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プロフィール
コメント数 3618
性別 男性
自己紹介 監督別鑑賞作品数

成瀨巳喜男 69
溝口健二 34
川島雄三 42
小津安二郎 37
豊田四郎 20
石井岳龍 18
矢崎仁司 12
西川美和 8
山下敦弘 19
今泉力哉 24
フェデリコ・フェリーニ 24
ミケランジェロ・アントニオーニ 16
ピエル・パオロ・パゾリーニ 16
ルキノ・ヴィスコンティ 18
ロベルト・ロッセリーニ 20
ジャン=リュック・ゴダール 38
フランソワ・トリュフォー 24
ルイ・マル 17
ジャン・ルノワール 23
ジャック・ベッケル 14
ジャン=ピエール・メルヴィル 11
ロベール・ブレッソン 12
イングマール・ベルイマン 30
アルフレッド・ヒッチコック 56
ジム・ジャームッシュ 16
ホウ・シャオシェン 19
ウォン・カーウァイ 14
ジャ・ジャンクー 9

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1401.  モンガに散る 《ネタバレ》 
脚本が緻密。 香港映画とは、また一味違った台湾ヤクザ映画。 香港映画のように洗練された演出や、派手さはないが、人間関係の描き方や人物の掘り下げが実に丁寧。  後味はよくはない。 だが、ヤクザの世界のやるせなさは、思い切り良く描けている。  5人組の中で、チキンだった二人だけが生き残るというのも皮肉。 だけど、それがヤクザ世界に限らず、社会の構図かもしれない。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-10-25 02:03:21)
1402.  マダムと泥棒 《ネタバレ》 
前半はコメディ色が強すぎて好きになれなかった。 婆さんも、やかましいやら、加齢臭が画面が立ち込めるやらで、好きになれず。 ところが・・・ そのコメディ的伏線が最後に爆発する。 ふざけたやかましい婆さんだからこそ、警察がとりあってくれない。 ふざけた婆さんだからこそ、物語は面白い方向に・・・ アレック・ギネスの怪演が凄まじい。 気色の悪い笑みと顔色、そして髪型からして凄い。 スター・ウォーズで彼を知った私としては、感慨深いものがある。 実に個性的で、他に類をみない役者だ。そしてこの作品、独特の、色褪せたホラー世界を堪能させてくれる。アメリカ映画でも、日本映画でも、そして現在のイギリス映画でも決して味わうことのできない、この時のイギリス映画ならではの映像で、観る者を不気味な世界へと、いざなってくれる。怖くて、面白くて、どこか滑稽で。見た目は色褪せてるけど、内容では決して色褪せない傑作!
[ビデオ(字幕)] 8点(2014-10-14 00:15:21)
1403.  ドクトル・ジバゴ(1965) 《ネタバレ》 
単なる不倫映画ではない。 だけど、不倫が主軸にある。  戦争や政治的な大きなうねりの中で、人は翻弄され、時に不倫という過ちを犯す。 確かにそうだが、それを肯定的に捉えたこの映画を好きにはなれない。  しょせん過ちは過ちであって、しょせんは不倫である。 裏切られた妻の思いはどこへ? そこが描かれていない。  そして、映画としてみてみると、まとまりがない。 伝記的映画だから仕方ない部分があるにせよ、長い尺とあいまって、緩慢な印象が残る。  良い部分は、ロシア革命を体感できることと、大きな冬の大地が良く撮れているところと、ブロンド女性が美しいこと。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2014-10-13 00:32:19)(良:1票)
1404.  ベン・ハー(1959) 《ネタバレ》 
これは実に評価の難しい作品。 壮大な映画で、飽きさせない演出は、さすがアメリカ映画の王道。 その一方で、宗教啓蒙映画としての偏りが凄まじい。  親友同士だった者が、政治的対立によって憎しみ合う関係になってしまう。 そこに救いはない。 武力で人々を制圧すると、必ず不幸がつきまとう。 一部の人間のみが良い思いをする。 これは、いつの世も共通だし、正しい描かれ方だと思う。  その一方で、広げるだけ広げた人間絵巻を、キリストの救済一つで締めくくってしまう、宗教的包括がよろしくない。  武力が不幸を生むが、それを救済するのはキリスト。 これは結末だけを言えば、単なるキリスト教映画。 考えさせられる部分が多い点で、見所は多いが、一種の問題作のように思う。  この映画を、アメリカが製作したからこそ、歴史に名を残しているだけであって、カルト宗教や小国が製作した映画なら、単なる危険映画として、後世には決して残るまい。  平和への思いは皆、同じかと思うが、平和へのアプローチは人それぞれ異なる。 この映画は、キリスト教に偏重しているという点において、障害を持ったアメリカ大作映画と言えよう。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-09-26 00:12:31)(良:1票)
1405.  ドラゴン危機一発
アクションシーンは控え目で、ストーリー重視型。 だが、そのストーリーは、かなり雑。 それだと良い所なしの作品に聞こえるが、ブルース・リーが画面に出ているだけで十分楽しいし、ワクワクもする。  この時代の香港映画、そしてカンフー映画。 その味わいを堪能できる作品として満足できた。 満点には到底届かないけども、ブルース・リーが出演している香港映画なら、このレベルで十分楽しい!
[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-08-16 20:24:16)
1406.  豚と軍艦
この作品って、邦画の歴史上、必ずといってもいいくらい名前の挙がる有名な作品。 だけど、意外とそんな良いとは思わなかった。  これだけ評価されている理由はよく分かる。 豪華キャスト、人物描写の細かさ、終盤のド派手な演出もあり、人間ドラマとしてもよく出来ている。  だが、しかし、これは好みの問題だろうけど、終始うるさいというか、なんだか深みが感じられない。 悪い作品では決してないのだが、心に深く突き刺さるものがない。  この時代の邦画は、全体的にレベルが高いので、本作が特別に傑出した作品だとは思わない。 よくできた作品ではあるが、邦画の歴史に名を刻む作品としての凄みは、それほど感じられなかった。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2014-08-10 01:38:43)
1407.  仮面/ペルソナ 《ネタバレ》 
イングマール・ベルイマンの代表作の一つ。 分かりやすいようで分かりにくい、面白いようで面白くない、何とも言えない鑑賞後感。  一度観ただけでは、その魅力を理解できそうもないが、もう一度観たいかと聞かれれば、答えはノー。  深層心理を描き、人間同士の心のぶつかり合い、心理的葛藤を描いていると思われるが、いまいち心に響かない。 いかんせん、全体的に暗すぎる。 『処女の泉』の様に、一瞬でも心奪われる美しさがあれば良いが、この作品にはそれが無い。 言ってみれば、救いようの無い世界。  映像的な独創性、音楽の効果的な使い方等、芸術的観点からみれば傑出した点も数多く見受けられるが、何度も観たい映画かどうかという観点において、私の中では高い評価を出しにくいのが正直なところ。  別に映画に対して娯楽性を求めてはいない。 ただ不快感を残す映画というものに、価値を見いだせない。  ベルイマンはこの映画に相当な力をこめたと感じる。 だが、観る者を意識して作ったかどうかという点において、疑問が残る。 芸術とは、利己的な自己表現のたまものなのかもしれないが、少なくとも私は、観る者を意識した映画を評価したい。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-08-05 01:13:52)
1408.  のんちゃんのり弁
リアルな東京、現実的な現代劇といった感じなのに、どこか平和な風が作品全体に吹いていて、結構好みな日本映画。  ロケーションも良くて、東京の下町を主体にしている。 実際に行ったことのある場所が沢山出てきたのも、リアルさを感じられた要因かもしれない。 これはおそらく、東京を良く知っている人がロケの場所を厳選したから出来たことで、偶然ではない。 現代の東京をリアルに描こうというコンセプトが感じられる。  随所に出てくる様々な登場人物達も個性があって、なかなか良い。 就職活動の厳しい現実の描き方、採用面接の業界ごとの違いなども、良く描かれていた。  小西真奈美の魅力も堪能できた。 フォトにおさめられた、スーツを着た小西真奈美の振り返る姿が、とても素敵だった。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2014-07-13 11:07:31)(良:1票)
1409.  エターナル・サンシャイン 《ネタバレ》 
運命を分かち合った男女は、生まれ変わっても、再度結ばれる。 そんな永遠不滅の愛を、斬新な手法で表現した作品。  序盤から中盤にかけては、その突飛な内容に嫌気がさした。 「普通に恋愛絵巻を描けないのか?」 と。 「もう普通の恋愛絵巻は語り尽くされ、こんなSF色全開な手法でしか、ラブストーリーを描けない時代になってしまったのか?」 と。  確かに表現手法は風変りだし、直球勝負の恋愛モノじゃない。  だが、訴えたいことは今も昔も一緒と気づかされたラストの急展開。 このラストが秀逸。 結局、周囲の妨害や科学技術が、運命に導かれた男女二人を妨害しようとも、その男女は結ばれる運命にあるのだ、と。  さすがアメリカ映画!的な、実に巧い組み立て。 一方で、その機械的なまでに良く出来た脚本が、有機的な「恋愛」というものを描く上で、マイナスに影響したことは否めない。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-07-07 01:35:37)
1410.  ニックス・ムービー/水上の稲妻 《ネタバレ》 
決して心地良い映画ではない。 死に直面する人間を、直視する内容。 目をそむけたくなる様な気分になる。  だがこれが現実。 人間が病でもって死にゆく様は、有名人であろうが、無名の人間だろうが、およそこんな感じだろう。 ただ、それを捉えて何になるんだろうか? ヴィム・ヴェンダース自身も、それを自問自答したに違いない。  ヴィム・ヴェンダース自身が迷いながら撮っているから、観ているこちらも困惑せざるを得ない。 確固たる信念を持って、ニコラス・レイをカメラに収めたなら、それを観ている人間(観させられている人間?)も、もっと覚悟をもってこの作品を観られただろうに相違ない。  でも、そのヴィム・ヴェンダースの素直さに、人間らしさを感じる。
[ビデオ(字幕)] 5点(2014-07-07 01:23:27)
1411.  チート 《ネタバレ》 
およそ100年前の映画だと思うと、実に感慨深い。 保存状態も、この時代のサイレント作品にしては、とても良く、さすが戦勝国アメリカ。  話もよく出来ている。 “刻印”を女性に焼き付けることにより、我が物にしたかと思いきや、その“刻印”が災いして、墓穴を掘ってしまう男。 話として実によく出来ている。  早川雪洲という俳優だが、名前しか知らず、本作で初鑑賞。 ソリッド感があって、実にカッコイイ俳優。 当時、人気があったのも頷ける。  尺もコンパクトにまとまっており、サイレント映画にしては、気軽に観ることのできる作品である。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-06-30 02:51:37)
1412.  大河のうた 《ネタバレ》 
前作『大地のうた』に比べると遥かに楽しめたが、とにかく本作でも登場人物が死にまくる。 決して明るいとは言い難い内容。 受難の日々を描き、着実に成長していく主人公オプーの姿が描かれる。  当時のインドの世界観が伝わってくる雰囲気は特筆もの。 映画を観ている間は非常にその世界に引き込まれる。   この母親、苦労して貯めたへそくりを、息子の学資の為に提供する辺りは素晴らしいが、いかんせん、子離れできてない。 子離れできていないからこそ、寂しさも増す。 ある種の負の連鎖。  一方の息子。 帰省した時、わざと都会に戻るのを一日遅らせる辺りは素晴らしいが、いかんせん、母親に対して配慮が足りない。 年端もいかない息子だから仕方ないのかもしれないが・・・  母と息子の感情の行き違いが巧く描かれているが、全体的に漂うその無常感に嫌気がさした。 確かに一つの起こり得る現実を的確に描いてはいるが、あまりに悲しい物語だ。 貴重な時間を割いて観る映画としては、個人的に不適切な作品だった。
[ビデオ(字幕)] 6点(2014-05-25 01:13:58)
1413.  ハメット
ハードボイルト作品ではあるが、その演出がイマイチ。 アメリカとヨーロッパスタイルが喧嘩している感じ。 良い方向に融合できたとは言い難い。  一昔前に深夜放送枠でよく放映されていたB級洋画を、何となく観た時の気分に近い、鑑賞後の満足度。
[ビデオ(字幕)] 5点(2014-04-18 23:43:47)
1414.  シーサイドモーテル
脱力して観られる日本映画で、個人的には素直に楽しめた。  「人を不幸にする真実よりは、人を幸福にする嘘の方が良い」  これが本作のテーマ。  群像劇スタイルでもって、このテーマをとことん突き詰めるというより、散乱させる。 とにかく登場人物が豪華で、めまぐるしい展開も飽きさせない。  ただ、少々疲れたかな。 なんというか、「人を幸福にする真実」が一番にいいに決まってるからね。  そういう意味では、不毛なテーマの掘り下げかもしれない。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2014-03-22 01:58:40)
1415.  赤い鳥逃げた? 《ネタバレ》 
70年代の日本映画には独特の味わいというか、個性がある。 おそらく時代を反映しただけで、意図的に演出されたものではない。 だけど、70年代の日本映画には、それ以前の日本映画全盛期にもなく、その後の洗練された21世紀にもない、稀有な個性的魅力を感ずる。  本作は、まさにその時代的魅力が発揮されている作品である。 風来坊の男女3人が、あてのない生活をしている。 おそろしくけだるく、そして将来性のない生活。 お互いの詳しい素性も知らない。 この設定がまた、70年代の日本映画っぽくて良い。  悪役たる会社の重役たち。 この人たちも、ステレオタイプ的な面白さがある。 フェンダーミラーの社用車に乗り、高そうなスーツを身にまとい、悪だくみをしている。 そして喧嘩になると、途端に弱い。 こいつらに暴力をふるう原田芳雄が、またかっこいい。  ストーリーは大したものではなく、ラストの破綻的なオチも何だか物足りない。 でも仕方ない。 70年代の、この系統の日本映画の中身なんて、大体こんなもんだ。  本作を観ていると、なんだか不思議と同時代の香港カンフー映画を思い出す。 良い意味でのチープ感、内容より勢い重視の作り。 観た後の満足度は低いが、不思議と定期的に観たくなる魅力を感じる。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2014-02-18 00:10:49)
1416.  異人たちとの夏 《ネタバレ》 
大林宣彦監督作品とは滅法、相性が悪い。 しかし本作は、私が今まで鑑賞した、大林監督の青春・学園モノといったジャンルとは一線を画す。 そこに期待が高まったが・・・  いやぁ、やっぱり無理だったぁ。 残念。 ファンタジー色が強く、やはり合わず。 チープな感がある幽霊描写もダメだった。  しかし全てがダメだったわけではない。 小さい頃に生き別れた両親と会ってみたい、そんな願望を映像化したのは良い。 ただ、両親の亡霊と会えば会う程、自分の身体が劣化していくという設定は不要。 別に会いっぱなし、楽しみっぱなしでいいじゃないか。 ファンタジーなんだから、そこの辺、変に現実世界と繋げる必要性がない。 とことん亡霊たちと戯れて終わってほしかった。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2014-02-11 22:31:07)
1417.  シュトロツェクの不思議な旅 《ネタバレ》 
『カスパー・ハウザーの謎』の続編として作られた作品だが、ブルーノ・Sは、前作よりまともになっていた。 奇人というより、まさに受難の人。 単にいじめられている様にも見える。  アメリカに渡るという設定が、ロード・ムービィ色を強める。 女を情けで拾ってあげたのに、一方的に逃げられる。 これはほんと切ない。 不器用な善人そのものだ。  逃避行というか、計画無しの無謀な旅。 その顛末は、図らずもがな。 あっけなく破たんする。 これは私自身の沖縄旅行を想起させ、どうにも憂鬱だ。  作品全体が暗めのトーンで曇りがち、話も湿りがち。 きっと、ヴェルナー・ヘルツォークが傷心気味の時に撮ったに違いない。  劇中でブルーノ・Sをいたぶる二人の男が憎たらしい。 大した奴らじゃないし、特別に強そうなわけでもないし、私がその場に居たら、きっとブルーノ・Sを守ってやる!そんな気になる。  この話って要するに、獄中に長く居た不憫なチビハゲおっさんは、シャバに出ても救われない。 守られていた閉鎖的な獄中よりも、むしろ外の方がむきだしに残酷で、容赦がない。 あげくの果てに・・・  この作品を観ていると、福祉というものの重要性を考えてしまう。 いや、そんな真面目な話以前に、いかに世の中は敵だらけで孤独なものなのか。 そんな単純な結論にたどり着く。
[DVD(字幕)] 7点(2014-02-08 22:17:23)
1418.  キサラギ 《ネタバレ》 
最初から最後まで、目まぐるしく展開の変わる内容。 飽きさせない演出とも言えるし、とりとめのない疲れる内容とも言える。 好みによって評価が割れそうな映画だ。  一人一人の個性が光っていたかと言えば、ノー。 ひたすら脚本通りにセリフをしゃべっている。 テンションが高いから、何とかみれる。  密室で繰り広げられるという点では高評価。 よく室内で、これだけ盛り上げたと言いたい。  ファンクラブの集いなのに、実は身内だらけ。 少々無理はあるが、話を広げていくには、必然の設定か。  映画というより、どんでん返しが連発の小説を読んだかの様な後味。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2014-01-02 01:30:48)
1419.  台北カフェ・ストーリー 《ネタバレ》 
公開時に見逃してから3年。 ずっと観たかったアジア映画。 遂に観ることに成功!  場所は北青山。 オシャレなバーで、入場者30人限定での上映。 スクリーンは小さかったが、とにかく待望の映画を観ることができた。  目当ては女優のグイ・ルンメイ。 日本人とは、また一味違った魅力がある。 なんというか、嫌味のないナチュラルな美しさ。  グイ・ルンメイが演じる女性が、台北にあるオシャレな街中で、オシャレな妹と一緒にカフェを営むという設定。 製作総指揮に、『珈琲時光』のホウ・シャオシェン。 まあ、これだけ揃っていれば、ハズレはない。  この作品のテーマは“物々交換”。 欲しい物を、貨幣ではなく、物で評価する。 その状況下では、物の価値は一般的な貨幣価値ではなく、当事者間の気持ちにより決まる。 人にはそれぞれ物に対する思い入れがあり、その思い入れによって、その物の価値は全く異なってくる。 その物々交換が、カフェで繰り広げられる。  正直言えば、この物々交換というテーマ、それほど面白くはない。 やはり、この映画の魅力は、「オシャレなカフェで働く美人姉妹を、ただただ鑑賞すること」に尽きる気がする。  少なくとも私は、グイ・ルンメイを鑑賞できただけで幸せだ。
[映画館(字幕)] 7点(2013-12-15 23:45:07)(良:1票)
1420.  ねむの木の詩がきこえる
久々に映画館で観た映画に0点をつける。 これは正直、色んな意味でダメージを受けた。 映画館で、もうこんな目には遭いたくない!  とにかく宮城まり子ワールド全開。 一番良くなかったのが、宮城まり子、その人自身による唄。 気持ち悪いし、確実に不要。  あと、気持ち悪い宮城まり子によるナレーション。 普通に話さんかい!と、怒りがこみ上げる。  自閉症を持つ男の子を可愛がるのはよいが、これがまたショタコンじみている。 舌をベロベロやるのは要らんだろ! このババァ、いい加減にしろ!!
[映画館(邦画)] 0点(2013-11-13 23:16:27)
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