1581. ポセイドン(2006)
《ネタバレ》 カートラッセルが元消防士で、今回は水死ですかあ。ムゴイことするなあ。あのジイサンはリチャード・ドレイファスなのかあ。気がつかなかった・・・。途中の死ぬのかと思ったら生き残るし。原作知らない人が暇つぶしに見るにはいいのかな? [DVD(吹替)] 5点(2007-01-08 03:43:06) |
1582. 男はつらいよ 寅次郎純情詩集
《ネタバレ》 そもそもマドンナが最後に死んでしまうという設定が気に入らないのだが、マドンナも年齢的にちょっと違和感あり。寅さんにしても「花屋で所帯を」と思っていたらしいが、今回は恋愛というよりは情けの念の方が強かったのではないだろうか?まあでも今回のさくらの兄想い振りはシリーズ屈指ではないだろうか?さくらの演技が作品の水準を保っている感じ。 <追記>13年ぶりに再見。台詞上では「人はなぜ死ぬのか?」がテーマなわけだが、寅さんは「深く考えないほうがいいですよ、それ以上は」と回答する。これは名回答である。よって作品としては「人はどう死んでいくのか?」がテーマになっているとも言える。マドンナは『不如帰』の舞台で暗示されているように不幸な境遇ではあったが、死ぬ間際の1ヶ月間は寅さんと楽しく過ごせて幸せだったのかもしれない。ただし、それで人生の清算が出来たと言えるのか否か。今やメイン出演者の半数以上は死んでしまったが(現実には渥美清はこの20年後に死んで、京マチ子は令和まで生きる)、自分もいつかは死ぬ時が必ず来る。死ぬ間際の1ヶ月間をどのように過ごし、どのように死んでいくのだろうか?といった事を考えさせられる作品ではある。 [DVD(邦画)] 6点(2007-01-02 04:41:56) |
1583. 男はつらいよ 寅次郎頑張れ!
マドンナに華も存在感もないなあ。完全に大竹しのぶに食われてる。「寅さんは心のキレイな人」ってアンタいい年して鈍感すぎるよ。 下宿人がいる時は寅さん寝泊りする部屋が変わるので、利用する階段を別にしているってのは細かい演出だね。 <追記>13年ぶりに再見。確かに寅さんは心のキレイな人かもしれないが、聖人じゃないんだから下心はあるわけで。この辺はそれに気がつかない鈍感なキリスト者を揶揄しているようにも思えるが、信仰の有無に関係なくその気もないのにズルズルと関係を続ける人間一般に対しての批判なのかもしれない。そう考えれば、ラストの中村雅敏の痛烈な一言はメッセージ性が高いとも言えなくもない。 尚、本作から恋愛コーチ寅さんの役割が追加される一方、寅さん本人の恋愛要素や出番そのものが減るという転換点になった作品であるとも言える。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2007-01-02 02:56:52) |
1584. ボーイズ・ドント・クライ
「性同一性障害」への差別云々以前の問題で、要は付き合ってる人間達に問題があっただけの事。バカとはズルズル付き合わないでさっさと縁を切らないと。パトカーに追っかけられた時に気が付くべき。これはバカなアメリカ人の別に珍しくも無い事件じゃないの?よってストーリーが非常に退屈でくだらなくて、よくこんなの映画にしたなあって思う。ヒラリースワンクは「体当たり演技」ってだけで、素晴らしい演技というのとはちょいと違うのでは?という印象。 [ビデオ(吹替)] 4点(2007-01-02 02:49:00) |
1585. 北の零年
元々の話自体が地味でドラマ性がないので、登場人物の心意気に期待したのだが、どれも救いようが無く、夢も希望もありゃしない。人間の身勝手さなんて現実社会で嫌と言うほど見てるんだから、それをありのままに描いてどうすんの?って感じ。<追記>9年ぶりに再見。最初見た時は期待とのギャップが大きかったのかな。改めて見ると、人間の身勝手さを冷静に見られるようになった自分の変化を感じたのと、時代の変化に翻弄されてきた人々の苦悩という点に関しては評価してもいいのかな?という気もした。せっかく時間を費やして映画を見るのだから、できる限りよい点を探していくように心がけたい。それにしても、吉永小百合は配役での非難が多いですね。実年齢と見た目・雰囲気が定まらない故の宿命なのでしょう。もう年齢不詳にしてしまえばいいのかと。 [地上波(邦画)] 3点(2006-12-25 15:59:19) |
1586. 私の頭の中の消しゴム
もうちょっと2人の苦悩というか闘病生活みたいのを期待したんだけど、発病するまでが長すぎて、退屈した。あの不倫の設定はいるのかな?不倫駆け落ちに失敗してそれでも会社に居座る神経も良くわからないんだが・・・。不倫男も訳のわからない奴で、まあ殴られても仕方ないんじゃないの?全体的に話がグダグダしてる感じ。不幸な家庭に育った人間は幸せな家庭生活なんて信じてないから、中々結婚に踏み切れないってのは判る気がするけど。まあその固定観念も相手によって変わるんだろうけどね。韓国映画って土建屋が主人公ってパターンが多い気がするんだけど気のせい?まだまだ発展途上国なのかな?って印象。 [地上波(吹替)] 5点(2006-12-18 00:10:55) |
1587. 007/リビング・デイライツ
まあボンド役は頑張っているとは思うんだが、結局シリーズ物って何作かやって役を自分の物にしていかないとイメージが定着しないんだよね。 [地上波(吹替)] 6点(2006-12-17 23:47:19) |
1588. アラバマ物語
映画ヒーローNo1という事で期待して見たのだが、ちょっと拍子抜け。悪くは無いんだけど、これがNo1に選ばれるほど米社会は未だに病んでいるのか???私には父親として当たり前の事をしているとしか思えないのだが。まあその当たり前が中々できないんだろうけどね。私もコノ世が完全だと信じるほど理想家ではないし、社会の醜さや汚さを知ってるつもりだけど、でも映画の台詞で「それをいっちゃあ、おしまいよ」なんじゃないだろうか? [ビデオ(字幕)] 7点(2006-12-16 18:06:44) |
1589. 男はつらいよ 寅次郎物語
子連れのロードムービ的な作品で少々異色。子供との別れのシーンはちょっとクドイかな?あんなに怒らなくても寅さんらしくサラリとかわして欲しいところ。満男との柴又駅前のやり取りは名場面のひとつ。マドンナや、とらやとの面々との交流が薄いのが難点。 <追記>14年ぶりに再見。秀吉との別れのシーンは『シェーン』というか『遥かなる山の呼び声』のパクリだね。全体的には「人間は何のために生きるのか?」「幸福とは何か?」といったシリーズの普遍的テーマを全面に押し出しているものの、マドンナの存在が終始つきまとう五月みどりのせいでやや中途半端でバランスが悪く、全体的なまとまりに欠け作品に締まりがない。そもそも不倫中?で中絶経験まで告白されちゃあ、寅さんもノー天気に惚れるわけにもいかないしマドンナの設定としてどうなのかと。寅さんも仲間のために人探しをする無欲の善人になってしまっていて、御前様からは仏扱いされちゃうし、いつもの寅さんとは違う描き方なので、少々物足りなさもある。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2006-11-23 20:01:31) |
1590. 山の郵便配達
現在でも実際にこのような職業があるのかどうかわからないが、日本に暮らす自分には、ちょっと現実感がなくて入り込めないのと、特に父子の葛藤があってそれが打ち解けるという感じでもなく非常に単調で退屈であった。<追記>10年ぶりに再見したが、印象は変わらない。シミジミとした作品ではあるのだろうが、心に響かないのは文化の違いかな。隣国だし、その違いを理解する必要はあるのだろうが。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2006-11-23 19:55:51) |
1591. おばあちゃんの家
ばあちゃんって「恐いもの」という印象しかない私にはちょっと違和感有。普通はちゃんと教育するだろ?韓国の田舎生活がどの程度のものか知らないが、設定も極端でアザトイ感じ。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2006-11-12 12:30:40) |
1592. アイリス(米英合作映画)
《ネタバレ》 ベッドで夫が妻に過去の恨みから暴言を吐きますよね。ここでこの結婚は間違い・失敗だったんだなって思いました。そもそも2人がなんで結婚したのかもわからない。嫌な事に目つぶって結婚したが、結局はそれを忘れる事が出来ずに何十年も過ごしてしまった哀れな男の顛末としか思えない。まあ女の方は好き勝手でよかったんだろうけど。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-11-12 12:22:25) |
1593. 男はつらいよ 幸福の青い鳥
今回は寅さんがコーチにもなってないし、マドンナもマドンナになってないような・・・。長渕はタダのチンピラにしか見えないし。満男がモテモテなのがなぜか気になる。上海軒は実在の店で確か今でも営業してるんじゃないかな?肩パットのジャケットとケミカルウォッシュのスリムジーンズが昭和の末期を象徴しているなあ。 <追記>14年ぶりに再見。寅さんが大空小百合に惚れるわけにもいかないし、若い2人が惚れ合うのも違和感あるし、そもそも寅さんは2人には絡んでいかないし、色々とチグハグが目立つ。実際にコレがキッカケで結婚してしまうというオチもあるわけだが、その後長渕はクスリで捕まったりと作品を汚すような事もしているし、作中で流れる「キャスティングミス」をしてしまったように思える。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2006-11-06 04:17:18) |
1594. ジョー、満月の島へ行く
《ネタバレ》 ラブコメ・ファンタジーなんだから、まあ滅茶苦茶でいいんじゃないの? [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-11-06 04:03:29) |
1595. 男はつらいよ 柴又より愛をこめて
《ネタバレ》 今回は設定も中々よくて、マドンナも結構よかったと思うんだけど、川谷タクゾウが邪魔なんだよなあ。マドンナもホントにアレでいいのかよ?って感じもするけど。妻曰く、「結局堅実な方を選ぶんだよね」。俺曰く「寅さんがホンキ出さないからだろ?」 <追記>14年ぶりに再見。これは「女の人生」を描いた作品と言えるだろう。仕事一筋で恋愛もせずにアラフォーになってしまったマドンナと結婚はしたものの愛のない夫婦生活に嫌気が差しているあけみとの対比。各々に悲哀があって、両者の「相談相手」となる寅さん。結局あけみは問題の解決もないまま惰性で結婚生活する事になり、マドンナもある種の妥協的な結婚をする事になる。結局、女は寅さんのように自由人ではいられないという事だろうか。飛行場でのマドンナの台詞は結構印象的ではあるが、本シリーズにしては珍しくリアリズムが色濃く出ており救いのない結末とも言える。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2006-10-29 22:46:29)(良:1票) |
1596. ザ・ワイルド
サメをクマに置き換えた「ジョーズ」を山版って感じだけど、狭い船内と大自然との違いが緊迫感の違いなのかな??? [地上波(吹替)] 5点(2006-10-29 22:40:21)(良:1票) |
1597. 容疑者 室井慎次
地位・出世に邁進する上層部、金の亡者の弁護士、正義と真実を求める室井、という構図は「あなたはどのタイプですか?あなたの大事なものはなんですか?」(まあ世間的な割合は3:6:1かな?って思うけど)と見ているものに訴えかけているようでまあ判りやすくていいのかな?で、室井を応援しながらも実生活では地位や出世や金のことばかり考えて生活している観客は、せめて映画の世界では正義と真実を求める主人公にズバッとやって欲しいわけですよ。で、この結末じゃ何となく残尿感が残るんだよね。 [地上波(邦画)] 5点(2006-10-23 02:31:50) |
1598. 男はつらいよ 寅次郎恋愛塾
島を出るまでの展開はけっこうよかったんだけどね。樋口可南子は結構好きな女優で期待したんだけど、本作品では存在感が今ひとつ。あと、平田満が目立ちすぎだな。沢田研二の場合は興行的に仕方なかったとしても、恋愛指南のパターンは盛り上がらないな。 <追記>14年ぶりに再見。マドンナが若すぎて応援にまわるパターン。中心テーマは所謂「インテリ批判(揶揄)」なのだろうが、内容的は過去作品の焼き直し的だし、不釣合いな2人が上手くいくという展開にも違和感がのこる。また、耶蘇教系の文化ギャップも過去にあったがマドンナにあまり信仰心が感じられず、不発に終わっており総じて凡作である。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2006-10-22 23:11:15) |
1599. ポセイドン・アドベンチャー<TVM>(2005)
TVの2時間枠(賞味100分?)でも冗長で退屈な感じがしたのだが(見ていて何度も「ごちゃごちゃ言ってないで、とっとと逃げろよ!」って突っ込み入れてしまった。)、オリジナルは180分???カットされた80分が気になるような、どうでもいいような・・・ [地上波(吹替)] 4点(2006-10-17 00:46:26)(笑:1票) (良:1票) |
1600. 交渉人 真下正義
《ネタバレ》 「新幹線大爆破」がモチーフと聞いていたので期待していたのだが、「新幹線大爆破」と比較してしまうと見劣りするなあ。導入は割りとテンポがよかったように感じるのだが、段々ダレていく感じ。結局、犯人像が明らかじゃないので盛り上がらないし、電車に客も運転手もいないからパニックにもならないし、ユースケは交渉じゃなくて、クイズのやり取りしてるだけだし、謎解きもネット検索してるだけだし、木島というのは何もしていないというか邪魔なだけだし。高倉健・宇津井健・丹波哲郎・千葉真一等々と比較すると明らかに役者不足で、チープになってしまうな。 [地上波(邦画)] 4点(2006-10-15 03:26:39) |