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プロフィール
コメント数 4750
性別 男性
年齢 41歳

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1461.  あなたへ 《ネタバレ》 
見終わって、しっとりとした温かい、いかにも日本映画らしい映画だな~と思ったものですが、あのおせっかいな草なぎ君やたけしが声をかけてこなかったら、もの凄いさっぱりした旅になってただろうな~って(笑)。直接的に、主軸に関わってくるわけではないんだけど、嫁さんの「さようなら」という簡素な手紙と、高倉健さんの「あなたにはあなたの時間があるのよ」という解釈を聞いて、あぁ、悲しんでばかりいないで、余生を楽しみなさい、という意味なのかな、と感じました。そう考えれば、ああいう人との出会いにも意味がある。パートナーを失うと、かつての思い出に浸るだけで抜け殻みたいになってしまう人も多いはず。そうならないようにと、嫁さんなりの気配りだったのでしょうな。手紙を海に向かってぱぁ~っと投げるシーンを見て「捨ててしまうん?自分だったら死ぬまで大切に持ってるだろうな~」と思ったものですが、嫁さんの真意を理解しての行動なのですね。
[DVD(邦画)] 6点(2013-03-21 01:10:03)
1462.  おおかみこどもの雨と雪 《ネタバレ》 
個人的には、サマーウォーズや時をかける少女よりも本作のほうが入り込めました。狼人間という要素こそファンタジーではあるけれども、お父さん狼が死んでしまったり、子ども達が他の子とは違う自分の要素をひた隠しにしたり、それによって男の子に怪我を負わしちゃったりっていう展開は現実の比喩としてすんなりと入り込める。だからとても共感が持てました。一つの家族のお話を丁寧に優しいタッチで描く。そういう現実の比喩でありながらも、アニメだからこその台詞や描写もやはりあって、例えば「泣いてないもん。雫なんだから」とかいう台詞は現実に口ずさんだからあまりにクサすぎるのですが、アニメだとそれがすんなり受け入れられる。そういうアニメだからこその良さみたいなものもきちんと出ていて、とても良作だなと感じました。
[ブルーレイ(邦画)] 7点(2013-03-20 00:38:05)(良:1票)
1463.  映画 ひみつのアッコちゃん(2012) 《ネタバレ》 
個人的には凄く楽しめました~。やはりなんといっても、会社という大人の世界に子どもの心や視点が入り込むとこんなにも愉快なものになるんだという、その面白さですよね。子役の子も可愛らしくてよかったんだけど、綾瀬はるかも、元々が天然キャラということもあってかはまり役でした。そして大杉漣や谷原章介といった普段はダンディズムを見せる俳優さん達が、アッコちゃんの演技を振りまいていてこれがまた笑える。相手方の企業のヤクザっぷりとか株主総会でのどんちゃん騒ぎなんかは、まぁコミック原作ですからデフォルメということで。皆にバレてしまう、でも助けなきゃていう人としての気持ち。そしてお母さんに会いたいという子どもとしての気持ち。尚人と別れたくないという女の子の気持ち。どれもツボでしたね~。大人になってまた尚人に会うラストは凄く爽やか。良作です。
[DVD(邦画)] 7点(2013-03-17 20:24:03)
1464.  エクスペンダブルズ2 《ネタバレ》 
勧善懲悪、とってもわかりやすいストーリーで誰にでも楽しめる。出ている面々も、往年アクションスターの同窓会的な感じではあるんだけど、内容的にも、プルトニウムを奪おうとする悪の組織、恋人と幸せになるはずだった大切な仲間を殺され、その復讐に挑む正義の集団、そして村の善良な市民を救う為という大義名分など、手垢がついたような王道の展開をとことんやっていて、良い意味で懐かしさを感じる。こういう展開って最近は横道すぎて逆にあんまり見かけなかったし、仲間達の思いやりの精神とか、復讐に燃えるスタローンの顔なんか見てるとそのプリミティブな感情の描写がやはり映画の醍醐味だよな、と再認識させられる。アクションそのものも、CGを極力感じさせないレトロな描写に徹しており、それもまた懐古的でよろしい。ヴァン・ダムとの一騎打ちが少々物足りなかったけど、全体的にはとてもクオリティ高くて満足でした。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2013-03-16 20:57:15)
1465.  エイトレンジャー 《ネタバレ》 
う~ん、どうも笑いの要素が独特過ぎるというか、内輪っぽいというか、自分には合わなかったですねぇ。元々、コンサートで演じられていたキャラクターだということで、関ジャニのファンの人たちならば楽しんでみれるとは思うのですが、なんの思い入れも無ければちと辛いかな。小道具や衣装などはきっちり作り込んでいるように感じたが、特撮は残念なレベル。前半から中盤はコメディなのに、後半は血が出たり重い展開になったりするのもついていけない。舘ひろしがアホな格好して暴れ回っている画や、ベッキーがやたらと口の悪い悪キャラでアクションを披露する画、そういう「レアな画」としてそれなりに楽しめはした。
[ブルーレイ(邦画)] 4点(2013-03-16 02:27:57)
1466.  白雪姫と鏡の女王 《ネタバレ》 
「白雪姫、眉毛極太だな~。バブル期を思い出すな~」なんて思いながら見てましたが(笑)、この作品の一番の見どころは眉毛じゃなく、やはりなんといっても石岡瑛子デザインの衣装ですよ。各キャラクターを衣装によって見事なまでに具象化している。ほんと惜しい人をなくしたな~。ストーリー的にはたいしたものではないんだけど、ターセム監督も、こういうユーモア系の明るい作品作れるんだな、と。エンディングにはインドらしい踊りも見せてくれたりして。あれを全編やってミュージカル映画にしちゃっても良かったかもね。
[DVD(字幕)] 6点(2013-03-15 18:04:32)
1467.  陰陽師Ⅱ 《ネタバレ》 
主要面々はともかく、周りの若い役者陣が実に大根、、、。まぁ、この内容のお話に、気持ちを入れこんでいくのはなかなか難しいのかもしれないけど、演技の下手さが気になって見てる側が入り込めなかった。CGはまずまずだけど、特撮もショボさ全開なシーンが度々あったりしてやはり不満の残る内容であった。
[地上波(邦画)] 4点(2013-03-14 18:26:05)
1468.  コロンビアーナ 《ネタバレ》 
両親が殺し屋に殺され、その復讐をする、というただそれだけのシンプルな内容。主役の女性はそれなりに熱演されていましたけれども、特にスレンダーな身体を生かして建物内に潜り込んでいくシーンなどはそのスレンダーさを強調するためにわざわざ肌に密着するボディスーツみたいなのに着替えてたりして(笑)、そのへんは良かったですね。叔父が殺され、ごめんなさいと泣きながら悲しむシーンがこの作品の一番の見どころだったかなぁ。恋愛がとってつけたような薄味なので、もうちょっと描き込んでも良かったかもしれません。そうすれば最後の電話の会話ももっと活きてきたんじゃないかな。
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2013-03-04 21:09:20)(良:1票)
1469.  キック・オーバー 《ネタバレ》 
なによりも驚いたのは、「え?こんな刑務所ってあるの?」てこと。あまりにもなんでもありでフリーダム過ぎるし、これってどこかの街中じゃないの?みたいな。刑務所の中で繰り広げられてるってことを飲み込むのに時間がかかりました(笑)。久々のメル・ギブソン主演作。とてもはまり役でしたね~。内容的にもある種の吹っ切れ感を感じますし、DVのイメージが染み付いてしまったことを逆手にとってるのか、自らが殴られるシーンも度々入ってました。全体のテンポも良いし、手榴弾2つで相手やっつけちゃうシーンなんか素晴らしかったですね。最初の傘をああいう風に使うんだなって、そのアイデアが良い。終盤の手術のシーンとか、ちょっとシリアスなシーンもあってそのへんは賛否ありそうですけど、良作だったと思います。
[DVD(字幕)] 6点(2013-03-03 21:36:22)
1470.  ボーン・レガシー 《ネタバレ》 
一本のエンターテイメント作品としてみればまずまずなんだけど、褒めるよりもツッコミを入れるほうがはるかに容易な内容になってる。ボーンシリーズの続編ということだけど、前3作との関連性が乏しい。そしてボーンシリーズはめまぐるしいスピード感が見ものだったのだが、本作はかなりゆったりした印象で、終盤のマニラでの逃走劇こそようやく疾走感が現れたもののそれまでが緩い。なぜ緩いかというと、アーロンとマルタの二人の会話がいちいちクドいのと、CIA内のやりとりが逐一長い。全体の流れを削いでしまうので、普通はそういうのカットしてもいいんじゃないか、と思ったり。後半出てきたアウトカムの要員も、あのキャラだったらどこまでもタフで恐ろしい役でないといけないと思うのだが、結局は追いかけっこをして、最後にはマルタのキックで瞬殺されるというあまりにあっけなさすぎるオチ。さすがに物足りなかった。研究所で研究員を次々と殺していくおっさんのシーンはなかなか怖かったけど。
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2013-03-02 00:34:39)(良:1票)
1471.  DOG×POLICE 純白の絆 《ネタバレ》 
確かに、主人公は単独プレイで行動していたのが「チームにそういう奴はいらない」ということで犬屋に飛ばされたのに、終盤はやっぱり単独プレイで行動して死ぬ寸前までいって、しかも夏希までやはり単独で助けに行く展開には違和感がありました。もしかして、犬というパートナーがいたから単独じゃないよって言いたいのだろうか。時限爆弾を間一髪処理して助かる展開は割とハラハラして良かったけど、そもそもあの犯人、なんでブリーフ一丁なん?(笑)。シロと心打ち溶けて仲良くなっていく過程の描写がもっと欲しかったな。
[地上波(邦画)] 5点(2013-02-27 00:16:39)
1472.  THE GREY 凍える太陽 《ネタバレ》 
鑑賞していて、なによりもまず寒さがひしひしと伝わってくる作品でした。なんかもう、見てるこっちまで末端冷え症になりそうな勢い。そしてリーアム・ニーソンの素晴らしい演技。悲しみに打ち拉がれる男、狼と対峙する男、皆を諭す頼もしい男、表情の一つ一つで雄弁に物語る。ただ、冷静に考えてみると、結局オットウェイの判断は正しかったのか?っていうところがどうも疑問。結論としていえば、森の中が狼の巣窟だったのに、そこに行けば逃れるかもと言い出して先導してたのがオットウェイだし。狼の登場の仕方はかなりホラー的で、下手な化け物映画なんかよりもよっぽど怖いです。暗闇の中で目が光る画や、吹雪の中でぶわっと出てくる画、そして突然襲いかかる展開等々。マイナス点は、身体に即席紐括り付けて崖を飛び越える展開はちょっと無理があるような気がしたし、足が木に挟まって絶命しちゃうとか、順に一人ずつ死んでいくのも多少御都合主義に感じた。でも、エンターテイメントとしてみれば凄く面白かったです。生きるか死ぬかの瀬戸際で見せる、男達の行動。歩くのを諦め、この風景は俺のもんだ~って言いながら握手し別れるシーンが印象深かった。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2013-02-26 21:59:46)
1473.  テリトリーズ 《ネタバレ》 
序盤、警官らしき2人の男達に車を止められ、 次々とめんどくさい要求を出してくる。 ずいぶんとやらしい奴らだな~と思いながら 見ていると、女性の下半身を露にさせる始末。 いくら警官だからって、やりすぎだろ!と 思った次の瞬間、銃声が。 ここで連中は、警官ではなくて単なる鬼畜である ことがわかる。この展開の変化が巧い。 そして監禁され、あれこれと酷いことをされるわけだが、 ここまでは最近よくある監禁映画の一種だと思い 月並みな印象を持っていたのだが、後半になると 私立探偵が出てくる。そしてこの私立探偵、 自分の娘らしき幻想を見たりする。この展開はちょっと新鮮。 前半は拷問監禁だったのが、後半の見せ方は ホラー的でもあり、また幻想的ですらある。 そして私立探偵は監禁されてる彼らに「待ってろよ」 なんて格好いい台詞を言ってたのに、まさか あのオチとは、、、、。これもまた新鮮だった。 娘の言葉とかぶせられ、 湖にゆっくり落ちる車のシーンが印象的。 そんなわけで、独特で新鮮だったので、 他のB級監禁映画群と比べると頭一つ抜きん出た 特異性を放っている作品であった。
[DVD(字幕)] 6点(2013-02-26 21:11:20)
1474.  火車 HELPLESS 《ネタバレ》 
宮部みゆきの小説の映画化ということだそうですが、 登場人物達の感情表現が良くも悪くも韓国映画でしたね。 でもそのわかりやすさ故に、観ていて面白かった。 あの女性は加害者なのか被害者なのか、 どっちなんだろうと考えてみてたけど、 結局は両方だったんですね。 可哀想な人ではあるけど、殺されちゃった女性が 一番かわいそうです。 そして愛する人を失ったムンホもまたかわいそう。 とにかく悲惨で悲痛だなという感想のお話でした。
[DVD(字幕)] 6点(2013-02-26 21:10:25)(良:1票)
1475.  ヒドゥン・フェイス 《ネタバレ》 
まず、主役のファビアナ役を務めていた マルティナ・ガルシアさんて人が凄く美人。 それでいて脱ぎっぷりがいいので目の保養になります(笑)。 いや、そんなことよりも内容が素晴らしいです。 序盤は、部屋のあちこちで起こる些細な現象に 逐一脅えるファビアナの様子に、たいして怖くもなく、 ひょっとして彼女の気のせいなのかな?てな気もしていて ストーリーとしてはたいして面白くなかったのですが、 中盤、恋人だったベレンの視点から物語が始まり、 それが思わぬストーリー運びに。 この展開は予想していませんでした。そして 序盤のアドリアンとファビアナの二人の絡みが、 今度はベレン視点で繰り返されるわけです。 そうすると、全く違った印象のシーンに早変わり。 不憫だなと思いつつも、なんともいえない ブラックユーモアが効いています。 このストーリー運びの巧さには関心しましたし、 ラストのもって行き方もなるほどな、と。 いやはや、これは掘り出し物です。
[DVD(字幕)] 7点(2013-02-26 21:08:48)(良:2票)
1476.  ロラックスおじさんの秘密の種 《ネタバレ》 
「環境問題」というテーマを、もの凄く直球に描いた作品です。わかりやすい内容だし、見終わって清々しい気持ちになれる良作でした。主人公は少年テッドだとは思うのですが、彼を主軸にして考えたらこの話は全然深みはない。やはりワンスラーを中心に考えるべきでしょう。自分は悪くないとばかりに欲望のままに突き進んで、後で後悔してしまう若きワンスラー。その時に、直前まで罵っていたロラックスおじさんがフワ~っと天国に行ってしまい、禿げ山を前に一人空しく立ちすくむ姿が印象的。そしてテッドが無事に実を植え、木が育つ様を見て涙ぐみ、ロラックスおじさんを抱きしめるワンスラーが感動的でした。彼の後悔と改心、それがストーリーの主軸です。ヴィジュアル的には、「プラスチックの街」はあんまりプラスチック感が出てなくてたいしたことなかったけど、緑生い茂っていた頃の木々の風景は美しかったです。
[ブルーレイ(吹替)] 7点(2013-02-25 21:50:56)
1477.  ネイビーシールズ(2012) 《ネタバレ》 
軍事オタクの方は必見の作品でしょうね。本物の兵器を使用し、ネイビーシールズ協力のもと作られたという。私は兵器のことはよくわかりませんが、映画でよくありがちな無限に撃てる銃みたいのはなくてちゃんと装填してたのでリアルな描写なんだろうなと(笑)。ただ、ストーリーはあんまり面白くありません。ネイビーシールズの理念、考え方それ自体がメッセージになっていたような感じです。そういう意味では、手榴弾を自分の身体で押さえ込み、自分を犠牲にして周りを助けたシーンがとても印象的。とっさにああいう行為が出来るというのが、まさにラストの言葉にあった「勇気あるところ、常に希望が存在する」に繋がるのでしょうね。
[DVD(字幕)] 6点(2013-02-22 19:37:54)
1478.  天地明察 《ネタバレ》 
暦というものが権威や文化、常識と一体化し、科学的知見によってそれを変えることの困難さを痛感させられる。こういった話は、科学が発達した現代にも通じるものがあるんじゃなかろうか。そしてまた安井算哲という実在の人物がいたことを知らなかった自分としては、その人物像においても興味深かった。岡田君はこの人物を実に「気持ちのよい男」として演じていたように思う。素敵な笑顔、純粋さと生真面目、腕を振って快活に歩く姿。彼の恋人役の宮崎あおいもやはりいい演技だったように思う。文字通り、彼にとっての「太陽」のような存在であり、あのとびきりの笑顔を見せてくれるから、安井算哲は孤立奮闘して頑張れたのだな、なんて思わせるほどのものである。ただ、不満な点も多々ある。複数の暦の違いや専門的な知識がわかりにくいのと、なにより誰も年を取っているようには見えないので、「月日が経っている」という感覚に乏しい。新しい暦を作る計画の旅路も、それほどの困難さが伝わってこないし、途中出てきたチャンバラも、どことなく作風に合っていないような印象だった。良い点と悪い点が混在しているような作品だったので、とりあえず6点をということにしておきます。
[DVD(邦画)] 6点(2013-02-20 21:37:52)
1479.  アイアン・スカイ 《ネタバレ》 
A級の大作と比べると、CGやセットは相当ショボくて観るに耐えないのですが、よくあるB級SF映画と比べると結構お金かかってそうな感じ。ナチの残党が月にいて地球を征服しにくるというそのアイデアに惹かれて観たのですが、正直期待はずれだったかな、、、。もっとこう、バカやってもいいんじゃないかなって。ナチが月面にいたってアイデア自体が馬鹿で魅力的なのに、そのアイデアが全然膨らんでなくて、終始「皮肉」に徹してるわけです。ナチの敬礼とか、優生学をネタにしていて、この点までは「よくやるなぁ」と関心したのですが、そのナチを今のアメリカに繋げてもっていく展開があまりに安直に感じるんですよね。唯一笑えたのは北朝鮮ネタかな、、、。先進国みんなが宇宙条約破ってるのに、守っていたのはフィンランドだけっていう展開、監督がフィンランド出身だからなのね。
[DVD(字幕)] 5点(2013-02-20 01:24:16)(良:1票)
1480.  ONE PIECE FILM STRONG WORLD
ファンでもマニアでもなく、なんの予備知識もなしに観たのですが、人気があるのもなんとなくわかるような気がします。敵のシキや海賊船だけでなく、いろいろな景色をごった煮にしたような風景、様々な巨大生物との闘い等、子ども達が観てワクワクするような要素が盛りだくさん。そして友情を核にしたストーリー。きっちりツボを押さえてる。私はマニアではないのでこの点数ですけど。竹中直人は意外にも巧かったと思う。
[地上波(邦画)] 5点(2013-02-19 22:51:44)
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