1481. スカイハイ[劇場版](2003)
封切り前に試写会で観た作品ですが、会場の雰囲気は微妙でした。やっぱり、TV版か原作のどっちかを知らないと、意味が良く判らないかも。私の場合はTV版ですっかり気に入ってましたから、多少の不満はともかくとしてまずまず満足出来ました。釈はカワイイですね~♪ 6点(2004-06-21 21:27:45) |
1482. フォーン・ブース
コリン・ファレル。「タイガーランド」で初めて見て以来、お気に入りです。そんな彼の熱演は必見、真に迫った良い演技だと思います。ストーリーもシンプルかつコンパクトで好印象。ひさびさにドキドキしながら観た作品です。 8点(2004-06-21 21:13:37) |
1483. 劇場版 未来日記
はっきり言って、この作品は「映画」としては評価できません。あくまでも、TVのバラエティ番組の「劇場版」です。そして、観る者を極端に限定します。TV版を知っていること、知っているだけでなくハマッテいること。ハマッテいると言っても、ただ第三者的に楽しんでいるだけではなく、強力に感情移入できること。この条件を満たした上で、更に賞味期限(?)内に観なければなりません。 そういう訳で、得点を付けるにあたっては非常に悩むところです。「映画」として評価して「0」を付けるのも疑問ですし、また自分がいくら楽しんだからと言って、「映画」じゃないと言っておきながら「10」を付けるのは気が退けます。 実はこの作品が封切られた頃は、私自身この企画に強力にハマッテまして、いい歳したオヤジでありながら、ひとり劇場まで足を運び、尚且つ満足して帰ってきた記憶があります。でも、その後地上波で放映された時にはすっかり覚めていて、最初の半分も楽しめなかったことを覚えています。 それにしても評価が難しいです。でも、皆さんの評価があまりに低いので、私は初見の感動を大切にして7点献上。 7点(2004-06-20 09:51:52) |
1484. MUSA-武士-
皆さん書かれているとおり、戦闘シーンの迫力は真に迫ったものがあります。何もそこまでリアルに描かなくても…と一瞬引いてしまう程。でも、それが刃物を使った殺し合いの真の姿なんですから、そういう意味ではとても正直な作品だと思います。 ストーリーとしては、フィクションと割り切れば十分楽しめるのではないでしょうか。歴史背景に詳しい方がご覧になれば、きっと突っ込みどころも多いのでしょうけれど、武侠モノとして楽しむ分にはいいんじゃないかと。 それにしても、最近目に付く死に急ぐ男達のドラマ。「ラストサムライ」しかり「HERO」しかり… お国柄で描き方は違うものの、主人公達は国のため名誉のため散っていきます。ある意味、死を美化しているようでその部分は好きではありません。 8点(2004-06-20 08:05:35)(良:1票) |
1485. 猟奇的な彼女
韓国映画はどっちかって言うと苦手なんですが、「MUSA」をキッカケに考えを改め、この作品に至って中国映画同様大好きになりました。ラブコメ系、弱いんですよ~。ついつい感情移入してしまっての高得点です。運命についての台詞も良いですけれど、「勝つまで負け続ける。」なんてのも良いですね。最後の方で、ちょっと引っ張りすぎかな?って感じもしましたけど、もっと長い時間あの2人を見ていたかったのでOK! 偶然に次ぐ偶然って展開も、努力した2人が引き寄せた必然ってことでOK! 9点(2004-06-20 01:57:40) |
1486. セックスと嘘とビデオテープ
この作品が作られた当時はホームビデオの急成長期。ビデオと言う新しい媒体を通じて人の心の内面を映し出すという発想は、当時としては優れたものだったのではないでしょうか。もっとも、ある意味今でもそれに変わるような新しい道具は出てきてないような気もしますが。デジタル化しただけのような… 映像的にはかなり古臭く感じるようになってしまいましたが、お約束どおり(?)に進む展開にも関わらず、ついつい引き込まれる作品です。あの旦那は嫌いだなぁ~。 7点(2004-06-19 21:53:39) |
1487. 夜になるまえに
非常に重い作品ですね。映像やカメラワークがテーマの重さに拍車をかけてる感じです。趣味に合う合わないは別として、良く出来た作品だと思います。ショーンやジョニーの出演が思いがけなかったです。(予備知識ナシで観たので…) でも、やっぱ重すぎたかなぁ。。。 6点(2004-06-19 21:36:14) |
1488. コンフェッション(2002)
何よりも、これホント?って感じです。雰囲気はいいんですけれど、ちょっと中身が見えないというか… ま、割り切ってみれば結構面白いですよ。 7点(2004-06-18 22:04:08) |
1489. ウェルカム トゥ コリンウッド
これ、すっごく面白いです。映像が、台詞が、ものすごくお洒落。気持ちが優しくなる作品です。 8点(2004-06-18 21:59:45) |
1490. ジョニー・イングリッシュ
予告編で期待してたんですけど、ちょっと間延びしすぎた作りに感じました。もっと彼のキャラを強く押し出して、畳み掛けるようにギャグを連発して欲しかったです。小ネタも少なかったような気がするし。まぁ好みの問題でしょうけれど、同じ「スパイもの」(?)だったら、「裸の銃」や「オースチンパワーズ」の方が、私としては比較にならないほど好きだなぁ~。。。 4点(2004-06-18 00:31:41) |
1491. えびボクサー
ほのかな期待を胸に鑑賞したのですが… 見事に外してくれました。まさにアイディア倒れというか、海老をボクサーに仕立てようという企画を思いついたものの、いかんせんストーリーの方向性が決められず、結局ヒューマンドラマっぽく作っちゃって、でも少しは観客を喜ばせようってんでセックスシーンも入れちゃったって感じでしょうか?いっそのこと、パロディ仕立てにした方が良かったのでは?「えびロッキー」とか。 3点(2004-06-18 00:20:52)(笑:2票) |
1492. 時計じかけのオレンジ
DVD買ってきて、実に20数年ぶりに鑑賞しました。ずっと忘れられなかった作品でしたけれど、いやぁ~スゴイ!やはりスゴイ!これほどに長い年月を経た後、改めて見直しても全く感想が変わりません。ストーリーの斬新さ、芸術的ともいえる台詞の数々、音楽・美術などなど、何から何まで最高です。そして何よりこのテーマ、30年以上の時を経ても色褪せていないじゃないですか。私にとって、「2001年」と並ぶキューブリックの最高傑作です。 ちなみに、仕方ないことではありますが、未来の設定にも関わらず最新式のオーディオがマイクロカセットだったり、伝票にカーボン紙が使われていたり、いかに天才的な発想をもってしても、小物の創造までは及ばなかったところに妙な共感を得たりして… それから、改めて鑑賞すると、公開当時は随分と多くの場面がカットされていたような気が。映倫の基準には時の流れを感じさせられました。 10点(2004-06-15 00:54:10) |
1493. プラトーン
友人からDVDを借りて久々に鑑賞しました。以前観たときには随分と辛かった記憶がありましたけれども、やはり観ていて辛い、重い作品です。特に村でのシーンは哀しすぎます。実際の戦争では、大昔から現在まで繰り返されている狂気なんでしょうね。そう考えると、人間は全く進歩していない生き物なんだなぁなどと思えて来たりして… 辛いけれど、ものすごくストレートにメッセージが伝わってくるところに7点献上。 7点(2004-06-15 00:40:08) |
1494. マスター・アンド・コマンダー
《ネタバレ》 最初は試写会で予備知識なしで観たのですけれど、ストレートで好印象の作品でした。後から予告編を観たら全然テーマが違うことに唖然!映像の順番変えてストーリーがゴチャゴチャになってるなんてのは当たり前(?)ですけど、テーマ自体が違うと言うのはどんなもんでしょうか?あの予告編、営業的には逆効果だったような… まぁ作品自体はスゴク良かったと思います。壮大な男のロマンといった感じ。個人的には国のために死に急ぐような展開は好きではないのですけれど、時代背景的には仕方ないのでしょうね。ポール・ベタニーが特に好印象。でも、自分で自分をオペするのは、考えただけでも気が遠くなりそう… 8点(2004-06-13 10:02:44) |
1495. ハリウッド的殺人事件
シネコンのポイントが貯まったのでタダで観た作品。自腹で観なくて良かった~。久々に途中リタイアしそうでした。 まぁそこそこ見所はあるし、ハリウッドの街並みを知ってる人なら別の楽しみ方もあるんでしょうけれど、どうにもテンポが悪くて退屈してしまいます。主演の2人もあまり息が合ってないように思えたし、もう少し短くして、キャスティングも変えて、TV用にリメイクしたら楽しめるかもしれません。 2点(2004-06-13 09:43:57) |
1496. 裸の銃を持つ逃亡者
作り手が心から映画を愛しているということが伝わってきます。てか、映画作りを心から楽しんでいると言うか。これでもかと言う小ネタの連続には、画面から目を逸らすスキもありません。原語で観ることができたなら、またアメリカ人の感覚で観ることができたなら、更に数倍楽しめることと思います。下品と言ってしまえばそれまでですけど、こういう作品も必要だと思いませんか? 8点(2004-06-13 00:03:27)(良:1票) |
1497. 閉ざされた森
予備知識なしで観たのですが、冒頭の緊迫感あふれる画面と謎解きへのワクワク感が、中盤で一気に崩れてしまいました。観る者を騙そう騙そうとしているのが、ひしひしと感じられて、素直に推理する気になれない展開でしたね。そしてエンディングを迎えた時には、なんだかTVの刑事ドラマで事件が一件落着した後のデカ部屋の風景みたいで、ガックリ疲れてしまいました。連続ドラマの一話としてなら結構楽しめそうですけどね。それと、トラボルタのキャラクターが生かされていないようで残念。 4点(2004-06-12 23:49:41) |