松たか子の姉妹霊媒師は、なかなか良かった。それだけかな  話がどうとかではなく、見せ方・終り方が面白くない。 そうじゃないだろ感が充満。 ただ、解釈が変れば、印象も変るかもなので、原作読んでみますか・・? 気は進みませんが・・  追記・・小説読みました。一部理解に苦しむ描写があり、映画と比較出来るまでには至って無いのですが     ハッキリとした差は、母親の生死の件ですねえ。原作では母親は生き残ってます。     映画では、トイレのドアからひょっこりはん的登場の「ぼぎわん」ですが、原作では便器から登場・・(笑     右腕奪われた霊媒師も、原作では直後に死亡してまして、リベンジに来たりはしません。     そして悪霊の登場場面、原作は割と具体的な形で来ました。映画の抽象的な戦闘とはかなり違う。     で、映画では描かれない琴子の生死・・、原作の方では生き残って後始末してました・・。     また、原作には「オムライスの国」は出て来ませんし、それよりも最後に不吉な光景があります。     除霊が完璧ではなかったという暗示なのか・・?? と、結構違うストーリーです。     で、これらの改変がどんな意義があるのか?       孤児になった千紗が真琴の許でオムライスで本当に幸福になれるのか? まあ誰にもワカリマセン。     いずれ、悪魔祓いがテーマの原作を、大袈裟なイベントにする事でエンタメ要素大盛りにした点は     良かったと思いますが、悪魔の正体を描写する事から逃げたという印象は、確信に変わりました。     どうしても褒められない・・ ので、点数は変えませんです。 
[映画館(邦画)] 3点(2018-12-27 18:47:05)(良:2票)
125.  テラフォーマーズ 《ネタバレ》 
沢山書き込むとこき下ろしになるのですが、「駄作・最低」だけだと、これも罵詈雑言になる・・。 どっか1つでも褒めておこうかと、考え込んで時間を浪費しましたが、無いものは無い。 で、ゴキブリが放射線で変異して進化して、人型の猛獣になる設定のSFのつもりなんだ・・ で、火星を数百年かけて、温暖化して、大気も地球と同じになると・・ で、人に昆虫の遺伝子掛けて、昆虫なみの驚異の能力を持たせたんだと・・ で、500年も先の未来には、ロボット技術は、大して進みませんでしたというスタンス・・ 原作が、お花畑だと、必死に実写化しても、チンドン屋レベルのエンタメになるだけ。 あー失言しました、チンドン屋さんに失礼でした。学芸会レベルとします。 もはや、画面の向こうは、お笑い劇場・ナンセンスコメディムービーと化している。 いやまて、これはもしかして笑う為の映画として制作されたのでは・・? 確かに、野郎共が数人集まって、酒飲みながら鑑賞会でもすれば、画面を指差しながら「馬鹿か?ありえねー」て 爆笑が続くのは間違いないでしょう。吉本のタレントが見当たらないので、気が付かなかった。 なるほど、コメディとしての制作ならなんとなく理解できそうだ。 うんうん  てなわけ、あるかいっ!! コメディとして、5点の評価にしようかと思ったけど、それは無さそうだし・・ SFとして、この点数です。関係者の皆様、原作は選びましょう、お金の無駄です。
[インターネット(邦画)] 2点(2018-12-04 21:49:24)
126.  ボヘミアン・ラプソディ
世代は合ってますが、クイーンのファンかというと微妙な立ち位置。ベストアルバムは愛聴盤です。 ボヘミアンラプソディとかバイシクルレースとかはピンと来ませんが、ナウアイムヒアとか キープセルフユアライフとかが大好きで、この歳なのに車の音源には必ず入れてたりします。 ただ、バイセクシャルについては、ドン引いてしまう体質なので、フレディ主体の映画構成はこれまた微妙。 正直その辺を、我慢しつつ鑑賞したというのが本音。 それでも、ギター弾きとしては、ブライアン・メイの演奏シーンには、鳥肌です。しかもカッコイイ。 バンドの生い立ちとか、知らなかった事が多くて、「へえー」ボタン連打が何度も・・。 主役のマレック君はフレディの体の動きとか、スゴイ似てましたが、時々プリンスに似た表情になって フレディ本人よりイケてました。(笑 音楽の方は、元の音源の利用ではなく、今のミュージシャン達の音が使われているとか。これがまた スゴイ出来でして、鳥肌が止まりません。 当時のライブエイドの20分はリアルタイムで見たのですが、クイーンの演奏は荒れ気味で残念な 記憶になってました。でもこの映画で背景が解ると、勝手な批判をしていた自分が恥かしい。 いずれにしても、彼らが物凄い才能の音楽家だったのは、紛れも無い事実だし、その歴史を映画として 残して貰った事には感謝しかありません。あれから30年・・ もっと早く見たかった映画ではあります。 クイーンの全てが大好きのファンではありませんが、映画館で見る快感を存分に味わえた満足感があり どうしても高得点を上げたくなります。ライブ会場の撮影って、CGなのかもしれないけど圧巻でした。 10点満点と言いたいのですが、曲がどれも短いのが残念。2時間に収めるのが難しいのも解るけど あともう少し聞いて居たかった。せめて後15分足して、あの曲とこの曲とを・・・・ 無理かなあ?
[映画館(字幕)] 9点(2018-11-19 00:35:53)(良:1票)
127.  デス・ウィッシュ 《ネタバレ》 
元の作品があんな感じなので、ブルースが演ったらどうなるのかと興味深深で映画館へ。 ブロンソンに比べるのは、意味が無いと実感。時代が違い過ぎる。 逆に、防犯カメラやスマホの動画投稿の普及で、仕事人もやり難い時代になったと実感。 その中での都合の良過ぎる流れの為、リアルには程遠い物語になってしまってる。 唯一リアルなのは、話題の仕事人を模倣したオッサンが悪党に返り討ちにされるニュースかな。 警察の手が届かない悪人達を、容赦なく処刑していくカージー先生。 グロイ殺害シーンと、過激な嗜好で年齢制限になってしまった今作。暴行される女性の描写は 元の作品の方がえげつなかったのだが、その辺は最近のハリウッドの傾向なんでしょうかねえ。 でも・・ハッピーエンドにしてしまって良いのかなあ? 昔見た映画のナレーション 「しかし油断してはならない、悪党には兄弟が居るものだ」を 思い出した・・ 悪党を始末して有名人は、ある意味ヤバいです。続編のタネにする気かな? 元の作品は、悪者一掃の快感だけでない、そういう複雑な余韻も感じるエンディングだし、警察を 味方にしてる側面がある。 コチラは、その辺が能天気になった感があり残念。 と、ツッコミばかり言いましたが、娯楽映画としてはマアマアでしょう。 処刑の快感で、不眠症が解決していく流れは、ある意味コメディになってました。 褒められた出来じゃないけど、暇つぶしとストレス解消にはなりましたね。
[映画館(字幕)] 7点(2018-11-02 00:47:28)
128.  イコライザー2 《ネタバレ》 
前作は家で見ましたが、今回は映画館で・・ 音がデカくてビックリ。 印象ワードは「騒々しい」 あの映画「ジェイソン・ボーン」の煩さに肉薄。 それでも、まあまあ面白かったです。 見かけた悪人を退治してしまうボランティア仕事人の日常と、出自の因縁でプロ同士の戦いのコントラスト。 今回は、ハリケーンの嵐の中での決闘。自然の驚異をも味方にし、負ける不安の皆無なヒーロー。 前回、鼻に付いたトドメの余韻の引っ張り過ぎも押さえられ、テンポは良いけど、サブキャラの黒人青年が 今一つかなあ。あの麻薬売人連中を野放しにしたのは、どうにも消化不良でした。 あのままでは青年は安心して出歩けないのでは? あいつらも始末して欲しかった(笑 さあて、パート3は創られるのか否か・・ 少し期待してたりする。 で、ココまで皆さん揃って6点・・ どうしようか迷いましたが7点とします。  追伸・・ パン屋の小麦粉で、粉塵爆発、こんなに威力あるの? 小麦粉怖くなったよ?
[映画館(字幕)] 7点(2018-10-29 23:20:03)
129.  ドント・ブリーズ 《ネタバレ》 
うーん 期待したんだけど残念な感じ。  リアリティは置いといて、返り討ちにあうガキどもはもっと大勢欲しかったかな(笑 この際、ゾンビの迷作「バタリアン」みたいに、次々襲われるドタバタにして欲しかった。 しかも・・ブラインドのじいちゃん側も、サイコだったって設定、要るかなあ。 殺された娘の代わりに、加害者の女を監禁して、新しい子供を生ませるとか、目が見えないのに無理でしょ。 その辺は逆にリアリティ欠如してる。 虐待家庭から妹と一緒に逃げる資金の為なら、犯罪で稼ぐのは許されると言わんばかりのスタンスも嫌い。 キャラの誰にも感情移入できないから、対岸の火事の煙だけ見てるような距離感。 親父が防犯関係の仕事なのに、裏切ってそれを利用して窃盗に走る息子が、親父と離れるのは嫌だ? 変じゃない? どーも人物の設定が適当すぎる。 結果、面白い映画見た気持ちにはなれなかった。  親の部屋からカギを持ち出す息子の俳優さん、3Dゲームのキャラっぽい顔で、超気になった。 まるでCGのような顔って、ある意味イケメンなのかも。余談でした。
[DVD(字幕)] 5点(2018-10-05 23:32:56)
130.  カメラを止めるな! 《ネタバレ》 
ネタバレなしで、この映画を語るのは難しいです。かといって、あの映画ナントカ急行殺人事件のように オチを言ったら、見る価値がなくなる映画とも違う。それは何故か・・? シリアスではないからでしょうか? (禁句?) あの予告編を見る限り、誰もこんな映画見たくないと思ったはず。しかし、海外からの評判が先行し、見た人達の口コミから 全国へ評価の輪が広がる不思議な光景を見るにつれ、「その映画の、一体何が面白いのか?」が気になって仕方が無い。 どう考えても、低予算のB・・いやCクラスの映画ではないのか? 低予算にしては怖い仕上がりだという持ち上げ評価? と、いろいろ想像してましたが、公開終了が近くなり、焦って本日見て来ました。 結果? 「面白いです、マジ!」 以下、ネタバレになりますので、未見の人は見ないで下さい。   前半は、問題の「カメラを止めないゾンビ映画」そのもので、その映画のエンドロールまでありました。ここで終っていたら 映画館は暴動が起きるでしょう。金返せ!ふざけんな!・・という流れ。とにもかくにも学芸会のような出来損ない映画・・ そして、後半は、そのワンカットのゾンビ映画が作られる事になり、撮影当日までの、悪戦苦闘の現場が描かれています。 この後半が、爆笑してしまう内容。企画自体が無茶です。ゾンビ物に特化したテレビ番組の目玉企画で、カメラ一台のゾンビ 映画の制作指示はまだしも、生放送でやるという処で、思いっきり無茶になります。現場の混乱は、子供でも想像できる。 その生放送が始まる直前に、俳優がドタキャンしたり、機材がぶっ壊れたりのトラブル連発の中、必死に先へ進もうとする 可哀想?な現場の中で、これまたワガママで傍迷惑で濃過ぎるキャラがぶつかりあうドタバタ劇が繰り広げられます。 面白いのは、あのポンコツなワンカット映画の中で、不自然過ぎる流れや、唐突なセリフが、撮影のトラブルで派生したものだ とワカッタ時です。 真面目な話し、大声で笑うのを押さえる為に、泣きながら口を押さえ続ける自分にビックリ・・。 そして、ラストもいい。ポンコツで落ちこぼれのようなキャラの皆が、笑顔になる瞬間に、暖かいものが心に残る後味。  なるほどコメディ映画でしたか・・ 予告編のポンコツ感は当然でした。 劇の中に劇がありその中に劇がある構成。 更に、エンドロールでは、そのメイキングがチラ身できまして・・もはやどこからが劇なのか・・(笑  見てる途中で「ああこれは、三谷幸喜さんのラヂオの時間に似た設定だなあ」と思いながら見ていましたが、どっちがどうとか ではないです。似てるけど違うし、どちらも面白い。 しいて言えば、あっちの作品は、途中が面白くて、ラストが冗長な印象。こちらの映画は、前半のツマラナイ40分を耐えれば 至福の後半戦が堪能できる映画。見終わって映画館を出ても、思い出し笑いが止まらない変な映画でした。 予告編での、「本物のゾンビが来ても、仲間が犠牲になっても、撮影を続けるサイコな監督」のイメージが似合わない理由が 解る後半からラストで、失望と嫌悪感の先行した監督のキャラが、一転して愛おしくなるストーリー。なるほどサスガです。 人への印象は、その行動の理由と背景が解った途端に逆転する事に驚かされます。 人生観変りそう・・  確かに低予算なのは事実ですが、この映画の何処にも、お金掛けるトコがない。マジにストーリー一発の作品でした。 にしても、あのゾンビ映画のラストで、あんな撮影の方法やられたら、絶対演技できずに吹き出すよね。あれが出来るなら あの女優さんは鉄の心臓ですわ・・  いろいろな面で面白い作品! こりゃウケるわけだ。
[映画館(邦画)] 10点(2018-10-04 17:11:34)
131.  ゲット・アウト 《ネタバレ》 
暇な休日に、予備知識無しで観たら意外と面白かった。ネタバレは禁物の映画です。   殆ど不可能な医療技術の実現が前提のSFになるので、現代という設定は本来無理な話ではあります。 こうなると、ゴーストインザシェルの領域に入ってくる? 大きいとはいえ田舎の一軒屋で、超最新の医療を施術というのも、無理無理ですが、そこも我慢。 隠れていた人格が、カメラのフラッシュで表に出てくる弱点には、少なからず失笑。 あと、黒人ばかりを選ぶ理由が、情なくて泣けてくる。オツムはどうでも良くて体は強靭・健康である必要? 肝心なのは誘拐されて行方不明でも警察が本気で捜さない人材・・ これが黒人の方が都合がいいという事か。 どこか白人の自虐というか、差別を前提にしたスタンスに感じるのが残念。あえてスルーして試聴。 結果、自分は楽しめました。  要は生きたまま生まれ変わるという、絵空事の物語(しかも犯罪)を、現代のリアルに当てはめた物語。 あまり考えずに、不気味な感触を味わうべきなんでしょう。  特筆は、ラストシーン! 一気に脱力するセリフ! この手の映画では、あまり無かったセンスが爽快!
[インターネット(字幕)] 8点(2018-09-19 20:39:18)
132.  祈りの幕が下りる時
このシリーズは、ドラマの方がマシという印象で、総じて好きではなかった。 特に、人を小バカにしたような加賀の印象が肌に合わず、今回は完全にスルーしようと思っていました。  それにしても、よくまあこの内容を120分以下に詰め込んだもんです。どう考えても150分は必要なお話。 その弊害で箇条書きのようなエピソードのブツ切り構成ですが、核になる浅居親子の虚構の人生は丁寧に綴っている。 このシリーズは、主人公の加賀の存在感が微妙な面がありますが、今回は更に薄くなってる印象。 ヒロイン?の浅居博美も、10代20代と別な女優が演じる為、印象が薄まっている。 結果として、新参者シリーズの作品というより、かつての名作「砂の器」のような映画になってしまった。 阿部寛演じる加賀恭一郎のクライマックスのような作品なのに、松嶋奈々子の印象が強烈に残ってしまった今作。 脇役の溝端淳平君、小日向文世もいい存在感ですが、意外に春風亭昇太さんの起用も面白かった。軽過ぎ?  一連のシリーズが好きではなかった自分には、大変相性が良い作品になったようです。 娘を持つ親父には、ど真ん中のストーリーでして・・ 点数甘くなったかも
[DVD(邦画)] 9点(2018-09-18 20:57:00)
133.  不能犯
なんかポンコツ感充満な映画でした。 どっかでこんなのあったなあ・・藤原竜也の「モンスターズ」? 相手に向き合うだけで、洗脳して自死に導く能力。 「リング」の貞子の殺し方に通じる部分もある。 とまあ、題材はそれとして、仕上がりはコケてます。 犯人が人なのか人ならざる者なのか?何食って、どこで寝て、生きてるのか?どうでもいい? また申し訳ないが、刑事役にこの美女さんは無理がある。漫画じゃ定番かもしれないけどねえ。 日本にはなかなかアクション女優が登場しませんね。是非格闘技界から誰か発掘して貰いたい。 仮に男優がやるとなれば、ありがちなのは小栗旬かなあ。 で、終り方も尻切れ感がある。エンドロール見て脱力感と失望感・・ なにをどうしたかったのかなあ・・? 松坂君はサイコパスも良く似合う。何でも出来る俳優だと実感。1点追加してこの点数かな。
[DVD(邦画)] 5点(2018-09-18 10:18:19)
134.  ノーカントリー 《ネタバレ》 
感想、つまらない・・ で終ったら怒られそうですが。  アクションバイオレンス娯楽映画のように始まって、実際その先を至極期待させる流れから 急に肝心な部分を端折って、説明も略して次々とエピソードも時系列もジャンプして、 主役かと思ったキャラがいなくなり、悪役は倒されず。年寄りの思い出話のようなラストへ。  製作者は「人生には、たとえ簡単な事でも失敗や想定外の出来事により、真逆の結果が待っている事がある。」 と説教でもしたかったのかなあ。 「諸行無常」とか、「ツワモノ共が夢の跡」とか「盛者必衰のコトワリ」とかですかねえ。  それにしても、後半の編集はアンマリだ。ドラマの放送打ち切りが決まって、1話飛ばして最終回みたいです。 対峙した殺害目標ではない相手を、殺すのか殺さないのかを、損得判断でも感情でもなくコイントスで決める性格の ヒットマン。それが警官だろうが、買い物に寄った店の主でも誰でも殺してしまう・・ていう異常な男が怖い。 普通の映画なら、コヤツが倒されて終るんだろうけど、そうではない。娯楽映画ではないのだ。 面白いのは、異常な殺し屋が、自分以外の殺し屋も雇われていると知り、スポンサーを殺してしまうとことか、 圧縮空気ボンベを繋いだ自作のエアガンで比較的静かに殺しまくるとか、主役の保安官がやる気がない意外性とか? 意外なのは歓迎だが、クライマックスでは死体だけ見せてスルーし、会計士を殺したのかどうか、モスの妻は 助かったのかどうかを、ハッキリさせずにスルーしたりがウザイ。妻との会話からすれば、金は手に入らなかった? モスを殺して逃走した複数の犯人(恐らくメキシコ側)がゲットしたのだろうが、この映画では説明は無い。 それらは想像してくださいて奴ね・・ やだやだ  いずれ前半は娯楽映画っぽくて、後半はなにか他のジャンルのようです。 珍しいっちゃあそうなんですが。 娯楽映を期待してみると、ガッカリします。 ただ、異常な殺し屋が、モスの妻との会話で「私を殺すのかどうかを決めるのはアンタ自身よ!」と言われて 唖然とするシーンと、子供に長袖シャツをくれと頼んで金を支払うとか、変化の兆しのような描写がいい。 と、思いたいけど・・・・ モスの妻の家から出る時、靴の裏を気にしてるから殺したんだろうなあ・・ ヤッパリこの映画、好きにはなれないわ。
[インターネット(字幕)] 5点(2018-09-03 21:11:59)(良:1票)
135.  ミッション:インポッシブル/フォールアウト 《ネタバレ》 
昨日は駐車場待ちの間に開始時刻になり断念、本日やっと見て来ました。 期待が大き過ぎると、評価は下がる一方ですが、期待通りです。 大満足です。 敵との肉弾戦に、衰えが見られるのは、役のイーサン自身が加齢の設定なんでしょう。殆ど敗北してます。 でも、それらをギリギリで乗り越えるのは、味方の面々のチカラ。スーパーマンの孤独な戦いではない。 アクションの見せ方は、相変わらず素晴らしい。CG映画に飽きて辟易の皆様にはオススメの映像ばかり。 そうなんです、キレイな偽物映像が見たいのではないんです。その場に居るような臨場感が問題。 そしてスピード感。カーチェイスのスピードだけでなく、ストーリーと演出のスピード感が素晴らしい。 適の陰謀に追いつくには、寝るのも休むのも、ロマンスも無い。全員の我武者羅の疾走。 トムクルーズだけでなくチーム全員が命がけで死闘を繰り広げる。このたたみかけが他の映画と一線を画す。 そりゃあご都合のいい展開ばかりです。どう考えても悪玉の方が上手で強力で、とても阻止できる話しでは なかった。そこを不可能作戦実行部隊が、奇跡の反撃を繰り広げる快感こそがこのシリーズの醍醐味。 ジュリアの登場もファンには嬉しい限り。そして元妻と現恋人の対面。盛り沢山な脚本ですがアッサリしてる。 とにかく、どのシーンもコンパクトに編集されていて、ある意味駆け足のストーリーなのに、2時間半の大作。 続編が作られる度に、駄作へ転落していく作品が多いのに、トムのイーサンハントは色褪せる事はない。 ただ心配なのは、臨場感の為に、自分でスタントやり過ぎて、どんどん危険になって来てるところ。 そういう意味もあり、手に汗握る鳥肌立ちっぱなしの147分でした。 エンドロールで観客の半分近くがトイレに走っていったのには苦笑してしまいました。  予告編にあった、ヘリがトラックとぶつかりそうになるシーンがカットされたのでしょうか? 見落とした? あと、パーティ会場の天井からロープでぶら下がるシーン・・ もう一度見るしかないのか・・?  ホントなら10点満点ですが、IMF長官が死んだのに、最後に何も無かったのが残念なのと、 極悪人のレーンの断末魔が見られない事で、僅かに不満。 惜しいけど-1点とします。
[映画館(字幕)] 9点(2018-08-16 15:00:49)
136.  打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?(2017) 《ネタバレ》 
評価の高い昔の実写作品(実際にはドラマ?)の、別の監督によるアニメ化! が話題、のコレ。 しかしながら元の実写作品は、自分にはサッパリでした・・ で、アニメ版はどうなのか・・ ありゃあ こっちも妄想ドランカー状態でした。昔の監督も関わってるから? 何がしたいのか判らない展開。元々が「どうしたらいいのか解決方法を持たない子供の行動」(妄想)なので 我慢してお付き合いしてエンディングまで耐えましたが・・ 何も残って無いぞ?何なんだよ!の心境 たまに見る映画での嫌いなパターン→「結末は、各自で想像してね?」がウザイ。 小学生から中学生へ設定変更したのに、花火の見え方で揉めるとこは一緒ですか・・? 変な時間跳躍のボール状アイテムの登場も、アニメにするならばファンタジーが必然のスタンスですか? 徹底的にハヤリの萌えキャラヒロインに、アイドル歌唱させてみたり、もうオジサンは置いてけぼりザンス。 とても同じ監督とは思えないが、どちらの作品も、響いて来ない・・ アニメ映像も安い3Dが目立つ。 まあ、最大原因は、思春期が遠くなり過ぎた自分の方なのかもと思いつつ、この点数でスミマセン。
[ブルーレイ(邦画)] 5点(2018-08-14 15:59:44)
137.  打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?(1993)<TVM> 《ネタバレ》 
以前見たときは、つまらなくて途中早送りしてみて忘却。かすかな記憶は歪曲してしまい チビな小学生と女子高校生の恋愛モノとインプット・・(かなりの大間違い) アニメ化されると聞き、再度見直してみたのは昨年。ヒロインが小学生の設定に愕然としながら鑑賞。 記憶は間違いでしたが、やはり面白くはない。 てか年齢揃えてよ、ミスキャストです。 途中で時間が戻って、これはサイエンスファンタジーなのかと思っていたら、どなたかの解説では 「もしもあの時・・」の先の出来事は「後悔から派生した妄想」なんだとか。 ほぼ夢オチ作品? どちらにしても、マセた女子小学生に感情をトルネードされて妄想が暴走の男の子の1ページらしい。 女教師の胸を鷲掴みする他のクソガキ達の、スタンドバイミー物語と平行して進行する後半。 餓鬼共の徒歩遠征のテーマは「打ち上げ花火は、見る角度で平たくなるのかならないのか」の確認(笑 本当なら一緒に行った筈の典道の選択は、いくつかの分岐点がある。 ナズナ達との泳ぎの競争で勝つか負けるか。 ナズナの誘いに乗って親友達との遠征を断るか否か。 あの時違う道を選んでいたら、こうなったかも・・あーなったかも・・  タラレバ思考ですねえ いずれ、思春期の児童の心の山谷を、ノスタルジーな映像で綴った作品ですが、感化される人と そうでない人は当然います。自分も後者かなあ。全く感情移入できない。自分の子供時代とは大差でして。 奥菜恵のオッカケ連中には「神作品」でも、彼女に魅力を感じない場合は、意味が違うものになる。 この映像美を岩井監督のマジックだと評価されてますが・・ どこが凄いのかサッパリ?? オマケで1発打ち上げて貰った花火なのに、空にはいくつもの花火の絵。現実と妄想の境界がグチャグチャ。 これに感動しろと言われてもねえ・・ 見たのがあの時代だったら、感動していたのだろうか  ??
[インターネット(邦画)] 5点(2018-08-14 15:24:02)
138.  ジオストーム 《ネタバレ》 
この手の映画に期待するものって、自分の場合は以下です 超ベタベタです(笑 科学的に起こる可能性のある天変地異や災害もしくは人災の設定 その事象に相応しい時代設定 (出来れば科学の進んだ50年後位が妥当) いち早く異変に気付いて奔走する主人公や関係者 それらを軽視して笑い飛ばすお偉いさん達 そして始まる徹底的な世界の破滅のシーン 為す術の無い、連続した絶望的状況 絶滅の危機からの奇跡の脱出 大災害の後の一変した世界の描写(救いの無いのは勘弁)  こんくらいかなあ・・  で、この映画に欠けたのは、最初と最後の部分です。 気象のコントロールは難しいのに、寒暖まで制御してます・・ 無理無理(ーー;) 結末へのコメントは超ネタバレなので止めますが、なんか面白くないなあ CGもいきなりウワーな見せ方が味気ないです。 巨大津波の到達シーンの前に、早めに気付いた関係者から恐怖が拡散していく様を 見せてから、津波の本体を見せる方が良かった。 なんかいろんな映画で見た記憶のあるCGばかりでして、大作見飽きたオヤジには 迫ってきません・・  でもねえ、ベタならベタでいいから完成度の高い作品が見たいですよ。 この作品には、満点はあげられません。 でも暇つぶしにはなりました。はい
[DVD(字幕)] 7点(2018-08-13 15:44:44)
139.  キック・オーバー 《ネタバレ》 
治安の悪い国の刑務所で、アウトローな外国のオッサンが暴れる映画ですが 弾けっぷりは、控えめで年齢相応? 随所に彼なりのジョークな瞬間が見られて 緊張感があるのか、無いのか・・ 絶体絶命の危機に、余裕かましてる反面震えてたりで、 いつものメルが見られます。後半、ヤバい大物相手に、やりたい放題になるところがいい。 イーストウッドを騙ってアポとか、ある意味爆笑ですし。 ホントは、正義のヒーローであって欲しいけど、メルがやりたいのはコッチなんだろうな。 基本悪い奴だけど、もっと悪い奴をやっつけるヒーロー。 なかなか良いと思います。 最後の「良い子はマネしないでね・・」にも苦笑。
[インターネット(字幕)] 7点(2018-07-04 18:34:33)
140.  OVER DRIVE(2018)
当初あまり関心がない映画でした。走り屋が見に行く映画でしょ? てな印象で・・ せっかくの休日、見たい映画なくて悩んでいたら、先の方の投稿を見て、なんだか面白そうかもと・・ ディズニーのカーズのレースシーンは、結構ハマった方ですし、映画館の音響の迫力も期待値に加算。 ただ心配なのは、世紀の駄作「海猿シリーズ」の監督だということ。暑苦しい俳優のリアルの無い演出で あの見せ場の少ない、間延びしたドラマのセンスで造られたとしたら、ガッカリする確率高いよなあと・・。  そんな心配は、カウントダウンからのエンジンの咆哮に吹き飛ばされました。 素晴らしいカメラワーク。路面の不確かなレースコースを高速でコーナリングする恐怖感がビシビシ伝わる。 CGも使ったとは思いますが、見慣れた日本の風景の中を激走のラリーカーで、更にホンモノ感がある。 ドローンやヘリからの空撮映像も美しく、スピードマニアならずとも鳥肌が立ってしまいました。 ヒューマンドラマの部分で間延びするぞと、身構えていたら、サクッと切り替えて次のレースへ。 街中だったり、田舎道だったり、峠だったりと、次から次から面白いコースの連続。 こんなレースが、ホントに日本にあったら凄いです。絶対見たい。 つまらない映画だと、つい腕時計で経過時間を確認してしまいますが、この映画はそんな事忘れてました。 いやもう、終って欲しくない、もっと見たいと思いつつ、大満足のエンディングへ。 良いんじゃないでしょうか? メカ好き、クルマ好きだけに見せるには勿体無い。 熱い男達の戦いを、アッサリ系の俳優さんで撮り、スピード感のある絵をテンポ良く編集した成功例かと。 久々に日本映画でエキサイトしてしまった。 もう一回観に行く予定です。
[映画館(邦画)] 9点(2018-07-01 19:24:06)
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