141. 俺は、君のためにこそ死ににいく
《ネタバレ》 かの方が製作総指揮と聞いていましたので覚悟して観ましたが 思ったよりも美化されておらず、どちらかと言えば反戦映画になっていた。 でも、んー、悪くはなかったが、いろいろまとまりのない作品だった。 焦点が大きすぎてどのエピソードもとっ散らかってしまって。 食堂のお話も有名ですし特攻隊の方々の悲哀も語らずともですが 欲張らずにもう少し上手にまとめられたらもっと良かったかも。 飛行シーンは製作年を考えると意外と違和感ない映像でした。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2021-09-08 22:20:20) |
142. ようこそ映画音響の世界へ
映画が好きな方にはお薦めの作品です。 エンドロールを見る目に少し変化が起こるでしょう。 音響以外の部門のドキュメントも観たくなりました。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2021-09-08 21:51:44)(良:1票) |
143. 柳生一族の陰謀
《ネタバレ》 昔観たつもりでいましたが、観ていたのはドラマ版でした。なので初見。 このオリジナル劇場版は千葉さんの追悼放送で鑑賞。 ドラマ版と勘違いしていたので途中から頭がハテナになりながらも視聴完了。 いやいやめちゃくちゃスターさんばかりで豪華すぎてびっくり。 調べたら東映さんが時代劇復興として頑張った作品だったのですね。 確かに観ているこちらも力が入りました。 でも『魔界転生』好きな私としては、ここまで史実的にトンチンカンな脚本にしたのなら もう少し遊びが欲しかったな。深作監督ですし。東映さんに止められたかな。 ラストの萬屋錦之介さんは歌舞伎が入ってて迫力満点でした。 しかし、個人的にはドラマ版の方が好きだな。 柳生十兵衛はやはり千葉真一の世代です。ご冥福をお祈りします。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2021-09-06 00:01:14) |
144. クローズ EXPLODE
《ネタバレ》 東出さんのビジュアルは個人的に満点に近いです。 ですが、彼の殺陣は下手すぎて(ダンス踊れない系統の神経?)物語に入り込めない。 前作から監督も出演陣もおおよそ変わっての原作スピンオフのスピンオフ。 何もかもの設定がゆるくて、、、。個人個人の設定に重視したのももったいない。 救いは東出くん以外の演者たち。 前作から引き続きのメンツと柳楽くん、そして早乙女くん。 そしてクソっぷりを見事に演じのけた瑛斗くん。 あと意外だったのはエグザイルGの岩田くん。途中まで気づかなかった。良い感じでした。 彼らに追加の1点。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2021-09-04 22:57:33) |
145. ワンダーウーマン 1984
《ネタバレ》 今回もガル・ガドット演ずるワンダーウーマンは最高だった! でも前作同様に途中で集中力が抜けてしまった。 アクションもいい、設定もいい、私にとっては何がダメなのか。 脚本なのか監督なのか。 とにかく素材は最上級なのに、味が普通、みたいな。 前作もそうだったが、いろんな箇所で夢から醒めてしまう場面がある。 次回作もやるなら見ますけどね。ワンダーウーマンが好きなので。 だからエンドロールに入りかけのシーンでは「え?まさか?」と スマホで検索して身悶えて巻き戻して観てしまいました。 いつまでもお若い!!幼い頃にかぶりついて観てました! この設定は粋でした! [CS・衛星(吹替)] 6点(2021-09-04 22:42:59) |
146. クローズZEROII
感想は1とほぼ同じなんですが、こちらの方が話がまとまってて好きでした。 追加のキャラにもイケメン豊富でしたし。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2021-08-29 01:42:02) |
147. クローズZERO
最近何かのテレビで紹介されていた際に小栗旬さんの若い頃がとても美しくて 普段こういった類の映画は敬遠する(ヤンキーコメディーは好き)のですが、 wowowの一気放送で拝見。 監督がこれまた苦手な作風という三池崇史監督という事で、 作品自体には期待もしませんでした。 感想は、やはり苦手系でしたが現在ご活躍(いなくなってしまった方々もいますが)の 名優たちの若い頃が美しく、それだけでも楽しめました。 ただし黒木メイサはいらんかった。歌のシーンも。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2021-08-29 00:09:01) |
148. 風立ちぬ(2013)
宮崎駿監督による宮崎駿のための映画な感じでした。 もちろんそれに同調する方もいるでしょう。 私は監督の作る映画の時代背景と映像は好きです。 ストーリーは毎回ハマれず今作も、、、。 [地上波(邦画)] 6点(2021-08-28 23:49:17) |
149. 猫の恩返し
初見でした。今までは絵柄に惹かれず。 知り合いにこの作品が好きな子がいて、この作品は別ジブリ作品の主人公が描いた物語で 絵本のような雰囲気だと聞いた上であまり期待せず視聴。 ですが、その期待も超えませんでした。 私にはつまらない一歩手前。「ふーん」という感想。 [地上波(邦画)] 5点(2021-08-27 01:11:50) |
150. 緋牡丹博徒
素晴らしかった。 そりゃ確かに現代において初見なので見劣る部分や安易な脚本ってのはある。 しかし、気持ちをあの頃に思い馳せ観てみると最高でした。 古い奴だと思いでしょうが、私の理想の男と女像だなぁ。 そんな素敵な作品をぶち壊すほどの主題歌の破壊力、、、。これはかなり残念。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2021-08-13 00:38:52) |
151. フランシス・ハ
《ネタバレ》 この映画は主人公が好きか嫌いかでバックリと割れそう。 私は女性ですが、まったく主人公にハマりませんでした。 エンディングの「ハ」の答えにも、彼女は今後も成り行き任せなんだろうと感じた。 モノクロにした事とボウイのモダンラブの選曲はナイスですが。 ポストの名札はしっかり計って記入するタイプの私は、フランシスとは真逆の性格なので 彼女の開放的かつ無計画ぶりには、ある種の憧れは持てますが、なれないしなりたくはない。 まぁ、彼女の住む部屋を持っていない限り、彼女からも私はお断りされるだろうけれど。 学校でバイト中にソフィーを見つけて人混みに隠れる場面は、ミスタービーンみたいで笑えた。 あ、コメディーとして見た方が私にとっては良かったのかもな。 大好きな大好きなソフィーと自説通りのあれだけ心地よい関係を結んじゃうと 今後も恋愛は難しそうだね。でもソフィーにも永遠の片思いな気がした。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2021-08-12 20:23:49) |
152. スクール・オブ・ロック
《ネタバレ》 サウンド・オブ・ミュージック、天使にラブソングを、などなど 厳しい戒律の中、トンチキな部外者が現れて音楽の楽しさを教える系の映画である。 個人的にはこれ系の映画もロックも古いのから好きなのですが、いまいちノレなかった。 たぶんジャック・ブラックが苦手だからだろう。 彼がプライベートでもロック好きでバンドをやってるのも知っているし、 映画の中でのロック歴史授業みたいなのも楽しかった。 でも映画の中のS先生は終わりがけまでいい加減が過ぎるのに、 最後は万事OKなのが面白くなかった。 それもこれもジャック・ブラックが苦手だからだろう。 超個人的ですみません。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2021-08-11 22:11:33) |
153. サイレント・トーキョー
《ネタバレ》 テンポは良かったんですが、感情移入できる時間は無かった。 脚本のせいか監督の場面カットのせいか。 良いストーリーなので全5話くらいのドラマにした方がいい本なのかも。 まず、最後まで観た後に、伏線の回収がされていない箇所が何カ所かあった。 私が気づかなかっただけ? あと、最後に犯人が経緯を客に説明する大事なシーン。 作品上でそれを語りかける相手はそんな事は知ってる人だから違和感があった。 たぶんもっと丁寧に描けば良いストーリーなのに、いろいろなモヤモヤが残ったな。 それと個人的には西島秀俊さんの髪型が最高に良い長さで惚れぼれなのと 広瀬アリスさんの演じる役柄が土足踏入&責任転嫁タイプの人間でイラついた。 演技が上手だったからイラついたんだろう。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2021-08-10 01:35:01) |
154. ヴェノム
出だしはターミネーター風。内容は寄生獣?? でもさすがのハリウッド映像だしヴェノム愛嬌あるし楽しめたからこの点。 でもヴェノムが出てくるまでが長すぎた、、、。 続編も見ると思う。 [地上波(吹替)] 6点(2021-08-08 00:10:57) |
155. ワイルド・スピード/ジェットブレイク
《ネタバレ》 本作は旦那がファンで同行鑑賞。 とりあえずシリーズは全部観ていますが、だんだんスケールがだんだんでかくなり ファミリーって事以外は国際特殊集団な感じになってきましたね。 ミスター・ノーバディさんが製作側に都合よく動いて売れている様です。 ハンの件も。 本筋よりスーパーコンボ寄りの私には2人が出ていない今作はやや物足りず。 ショウ母が出てくれたのは嬉しかったけど。 ラーメンはすぐに食べないとのびちゃうよー! [映画館(字幕)] 6点(2021-08-08 00:04:36) |
156. 足ながおじさん
有名な物語なだけに主役2人のビジュアルや年齢設定も気になって話が素直に入ってこなかった。 舞台版として客席から観るにはいいかもだけど、映画としてアップにされると、、、。 これでは冒頭に主役が友から言われた「下心」が前面に出てしまって実写化失敗である。 カトちゃん夫妻も仲睦まじいのでダメとは言わないけれど、、、ねぇ。 そのかわりお2人のダンスシーンは最高です。女性たちの衣装や妄想世界のセットも素敵でした。 だから逆に本ストーリーよりも妄想シーンを長くした方がもっと楽しめたかも。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2021-08-05 23:16:56) |
157. 日本人のへそ
《ネタバレ》 70年代までよくあった(いや今でも邦画では見受けられるか)舞台のノリをそのまま劇場版な感じの映画です。 個人的にはなべおさみさんが懐かしい。そして美輪明宏さんが色男役で濡れ場もあって新鮮だった。 劇中劇から劇外?劇、そしてまた劇中劇、そして、、、となかなか楽しませて頂きました。 現代ではあり得ない様々な差別満載の本作だが、昔の作品ですからご容赦を。 でもそこがポイントの「日本人のへそ」って脚本なんですよね、たぶん。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2021-07-31 15:33:39) |
158. 青くて痛くて脆い
《ネタバレ》 秋好みたいな人物は不用意に心の中に入ってきては勝手に出て行く。 主人公の様なコミュ障な上に依存体質な性格の人は、 秋好の様な人を疎ましく思いながら眩しくも思うだろう。 今回も秋好にとっては楓は大学生活のとっかかりだったと思う。 そしてモアイの活動についてもちゃんと楓にも確認していた。 でも依存体質の楓は既に秋好のそばにいたい口実となっていた。 嫉妬に発展した今回のケースは世間でもよくある話だと思う。 家族、兄弟、友達、同僚、様々な場所で。 人は憧れる人物はずっと上にいて欲しいが、 裏切った(と思う)奴や認めたくない人物はすぐさま下に見たがる。 私は主人公側のキャラなので同じく青くて痛くて脆い。 楓の事は痛いほど理解できてしまった。あそこまではやらないけどね。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2021-07-18 00:16:15) |
159. ドクター・スリープ
原作とキューブリック版の前作は鑑賞済み。 あまり期待せずに観出しました。 しかし、シャイニングの続編と言えど、前半はまったく別物になっていて それはそれで面白かった。やっと能力「シャイニング」が活躍したのだ。 と言ってもザコキャラが弱過ぎたのは不満。 でもラストでようやく前作から持ち越してたエンディングに向かい 懐かしいシーンもオマージュされてて感慨深かった。 [CS・衛星(吹替)] 6点(2021-07-17 22:11:22) |
160. シャイニング(1980)
ずいぶん前に観た感想ですが、俗に言う洋画ホラーよりも邦画ホラーの方が苦手な私には なかなかの怖さでした。何というか静かな恐怖。お化け屋敷みたいなドキドキ感。 でも一番怖かったのはジャック・ニコルソンの演技かも。 最後まで訳のわからん怖さで長尺を耐え抜いた挙句のあのラスト。 ポカーンであった。 結局そのあと原作者のスティーブン・キングの言う名文句(クレーム) 「あれはデカくてド派手なキャデラックだ、エンジンが無いけどね」 が気になって原作も読んだけど、確かにその例えはぴったんこ。 でもキューブリックの作ったあの世界観は誰も真似できないアートでもあると思う。 そしてそれは映画の古典となり、その後たくさんの名作子孫を残した功績を讃える。 [ビデオ(字幕)] 7点(2021-07-17 21:43:24)(良:1票) |