141. 名探偵コナン 絶海の探偵
《ネタバレ》 これは私が今まで見た劇場版コナンの中でダントツの出来でした。とてもていねいに作られています。最後の蘭救出劇で、時計の伏線は読めていましたが、次の伏線は意表を突かれました。そして感動シーンでありながら、大笑いさせてくれました。 ただ、食物アレルギーのユウキくんが、食堂で普通にカレーを食べていたのはおかしいと思いました。 [インターネット(字幕)] 7点(2016-05-18 18:34:52)(良:1票) |
142. ベイブ/都会へ行く
《ネタバレ》 前作のようなほのぼのとした映画が見たい人は見ないほうがいいです。前作とはまったく別物と考えてください。 今回の映画では、ベイブには悪気はないけれど、ベイブに関わる人や動物が、ベイブのせいで次々と悲惨な目に遭っていきます。最後には結局ハッピーエンドなのですが、そこまでの不幸な状況が見るに耐えません。不幸な状況になる話の部分と、解決の部分がどちらもとてもドタバタしていて、落ち着かないです。 [地上波(吹替)] 5点(2016-05-18 00:06:01) |
143. 名探偵コナン 異次元の狙撃手
《ネタバレ》 私がこの映画を見たときは、名探偵コナンのことをよく知りませんでした。コナン、毛利親子、阿笠博士、少年探偵団くらいしか登場人物の相関関係を知らずに見ていたら、ほかにもいろんな人が出てくるので、登場人物がよく把握できず、とても大変でした。だからこの映画のおもしろさがよくわかりませんでした。 でも、劇場版コナンを全作見て、dtvでアニメの名探偵コナンを見まくり、マンガも読んで、ようやくこの映画のおもしろさがわかるレベルまで知識が追いつきました。沖矢昴の正体が明かされているということもようやくわかりました。 コナンのことをよく知らない人が見てもそこそこ楽しめるけど、よく知らないと意味のわからないところがいろいろあることは覚悟してください。幼児はついていくのが大変だと思います。 [インターネット(字幕)] 7点(2016-05-16 21:51:56)(良:1票) |
144. 名探偵コナン 漆黒の追跡者
《ネタバレ》 相変わらず、あり得ない内容のアニメ。今回一番納得できなかったのが、メールアドレスが「七つの子」のメロディに聞こえるという点。携帯電話のボタンを押したときに音が鳴るようにしている人は少ないし、メールを送るときにアドレスを1文字1文字打つ人はもっと珍しいので、あり得ないと思います。 今作でも服部はいい奴。服部を出すために無理やり京都のエピソードが出てくるような。 マージャンパイは子どもにはわかりにくいです。 組織に結局コナンの正体がばれなかったってそんなバカな。 [インターネット(字幕)] 6点(2016-05-15 15:52:40)(良:1票) |
145. 名探偵コナン 迷宮の十字路
《ネタバレ》 内容に無理ありすぎ...。でも、無理な点をいちいち指摘してたら、名探偵コナンシリーズは見られませんね。だけど、これだけは譲れません。コナンくんが新一兄ちゃんに来てくれるよう電話したら来てくれたって、これ、無理すぎです。蘭が会いたくても会いたくても会えないのに、コナンくんが一本電話かけただけでホイホイ京都まで来ちゃうって? それなら何でもっとしょっちゅう来ないのよ、コナンくん何番に電話したのよって、何でコナンくんを問い詰めないんですか? その点に目をつぶれば、そこそこ楽しめます。服部、工藤と呼び合う2人は本当にいいコンビだと思いました。 あと、ほかの人も書いているように、「この犯人、だれ?」って思いました。ほかの劇場版コナンだと、最初から「この人 犯人」ってわかっちゃうものもあるので、この作品は最初からばれないようにしようと思って、思いっきりあやしくない人を犯人にして、その周囲に綾小路刑事とか思いっきりあやしげな人を散りばめたせいで、「この犯人、だれ?」になっちゃったのでしょう。 [インターネット(字幕)] 7点(2016-05-10 20:14:33)(良:1票) |
146. 鷲は舞いおりた
皆さんのレビューを読むと、原作はきっと優れているのだと思いますが、この原作は安っぽい感じ。見たのは時間の無駄でした。 [地上波(字幕)] 5点(2016-05-04 12:44:32) |
147. 名探偵コナン 瞳の中の暗殺者
ありえんことばっかり。まあ、コナンはこんなもんでしょう。ありえんことに目をつぶれば、おもしろく見られると思います。傾向から考えて、犯人が最初にわかっちゃいました。 [インターネット(字幕)] 6点(2016-04-27 20:19:38)(良:1票) |
148. シュガー・ラッシュ
ゲーム好きの人が見たらたまらないんでしょうかね。あまりゲームを知らないので、おもしろさがわかりませんでした。あと、最近、外国アニメの主役キャラの吹き替えで山寺宏一さんが多すぎるように思います。声だけ聞いていると、ほかの映画を思い出しちゃいます。 [地上波(吹替)] 6点(2016-04-25 21:12:14) |
149. ボルト
《ネタバレ》 ボルトが飼い主の少女ペニーの愛情を確認して終わり。こんなわかりきった結末のためにわざわざ映画作ったの? 見るだけ時間の無駄です。 [CS・衛星(吹替)] 5点(2016-04-19 18:28:01) |
150. 河童のクゥと夏休み
《ネタバレ》 注意1! 最初に大地震のシーンがあるので、地震がこわい人は気をつけてください。 注意2! 「あらいぐまラスカル」のような、偶然見つけためずらしい生き物と少年の交流と別れのような映画と期待して、子どもと一緒にほのぼのしたいと思っている人、そんな人にはこの映画は不向きです。そういう人は、康一が遠野でクゥと遊んでいるあたりで見るのをやめて、「きっとあのあと、遠野でクゥと別れたんだな」と想像して余韻を楽しんでください。 遠野から帰ったところから、旗色が変わり、人間の醜さを見せつける映画となります。雑誌のスクープ写真、テレビ出演、そしてその後の事件により、クゥは衆人の知るところとなり大騒動となります。 細かいことを指摘するのもなんですが、事件の後、なぜクゥは警察に捕獲・拘束・殺害されなかったか不思議です。ひとにらみしただけでカラスを爆死させる威力を持っているのです。最初に出てくる地震だって、クゥの父親が起こしたように思えます。危害を加えさえしなければ、きわめておとなしい生き物ですが、そんなことを知らない人には猛獣のように危険な生き物と判断され、捕獲されるのではないでしょうか。あるいはその珍しさゆえ、拘禁されて飼育・観察されるのではないでしょうか。 また、クゥをテレビ出演させる場合、よく知らない生き物を出すわけだから、事前に打ち合わせるとか、放送事故防止のために録画放送するのが普通ではないかと思います。また、康一の父親の会社の上司の圧力でテレビ出演を決めたので、テレビ放送の後、父親の仕事はどうなったんだろうと思いました。 また、全体的に長すぎ、特にテレビ放送の後が長すぎです。 [インターネット(字幕)] 6点(2016-04-17 18:03:16) |
151. ブラック・スワン
《ネタバレ》 見るのがつらくて、気分が悪くなります。どこまでが現実でどこまでが狂気かわからず、見ているほうも気が変になりそうです。芸術としては評価が高い作品なのかもしれませんが、私は楽しむために映画を見ているので、こういう映画は好きではありません。 芸術家やトップアスリートはあんなふうに精神的に追い詰められながら、それを乗り越えた者だけが一流になってゆくのでしょう。彼女は主役を務めるには精神的にもろすぎた。ルロイもそれを知っていたはずなのに、彼女を抜擢するのは変。モンスターマザーの存在も、映画を重苦しくしています。 [地上波(吹替)] 5点(2016-04-12 13:01:02) |
152. ガーフィールド
フツーの映画。そこそこ楽しく見られるけど、引き込まれるような魅力がない。実写とアニメをどうやって合成したのかに興味を感じる程度。「ベイブ」のような動物映画に比べて、動物たち(特に近所の犬と猫)の動きがぎこちなく不自然。動物たちはみんな話せるのに、オーディだけ話せないのが解せない。 [インターネット(字幕)] 5点(2016-04-07 13:28:08) |
153. 映画ドラえもん 新・のび太の日本誕生
《ネタバレ》 小4になったばかりの息子と春休み最終日に映画館で見ました。事情があって春休みにずっと家にいたため、ピクサー作品とか、ドリームワークス作品とか、スター・ウォーズのクローン・ウォーズや反乱者たちとか、そういったアニメを春休み中飽きるほど見たあとのドラえもん映画鑑賞でした。 感想は、ここのところ毎日見ていたアニメに比べると、のっぺりした絵だな~と思いました。ドラえもんだからこんなものだし、もともとドラえもんは好きなんだけど、大画面で見るとよけいにのっぺりして見えて、大人1800円も払って、何か損した気分でした。 旧作の日本誕生とついつい比べてしまい、のび太が雪の中で遭難しかかって幻覚を見るシーンの後に、旧作ではマンモスがのび太に小箱を渡すという謎めいたシーンがあり、箱の中身はタイム・パトロールに連絡するスイッチだったことが後でわかるのですが、新作ではそのシーンが無く、そもそも小箱が出て来なくて、重要なシーンだと思っていたのでびっくりしました。 映画としてはまあまあ。大人が見て楽しめるほどのものではありません。無難に作られた子ども向け映画です。私は途中何度もうとうとしてしまいました。最後にお約束の次回作の予告がありましたが、うちの息子も小4になったし、もう来年は見ないかなと思いましたが、のび太と空想動物との別れのシーンで泣いていたので、また来年も見るのかな? 旧作の感想にも書きましたが、日本の歴史を変えてしまったドラえもんが一番の時間犯罪者なので、タイムパトロールがドラえもんを見逃すのがおかしいと思います。 [映画館(邦画)] 5点(2016-04-05 14:02:45) |
154. カンフー・パンダ2
《ネタバレ》 前作よりもさらにスケールアップしておもしろかったです。ポーは前作よりカンフーが上達しただけでなく、精神的にも成長しましたね。子どもと一緒に安心して見られます(カンフーのまねしそうだけど)。 なぜガチョウがパンダを育てていたのかも明らかになりました。カンフーの達人となったポーが、もうガチョウの父のもとには戻ってこないのか...と思ったら、2人の愛情を確認して終わり...と思ったら、3につながる、びっくりのラスト。早く3を見なきゃ、と思ったら、まだ制作中! [インターネット(字幕)] 7点(2016-04-04 13:05:40) |
155. ナイト ミュージアム2
《ネタバレ》 本作では、おなじみの自然史博物館の展示物たちがスミソニアンでお蔵入りにされたのを救い出す設定です。スミソニアンの展示品の写真や絵の中が動いていたり、写真の中に入ることができたり、飛行機が空を飛んだり、スター・ウォーズのキャラやセサミ・ストリートのキャラが動いたり、目先が変わっていておもしろいです。 前回は失業中のラリーを自然史博物館の展示物たちが救ったわけですが、今回はビジネスで大成功はしたけれども、自分の好きなことを見失ったラリーを、またまた自然史博物館の展示物たちが救ってくれました。そして、大成功したビジネスを売り飛ばし、私財を自然史博物館に投じて、自分が本当に好きな仕事、すなわち夜警に戻ったラリー。 ラリーは自然史博物館の展示物たちと心が通い合っているわけですが、現実世界の人とはうまく付き合えないの?と心配になりました。が、そんな心配は無用。本作の最後では、現実の女性との恋の予感で終わります。 ラリーが写真の中で落とした携帯電話がどうなったのかをチラリと紹介したエンディングも、ユーモアがきいてます。 相変わらず楽しい映画でした。次の作品も楽しみです。 [インターネット(字幕)] 7点(2016-04-02 20:47:24) |
156. カンフー・パンダ
《ネタバレ》 「カンフー・パンダ」の1シーンとしてよく見かける写真は、パンダの顔つきがどことなくいけすかない感じ(日本人に受けない外国キャラの顔)なので、ずっと気が進まなかったのですが、見てみたら、憎めなくて、いい奴じゃありませんか。 ストーリーはスター・ウォーズのオマージュという感じ。でも、戦いを描いていますが、終始楽しく見られます。子どもにも安心して見せられます。 ポーのお父さんはなぜ鳥なのか? 等、疑問は残りましたが、2もあるみたいなので、見てみたいと思います。 子どもと一緒に見たので吹き替えで見ましたが、このサイトで原語の声優さんを見たら、超豪華メンバーだったのでびっくりしました。 [インターネット(字幕)] 6点(2016-04-01 21:17:48) |
157. モンスター・ホテル
《ネタバレ》 前のレビュアーの方も書いているとおり、普通に楽しい映画です。9歳の息子(単純ギャグ好き)は大ウケでしたが、大人の目線としては、「118歳のドラキュラ娘と人間の男の恋愛? いいけどね、別に。でも、知ってる? 人間ってすぐ死んじゃうんだよ」と言いたいところです。 現代は「Hotel Transylvania」だけど、邦題は「モンスター・ホテル」。日本人はトランシルバニアという地名になじみがなくて、ドラキュラを連想できないからでしょうか。でも、モンスター○○だと、「モンスターズ・インク」のシリーズと誤解されかねないのでは。かといって、もっといい題名も見つかりませんが。 [インターネット(字幕)] 6点(2016-03-31 13:43:53)(良:1票) |
158. ホーム・アローン2
《ネタバレ》 前作の流れを引き継いだドタバタコメディだが、笑うに笑えない。その理由は2つ。 第1に、終盤でケビンが911に電話して警察を呼んでいたが、それくらいの知恵があるなら、ニューヨークに着いた時点で空港の係員に迷子であることを話すとか、ダンカンのおもちゃ屋に泥棒が入ると知った時点、または脱獄した泥棒を発見した時点で警察に連絡できただろう。そうしたらそもそもこの物語は成立しないので、無理やり作った感がある。 第2に、ケビンの仕掛けるイタズラがイタズラの域を超えている。日本の作品ならば、「子どもがマネしたらどうするのか」と論争になりそうだ。 まず、泥棒に対してやりすぎである。本当ならば、あの泥棒たちは何度も死んでいるか、重傷を負っているはずだ。正義のためにやったこととはいえ、おとがめなしでいいのだろうか。また、薬品まみれになった泥棒のからだにくっついたエサをハトが食べていたが、あのハトたちは後で大量死したのではないだろうか。 次に、ホテルの人たちへもやりすぎである。子ども一人で泊まっていることをばれないようにしたとはいえ、ホテルの人たちは泥棒とは違う。犯罪者はケビンのほうなのに、ホテルの人たちをおちょくるイタズラは不快きわまりない。それなのに全員ただで宿泊するなんて。ルームサービス代を払えば済むという問題ではない。 ケビンの母親はホテルの人たちがケビンをつかまえなかったと言ってキレていたが、悪いのはどっち?と言いたい。息子を忘れて飛行機で旅行に行っちまった母親(しかも2回も)、父親のカードを無断で使って嘘をついて高級ホテルで豪遊した息子、嘘を信じて息子を宿泊させたホテル、どう見ても悪いのは親子のほう、犯罪とすらいえる。それなのに、ホテルに責任を押し付けて逆ギレしてる母親は、たちの悪いモンペアである。 そういった意味で、私にとっては興ざめな映画だった。3と4もあるそうだが、主役が交替し、どんな映画になるのだろう。 この作品はやけに古くさく見える。ケビンがテープレコーダーを愛用していたり、空港の係員が搭乗券や家族の存在をよく確認せずに飛行機に乗せたり、ホテルの従業員がクレジットカードをその場で盗難確認をとらずに使わせたりなど。3と4はもうちょっと現代風になっているだろうか。ハイテクなイタズラだと、面白みに欠けるような気もするが。 3は2よりも残虐らしいと聞くと、息子は「3は見たくない」と言っています。お笑いでよく、誰かを痛めつけて笑うネタがありますよね。ああいうのを見て「おもしろい」と感じる人に向いている映画です。「見るに耐えない」と思う人は見ないほうがいいです。 [インターネット(字幕)] 5点(2016-03-24 13:49:03) |
159. モンスターズ・ユニバーシティ
小3の息子と一緒に楽しませてもらいました。『モンスターズ・インク』を見ていないと意味のわからないところがあるので、先に見ておいたほうがよいです。マイクとサリーがどうして親友になったかなど、いろいろなことがわかります。息子と見る子ども向け映画は、2種類に分けられます。1つは、明らかにお子様向けで、大人は付き合いで見ているもの。もう1つは、大人も十分に楽しめるもの。『モンスターズ・ユニバーシティ』はほぼ後者だと思います。 [地上波(吹替)] 7点(2016-03-15 16:03:40) |
160. ペーパー・ムーン
《ネタバレ》 昔、私の兄が中学校の映画鑑賞でこの映画を劇場に見に行って、あとで作品の選択がまずいと先生に苦情が来た映画です。たしかに子どもに学校が見せる映画ではありませんね。 チンケな詐欺師が、付き合った女(死亡)の子どもをふとしたきっかけで親戚の家に送り届けることになり、道々詐欺をはたらくが、この子どもが詐欺師よりも詐欺の才能があり、度胸も観察眼も詐欺師より上。チンケな詐欺をしていたのに、いつの間にかこの子の影響で、だんだんにヤバイ仕事に手を出すよりになり、ついには痛めつけられてすべてを失う羽目に。でも、2人の間に奇妙な愛情関係が芽生え、子どもは親戚の家を飛び出し、詐欺師との旅に出る。 よくも悪くも古いアメリカ映画。そこそこおもしろいし、今見ると郷愁を誘うけど、繰り返し見たいとか、感動するとか、人生が変わるという映画ではない。今後2人はどうなるのかとか、ツッコミ所は多いですが、細かいことを言わずにさらりと見る映画です。有名な映画なので、一度見て損はありませんが、そんなに期待するような映画ではありません。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2016-03-14 12:57:39) |