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プロフィール
コメント数 158
性別 男性
自己紹介 映画館はもちろんレンタルや購入したDVDもよく観ます。
評価は好みだけで極端な評価にならないよう気をつけます。
主観指標①好み:完全な自分の好み。何度も繰り返し観たくなるかどうか(配点50)
客観指標②完成度:作品としての出来映え。演出、監督の力量(配点15)
     ③脚本:ストーリー展開の必然性。効果的な伏線の設定(配点15)
     ④演技:俳優の演技(配点10)
     ⑤技術:音響、撮影、音楽、特殊効果などが映画に良好な影響を与えているか(配点10)
合計点の1の位を四捨五入し10で割った者を点数とします。

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141.  バード(1988)
ジャズファンにとっては神にも等しいチャーリー・パーカーの伝記的映画だが、その彼の位置づけや、ディジー・ガレスピーとの関係などジャズの知識がないと、あるミュージシャンの退廃的堕落物語にしか見えない。彼はディジーとともにモダンジャズの基礎とも言うべきビバップという形態の奏法を極限まで昇華させたプレイヤーなのだが、その偉人を映画の題材とするにあたって礼賛的成功物語とせず、酒と麻薬におぼれて凋落していくさまを妻との関係を軸に描いていく手法は評価したい。冒頭から最後まで暗い色調で統一された画面がすでにハッピーエンドはありえないことを視聴者にあらかじめ提示しているかのようだ。彼の過去の演奏(音)と演技を合わせた演奏シーンがかなりあったようだが、ほとんど違和感なく観ることができており評価に値する。また、回想シーンが多く時間軸が前後することが多いので、全体の流れを把握するのに苦労した。 好み20/50、演出8/15、脚本6/15、演技8/10、技術9/10、合計51/100→5/10点
[DVD(字幕)] 5点(2012-05-24 22:53:47)
142.  J・エドガー
筆者でさえ聞いたことがあるフーバー長官の名前、米国人にとっては功績と醜聞の入り混じったより強烈な印象を与える人物なのであろう。そういう意味においてやはり米国人の本作に対する評価と我々異邦人の評価はかなり異なるものになるはずだ。まじめに作りこまれた力作だとは思うが、彼の現状における人物としての評価が空気感として共有されてない国(米国以外)においては、本作がどのような新たな解釈を彼に与えているのかが理解できないのだ。まさか旧来の評価に追随するだけのストーリーではあるまい。ハリウッド映画が米国のみを対象に映画つくりをしてれば良い時代ではないはずだ。他の国でも米国民同様の楽しみ方できる題材を使用したイーストウッド監督の次回作に期待したい。(毎回遺作になるかと思って欠かさず観に行っているのだが…)好み25/50、演出10/15、脚本6/15、演技7/10、技術6/10、合計54/100→5/10点
[映画館(字幕)] 5点(2012-02-27 23:21:40)
143.  ルディ/涙のウイニング・ラン 《ネタバレ》 
親友ピートのひと言「夢は人生のたからもの」という言葉がこの映画のテーマ。その夢、ノートルダムのチームに入るための努力に何の疑問もためらいもないルディの生き方は、空気を読むのが当たり前で無理なことには挑戦しようともしない我々現代人にとって、ある意味羨ましくさえ感じる。時に白い目で見られながらも、人一倍努力する姿勢がチームメートにも認められて彼らがコーチに直訴したり、試合での「ルディ」コールにつながるのだろうが、チームメートの信頼を得ていく過程の描写は少し不足気味で、唐突感が否めない。名門チームからプロ選手へのステップアップを目指す主力選手たちが真剣勝負の場である公式戦でルディをメンバーに推すには、もう少しいろいろな面での信頼感を得ていくシーンが欲しいところだ。最後の試合で、ルディに出番をまわすためにギャンブル的なビッグプレーで攻守交替を成功させる場面、さらに初出場でルディがQBサックを決める場面。実話をベースにしてるということだが、これが現実なら実に感動的だ。映画化せずにはおれなかったのも頷ける。好み45/50、演出11/15、脚本8/15、演技6/10、技術7/10、合計77/100→8/10点
[DVD(字幕)] 8点(2012-02-27 23:13:02)(良:1票)
144.  リアル・スティール 《ネタバレ》 
いろんな映画の香りがする作品だ。ロボット同士のボクシングでは誰もが「ロッキー」を連想しただろう。元ボクサーの父親が最後にボクサーとして復活し息子に雄姿を見せるという面ではまさに「チャンプ」だ。そして、不意の出来事により息子と2人で生活していくうちに父子愛が芽生えていくストーリーは「クレイマークレイマー」をも髣髴とさせる。そんな多くの既視感にとらわれながらも、時間を忘れてこの映画に引き込まれるのは違和感のないロボットたちのVFXのせいだろうか。本当にその場にあるかのような質感や動きは近年のVFX技術の高さを実感させる。これらのVFX技術によるロボットの動きは本作の目玉の一つであろうが、脚本も秀逸なこの作品でロボットを使う必要性はあったのだろうかとさえ考えてしまう?思うにそれは、派手なアクションと比例して増大する残酷描写を避けるための身代わりと利用しているのだろう。格闘技の好きではない筆者や女性たちにも嫌悪感なく受け入れられるための演出であり、それはおおむね成功していると言えるだろう。好み40/50、演出10/15、脚本14/15、演技8/10、技術10/10、合計82/100→8/10点
[映画館(字幕)] 8点(2012-02-20 23:38:56)
145.  マネーボール 《ネタバレ》 
こういう映画が彼の国で作られているという事実は、日本で言えばアンチ巨人に見られる、「判官びいき」の心情が万国共通であることを示すのだろう。貧乏球団が金満球団に互角の戦いを挑むというのは確かに痛快だ。埋めようの無い資金力の差を埋めるために、データ分析に長けたスタッフを側近に置き、その分析により出塁率の高い選手を安く獲得していく。なかなか結果が出ない状況は、GMという日本には近年になって導入されてきた未だ馴染みの薄い職の役割と苦悩を、現場との対立によって浮き彫りにする。ただ、スカウトと対立しながらも出塁率の高さから獲得したジアンビ弟たちを敢えて放出し、快進撃のきっかけとなるくだり、ここが良く分からなかった。必要な出塁率をほかの選手でカバーしたのかそれともただ癌を取り除いただけなのか。ここから歴史に残る連勝を始めるだけにもう少し丁寧な描写がほしかった。それにしても野球の好きな国だ。連勝記録のかかった試合で選球眼を買われて獲得したハッテバーグが、四球ではなく意外にもホームランで試合を決めるあたり、アメリカ人の野球に対する夢を現してるように思えた。人を熱くするのはやはりデータだけではないんだと。好み40/50、演出12/15、脚本9/15、演技7/10、技術6/10、合計74/100→7/10点
[映画館(字幕)] 7点(2011-11-17 22:22:04)(良:2票)
146.  HANAMI 《ネタバレ》 
日本文化に造詣が深い監督が桜や富士山などをテーマにして撮った作品。だが重要な要素となる「舞踏ダンス」だけは日本人としていただけない。死者との対話を表現するという主題から取り上げたのだろうが、あれを日本文化として表現するのは避けてほしかった。ほかにいい題材は無かったのだろうか。音楽も琉球民謡だし。妻を亡くした主人公が、妻の夢見た日本を旅し、壮大な富士山にたどり着く。滑稽さに彩られながらも、常に悲しさをまとわせた上質のロードムービーとして見ごたえがあっただけに、舞踏ダンスが残念でならない。 好み30/50、演出10/15、脚本13/15、演技7/10、技術7/10、合計67/100→7/10点 
[試写会(字幕)] 7点(2011-10-16 23:33:24)
147.  白い肌の異常な夜 《ネタバレ》 
若いクリント・イーストウッドってイケメンだねえ。そんな主人公が敵軍の負傷兵として女の園に匿われる。そこでやっぱりモテモテで園長から12歳の女の子まで複数の女性の愛情と嫉妬が渦巻く。前半はハーレム状態でかったるいが、後半に入り恐怖感が加速していく。足を切断する場面は筆者にはちょっと重すぎた。主人公にもう少し誠実さがあれば女性の恐ろしさが際立つ感じがするのだが、いかんせんこの女たらしっぷりでは半分自業自得じゃんと思ってしまう。好み20/50、演出8/15、脚本6/15、演技8/10、技術8/10、合計50/100→5/10点  
[DVD(字幕)] 5点(2011-10-06 23:01:35)
148.  センチメンタル・アドベンチャー
実の息子との共演だったとは、他の方のレビューを読むまで気づかなかったよ。病に冒されながらも成功を夢見るギタリストをイーストウッドが好演。淡々と進みがちなロードムービーを味のあるものに仕上げてる。死期が迫ってるという設定の時点で大まかに予想できたにもかかわらず、終盤はじんわりさせられる映画であった。好み35/50、演出10/15、脚本11/15、演技8/10、技術7/10、合計71/100→7/10点  
[DVD(字幕)] 7点(2011-10-06 22:59:20)
149.  エアフォース・ワン
いい子ぶりっ子のハリソン・フォードのはまり役だね。大好きなゲイリー・オールドマンの狂的な演技も楽しめるし、テロリストものでもあるのでお気に入りの1本だ。"Liberty24 is changing call sign.Liberty24 is now AIR FORCE 1!"の場面ではいつも拳を握り締めてしまう。いつも思うのだが、アメリカ人っていうのはこんなシリアスな場面でもリアルでこんなウィットの効いた言い方をするのだろうか。そして、この無線を聞いてた閣僚たちもね。 好み40/50、演出12/15、脚本11/15、演技8/10、技術6/10、合計77/100→8/10点 
[DVD(字幕)] 8点(2011-09-12 23:23:10)(良:1票)
150.  タイタンズを忘れない 《ネタバレ》 
合併により白人黒人の共学校となった高校アメフト部の活躍だが、いがみあって強調しようとしない人種の壁を黒人コーチが取り除いていき見事なチームになるというのは素晴らしいことだが、それだけでリーグ戦を全勝できるほどの躍進をしてしまうというのは今ひとつ伏線が足りないのではないか。最終戦前夜に主力選手が怪我したにもかかわらず、コーチとコーディネータが最終的に確執を乗り越えオフェンスオーダーを変えるだけで勝ってしまうというのはやはり説得力がない。と、いろいろ批判したが、アメフト好きな筆者にはなかなか楽しめた映画なのであった。 好み35/50、演出10/15、脚本9/15、演技7/10、技術6/10、合計67/100→7/10点 
[DVD(字幕)] 7点(2011-09-12 23:21:01)(良:1票)
151.  SOS北極.../赤いテント
ハリウッド映画のテンポに慣れた人には、この”間”に耐えられないかもしれない。無言の場面や音楽の無い場面が多く、やはりなんか落ち着かない。しかし、史実に基づくストーリーは重厚さがあり、各関係者のさまざまな思惑が絡み合い事態は進行していく。このイタリア号の事件を知らない人間には説明不足な感が否めないが、忘れられない印象的な作品であることは間違いないだろう。 好み30/50、演出9/15、脚本11/15、演技5/10、技術6/10、合計61/100→6/10点 
[DVD(字幕)] 6点(2011-09-12 23:16:31)(良:1票)
152.  レオン/完全版 《ネタバレ》 
劇場公開版ではカットされていたシーンを追加した完全版。観てみれば逆になぜ公開版ではカットされたのかが不思議になるくらいの重要なシーンが多い。主にマチルダとの交流を描いた場面が多いようだが、初めはマチルダのことを重荷に感じていたレオンがどうして大事に思い、一緒に生きていこうとまで決意して守ろうとするのかといったことが,ごく自然に観ているものに感じさせることができる。本筋とは別に、筆者がこの映画を観るとき一番楽しみにしているのは、ゲイリー・オールドマンのエキセントリックで狂的な演技なのである。 好み40/50、演出12/15、脚本10/15、演技7/10、技術8/10、合計77/100→8/10点 
[DVD(字幕)] 8点(2011-09-12 23:14:14)(良:1票)
153.  ペイルライダー 《ネタバレ》 
西部劇の王道中の王道的ストーリー展開!流れ者の牧師(元ガンマン)が街の有力者に迫害されている集落に身を寄せ、有力者や悪徳保安官との闘いに巻き込まれ、鮮やかに勝利し、一人無言で立ち去る。おまけに身を寄せた家の母娘からの思慕をも受けるというおまけつき。もはや字幕など読まなくてもストーリーは手に取るように読める。水戸黄門的な予定調和型西部劇が好きな人以外は観るべきではない。 好み20/50、演出7/15、脚本4/15、演技7/10、技術6/10、合計44/100→4/10点 
[DVD(字幕)] 4点(2011-09-12 23:12:20)
154.  バック・トゥ・ザ・フューチャー
完璧である。これぞまさに映画の楽しさが詰まった作品と言える。秀逸なのは、アイデアもさることながら各所に配された伏線が実に効果的で、何度もニヤリとさせられる。脚本の重要さを痛感させてくれる一本だ。各シーンについてコメントし始めるとキリがないのでもはや何も言わない。もし未見の方がいるようであれば言っておく(むしろ警告しておく)。観ないと人生損をすると。 好み50/50、演出15/15、脚本15/15、演技8/10、技術9/10、合計97/100→10/10点 
[DVD(字幕)] 10点(2011-09-12 23:10:09)(良:1票)
155.  ザ・ロック 《ネタバレ》 
かつて凄腕の英国諜報員だった囚人役のショーン・コネリーが老人になってもかっこいい!(この設定爆笑だよね)こういう高度な技術を持ったテロリストものが好きな筆者にはたまらない映画である。場面設定や演出が効果的な場面が多く、映画を盛り上げる。ハメル准将が妻の墓に別れを告げるシーンとか、シャワー室で敵味方が対峙するシーンとか、大統領が爆弾攻撃を決断するシーンとか、緑の発炎筒を上げるシーンとか。やりすぎじゃないかと思うくらいけれん味のある絵作りがしてあるがどれも好きな場面である。ニコラス・ケイジがいくらフェラーリ好きとはいえ、カーチェイスは少し冗長な感じがする。好み45/50、演出13/15、脚本12/15、演技8/10、技術9/10、合計87/100→9/10点 
[DVD(字幕)] 9点(2011-09-12 23:06:48)(良:1票)
156.  ロッキー 《ネタバレ》 
あえて言おう、この映画はボクシング映画ではないと。(シリーズ2作目以降はこの限りではない)ロッキーのテーマを聞くと体を鍛えたくなってウズウズするという人をたまに見かけるがそれはこの映画の本質を見ていないと思う。才能があるかどうかも分からずに社会の最底辺から抜け出せないでいる人々が、転がり込んだ幸運に戸惑いながらも必死に立ち向かおうとする孤独な、心の闘いの映画なのだ。無名の選手が世界チャンピオンに立ち向かおうなんて誰が考えても馬鹿げてる。筆者はあの音楽を聴くと悲壮感で胸が押しつぶされそうになる。そしてミッキーの「Stay Down!」で再び泣く。筆者は泣きたいときにこの映画を観るのだ。好み50/50、演出11/15、脚本8/15、演技6/10、技術7/10、合計82/100→8/10点
[DVD(字幕)] 8点(2011-09-12 23:03:28)(良:1票)
157.  しあわせの隠れ場所 《ネタバレ》 
実話のサクセスストーリーを好むアメリカらしい作品だ。それも里親から逃げ出した黒人少年が高給取りの象徴とも言えるNFLのスター選手になるとなればなおさらだ。アメフトのルールは知らなくても話は楽しめるが、もう少しマイケルのポジション「タックル」の補足があってもいいだろう。パス攻撃のときはクォーターバックを守り、ラン攻撃のときはボール保持者の進路を作る。そういったことが少しでもわかっていると、監督顔負けのリー・アンの指示がよくわかる。とにかく肝っ玉母さんのサンドラ・ブロックの演技が秀逸だが、マイケルを拾うときの必然性などいまいち展開が説明不足な感は否めない。マイケルが反則を受けそれに抗議した監督、普段はマイケルの体格に似合わぬ迫力のないプレーに文句を言ってばかりのこの監督が「選手たちはみな家族だ!」といってかばうこのシーンはグッと来るものがある。結果、マイケルはこのときからめきめきと頭角を現していくのである。好み40/50、演出13/15、脚本8/15、演技7/10、技術8/10、合計76/100→8/10点
[DVD(字幕)] 8点(2011-07-12 23:59:37)(良:2票)
158.  ブラック・スワン 《ネタバレ》 
技術は完璧だが官能性に欠ける主人公。新たなプリマとして抜擢され不安を抱えながら公演に向けて練習する中、自由奔放なソリストが移籍してくる…。正直、トレーラーを見てそのソリストとプリマを競う女同士のドロドロとした争いの映画かと思っていたが、本当のライバルとはどうやら主人公自身だったようだ。妄想か二重人格か、母親からの過度な期待と、そのソリストの持つ奔放さへの渇望に挟まれ徐々に提示されていく主人公の狂気。観てる方もどこまでが現実なのかあいまいになり恐怖感が増していく。 特殊効果はあまり好きではないが、初日公演で悪魔・官能の象徴である黒鳥を踊りきるときの主人公の変化はバレエに縁のない筆者でも鳥肌が立つ思いであった。 好み30/50、演出11/15、脚本10/15、演技8/10、技術7/10、合計66/100→7/10点
[映画館(字幕)] 7点(2011-07-12 23:21:57)(良:1票)
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