141. ダイ・ハード2
《ネタバレ》 今度は空港、大ヒットの前作をうけての『2』。大コケしてもおかしくないパターンですがテイストを踏襲しつつ、それなり(アクション映画でそう言っちゃうとつまらないととられそうですが)に仕上がっています。 [DVD(字幕)] 7点(2012-04-21 14:49:35) |
142. アイズ ワイド シャット
《ネタバレ》 いつもレビューを書くときは『ネタバレ有』にしてるんですが、この作品はバレようにも自分が理解してないからなぁ(笑) ゆったりとした間で展開されるある夜の出来事。現実と夢が倒錯したようなカタチで見事に描かれています。 正直初見のときは頭の中『?』一色で、ポカーンとなったのを覚えています。おそらくエッチな目(期待)でこの作品を観ていたのでしょう。そんな邪な気持ちで観ててわかるほど甘いもんじゃないですよね。 今回、わりと冷静な気持ちで2回目の鑑賞となったわけですけど、今回は驚くほど楽しめました。もちろんわかったなんて言いません。わからないなりに楽しいと思えたんです。こーゆー気持ちをアウトプットするのは難しいけど、そう思ったので9点という点数で残しておきます。 また10年後くらいに観て、どんな印象に変わっているか、非常に楽しみな作品です。 [ブルーレイ(字幕)] 9点(2012-04-17 21:28:25)(良:1票) |
143. 陰謀のセオリー
《ネタバレ》 メル・ギブソンの拷問シーンが時計じかけのオレンジみたいでしたね。人格をつくり変えるにはまばたき厳禁なんでしょう。冷蔵庫、コーヒー豆にもカギしちゃうヤツがそーそー街をウロウロできるもんですかね(笑)ま、映画だからいいですけど。一見アブなそうな人が実は覚醒してる、、、ように見えてやっぱりオカシイのか?と思いきや…みたいな内容です、そうです、ありがちです。まぁ見どころと言えば追い詰められた時の切り抜け方ぐらいでしょう。 [地上波(吹替)] 4点(2012-04-16 10:13:33) |
144. ラスト・ボーイスカウト
《ネタバレ》 そっかー、探偵なんですよねー、ブルース。最近、金田一耕助シリーズを観てたので、ブルース・ウィリスの犬神家の一族とかだったらどんな解決法なんだろーなーなんて思っちゃいました。一見冴えないオッサンぶりは共通の特徴ですが、日米の探偵ぶりの違いに愕然ですね!あ、この作品ですけど、フツーにハラハラドキドキ、なかなか面白かったです。 [地上波(吹替)] 6点(2012-04-14 23:13:58) |
145. バッファロー'66
《ネタバレ》 好き嫌い分かれるところですよね。初見のときは確かにオシャレテイストがハナについて受け入れがたいものがありましたが、レビューにあたって見直してみるとなかなかどーして、いい映画じゃないですか!情けないオシッコ漏れそう男と拉致られた女の子って出だしから、かなり壊れてる家族や初恋のエピソード、そして復讐のクライマックスへと一気に魅せてくれます。そして意外や意外なエンディングへ。究極の選択の両方を楽しめるのがこの映画の良い所ですね。 男なんざ女の子次第っすね! [DVD(字幕)] 9点(2012-03-31 04:11:38)(良:1票) |
146. ブレイド(1998)
《ネタバレ》 敵役のヴァンパイア(混血)フロストとヴァンパイアハンターブレイドとの戦いの物語。掴みもソコソコに、ヴァンパイアの設定、へんてこりんな儀式から、最後の戦いまで一気に見せきる潔さが良かったですね。こーゆー作品に迷いは禁物ですからね。しかしブレイドのオカン登場は意味不明でした。おそらく生き別れたのは赤ん坊のときでしょ?フツーはオカンの顔すら覚えてないと思うんですが。テレビ版だから、その辺カットされてたのかな? [地上波(吹替)] 5点(2012-03-17 16:45:08) |
147. トゥルーマン・ショー
《ネタバレ》 まずなんといっても題材が良いですね!これなら面白くなることうけあいですが、それにおごらず世界観をキッチリと作っていましたね。まぁ劇中でも実際世界を創っていましたが。この壮大なドッキリ(っていっちゃぁなんですが)の世界から主人公が旅立つまでの物語。10000日以上トゥルーマンのプライバシーを侵し続けたマスコミは恐ろしいですね。ジム·キャリーの軽いノリとユーモアでコメディタッチの演出が表だっていますが、その実、如何に恣意的な放送というものが恐ろしいものか、切実に訴えてきます。とは言え劇中のトゥルーマンショーは事の顛末をキチンと放送しました。果たして実際のマスコミにかような良識があるのか考えさせられますね。 [DVD(字幕)] 8点(2012-03-05 23:45:25)(良:1票) |
148. ミザリー
《ネタバレ》 言葉は悪いですがホントに『イカれた女』でしたね!また設定がイイ!!身動きできない状態で監禁されて…。出し抜くチャンス、殺すチャンスもありつつ、見破られ、更に自由を奪われ(このシーンは格別)、ただ1点、完全にイカれた女の狂気を、限られたシチュエーションながらいろいろな角度から見せてくれた。キャシー・ベイツの演技もこれまた完璧、この手の映画はあまたありますが、なかなかこの作品を超えるものはお目にかかれません!! [DVD(字幕)] 9点(2012-03-04 22:30:05) |
149. ボディガード(1992)
《ネタバレ》 映画としてよくできてます。まぁ依頼人とのバタバタは映画だから仕方ないでしょう。それでも緊迫感や感動的な演出はさすがかなと。最後のカットで別の要人を警護してるあたりは気持ちのいい終わりかたでしたね。 [DVD(字幕)] 7点(2012-03-02 00:10:51) |
150. インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア
《ネタバレ》 ルイのインタビューで語られる、レスタト、クローディア、アルマンとの美しくもおどろおどろしいヴァンパイア人生記。さんざんぱな語ったあとにレスタトにボヤキ扱いされるのには思わずニヤリとしちゃいましたね!しかしホントに豪華キャストでしたね!日本人だったらどんなキャストになるのかなと考えたんですが、いきなり頭に間寛平さんが出てきちゃったんでやめときました。。。 [DVD(字幕)] 8点(2012-02-29 22:57:40) |
151. ファーゴ
《ネタバレ》 暴力を俯瞰でみると何故か魅力的に見えちゃったりするもんなんですね。なんだか怖いです。それにしてもうまく撮りましたね、この作品。この温度で描き切るのってなかなかの力量だと感服します。登場人物はどうしようもない奴らだらけですが、そう思わせる演者たちの達者ぶりにも脱帽!スティーブ・ブシェミ、あんたいいわぁ~! [DVD(字幕)] 9点(2012-02-28 17:01:27) |
152. 羊たちの沈黙
《ネタバレ》 レクター博士の圧倒的な存在感、一見ただの上品なオッサンにしか見えないのに、一皮むいたらとんでもない狂気を秘めている。映画史に残るキャラクターですが、そこにばかり焦点をあてた続編たちとは一線を画し、今作はサスペンスがあくまでも第一義!いったいどうなってしまうのか?おどろおどろしい事件とのっぴきならないレクター博士、怖い映画です。この怖さから逃れるためには最後まで目ん玉ひんむいて観るしかありません! [ビデオ(字幕)] 9点(2012-02-16 22:26:33) |
153. トータル・リコール(1990)
《ネタバレ》 思いっきりSFです。意欲作です!夢と現実、異星人、近未来(?)フツーこの材料で料理したらトンデモナイモノができあがりそうですが、この作品は不思議な魅力があるんですよねー。実際テレビでやってると必ず観ちゃうし。鼻からデカイ発信機出したり、目玉飛び出したりとアホな演出も多いのですが、結構ワクワク楽しめます。 [ビデオ(字幕)] 7点(2012-02-16 20:31:32) |
154. ターミネーター2
《ネタバレ》 前作でヘトヘトになってやっとこさ倒したシュワちゃんが今度は味方に!昨日の敵は今日の友(しかも最強)なのに新しい敵T-1000はもっともっと強い!強すぎる!!ってなんだか少年漫画のような展開ですが、とてつもなく素晴らしい特撮技術とスケールでもって有無を言わさぬ超一流のエンタテインメント作品に仕上がっています。またラストがいいじゃないですか!極上の時間を味わえること間違いなしの作品です! [DVD(字幕)] 10点(2012-02-16 20:18:04) |
155. 39 刑法第三十九条
《ネタバレ》 物語としてよくできてはいるが、如何せんこの鬱々とした演出、とりわけ事件の凄惨なことと言ったら。。。たとえテーマである39条に関わらずとも、この手の事件は取り返しなどつくはずもなく、それ故絶対に犯してはならない罪なのだと。罪と罰さえ処理しきれないところに、この問題提議は果たして冷静な判断を仰げるのだろうか?少年犯罪が話題になることは多少減ったとは思うが、まだまだこの問題は解決していないと思います。 [映画館(邦画)] 6点(2012-02-15 23:32:41) |
156. 追跡者(1998)
《ネタバレ》 今度は追う側のストーリー。しかしまたしても冤罪。今回はホントに悪いヤツでよかったのでは? じゃないと追っ手側に気持ちがのりません。 ま、黒幕は居てもいいとは思いますが。なんだか2作連続無実(といっても逃亡中は結構やらかしますけど)の人を追っかけ回して逃げられまくるんじゃ、あまりに連邦捜査官の名がすたるってもんじゃあーりませんか!? [地上波(吹替)] 6点(2012-02-15 23:14:12)(良:1票) |
157. 逃亡者(1993)
《ネタバレ》 ハラハラドキドキ、単純に追うものと追われるもの、昔遊びでやったドロケーを彷彿とさせるような高揚感がありました。ハリソン・フォードとトミー・リー・ジョーンズどちらも追いかけっこをするにはしんどい年齢なハズですが、劇中そんなことは感じさせません!非常にテンポよくスリリングに物語は進行します。冤罪にまで持ち込まれた事件を、追われる身の逃亡者が黒幕・真相に辿り着けるなんてあまりに映画的ですが、もう彼を応援しちゃってる観客としては、よくぞやったり!!そういった意味でもスッキリできる娯楽作と言えると思います。 [地上波(吹替)] 7点(2012-02-15 20:01:31) |
158. Shall we ダンス?(1995)
《ネタバレ》 十数年ぶりに再見。やはり面白い。ダンスとの出会いがなんともまぁいいじゃないですか!わたしの通勤電車沿線もたしかにダンス教室、音楽教室、料理教室、いろんな教室をみかけることができ、それぞれ趣味の世界に没頭している人たちがいる。主人公はダンス教室へ、奥さんは探偵へ、それぞれ同じような感じで入って行ったのには笑えましたね! 一歩踏み出せば、新しい仲間ができ、のめり込むほどに新しい自分の発見もある。会社には秘密でってところも実にいい、日常と全く違うコミュニティに属することは、これ以上ないストレス解消ですもんね(家族には言っといた方がいい気もするけど、今作ではそれが悲哀パートの核でもあるのでそれはいいでしょう)ハリウッドリメイク版制作の際、監督の周防さんがリチャード・ギアに『なぜ(主人公は)奥さんを一緒にダンスに連れて行かなかったんだい?』と尋ねられたそうです。これには監督も答えに窮したそうですが、この辺の感覚が日本人と欧米人の違いなんでしょうね。そんな感覚の違いもなんのその、興行的にもアメリカでも成功したんですから『日本人のコメディ』として非常にいいバランスをもって成立した傑作だといえると思います。 [CS・衛星(邦画)] 9点(2012-02-15 04:44:11) |
159. 失楽園
《ネタバレ》 ダメ人間の開き直りですね。監督の追悼番組として放送されてたのを観たんですがとても誉められたもんではありません。最後の死亡検分みたいな文字の下劣なことと言ったら。。。 [CS・衛星(邦画)] 0点(2012-01-04 23:05:40) |
160. ミッション:インポッシブル
《ネタバレ》 ハラハラできましたが、思い入れは皆無でしたね。 最後のヘリと特急のアクションシーンより天井吊り下げシーンのほうがよっぽどドキドキしました。 やっぱりスパイはオモテで暴れるもんじゃないですからね(笑) [地上波(吹替)] 6点(2011-12-24 22:59:45) |