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プロフィール
コメント数 2260
性別 男性
ホームページ https://twitter.com/BM5HL61cMElwKbP
年齢 52歳
自己紹介 あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

2024.1.1


※映画とは関係ない個人メモ
2024年12月31日までにBMI22を目指すぞ!!

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1561.  ノイズ(2022) 《ネタバレ》 
「もし自分だったらどうしただろう。同じ過ちを犯したかもしれない」明日は我が身。観客にそう思わせればしめたものです。没入感、当事者意識。優れたサスペンスの必須条件です。これが映画におけるリアリティの役割と考えます。しかし脚本センスの無さが、肝心な場面で足を引っ張りました。意識のない男の胸を殴りながら『戻ってこい!』。医者が、いや織田裕二だから成立するのであって、誰が使ってもよい台詞ではありません。この瞬間リアリティが吹き飛びました。冒頭から丁寧に張ってきた「瘡蓋」の伏線も無効化です。観客が冷静になってしまったら、もう嘘は嘘でしかありません。『あんな状況で犯罪隠蔽なんてするわけないよね』『離島に対する偏見エグくない?』『追加で2人が死ぬ展開って流石に無理あり過ぎでしょ』ずっと醒めた目で観てしまいました。あと黒木華さんは本当に大好きな女優さんですが、本作のキャスティングには(指摘した方が悪者になるような)そこはかとない悪意を感じます。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2022-11-26 14:27:42)(良:1票)
1562.  マスカレード・ナイト 《ネタバレ》 
性善説を拠り所とする顧客至上主義(ホテルの正義)と、防犯や検挙のため性悪説をとらざるをえない警察の理論(警察の正義)。異なるイデオロギーの対立構図はリベラルと保守の関係を連想させます。まるで水と油。客の無理難題にノーと言わぬホテル、捜査のため客室への無許可立ち入りを正当化する警察。どちらも私の感覚では受け入れ難い態度であり、やはり極端過ぎる価値観は駄目だなと再認識しました。それでも新田と山岸はお互いを認め合っており、相反する立場であっても相互理解と尊敬があれば、歩み寄りは不可能ではありません。それが本作で提示される希望であり、メッセージでもあると思います。ただ前述したとおりどちらの価値観もそもそも許容し難いため、認め合ったところで大して感動できないのが辛いところです。 ミステリーとしては小粒ながらよく練られており見応えがありました。役者さんもバラエティに富んでおりお得感があります。そんなの中、飛び抜けていたのが麻生久美子さん。技量も存在感も素晴らしく、ひとり異次元の怪演でした。もともと好きな女優さんでしたが、今回私の中で株がストップ高を記録した程です。それだけにタレント兼業の役者さんが可哀想で。田中みなみさんも、博多華丸さんも決して下手ではないと思いますが、本作の麻生さんの前では見劣りするなというのが無理な話。配役の重要度に応じて演技レベルや役者の格を合わせないと、違和感が際立つので注意が必要だと思います。その点、木村佳乃さんの上手さも際立っていました。流石です。 最後に主役2人のロマンスについて。前作ラストで結構いい感じだった気がするのですが、その後進展は無かった模様。それで今回もラストでまた気のある素振り。別に恋愛は自由ですからご勝手にという話ですが、いい歳した大人がちんたらやってんのは正直見ていられません。だって撮影時の実年齢キムタク49歳、長澤さん34歳ですよ。それで彼女が帰国するのを待つって何を悠長なことを言ってんだか。20代で許される恋愛が30代や40代でも通用すると思ったら大間違いですよ。それともアレですか。キムタクの本命は中村アンなので、本当にただの食事の約束でしたか。いやはや勝手に盛り上がり興奮した自分が恥ずかしいです。私のような終身名誉童貞みたいな者が、イケメンイケ女様の高度な色恋沙汰に口出すような真似をして本当にすみませんでした。
[インターネット(邦画)] 5点(2022-11-19 18:24:34)
1563.  地球がこなごなになっても 《ネタバレ》 
エイリアン侵略後に平穏を取り戻した世界が舞台。設定こそSFですが『差別』をテーマにした青春ドラマでありました。個人的な好みを言えば、煙幕となるSFにこそ力を入れて欲しいところ。隠されたテーマが浮かび上がる部分に驚きや感動がある訳で。そういう意味で本作のSF設定は薄過ぎました。まるで透明レインコートのよう。別に映像にお金をかけなくてもSF色を濃くすることは可能なはずです。例えば印象的な『指鉄砲』に本当に殺傷能力を持たせてもいいですし、緑眼になった時に何らかの能力が発現するでもいいですし。台詞だけで作り上げる『エイリアンテクノロジーの世界』とかロマンがありますし、硬派じゃないですか。『HIV』という言葉を使いたくなかっただけという意図が透けて見えるのが不細工なのです。折角SFに手を出したなら最後までやりきるべし。タイトルが中二病的なので、それに合わせて物語も中二病ノリで作り上げたなら、メインテーマをきちんと包み込んだ面白い作品になった気がします。
[インターネット(邦画)] 5点(2022-09-27 19:59:46)
1564.  ホラーマニア vs 5人のシリアルキラー 《ネタバレ》 
ブラックなB級おバカコメディ。個人的に大好物のカテゴリーですが、当たり外れが大きいのも特徴。だからこそ当たりを引き当てた時の嬉しさは格別なのですが。それでは本作の感想をば。 一言でいえば「残念」であります。理由の一つ目は「セールスポイントを早々に放棄した」点です。言わずもがな「ホラー雑誌のライターが本物の殺人鬼のフリをする」パートのこと。「なりすまし」はコメディに限らず数多の作品で採用されている人気素材。最後まで引っ張ることが出来る大ネタです。でも本作では導入部分のみでアッサリ終了しました。単純に勿体ないと感じるのです。鱧、骨が多いので食べるの止めましたみたいな。おいおい、ちゃんと料理すればご馳走ですよって話。 2つ目の理由は「キャラクターの活用不足」です。人形は顔が命、コメディはキャラが命が持論。本作ではコメディパートを担うキャラとして警官3人が配されていました。高圧系大バカ、小バカに、マニアバカ。ムカつきますが単細胞。結構いい味を出しているのです。ホルスターから拳銃が抜けないとか、謎の髭コンプレックスとか。もっと活躍の場を与えればいいのに。 理由3つ目は「ドラマ不在」です。本作は振り返ってみれば「殺人鬼ハンターチーム結成秘話」でした。主役2人がコンビを組んだ経緯を延々と見せられていた訳ですが、何故2人が惹かれ合ったのかイマイチ分かりません。特に女の方は男の何処を気に入ったのでしょう。もっと明確にラブロマンス(片思い系がオススメ)に仕立てても良かったのでは。女の背景についても今ひとつ判然としません。続編用にとってあるのかもしれませんが、やはり消化不良感は否めません。どんなジャンルであれ、核となるのはドラマと考えます。 凄く面白くなりそうな要素が多いだけに、期待値が上がり物足りなさを感じたのだと思います。残念無念。そう簡単に当たりは引けません。
[インターネット(吹替)] 5点(2022-09-19 19:53:20)
1565.  JKエレジー 《ネタバレ》 
3737さん、2番投稿失礼します苦笑。 『貧乏は諸悪の根源』との名言がありますが、主人公にとって諸悪の根源は貧乏ではなく家族でありました。事態は想像以上に深刻で、高校卒業と同時に家を出るなどと悠長なことを言っている場合ではありませんでした。直ちに、今すぐに、避難すべき案件。火事と一緒のレベル。兄の引き合わせで、クラッシュビデオという名のAVに出演したのがそもそもケチの付けはじめ。パンツひとつ見せていないと主人公は開き直りますが、それが詭弁であることは彼女自身が一番よく分かっていること。とはいえ、普通にバイトしても保護費と相殺されるだけですし、母が残した進学資金が残っているはずもなく。彼女にしてみれば、クラッシュビデオだけが希望に繋がる生命線だったのでしょうが、実は絶望に繋がっていたという。それでも、八方塞がりという訳ではありません。進学が難しいなら就職だって立派な選択です。しかるに彼女は自ら未来を閉ざす選択をしてしまいました。ヤクザと関わり合いになるなど百害あって一利なし。彼女は「もう振り回されたくないから」と言いましたが、逆に自ら振り回されに行っています。まともな就職すら危うい状況に追い込まれたことを彼女はまだ自覚していません。振り下ろしたツルハシでの一撃にカタルシスを得られない時点で、この物語は破綻していると考えます。
[インターネット(邦画)] 5点(2022-09-15 18:59:27)
1566.  死の実況中継 劇場版 《ネタバレ》 
※かっぱ堰さん、お先に投稿失礼します。かっぱさんの考察の深さやリサーチ力にはいつも感心させられます。読んでいて不快にならないのも素晴らしいです。レビュー心待ちにしております。  邦画ホラーは基本地雷だらけです。5点なら当たりの部類。それでもごく稀にホームランがあったりするのが困りもの。『口裂け女2』とか『人狼ゲーム』シリーズとか。予習なく当たりを引き当てた時の得も言われぬ快感たるやもう。こうしてB級ホラーに魅せられた者たちは、人生の貴重な時間を無駄に費やしていくのです。あな恐ろしや。 実は本作を中ほどまで見進めた時点では、これは大当たりを引いたのでは?と色めき立ちました。劇中劇に妄想系?意外とテクニカルなホラーの様相だったのです。それに赤い服の女もいい感じ。変にカクカク動いたりせず、見事なフォームで小気味よく走ってくるあたり逆に不気味。得物にナイフや包丁ではなく裁ち鋏を選ぶセンスもナイス。これはきちんと考察せねばと身構えたのですが、終盤失速しました。結局はただ「呪いのURL」をクリックした者を襲うだけのガサツな女でした。イデオロギーの無さにガッカリ。もっとも都市伝説の殺人鬼にイデオロギーを求める方がどうかしているのですが。明らかに不自然な登場の仕方であった親友も妄想ではなく実在していたみたいです。赤い服の女が何処ぞのyoutuberみたいに自撮りしながら音声実況を付けてくれたら(これが真正の迷惑系youtuberや!)アッパレを差し上げたところなんですけども、惜しいなあ。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2022-09-09 00:28:38)
1567.  牛首村 《ネタバレ》 
呼び名のみで実体のない都市伝説「牛の首」にどんな肉付けをするか?決まり事など一切無いフリーな課題に対して、ほぼ模範解答と言っていい状況設定を考えたと思います。畜生腹、口減らし、七つまでは神のうち。牛の首を被る意味。なるほど、なるほど。あの被り物は大ヒットアニメ『鬼滅の刃』の猪之助にも影響を受けているのでしょうか。いずれにしても『恐怖の村』シリーズの中では一番設定に「整合性」がある気がします。ただし、だから映画として出来が良いとならないのがホラーの難しいところ。かつて存在した忌むべき風習が現代の私たちにどんな厄災をもたらすのか。肝となる「呪い」のメカニズムについての訴求が弱く、全編緩めのファンタジー処理でお茶を濁したのは如何なものでしょう。「今度はあなたが助けてあげる番」は情に訴えかける良い台詞ですが、ハッピーエンドが確定してしまうためホラーではNGと考えます。折角上手い設定を考えたのですから、メインのストーリーでもう少し頑張って欲しいと感じます。ちなみに、ザ・たっち、マナカナ、ダイタク、おすぎとピーコなどキャスティングでもっと楽しめたと思うのですが悪ふざけが過ぎますかね。
[ブルーレイ(邦画)] 5点(2022-08-07 23:52:38)
1568.  パージ:エクスペリメント 《ネタバレ》 
原題はThe First Purge。シリーズ映画でよくみられるエピソードゼロ(前日譚)的性格の作品ですが、日本公開時には『エクスペリメント』なる邦題が付されました。確かに邦題の方が内容を類推し易いかもしれませんが、正直余計なお世話だったと思います。映画をご覧になれば分かるように最初に実施されたパージは、実験とは名ばかりの捏造で、それはもう酷い有り様でした。不正に対する憤りは本来アメリカ政府に向くのが筋ですが、それ以前に観客は邦題に騙されたと感じてしまうのです。そんなタイトルは付けるだけ損でしょう。配給会社が下手な邦題で足を引っ張ったパターンと考えます。もっとも、原題のままなら楽しめたかと問われると話は別で、可もなく不可もない一般的なクライムアクションでありました。本シリーズは設定にツッコんだら負けなのは承知していますが、一体何をもって実験は成功したと宣言していたのか謎であります。
[インターネット(吹替)] 5点(2022-06-23 20:23:19)
1569.  スパイラル:ソウ オールリセット 《ネタバレ》 
原題は『from book of saw』。訳すなら『ソウの聖典より』でしょうか。邦題のニュアンスとは大分違います。ただ『オールリセット』なる邦題を付けた配給会社の気持ちは分かる気がします。だって全然ソウと関係ないんですもの。一応模倣犯との体裁ですが、ジグソウの犯罪理念を受け継いでいるとは言い難いですし、サスペンス映画ソウのシリーズ作品としても最低限の脚本レベルを担保しているとは思えません。私はシリーズ途中で脱落した口なのでソウを語る資格はありませんが、もうソウの看板に頼るのは止めませんか。絶対にイチからオリジナルを創り上げた方が良い作品が出来ますって。
[インターネット(吹替)] 5点(2022-06-11 16:29:39)
1570.  モルグ 死霊病棟
「本当に、絶対に、怖い」「心身消耗の81分」本作が配信されていた某サブスクの煽り文句ですが、さすがに誇大広告でしょう。典型的なお化け屋敷型ホラーであり「恐怖」より「びっくり」成分多めです。だからレベルが低いとは言いませんが、映像や演出面で目新しさはありません。類似作品を引き合いに出すのは品がありませんけども『呪怨』の方がまだ怖がれますし、『コンジアム』の方が出来が良いと思います。多分日本人が観て一番カルチャーショックを受けるのは、パラグアイの遺体安置所の運営ではないでしょうか。遺体が安置ではなく放置されているんですもの。拳銃の扱いも雑ですし。ハリウッドでリメイク決定だそうですが、日本で『世にも奇妙な物語』に収録するくらいが程よいお話ではないかと。
[インターネット(字幕)] 5点(2022-06-01 17:45:09)
1571.  メン・イン・ブラック:インターナショナル 《ネタバレ》 
主要キャストを一新した人気シリーズの続編。主役の性別変更は、昨今の世相を反映したものでしょうか。設定や世界観、ストーリーは慣れ親しんだMIBのそれで、続編の制作手法としては何も間違っていないと思います。ただ物足りないとすれば、ひとえに愛すべき彼らが居ないから。燻し銀のエージェントK、お気楽ニキエージェントJ。過去3作に渡りシリーズの顔として活躍してきた主要キャラへの愛着は捨て難く、彼らと比べると本作の主役コンビが見劣りしてしまうのも仕方のないこと。シリーズ映画は「思い入れ」によって成り立っています。新キャラのミニ宇宙人ポーンはいい味を出していましたが、kとJ不在の穴を埋めるほどの存在感はありませんでした。本作単品なら6点、MIBの続編なら5点です。あれ、私そんなにこのシリーズ好きだったかしら?
[インターネット(吹替)] 5点(2022-05-02 18:55:17)
1572.  海底47m 古代マヤの死の迷宮 《ネタバレ》 
『潜水病』に言及していない時点で『海底47m』の続編としては認められません。『ドント・ブリーズ~海洋編~』なら納得です。
[インターネット(吹替)] 5点(2022-04-11 19:52:16)(良:1票)
1573.  総理の夫 《ネタバレ》 
主人公「総理の夫」はピュアで浮世離れしたお坊ちゃまキャラで、もし本当に日本のファーストジェントルマンが彼だったらと思うと・・・結構いいかもと思えました(笑)。海千山千の外国の元首ファミリーたちと渡り合うなら、世間ずれしていない純粋さというのは逆に武器になるのではないかと。ルックスも男前ですし。そういう意味では、総理の方もビジュアル、人格面ともに申し分なし。本当にあんな素敵な女性総理が誕生したらどんなに素晴らしいでしょう。それだけに妊娠出産に伴う総理退任という極めて"常識的な"結末がとても残念でした。コメディというリアリティを重視しないアプローチであっても理想が叶えられないとは。たとえ絵空事や理想論であったとしても、有能で志ある者が活躍できる社会をちゃんと描いて欲しかったと思います。ラストカットは官邸で子育てに励む首相家族が見たかったなあ。主人公は田中圭さんかもしれませんが、中谷美紀さんの総理大臣ぶりは圧倒的でした。
[インターネット(邦画)] 5点(2022-03-26 21:57:31)
1574.  都会(まち)のトム&ソーヤ 《ネタバレ》 
実況無しのゲーム配信。というより、実況は観客によるセルフサービスなのでしょう。お茶の間ファミリー鑑賞であればツッコミし放題で、私の場合家族そろって茶々を入れながら楽しみました。創也くんが図書館で友達を見捨てた件は大いに盛り上がったものです。とはいえ、ゲームであって冒険ではなく、おじさん世代としては物足りなさを感じたのも事実。現代劇で、かつ日本が舞台で、少年少女が主役の健全な冒険譚は難しいのですかね。ちなみに『エリアZ』なる都市型体験RPGは、多人数参加のリアル謎解きゲームかと思いきやさにあらず。プレイヤーは竜王パーティのみであり、その他大勢の参加者は全員エキストラ(ゲームキャラクター)でありました。キーアイテム『栓抜き』の渡し方があまりに雑で萎えましたが。タイトルはトム&ソーヤではなく、ホームズ&ワトソンが正しいのでは?ジュリアス・ワーナー役のしおりんは、別スタイルのお姫様バージョンも拝めますので玉ノフは必ずご覧ください。
[DVD(邦画)] 5点(2022-03-21 08:48:06)
1575.  ドクター・デスの遺産 BLACK FILE 《ネタバレ》 
二昔以上前の刑事ドラマ定番のキャラ設定を採用しているため、令和の感覚だとまるで刑事ものコントを観ているかのよう。もちろん実際コントではないので笑いはなく、テーマも「安楽死の是非」という極めてシリアスなもの。見始めた当初は、はてさてどんなスタンスで観たらよいかと思案しましたが、ドクターデスが信条を持たぬただの快楽殺人鬼だったので「地上波テレビの2時間刑事ドラマ」感覚で観て問題なく、結果事なきを得ました(?)。もしドクターデスが終末医療に対して確固たる信念を持った医者であったなら、どんなドラマになったかと興味が湧きますが、多分キャスティングは大幅に変更する必要があると思われます。
[インターネット(邦画)] 5点(2022-03-20 17:58:27)
1576.  女子高生暴力教室 牝蜂の復讐〈OV〉 《ネタバレ》 
前作で死亡したミドリ(星美りか)に代わって、本作では餓狼(画廊ではないはず)のマキ(朝日奈あかり)が主人公を務めます。私はAVを観ないので(嘘ですが)彼女を存じ上げませんが、大変お綺麗な方でした。ただ星美さんには有った華のようなものは感じられず、主役の存在感はありません。演技的にも芳しいとは言えず、例えば「タイマン仁義」とやらの台詞の言い回し「〜です」の言い方ひとつにも致命的な演技力不足が伺い知れました。その点、同じセクシー女優出身でも亜紗美嬢の存在感たるや群を抜いており、いつものように周りとはレベチの異次元本気演技で作品の品質維持を一手に引き受けていました。やっぱり亜紗美嬢はモノが違いますな。コメディとしては1作目より本作の方が少しだけ出来が良い(胸くそ要素が少ない)ですが、エロやアクション目当てならもっと良質な作品が他にありますので、基本的には亜紗美さん目当ての方にのみオススメの作品となります。因みにタイトルに『牝蜂の復讐』とありますが、これは『女番長シリーズ 牝蜂の逆襲』(1971)をオマージュしたものと思われ、内容に則すなら『山猫団の復讐』の方が適切であったと考えます。
[インターネット(邦画)] 5点(2022-03-12 23:41:36)
1577.  女子高生暴力教室〈OV〉
シリーズコンセプトは『死霊の盆踊り』に同じ。とりあえずおっぱい出しときましょう。だから本作登場の成熟型JKの皆さんはノーブラがデフォルトです。往年の芸能人水泳大会以上にポロリ乱発祭りが堪能いただけます。ただし、その有難みや満足度も『死霊の盆踊り』レベルであることも申し添えます。 タイトルに『暴力』が付いていますが物語のベースは、バイオレンスでもなければアクションでもなく、明確にコメディだったと思います。さもなくば、いくら10年前の作品とはいえ、あんな北斗の拳みたいな無茶な設定がまかり通るとは思えません。そういう意味でコメディというジャンルはつくづく最強だなと思うわけです。このような作品の主演に所謂セクシー女優の皆さんが選ばれたのは当然の成り行きと言えましょう。それではまず1作目の感想から。といっても言及したいのはストーリーではなく女優さんであります。本作の主演は、星美りかさん。私はAVを観ないので(嘘ですが)彼女を存じ上げませんが、大変チャーミングな方でした。舌足らずな感じがまた良く、ヒロイン適正にプラスが付きます。一般映画やドラマ等の演技畑で活躍できる方だとお見受けしました。(以下続編の『牝蜂の復讐』につづく)
[インターネット(邦画)] 5点(2022-03-12 23:40:51)
1578.  モースト・デンジャラス・ゲーム 《ネタバレ》 
(ネタバレしています。未見の方はご注意ください) 24時間の生き残りを賭けた都市型人狩りゲーム。基本ルールは5つです。①警察他部外者に情報を漏らしてはならない。②ハンティングフィールド(デトロイト)から出てはいけない。③支給スマホを携帯しなければならない(位置情報取得のため)。④ゲームスタート時、スマホ以外の所持品は認めない。⑤銃は全員使用禁止。以上です。なお、獲物は一人(主人公のみ)で、ハンターは5人。ハンターの顔や人種性別等は不明。獲物はゲーム開始時に無条件で5万ドルを手にし、1時間逃げ切るごとに賞金が加算されると共にハンターに位置情報が開示されます。24時間逃げ切った場合の賞金総額は、なんと2450万ドル(約27億円)だそう。途中で殺されてもそれまでに獲得した賞金は没収されません。どうです?この条件。もし本当にこのルール通りであるならば、破格の好条件ではありませんか。1000万円で命を懸けていたカイジが可哀想なくらい。余命いくばくもない主人公が、妻と子の為にゲームに参加したのも頷けます。ポイントは、銃の使用が禁止されていること。ハンターは5人と少人数であること。ハンターからの不意打ちさえ避けられれば、獲物側にも勝機は十分にあります。というより逃げ切れる公算の方が大きいのでは。このあたり運営側のミスリードが巧みで、獲物は当初『反撃してはいけない』『原則走って逃げる』を選択させられている気がしました。しかも『人混みに紛れろ』と。人混みは確かに獲物にとって『盾』ですが、ハンターにとっても『隠れ蓑』です。人混みに紛れながら、走って逃げてくれれば、いずれハンターが捕まえることでしょう。全てのゲームに共通する勝率アップの秘訣は『ルールの正しい理解』であります。本ゲームの場合は『禁止事項以外は何をしてもよい』のでした。例えば1時間ごとに服を変え、バイクにでも乗って逃げ回れば勝ち確でした。もっとも、ここまでえげつない戦法を選択すると、運営もルールを変更してくるかもしれません。そう、このゲームが真に破格の好条件だったのは、賞金額ではなくルールが公平であった事と言えます。カイジだったら運営はルールを破って常時ハンターに位置情報を漏らしたでしょうし、仮に逃げ切ったとしても刺客を放って賞金を回収したでしょう。たとえゲームでも不平等が当たり前。それがこの世の理です。その点、本作のハンターは反撃を受けても文句を言いませんでしたし、約束通りの賞金が支払われた模様です。悪趣味だけど義理堅い、由緒正しき殺人ゲームでありました。それにしても参加者は一体いくら参加料を払ったのでしょうか。
[インターネット(吹替)] 5点(2022-03-03 00:15:51)
1579.  グリーンランド -地球最後の2日間- 《ネタバレ》 
本作は地球滅亡の危機を描いたディザスタームービー。大人気カテゴリーの作品であり、その多くがハリウッド製ブロックバスターです。大迫力の地球破壊映像がウリ。その点、本作の映像面はかなり控え目というか“小ぶり”でありました。ただし、サスペンスの魅力は脚本にあり。物語で観客を満足させられれば何の問題もありません。しかし、残念なことに脚本が仕事をしていませんでした。部分的にどうこうではなく、そこはかとなく全部低調。推敲した脚本とは思えません。途中で観るのを止めたくなる程つまらなくはありませんが、観終えて充足感が得られることもありません。
[CS・衛星(吹替)] 5点(2022-02-26 00:57:58)
1580.  ルームロンダリング 《ネタバレ》 
資金洗浄=マネーロンダリングならぬ、事故物件洗浄=ルームロンダリング。殺人事件や自殺等が起きた賃貸物件の心理的瑕疵は、契約交渉時に告知義務があるも明確なルールはない。そこで一度誰かに貸して告知義務を果たすことで、2人目以降の賃借人に対する告知義務を消滅させるというもの。そこで主人公はルームロンダリング請負人として事故物件に住むワケです。ビジネスとして事故物件に住むという意味では、『事故物件 恐い間取り』と同じですが、本作はホラーではなくハートウォーミング・ファンタジーでした。主人公は「見える人」であり、その能力を使って成仏できない霊の呪縛を解いていくと同時に、彼女自身も成長していきます。エピソードは総じて大人しい印象で淡々と進行します。面白いとは言いませんが、悪くもありません。主人公が池田エライザさんである事は、エンドクレジットまで気づきませんでした。ぼんくらですみません。 (以下余談)心理的瑕疵の告知義務については2021年に国土交通省からガイドラインが示され「概ね3年程度」と取り決められたようです。もう今だとルームロンダリングビジネスは出来ないですね。
[インターネット(邦画)] 5点(2022-02-11 12:27:49)
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