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コメント数 1648
性別 男性
自己紹介 基本的に3~8点を付けます。それ以外は、個人的に特別な映画です。

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1421.  ボーダーライン(2015) 《ネタバレ》 
中盤までは、意図的な演出だが状況がよく分からないまま進み、実話ベースの衝撃的な描写のいくつかが映画のテンションを保っている(が、やや退屈)。しかし終盤、それまでを更に上回るショッキングな展開と、繰り出されるデルトロの鬼気迫る演技に圧倒される。エミリー・ブラントの疲れ果てた様も中々良いが、これは完全にデルトロの映画である。近年稀に見る傑作アクション。
[DVD(字幕)] 8点(2020-01-17 01:01:33)
1422.  ベン・ハー(2016) 《ネタバレ》 
ワイラー版のような作品を目指していたとするなら、この作品は確かに失敗だと思う(全体的に金の掛け方や作り込みはかなり甘く、またテンポが良過ぎることも相まって物語が非常に軽いので、歴史スペクタクルの醍醐味たる重厚さは致命的に損なわれている)。  ただ、一転してライトな作風を狙ったのだとしたらどうかというと、前述のテンポの良さは十分利点になりうるレベルだし、脚本の工夫も決して悪くない(主役二人の関係性の新機軸は率直に中々面白かった)。だが、だとしても終盤の駆け足ぶりが単純に映画として褒められたものでは全くなく、歴史スペクタクルとか関係無しに「2時間の枠に抑え込むのに拘り過ぎ」な感が大アリ(そして失敗しているという)。  結局、ベン・ハーという話は重厚に撮るのが絶対に正解だ、という当たり前のことが分かっただけな気もするが、そうは言っても全体的に「思ったよりは酷くない」レベルなのは自信をもって断言できるし、暇潰しとして観るなら意外にそこそこ楽しめるだろう(もちろん名作の方と比較しながら観ても良い)。戦車競走なんかは流石にワイラー版より向上した部分も大きいし。
[インターネット(字幕)] 6点(2020-01-17 00:15:34)(良:1票)
1423.  レイダース/失われたゾンビ 《ネタバレ》 
私が観た中で最も単純につまらない・観る価値の無かった映画は多分コレ。真面目にレビューするのも馬鹿らしいが、まず場面間の繋がりも意味不明で、何を観せられてるのか最初から最後まで皆目わからない。BGM(例のあの歌をはじめ)すらも意味不明。商業映画としては逆に奇跡に近いダメ加減で、オールタイム・ワーストの最有力候補の一つ。
[インターネット(字幕)] 0点(2020-01-16 23:58:12)
1424.  リターン・オブ・ジーパーズ・クリーパーズ 《ネタバレ》 
ショボい特撮も相当に薄ら寒いが、シナリオも所々意味不明だったり、あっちゃこっちゃ行ったり来たりと定まらなかったりで、なんとも酷い有様。見所も皆無。エンドロールを確認すると、監督・脚本・製作がワンマンっていう作品。コンセプトもアイデアも無いのに、仕事が無いからただただ続編作りましたってのが一目瞭然、正に自己満足の極み。そんなのに付き合わされるこっちの身にもなってみろと(前作がヒットしてるならまだしも、完全に自業自得だが)。
[映画館(字幕)] 2点(2020-01-16 23:46:37)
1425.  魔の巣 Manos 《ネタバレ》 
『死霊の盆踊り』に匹敵する中身の無さ。仄かにでも笑える、というのは中盤の謎のドタバタ痴話ゲンカ騒ぎぐらいなので、ハッキリ言って使い道は何も無い。史上最低の映画の有力な候補一角。
[DVD(字幕)] 1点(2020-01-16 23:40:38)
1426.  ラストサマー3 《ネタバレ》 
1作目の謎解き重視なスタイルでの続編と見せかけて、犯人は例の漁師のゾンビでしたあ、という、無責任極まりない支離滅裂な酷いシナリオ。これは酷い。
[DVD(字幕)] 2点(2020-01-16 23:39:09)
1427.  ブリキの太鼓 《ネタバレ》 
極めて特異で奇怪な主人公が設定されているが、彼が紡ぐ物語はこれまた外形的にも内面的にもこの上なくグロテスクで、ハッキリ言って本作はグロ映画の類だと言って過言ではない。主人公本人からして極めて不愉快なサイコパスで、目なんて(子役の癖に)半ばイっちゃってるし、あくまで日常風景をベースにしていながらも、とにかく映像がグロテスクで中々観るに堪えない。個人的に特にキツかったのはウナギ(シュヴァンクマイエルとかでも思うことだが、マズそうな食物ほど意外と心を「エグる」ものは他に無いようにも思う)。また、性的にも中々インモラルで、これほど濡れ場が全然嬉しくない作品もある意味珍しい。  ただ、この奇妙な設定と醜悪な演出によって本作が描き出そうとするものは、この時代のドイツ(取り分けて大きな社会的矛盾を孕んだダンツィヒ)の病的で狂った「時代の空気」なのだということはより良く理解できるように思う。その意味では、これだけ荒唐無稽な話でありながら、その伝えんとする雰囲気が寧ろより直感的で鮮烈に伝わって来るのは確かであり、映画としてテーマ面の表現が優れていることは間違い無いと言える。文芸映画としては屈指の傑作。
[DVD(字幕)] 8点(2020-01-16 22:24:54)
1428.  ウルフハウンド ~天空の門と魔法の鍵〜 《ネタバレ》 
ロシア製のかなり重厚なファンタジー。貫徹された寒々しく薄汚れた質感は、生存の厳しい古代の世界観と登場人物の野卑な力強さをいやが上にも高めている。この手の大作としてはやや短尺なようにも思うが、適度にシンプルで分り易いシナリオと、要所を押さえた巧みな展開運びで、重厚さを損なうことなくテンポ良くコンパクトに楽しく観れる。アクションは非常に力強い上にかなり分量が多く、大きな見所になっている。あくまで「人間」の物語としてファンタジックな超越的要素はかなり控えめに(ただ適度にファンタジックな雰囲気は醸す程度に)使って進行するが、最終盤は「神」対「神」の取っておきのド派手な展開で見応えもド派手。やや画質が古臭く2000年代より前の映画に見えなくもないが、面白さは不変。掘り出し物な良作。  なんか話が『ドラクエⅤ』に少し似てるようにも思うのだが、15分オーバーとは言え2時間の映画でこんだけ面白いファンタジーはつくれるのである。例の凡作の製作陣は、この映画をまず観てほしい。
[DVD(字幕)] 8点(2020-01-14 23:33:45)
1429.  チア☆ダン〜女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話〜 《ネタバレ》 
単純正義なスポ根ものとは少し違えたかったのか、「意識高い系」な要素を取り入れてややドロッとさせたりしている。と言っても内容自体は極めてオーソドックスなトコロで(ありがちなスポ根展開もほぼ全部入ってる)、なんというか薄く、盛り上がりにも欠ける出来にも思う(熱が足りない)。ただ若い女優さん達はかなり可愛いコ揃いだし、ダンスもまずまずなクオリティなので、それだけでも観る価値はあるかと。
[インターネット(邦画)] 5点(2020-01-13 00:25:38)
1430.  アナと世界の終わり 《ネタバレ》 
ゾンビ映画としてだけ観ると、筋が極めて在り来りで特段目新しいものが無いのがかなり痛いトコロ(脚本も相当にショボくて会話にセンスが全く無い)。ミュージカルとしても別にそんなに面白いという程でもなく、何より、何故にゾンビと歌をコラボした(かった)のかが全く伝わってこない。完全に企画倒れな映画だと思うが、全体的に映画の質自体はさほど悪くもなく、特にミュージカルシーンの歌・歌唱パフォーマンス自体は(ある種無駄に)かなりレベルの高いものにつくり込まれている。なので、凡百の駄作ホラーよりかは幾分マシかと。
[映画館(字幕)] 5点(2020-01-12 22:59:51)
1431.  映画 賭ケグルイ 《ネタバレ》 
ギャンブルが題材の作品として致命的に不出来だと思うのが、借金がどーたらゆってはいるものの、負けたら命取られるかの様な敗北の「重さ」がまるで感じられないという点である。生徒会から大金配られて(身銭ですらない)、チャチで緊張感の無いゲームでそれを取り合いっこして、何が凄いんだか分からない連中がさも「私スゴイのよ」オーラを出しまくってテンションMAXの珍妙な芝居を繰り広げる様から感じられるのは、ただひたすらに背伸びしたお子様の幼稚さ&この上ない上滑り感である(ガキの遊びにしか見えないのよね)。絶対に負けられない勝負なら、例えコイントスですら手に汗握る極上のギャンブルに為り得る。それに比べれば、賭博のゲームがそれ自体として面白く工夫されている必要など全く無いのである(てか本作のギャンブルゲームの仕掛けはかなり稚拙で、別によく出来ているとは微塵も思わないけど)。  唯一、絶対に負けられない感を多少なりとも出していたのが福原遥で、この人のイカレ芝居には背景がある分だけそこそこは興味深く観ることが出来た。女優として新境地を切り開いてる感も全開で、そこは中々に感慨深い。
[インターネット(邦画)] 4点(2020-01-12 21:39:36)
1432.  ガリーボーイ 《ネタバレ》 
未だ、人間の可能性を根源から否定する社会通念が残り続けるインドにこそ、アメリカでも失われた真の「反逆的」ヒップホップの萌芽が残されていると言えるのかも知れない。そんなラップスターの「インディアン・ドリーム」を描いた本作だが、結局のところ夢を掴み取るためには、悪弊を脱し、自分自身に絶大な価値があることを自分自身がどれ程のレベルで信じ抜けるかが最も重要なのだ、というメッセージが本作の主題である。  青春サクセスストーリーとして(表面的には)やや月並な展開運びに加え、テンポも若干冗長であったりもするのだが(特に前半は少し酷い)、鬱屈した絶望的な人生観から脱して自らの可能性を確信するに至る過程の描写は非常に丹念かつ感動的で、長尺も相まってかなり見応えが有った。ありがちな内容だとは言え、ヒンディー語ラップや、ITと貧困の同居する現代インドの情景は物珍しくて非常に興味深く観れたし、あと、メチャ可愛いのに(インドのクロエ・グレース・モレッツ的な)信じ難い程に血の気の多い狂犬なヒロインも衝撃的で面白かった。ラップシーンがふんだんに盛り込まれているため、歌と踊りのインド映画の面目も果たしていると言える。そこそこオススメ。
[映画館(字幕)] 7点(2020-01-12 18:07:47)
1433.  シライサン 《ネタバレ》 
「小学生が5分で考えました」的な超くだらない怪談話をモチーフにして「そのバカ話がもしホントだったら」というシンプルなアイデアのホラー。次々襲われる→撃退法を探す→悪霊の由来を探る、というこれもよくある展開運びといい、「黒髪の長い着物姿の女(with鈴の音)」という悪霊の姿形といい、目新しいものは全く無くイマサラ感は全開だが、怖くなかったかと言われるとまあまあ怖かったような気もする(隣の女子がビビりまくってたから伝染したかも)。悪霊の造形などをやり過ぎずに、ある程度リアリティを保ってさり気なく恐怖を誘う映像の質感や、基本音楽無しな所にこれもさり気なくイヤァな音を響かせるセンスなんかは悪くなかったようにも思う。飯豊まりえだけ生き残るラストの展開も(取って付けだが)そこそこ嫌いではない。  結論、非常に低級なホラーのはずだが、なんかまずまず楽しめたという。少し奇妙な感覚。
[映画館(邦画)] 6点(2020-01-12 18:01:56)
1434.  ティーンスピリット 《ネタバレ》 
尺も短いが話の方も相当に薄っぺらく、その面に関してはもはや必要最低限と言ってよい程のお手軽製作映画である。人間ドラマ部分(ティーンの挑戦と苦悩とか、マネージャーとの関係性とか)に見応えを見出すのは正直難しいと思うが、ファニングが実際に歌っているという歌唱パフォーマンスの出来はまずまずで(ラストのライブシーンなんか歌も動きもかなりホンモノっぽい)、そこは観る価値があるカモ。
[映画館(字幕)] 5点(2020-01-12 17:33:16)
1435.  アギーレ/神の怒り 《ネタバレ》 
極めて重苦しい雰囲気の中に描かれるのは、静かな絶望。そしてそれは確実に全員の生命を奪い去るであろう極限状況と、そんな極限状況下でも人間を支配して狂気へと誘ってゆく醜く際限の無い欲望そのものであるように思う。非常にネガティブな映画であり、ストーリーも希薄なので面白い・楽しいという作品では全くないが、逆にここまでの醜悪で破滅的な映画全体の空気は、ある意味ものすごく貴重。これこそ観て損は無いという映画。
[インターネット(字幕)] 7点(2020-01-11 23:14:23)
1436.  テッド・バンディ(2019) 《ネタバレ》 
実録異常犯罪ものだが、ほぼ完全に事実に則った主展開に加え、想像による演出を徹底的に排した全体の構成は殆どドキュメンタリに近く、テッド・バンディという稀代の異常犯罪者の内面・実際の人格に迫るというよりは、「外から見た」バンディが当時どのような人物だったのかを描き出すことに特化していると言える。一方で、この手の犯罪ものなら絶対盛り込みたくなるような犯行シーン・ショック描写がラストに数秒しか出て来ないというのは、全体の演出としてある意味かなりチャレンジングで、かつそこそこ上手くいっていて面白い雰囲気を出せているように思えるのも素晴らしい。  ただ、この演出がもたらす本作の印象として一番強く感じられるのは、結局のところ決定的な証拠は何もなかったのではないか、という不愉快な疑問だというのが正直な感想(それこそが厳然たる事実なのかも知れないが)。世論を慮れば、ラスト、ややバンディ真犯人説に傾いて(ここでやっぱり犯行シーンを挿入してその事実を映像的に裏付けつつ)終わるのも致し方無いとも思えるが、それはある意味「ブレ」だとも言える。ともあれ、本作には記録映画に近い価値があると思うし、その意味では観て損は決して無い。それなりにオススメ。
[映画館(字幕)] 6点(2020-01-11 00:55:25)
1437.  菊とギロチン 《ネタバレ》 
程度の差こそあれ、人は誰しも望まぬ「枠」に嵌められ、何かに虐げられて生きている。この映画の登場人物は皆(「家」制度における女性としての主人公をはじめ、革命家、朝鮮人、労働者、農村出身の兵士、女相撲の面々は無論のこと)、激しく虐げられた境遇を生きている。だが彼らは、そんな枠から抜け出すため自分を虐げる全てに向かって「反逆」を始める。勝目の無い絶望的な戦いに身を投じ滅びゆく様には、だがしかし、極限的な人間の尊厳とその生命の偉大さを最大に感じ取ることができる。物分かりの良さ、否、理性など糞喰らえ。「反逆」こそが生命の本質、人間社会で人が生きている証なのだ。  前半、やや政治的・思想的なメッセージが含まれる類の映画なのかとも思ったのだが、全編に込められたテーマはもっと根源的で普遍的なものであると確信している。ヒトのヒトたる逞しさ・美しさを最大限に尊重し描き抜いた、私の最も好きな部類の映画。困難な人生に直面するあなたに是非勧めたい。
[映画館(邦画)] 9点(2020-01-10 00:52:50)(良:1票)
1438.  君の膵臓をたべたい(2017) 《ネタバレ》 
基本的にはいわゆる典型的な「病気」映画で、若干の捻りはあるものの大枠のパターンからは逸脱しないシンプルな(ややもすると少し平凡な)構成となっている。ラストなんかはかなりワザとらしいやや荒唐無稽なオチで、個人的にはあまり良いとは思わなかった。  ただ、この話で優れていると思うのは、とりわけ恋愛感情と絡められがちなこの題材において、高校生同士のピュアな恋愛感情、あるいは友情を更に越えた、しかしそれはもはや「愛」としか呼び様が無い二人の少し不思議な関係性を主軸に据えたことで、話がより純粋で美しい人間愛の物語に仕上がっていること、そして映画においては、その関係性を的確に表現することに成功している主演二人の無垢で爽やかな演技の出来の良さにあるかと思う。浜辺美波も生き生きとした中に悲しみを感じさせる奥行きの有る演技でかなり良かったが、北村匠海の抑制の効いた落ち着いた演技もとても素晴らしかった。あと、地味にガム君の演技も良かった。まずまず良作かと思う。
[インターネット(邦画)] 7点(2020-01-09 01:05:40)
1439.  センセイ君主 《ネタバレ》 
映画と言うより殆どコントと言って過言ではないハチャメチャな演技&演出だが、顔芸やらモノマネやらを含めてこれを全編やり通した浜辺美波は相当に根性が据わっている。そもそもなんだあの変な髪型は(しかし今作の主人公はちょっとイケてなくてだいぶんイタくないといけないので、手軽ながら良い演出だと思う)。開始5分で正直諦めかけたのだが、15分くらい観ると大分馴れて最終的には相当に楽しく観れた。全編極めてベタな話ではあるし、中盤がやや盛り下がるようにも思うが、ある意味普遍的に需要の有るこのジャンルにおいても、かなり良作な部類かと。その意味ではオススメ。
[インターネット(邦画)] 7点(2020-01-08 22:22:10)
1440.  火口のふたり 《ネタバレ》 
一言で言うと、ドエロい『ビフォア・サンライズ』てな感じ。ロマンポルノ並の激しい濡れ場の連続で女優は文句無しに頑張っていると言える。内容の方も、飯食ってセックスして飯食ってセックスして祭り行ってセックスしてあとセックスして+ひたすらピロートークというトンデモだが、さり気なく面白味が無くもない展開運びと、繊細に揺れ動く感情をこれもそこそこ巧みに表現できていなくもない演技のまあまあさ加減もあり、結構面白く観れた。  ただ全編結構にグダグダ、かつラストなんか特にグダグダで決して前向きとは言い難いのと、そもそもこんなにドエロくする必要があるのかという単純な疑問、あと何より、個人的に柄本佑が完全にミスキャストに思えなくもない点はかなり気になった。とにかく、どうにも「若造」感が抜けず不必要に若く見えるのだーね(最大の原因は髪型だが、設定と逆で女優より年下にしか見えない)。そもそも女遊びで身を滅ぼすタイプにも全く見えないし、もっと単純にモテそうな俳優の方が良さげ。  監督は勝手に若手だと思ってたら70過ぎ、と言うか『赫い髪の女』の脚本家だと。それを言われてしまうと、このグズグズ具合は確かに似とる。どっちかというと『赫い髪の女』の方が好み。
[映画館(邦画)] 6点(2020-01-04 22:57:58)
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