141. コーヒー&シガレッツ
初ジム・ジャームッシュ。あからさまに監督のセンスの良さが画面からダイレクトに伝わってくる、こだわり色の強い短編集。一貫性・バランス、こういうの大好き。素直に8点。 [映画館(字幕)] 8点(2005-10-24 23:28:45) |
142. ブラウン・バニー
抱きしめてもらえないと寂しさで死んでしまうというウサギ。栗色の髪の毛に茶色いコート。瞳の色は青いけど、彼こそがブラウンバニー。ただ点数はつけ難い。これと言って気に入った訳でもないのに何か響いてくるものを感じずには居られない不思議な映画。 [DVD(字幕)] 5点(2005-10-15 12:58:10)(良:1票) |
143. ミセス・ダウト
コメディなのにコメディにとどまらない魅力。何となく全体にチープな印象はあれど映画的にいやらしくない、父性愛をロビンが好演。子供が大好きでしょうがないといった感じがものすごく画面から伝わってくる。ラストのミセス・ダウトが番組で子供に向けて送ったメッセージも素敵だった。実は7点のところだったけれど……ミセス・ダウトに変身中、調査員が部屋に来てパニックだったシーンでのロビンの“ノーマン・ベイツ”のつぶやきにプラス1点。 [DVD(字幕)] 8点(2005-10-09 16:08:34) |
144. 雨に唄えば
《ネタバレ》 名作!傑作!ついに観てしまったあああヾ(@°▽°@)ノ満点だっ(≧∇≦)ノ だって面白いじゃない♪素敵じゃない♪劇中劇といえばいいのかしら?あのシーン…黒と白の衣装が美しいじゃない♪サイレントからトーキーへの移り変わりがテーマなのも良い♪心躍るタップダンス♪愛する2人の幸せなラスト…愛の告白なんて少しくらいベタな方がいい、映画なんだから。やっぱり単純にひとを感動させるパワーを持つ映画っていつまでも輝きつづけるんだなあと思った。永遠不朽の名作。ザッツ・エンタテイメント★★☆ [ビデオ(字幕)] 10点(2005-07-19 00:18:31) |
145. レベッカ(1940)
ストレートではない。観客の期待を(良い意味で)裏切る為の曲がりくねった迂回路がラストにいくつも用意されている上それが何とも自然。唖然としてしまう程のスムーズさに脱帽です。極上の形容詞だけで飾られるレベッカへの畏怖……後、知らされる真実の彼女。闇に浮かんでは消えてゆくダンヴァース夫人の怖~い顔。それでも何よりこのサスペンスが引き立つのは観始めの2人のあまりにも幸せそうな姿が目に焼き付いているからなんじゃないかな。良い映画でした♪しかーーし!!!それだけでは終わらない…何故なら私はこれを英語の授業で数回に分けて見ました。つーまーり!試験になるのです。先生は外国人。“Essay test:only about「Rebecca」”て…も、もう1度観なくては★★☆ [DVD(字幕)] 9点(2005-07-07 22:39:03) |
146. エターナル・サンシャイン
けっこう重要な伏線だった筈なのにキルスティンもイライジャも何だか邪魔っけ。でも主演の2人はさすがベテラン♪記憶を取り戻せ!~恋する時間旅行~…ステキでした。チョット突っ走り過ぎじゃない?映画。ココ一番の深みが欲しかったかなあ。 [映画館(字幕)] 6点(2005-07-01 21:50:10) |
147. 禁じられた遊び(1952)
淡い恋に始まった2人の奇行。幼い女の子にも魔性は棲んでいる。幾度となく映される笑顔のアップ、すごいでしょ?でもあれは演技ではなく彼女の天性で、あの幼い瞬間にしか存在し得なかったものだということが作品の魅力を掻きたててるような気がしてなりません。駅について初めて「ママ…」と声に漏らす彼女。ラストもばっちり私の心をつかんで離さない、良作です。 [ビデオ(字幕)] 8点(2005-06-21 21:28:30)(良:1票) |
148. キャリー(1976)
初っぱなからヒロインのシャワーシーン。ヌードをパーツごとに映して、伝う水が突然鮮血に変わる。恐怖ではなく映像美のホラー。毒々しいキラキラのダンスシーンなんてまやかしの幸福て感じでEでスよね。画面大分割はデ・パルマ監督の十八番だとか。虚構のようで妙にリアルさを感じる作品だった。 [ビデオ(字幕)] 7点(2005-06-07 23:58:09)(良:1票) |
149. アメリカン・グラフィティ
脚本がしっかりしているんでしょうね。描きたいものの根底がはっきりしていたんだと思う。散漫に見えるストーリーは4人皆がそれぞれの時間それぞれの場所に、同じ一夜を共有していた感を強めてる。ラブソングだらけのBGMも時代を色濃く象徴する映像もラストに4人のその後を字幕で伝えることも、全ては青春を物語る。あれこれ云々言ってるけどとにかく、すごい、と思った。センスいいなあ。 [ビデオ(字幕)] 9点(2005-05-10 01:36:31) |
150. ボン・ヴォヤージュ
もののけ美アジャ様のゆるゆるソバージュに短め前髪……登場シーンからもうめちゃめちゃ可愛い!ラストこれで終わりかい!という感が残ったけれど、オジェが主役だったと考えれば納得がいくような気もするので、そうすることにした。ヴィヴィアンヌも力強く生き抜いた、ということもあるけどね。 [映画館(字幕)] 6点(2005-05-06 00:07:39) |
151. ホステージ
本編前の…タイトルバックていうの?カッチョEね!センス在る。一部シーン、ヘタなホラーより怖い!強いよぉ犯人!笑。2つの事件が絡み合い~が売りだけど、1つめの事件のオチとラスト10分…納得いかないし、嫌いだあ!けれどフツウに冷めた目で見なければ中盤までそれなり…いや、この作品美形が居ないよ。ごめんなさい、私的に評価点マイナス1。 [試写会(字幕)] 4点(2005-04-16 21:25:28) |
152. いとこのビニー
えっ?これで助演女優賞?チョット拍子抜けだなあ。言葉少なに彼をリードしつつ、ジツはしっかり支えつつ…E彼女だと思いますけど。「誰かのおかげで勝利できたことを忘れないことね」チョイ適当ですが(笑)ラストの彼女のセリフ、この映画からの大きなメッセージですよね。1人の力だけじゃ出きやしないことの多さ、歳を経るごとに感じるなあ。前半ややかったるいけど、終盤ラストまで一気にのぼりつめる約20分、好きです。 [ビデオ(字幕)] 7点(2005-04-16 20:26:37) |
153. ムーラン・ルージュ(2001)
《ネタバレ》 聞きたくも無いのに聞かされてしまった結末……まぁフツウに観てても分かってたことだしEんだけど。ていうか観るの遅すぎだし笑。ラストの悲恋よりも冒頭の盛り上がりが大好きだ!I am a Material Girl♪ピュアに詩を朗読するユアンに“Oh,Yes!!Yeeesss!!”なニコール、最高だよ笑。DVDの方は特典のライヴ映像も必見。アギレラかっちょEね!初めてパフォーマンス見たよ。 [DVD(字幕)] 7点(2005-04-15 20:56:53) |
154. みんな誰かの愛しい人
《ネタバレ》 コンプレックスの塊のヒロイン、彼女を見守る声楽の先生、高圧的で素直になれない芸術家肌の父親…みんな誰かの愛しいひと。邦題付けたひとセンスあるなぁ。元気になれる!なんてものじゃないけど、すぅっと心に染みてく感じ。誰にでもある日常の戸惑いやすれ違い、自信無きがゆえに感じる引け目。人間て他人と比べるでしか出来ない小さいもの、と国語の授業でいつしか聞いた言葉を思い出す…人間のための映画。 [映画館(字幕)] 8点(2005-04-11 20:56:26) |
155. 巴里の恋愛協奏曲(コンチェルト)
オドレイちゃん可愛い~!衣装もオシャレで素敵だし…うん、ラストもE感じ!ちょいとばかし長く感じるけど、そこら辺はミュージカル映画ならでは? [映画館(字幕)] 7点(2005-04-10 20:04:35) |
156. Bridget[ブリジット]
《ネタバレ》 ワルだった自分を救ってくれた最愛の夫の死、生活費の不足から子供を里親に出してしまったブリジット…苦く辛い経験から心を閉ざしてしまった彼女が次第に愛に目覚め、強さを湛え、笑顔と安らぎを取り戻してゆく姿がステキでした。ただ小説の映画化なのか、シーンごとに観ると◎ですが、映画として観ればちぐはぐな感じもしまス。まぁ何よりカラダのアンバランスさが凄い!劇中いつもオシャレなブリジット、衣装は自前、息子役の子は彼女の本当のお子さんなんだとか。 [試写会(字幕)] 7点(2005-04-10 19:53:48) |
157. コックリさん
韓国のホラーって何か大事なトコロが欠けていて、ラストまで観ても何かしっくり来なくて心地が悪いんでスよね。旨味の無いスープを飲んでいるような…もっと要るシーンあったんじゃないの!?とツッコミたくなりまス。そして「ボイス」のアノ子…成長の仕方は期待通り、ブ(略。母親は椎名林檎でスか?ホクロ顕在。ワタシ、林檎ファンなので嬉しかったでス。 4点(2005-03-20 22:11:10) |
158. 大人は判ってくれない
ラストシーンが印象的。大人は判ってくれない。自分の主張をやすやすと聞き入れてくれる人間など居やしない、それは幾つになっても同じこと。今18の私。少し前の中途半端で不安定な期間、反抗期なんて簡単な言葉で片付けないで。必死だった。この映画の大人とは常識に凝り固まった人間を指すの?でも、主人公アントワーヌの場合、余りにも不憫な環境に置かれ過ぎているような気がして…母の存在の大きさ?自立?友情?まだバラバラで答の出てこない作品。今はこの点数。もう1度観てみよう。 5点(2005-03-12 22:12:28) |
159. ロング・エンゲージメント
戦争の暗~い影の中に『アメリ』っぽさ、美しいフランスの田舎の情景がパッと咲いて……他の方も述べてるようにキャストを混乱しがち。登場人物を把握しにくいのが難点。謎解き、ミステリーとは余り縁が無いような気も…?オドレイ・トトゥの可愛いメイクラヴ直前シーンに追加点でス(≧∇≦)ノ 6点(2005-03-11 14:02:42) |
160. オードリー・ヘップバーンの モンテカルロへ行こう
ラストまでの引き伸ばしにはイライラだし、オードリーの登場回数が少ない!邦題は嘘つきだ!↓の方に同意見です。けれど有名になる前の作品なので仕方無いなァというところでしょうか。18人の父親は3人くらいしか区別が付かないけれど、皆可愛かったし、序盤まではとっても楽しめるミュージカル映画でした。オードリー初登場シーンの可愛いワガママ女優っぷりも含めて6点献上。 6点(2005-02-26 17:30:51) |