141. クレヨンしんちゃん ブリブリ王国の秘宝
しんのすけにそっくりなブリブリ王国の王子“スンノケシ”の登場は、ちょっと物足りなかった…。ストーリー展開や小宮悦子役にご本人を使うなどシリーズ2作目にして以後の基盤創りが出来始めているなァ…と言う感じ。初作では頷けなかったストーリーに比べれば悪く無い。 5点(2003-10-26 23:31:32) |
142. クレヨンしんちゃん ヘンダーランドの大冒険
作品性で判断してしまえば評価は落ちると思うが、舞台やテーマは変われどTVシリーズの面白さは近く、個人的にはシリーズで一番好きな作品ですね。こういうギャグアニメはそれこそ気楽に観れるし、何より原作を知らなくても観賞しようと思えば出来るので良く人にも勧めています。ラストのオカマ魔女との追いかけっこ戦は大爆笑しました。野原一家の“らしさ”が一番出ていた作品カナ…と。 6点(2003-10-26 02:40:47) |
143. クレヨンしんちゃん 電撃!ブタのヒヅメ大作戦
TVシリーズのノリで行ってる作品。相変わらず作品性は薄いのでたいしたストーリーでは無いが、個人的にぶりぶりざえもんが大好きなので登場されるとついつい評価が甘くなってしまいます。この作品を観れば観る程、ぶりぶりざえもん役の塩沢兼人さんが亡くなられた事が残念でなりません。 5点(2003-10-26 02:30:14) |
144. ご存知 ! ふんどし頭巾
これはコメディではないのですね…。誰にでも有る変身願望と日々のウップンを正義の味方になって晴らす…って、それはただの自己満足じゃないのか…? 同じ職業の方から見れば見方も変わるんでしょうが、サラリーマン業とは無関係な自分からは地味な作品にしか見えない。まァ、派手な正義物よりかは余程現実的で逆にリアリティが有ると言えば有るが…。 3点(2003-10-25 14:06:09) |
145. マリアの胃袋
“エグい・グロい・キモい”…三拍子揃った映画でした。ホラーなのにホラーになりきれていない所は、同監督作品の「学校の怪談」と似たり寄ったり。特撮もショボショボで、ストーリーセンスも悪いのでツッコむような映画ではありませんね…。ラストで彰子の食欲が異常に旺盛になった…と言うのは、恐怖感を呷りたいのなら弱くまァ普通な終わり方だった。 3点(2003-10-23 22:26:07) |
146. マスク(1994)
個人的には、単純に楽しめて面白い映画…と言う印象。CGを多様した画面構成はのちのCG技術の発展向上を見通して創られたものに過ぎず、ただの表現方法の一部でしか無い。マスク怪人(ジム・キャリー)が全然笑えない…と言うのもお門違い。アレはギャグでは無く敵と戦う立派な武器なのだ(だから別に笑う必要は無い)。そう言う意味では暴力も武器も使わないギャグ一本で、相手を打ちのめすだなんて実に平和的な表現だ。ただ、ジム・キャリーを役者として見た場合、正直どうも好感が持てない…(苦)。特に変身後の彼のテンションはクドイ! 更にダミ声で喋ると嫌気がさして仕方無い。それでも、アンチ・ジム・キャリーの自分でもギリギリ観れる作品では有る。 7点(2003-10-21 13:31:00) |
147. TAXi
このテンポとノリにどう乗っかれば良いのか…(苦)。少しでも気が緩めば、すぐに置いてけぼりを食らわせられるハチャメチャな展開…。所々面白いシーンは有ったが、個人的にどうもサミー・ナセリと言う俳優が好きになれない。 4点(2003-10-19 21:52:45) |
148. フィフス・エレメント
いくら表面上だけ良くしても、中身がなければ話にならない。結局何が言いたかったんだか皆目見当つかず…(苦)。人気俳優を使い、美術道具に凝ってシナリオを叩き込む。金持ちの怠慢映画としか見えません。…でもミラ・ジョヴォヴィッチだけは光ってました。 3点(2003-10-19 15:44:17) |
149. グリーン・カード
ラブストーリーにしては少々盛り上がりに欠ける地味な作品だが、全体的な雰囲気は悪く無い。グリーン・カード(労働権)取得の為の偽装結婚…そして二人の生活と価値観に、さり気なく恋愛を絡めている。欲を言えば、ストーリー上で起承転結の「転」の部分に、もっとインパクトのある出来事が来て欲しかったかな…と。 4点(2003-10-17 22:35:40) |
150. ジュマンジ
象が車の上をガンガン踏み付け…壁からサイが突き破って来る。当時の宣伝CMで散々視ただけにスゴイ期待して観賞したものの、アラン(ロビン・ウィリアムス)がゲームを始めるまでが長い長い! プレイするとゲーム内容が現実に反映される…とだけ聞いていたので、前半のアランとゲーム盤“ジュマンジ”との関係が詳細に描かれ過ぎて、とにかくダルく感じる…(苦)。クライマックスからラストは期待以上のものは無かった。…と言うか、宣伝CMやメイキングなどで主要なシーンを見せ過ぎ! 娯楽作品にしては娯楽になりきれていない所が中途半端。 4点(2003-10-17 13:33:22) |
151. ひき逃げファミリー
《ネタバレ》 結果論から言ってしまえば、あ~あ良かった…で済んでいますが、題材が“ひき逃げ”なだけに、その内容は笑って良いのか悪いのか…ちょっと微妙。自首すれば家族がバラバラになってしまうと考えて、家族総出でひき逃げした車をバラして証拠隠滅しようとするなんて…自分だったら出来ませんな。偏に父親は家族の為に、家族は父親の為に…って言う家族の絆を扱ったものとしては悪くはなかったが、途中から変なリアリティを感じると、もしもどこかで本当にこんな事をしている家族がいたら…と想像するだけで不快な気分になる。結果的にハッピーエンドで終われば全て良し…か。 4点(2003-10-16 22:47:57) |
152. 代打教師 秋葉、真剣です!
《ネタバレ》 わ…若い。や…痩せてる。次いでセリフが…クサイ(苦)。怖いもの見たさで2回も観賞してしまった…(苦)。初見では全然気付かなかった山本太郎が生徒役で出ていた他、良く見ると有名な俳優が出演していて一見無意味に見える配役。内容はそう、まるでマンガ…って原作はマンガじゃん。それでも映画の演出が変! コントみたいにビール瓶で殴られたかと思えば次のシーンではいきなり海岸ッ!? ストーリー展開おかし過ぎ。セリフはクサ過ぎて鼻に付く。コレを観て「スチュワーデス物語」時代の古臭いドラマを思い出しました(昔はこういうパターンのドラマって多かった)。ちなみに、ラストでラグビーの試合で殴る蹴る…って、反則の領域を越えて無効試合にするべきなんじゃ…。 1点(2003-10-15 18:17:25) |
153. クレヨンしんちゃん 爆発!温泉わくわく大決戦
これはシリーズ通してもあまり面白くなかったなァ…(苦)。“温泉Gメン”って言われても、子供たちに通じるかどうか…。温泉に対して無理なこじつけや設定が多くて強引過ぎる。“金の魂の湯”…略してって言うフレーズもかなり微妙。 2点(2003-10-15 12:35:07) |
154. CAT’S EYE/キャッツ・アイ(1997)
かなり昔、やはり実写版でドラマ化(2時間)されていた「キャッツ・アイ」。その時は瞳を早見優がやっていたが、まだその方がマシかもしれない(←あッ、でも俊夫は西城秀樹だからなア…)。映画化したものの、ミスキャストで構成された3姉妹にキャッツ・アイの魅力ナシ。しかも、あのセクシーコスチュームはいただけません。大体、原作を誇張する意図が理解できない。表面上だけ良くしても、基本となるストーリーがメチャクチャならば、原作を映画化する意味はない。 2点(2003-10-14 18:27:52) |
155. トゥルーライズ
当時のキャッチコピーは「今度は生身だ」ですか…。「T2」とは真逆の内容が全てを物語る(苦笑)。核の取り扱いが実にアメリカらしい。夫婦揃って核爆発を微笑んで見ているのは、アメリカ国民をまんま表わしているようで逆に面白い。ハリー(シュワルツェネッガー)の奥さんこと、ヘレンを演じるジェイミー・リー・カーティスのノリノリのセクシーダンスは何度観ても笑えます。が、全体的に見るとコメディなのか…? アクションなのか…? どちらにしても中途半端で、終始ハチャメチャな展開に戸惑います。※ちなみに自分のレビューは、核に無知識・無頓着なアホなアメリカ人を、ある意味皮肉に描いた…と言う意味で有り、決して外観的な意味で核描写を「面白い」と発言した訳ではありません。なんでも聞くところによると、ジェームズ・キャメロン監督はエライ日本びいきなのだそうで、わざとアイロニーな描写にしているのでは…??? と言う個人の勝手な見解でのレビューです。なんとな~く、誤解されているようなので…(←己が悪いのだ)。それでも疑う事があれば「風が吹くとき」のレビューを是非…。 5点(2003-10-12 16:56:55) |
156. コンタクト
子供の頃に「2001年宇宙の旅」を観て以来、宇宙にただならないロマンというやつを感じてならない。なので、この手の映画には思わずそそられてしまう。ストーリーに対して長い印象が有り序盤はダレるが、あの宇宙からの信号を拾った所からヒトラーの映像が出てくるあたりは面白かった。後は宇宙人との接触の問題。ポットから落ちて行くクライマックスのシーンは、「2001年」を意識したような創りで悪くなかったし、映像的には良いと思うが…如何せん行った先に待っていた者がアレじゃ…(なんとなくそうかと思ったが)。ちなみに、ジョディー・フォスターが撮影の為に来日(北海道)した際、様々なインタビューを受けていたのを芸能ニュースなどで視たが、一体どこのシーンを撮りに来たのか…全然確認できませんでした。まさか宣伝名目の来日だったのか…? 5点(2003-10-12 15:31:00) |
157. ポリスアカデミー'94/モスクワ大作戦!!
序盤で、ラサール校長が他人の葬式に紛れこんじゃうシーンは笑いました。ただ後はダラダラと続く、笑って良いのか悪いのか…なんとなく笑いには微妙なものが…。 3点(2003-10-12 14:42:24) |
158. 七人のおたく cult seven
CMでも話題だった一番の見せ場、ウッチャンの壁蹴りムーンサルトが好きだ。彼をこの映画で見ると、本当にオタクなんだなァ…と言える程、カンフー(アクション)に対して本気で取り組んでいるように見える。…が、対照的にナンチャンのサバイバル・オタクが浮いて見えるのが難点(演技が下手なだけか…?)。単純に評価してしまうとつまらないが、自分のようなオタクが見ると思わず頷いてしまう、一種の運命共同体のようなものを感じさせてくれる。 5点(2003-10-11 22:35:39) |
159. フラッド
似たところで「ジャッジメント・ナイト」ですか。通して夜間の撮影に加え“街の安全空間”という、絶対感を覆したところ。特徴は、自分ではコントロールできない自然の猛威をプラス効果にしたところカナ。また、人物たちに起きる立場の逆転が新なる効果を生み、ドキドキものとしては期待しないで観ると普通に面白い。ただ、こうした演出のほとんどは他映画の影響が強いと思われ、やや独創的な演出が希薄。後半、カレンの手錠が!→ノコギリは壊れた!→で、最終的に拳銃で処理!…って、オイオイそりゃないよ…(笑)。巨大な水槽にセットを造って撮影しただけあって、それなりに迫力がある(でも、フカン画面でパネルの建物のパースが狂ってたぞ)。全体的に、盛り上がりに欠ける原因の一つは音楽が悪いという事。呷られるように、また追い立てられるようなBGMが欲しい。主人公・トムを演じるクリスチャン・スレーターが好演。敵役・ジムを演じるモーガン・フリーマンは、やはり…と言ったところか(笑)。 6点(2003-10-11 19:15:33) |
160. 美味しんぼ
読めば誰でも一度は作りたくなる(?)、魯山人もビックリの王道料理マンガの実写版。やっぱり山岡士郎・佐藤浩市、海原雄山・三國連太郎の配役には不満。ただ、親子関係は怖い程リアルで、マンガとの相似を考えると悪く無い。まァ、配役で言えばまだTV版の方がマシかな…と(ただ、栗田ゆう子が富田靖子って言うのもなァ…その前の石田ゆり子の方がまだ良かったのに)。マンガが原作なだけに許せるのはアニメ化ぐらい。ちなみに、私にとって永遠の料理人は「世界の料理ショー」のグラハム・カーだ(笑)。 4点(2003-10-09 21:32:06) |