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コメント数 1648
性別 男性
自己紹介 基本的に3~8点を付けます。それ以外は、個人的に特別な映画です。

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1601.  クライモリ デッド・リターン 《ネタバレ》 
まあまあの前2作に比べ、一気にポンコツホラーと化した。いい加減なシナリオ、安っぽいショックシーン、延々続く登場人物たちのどうでもいいゴタゴタと、見飽きた凡作感に満ちている。
[DVD(字幕)] 3点(2019-11-30 01:17:17)
1602.  ドラゴンクエスト ユア・ストーリー 《ネタバレ》 
フルスペックのCGアニメを邦画で本気で作ったらどの程度の出来になるのかが気になって鑑賞。CGの造形自体や、質感・背景のつくり込み等はディズニーにも左程引けを取らないが、表情や細かい動きなどが少し劣る印象(動きがどれもカタい(ロボットぽい)のが気になった。あと、日本語のリップシンクも見慣れないだけかもしれないが、これもやや違和感がある。)  問題は話の内容の方だが、元がゲーム1本分のシナリオなんだから2時間に収めようとしたらそりゃダイジェストっぽくなるのは致し方無く、そこは寛容に許してやろうとも思ったのだが、急展開からのラストは個人的には「万死に値する」「お終いで台無しな」「意味不明の」代物と言う他ない。確かに、軽ーくダイジェスト流してきてラストも魔王をあっさり倒して終わりだと、鑑賞後感が相当に残念になるのは否めないが、だからと言って…CGアクションも意外と良いので、率直にガッカリ。  一点、一人だけ演技凄いなあと思った悪玉が、声優でも何でもなくて吉田鋼太郎だった。吉田氏の凄さを実感すると同時に、声優起用したがらない監督の気持ちが少し理解できた。
[映画館(邦画)] 3点(2019-11-28 00:01:22)
1603.  ロボコップ3 《ネタバレ》 
3作目は全然ロボコップの話ではない(オムニ社vs一般市民)。そもそもの話の大枠に非常に疑問がある上に、細かい展開運びや演出も随所で?だらけで、シナリオはハッキリ言って極度に不出来(特に許せないのが、若いお姉ちゃんとリプレースしたいがためにアン・ルイスを無駄かつ謎に殺した点)。アクションも実に平凡。一撃必殺のシリーズクラッシャーと言える。
[インターネット(字幕)] 3点(2019-11-27 23:35:53)
1604.  愛の嵐 《ネタバレ》 
正直面白くないし、サッパリ訳分からん。男と女の関係性にも行動にも必然的な原因・理由が見当たらず、物語が全く繋がっていかない。これは、裏には明確な設定があるのだけど演出はワザと曖昧にしていると言うよりは、(収容所で出会った男(看守)と女(囚人)の倒錯愛という)大まかなコンセプトだけは決まってるけど後は適当、という事の方だと断言する。  コンセプトが文句無しに非常に魅力的でワクワクする代物である分、この陳腐な仕上りは極めて残念に思う。結局の所、ランプリングの美貌と演技(薄っぺらい物語に深みと含蓄をももたらすかの様な)の出来が標準以上なだけで、言っちゃあ芸術性の面すら実は平凡(音楽も妙に田舎臭いし、画的な部分の質も(件のシーン以外は)至極微妙に思う)。見所はランプリングのみの凡作。
[ブルーレイ(字幕)] 3点(2019-11-27 22:54:36)
1605.  ハネムーン・キラーズ 《ネタバレ》 
嫉妬に狂った不機嫌なデブスが終始画面に映りまくるというこの上無く不快な映画(機嫌が良いのはなんか食ってる時だけ)。男も何故こんな女を連れているのか、全く理解に苦しむ。  話の内容はほぼ実話なのだが、身勝手極まりない詐欺・殺人の雨アラレで内容面でも極めて不快。映画としても観るべき演出・演技も皆無で、凡作と言うほかない。これは正直、わざわざ観て損した。
[DVD(字幕)] 3点(2019-11-23 12:01:36)
1606.  カルメン(1948) 《ネタバレ》 
ヴィダー監督が『ギルダ』に味を占めてつくった続編だが、オペラでいう所のミカエラやエスカミーリョはほぼ出て来ず、完全にカルメンことリタ・ヘイワースの魅力に頼り切りな内容の薄さ。リタ嬢は決して悪くはない出来栄えなのだが(踊りとか、あと美脚を妖艶に魅せつけるシーンとかも良い)、如何せん他に良い点が無く、非常に退屈。直接的な濡れ場が全く無いのも正直痛すぎる。
[インターネット(字幕)] 3点(2019-11-23 11:46:11)
1607.  ISOLA 多重人格少女 《ネタバレ》 
様々な疑問点や繋がらない展開運びは挙げるだけキリが無いが、要は、恐らく原作は「もっとちゃんとしてる」所を、大人の都合で90分のコンパクト映画にしなくてはならず、結果としてこう成り果てたという事なのだと思う。  一点だけ、エンパスの木村佳乃(実はコイツが一番凄いと思うのだが)も、13面多重人格者の黒澤優も、結局のところ単に「傍観者」でしかないという(風に見えてしまう)全体の構成は流石に如何なものかと思う。その他はまあ普通に出来が悪い。演技面では石黒賢はそこそこ、黒澤優は可愛いだけで演技らしい演技は殆ど無い。
[インターネット(邦画)] 3点(2019-11-23 02:25:52)
1608.  ザ・ファブル 《ネタバレ》 
原作未読。だが、どうにも原作の設定の映画への落し込みや全体の展開運びがはっきり言って非常に雑なようで(多分、漫画を読んでる客しか相手にしてない気がする)、私のような一見さんには正直訳分からん映画になってしまっているように思う(誰がナニで、何をどうしたいのかがサッパリ分らん。殊に木村文乃のアレコレ)。  分量的にはメインコンテンツなアクションも、これもつくりが非常に適当(至近距離で銃を撃ちまくるのを避けまくるとか)。岡田准一の個性的な演技(というか顔芸)だけはそこそこだが、全体的にはかなり駄作。意味の無い芸人の起用などは凍えるほど寒い。
[映画館(邦画)] 3点(2019-11-23 02:08:15)
1609.  13日の金曜日PART2 《ネタバレ》 
(殺人鬼としての)ジェイソンが初登場するが、こいつがまた大して怖くも強くもカッコ良くもない(被ってるのがホッケーマスクではなくズタ袋なうえ、体形も妙にヒョロい)。前作同様淡々と殺害シーンが続くだけで、正直あんまり面白くもない。ラストにまた吃驚シーンがある。
[DVD(字幕)] 3点(2019-11-21 22:37:28)
1610.  13日の金曜日(1980) 《ネタバレ》 
殺害シーンが淡々と続くだけで、あんまり怖くも面白くもない。肝心のスプラッタ要素が実は大したレベルではない(まあ時代も古いし当然と言えば当然なのだが)。ラスボスも雑魚い上に凄みも無い。一番最後だけはちょっと驚いたが、それだけ。知名度だけは凄まじいが、実は凡作。
[DVD(字幕)] 3点(2019-11-21 22:35:45)
1611.  らせん 《ネタバレ》 
全く怖くないホラーと3流のSFを足して2.5で割った、という感じ。別に演出や演技が殊更に悪いとは感じなかったが、内容的にはこの変な世界観しかないという中で、それだけでは流石に映画としては完全に物足りない2時間になってしまう。超の付く駄作。
[DVD(邦画)] 3点(2019-11-21 00:12:19)
1612.  着信アリ Final 《ネタバレ》 
堀北真希と黒木メイサが虐められっ子という違和感しか無い状況は置いといて(メイサはどー考えても虐める側だろと思う)、虐めっ子大虐殺のネガティブなカタルシスや、転送ルールによる呪いの連鎖のパニック感は決して悪くはない。ただ、全編通して極めてチープかつ適当なホラー描写の質の低さと、終盤のタルい上にイミフな展開運び、何より、皆でメールすると悪霊が倒せるというトンデモ(はっきり言うが、パソコンをフリーズさせんのすら無理だと思うぞ)には虚無感しか感じない。こんな低級映画を韓国に売ろうとして媚びるのはやめてくれ。
[インターネット(邦画)] 3点(2019-11-20 21:30:11)
1613.  ムカデ人間3 《ネタバレ》 
3部作の集大成は、またアイデア一発の映画に逆戻り。500人のムカデは壮観だが、他の中身はほぼほぼ無い。超の付く駄作。
[DVD(字幕)] 3点(2019-11-19 21:01:08)
1614.  呪われた修道院 《ネタバレ》 
ナンスプロイテーションというジャンル自体は、70年代を通して流行して⇒で80年代に入って急速に衰退した…てコトだと思うので、ワリとそのジャンル終盤に於ける作品…というコトになるのかと思います。で、監督があの(節操の無い・恥知らずな・The 劣化コピー機&B級ホラー界の面汚し、な~んて)ブルーノ・マッティ a.k.a ヴィンセント・ドーン(他)なんで今作もやっぱ当時の流行りホラーのパッチワーク的なコトにも(また)なってもーてますね(+その上でのナンスプロイテーションだと)。大まかに言うと、舞台が修道院な『サスペリア』すね。殊に、ショックシーンの画ヅラに赤を多用してるトコなんかと、あといちおう全編通して謎・トリックが仕込まれていて⇒でソレが部分的にはやや不可解なトコロも、でしょーか(⇒コレは、イタリア製宜しくジャーロ風…と言っても好いヤツかも)。んで他方、ショック描写の部分的なトコロは例えばフルチだったりロメロだったり、あと話のキモ or トリックの部分は少し『オーメン』ぽかったりもします。まあ、全体としては別に全然面白くはない平凡な作品だとは思います(⇒ケド、確かに大いに時代相応+時代っぽさ・時代の風ってのを感じられる作品だ、とも)。  しかし乍ら一点、極めて意外で失望だったのが、今作て(こんな感じなのに)エロがほぼ入ってないのですよ。で、こちとらソレを多少は期待して観てるんで(⇒ナンスプロイテーションてそーいうヤツでしょ!)だから裏切られてとてもとても哀しいので更に一点引いておきます。やれやれ…
[ビデオ(字幕)] 2点(2023-08-30 09:40:52)
1615.  ハウス・シャーク 《ネタバレ》 
あの『ジュラシック・シャーク』『デビルシャーク』級…とも風の噂には聞いていたのですが、その手合いに比べれば全然チャンとした映画ではありましたね(勿論、あの連中に比べれば、ですよ!)。でも、根本的にストーリーも一貫してますし、主役も3人誰が誰だか分かる状態で最初から最後まで出続けますし、んで彼らの(劇中での)本職・実際のキャラ・武器その他&サメ映画としての展開運び、も含めて『ジョーズ』をかなりキッチリと明確にオマージュした作品でもありますし、他にも観てると色んな名作映画の香りが其処彼処で微かに匂い立つコト…も踏まえると、何となく監督自身が好きな映画を自分でも撮ってみたくなったからだよ!とまで思えましたかね(+コレも何となく、監督の年齢も分かっちゃいそーな気がするな…とも)。  しかし「無能な働き者」のハナシだ…とまでは言いませんが、モチベーションと方向性を持って頑張ってつくったから好い…というワケでねーのもまた確かでして、まず一つ、第一に期待したトコロの「ハウス・シャーク=家の中にサメが!」というコンセプトの達成度は、正直ゆーて精々3%くらいかと思います。ジャケ写の様な画ヅラは(当然の如くに)影も形もありませんし、壁や天井をブチ破る派手なシーンも在ったか無かったか分からないレベルで、唯々サメの「着ぐるみ」が家ン中をうろついてるという映画…でしかなかったのですよね。。(モンスター=恐怖の対象としてはナニもかもが「ヌルすぎ」ですね。。)二つ目、全編通しても特に「下半身」の方面の全方位に対して極度に品性下劣な映画…でもありましてですね。。(好きくない。。)  そして何より、ココに関しては最初に述べた2作品=映画史に輝く極・超・最底辺サメ映画、にも明確に大幅に激烈に劣る!とゆーのが、シンプルに尺が長すぎるんですよこのサメ映画……百億万歩譲って、ハウス・シャークの存在が明確になって⇒かつ主役3人がグダグダを極めながらもタッグを組んで恐怖の家に踏み込んでゆく…迄が1時間掛かるのは(ホラー愛好家の端くれとしては)好しともしますよ。でも、そっから先が何故にまた50分も掛かるのでしょーか?この50分に関しては全てのシーンが(また当然の如くに)下らなすぎ、そしてどのシーンも揃って同様に冗長で長すぎ・タルすぎなのですよね。。結論、ひとつダケ、せめてこの後半がこーじゃなかったら=50分じゃなくて半分の25分に圧縮されて居たなら、たぶんもう1点は高く付けたかな、と思いますかね。。
[インターネット(字幕)] 2点(2023-05-25 23:35:28)
1616.  ゲロゾイド 《ネタバレ》 
原題ではありませんが英語タイトルにしても、かつ内容(とゆーか演出の諸々)にしてもやはり『死霊のはらわた』を相当に意識しているヤツですね。特に、地を這うかの様な悪霊目線のカメラワークとか、そしてその悪霊?のチープながら生理的嫌悪を催すグログロな見てくれとか…にその「パクリごころ」が全く隠しきれてない…と言いますか。しかし、観終わるととにかく「それだけ」の映画だったとゆーか、唯々『死霊のはらわた』ぽく+あとは流れで…位しか企画書に書いてなかったんじゃねーか⁉とゆーか、実にごく高度に「やっつけ」なホラーの仕事だと思われましたね。ストーリーは当然の如くに皆無・空虚ですし(⇒コレを元ネタリスペクトだとはワタシ認めませんよ!)何より肝心の終盤30分のショック展開にも明確なる意図やコンセプトが全く見出せませんのですね(=「やりたいコト」ってのが何処にも見当たらぬ…)。よしんばやっぱし、ソレは敵方の主役の(ジ・Oみたいな隠し腕を備える)妖怪女だった…としたトコロで、翻ってじゃあ何故にソレがこーいう取り留めの無い展開運びになってまうのでしょーか?と。。ロケ地がまあまあ風光明媚+レトロで好い感じだからソレを活かしたシーンとゆーのが無くもねーのですが、個人的にはソレすらもまた「やっつけ」だなあ…と思われてしまいました(思い付きだろ!と)。画質が激ワル+単純に暗くて分かり難いシーンが(特に終盤は)多すぎる、というごく物理的な事情も含めて、ちょっと低めに寄せたこの評価としてしまおう…と思います。残念作。
[インターネット(字幕)] 2点(2023-05-25 23:19:11)
1617.  悪魔のかつら屋 《ネタバレ》 
確かに、ホラーだと偶に結構在るんですケド「ああ、このシーンが撮りたかったんだな…」≒「他は正直全部どーでも好い=取って付けなんだな…」という現象なのでして、まあゆーてハーシェル・ゴードン・ルイスってのは何なら全部そーだ、とも言えるのですケド、今作は中でもソレが際立ってる…というヤツですかね。ショックシーンは計4回(犠牲者の女性3人+オーラス)で、ソレ以外のシーンは本当にマジでドコまでもひたすらにどーでも好い…のですケド、にしてもナ~ンだコレ?という超・陳腐で激・くっだらないシーンばっかなのですよね。逆に、ソレが(も~シュール・コメディばりに)ちょっと笑えちゃう…て始末なのですわ。  件の探偵ごっこの(失笑せざるを得ないという意味での)微笑ましさも然るコトながら、続く劇中映画シーン=こんな史上最高レベルにつまらない映画の中でソレよりも更につまらない映画を表現するという高度なメタ芸術、は久方振りにも~エド・ウッドの「風」をすら私に感じさせてくれましたよ(『グレンとグレンダ』以来のアヴァンギャルドっぷり)。あと、ま~た本当に何の意味・脈絡も無くレース場のシーンが挿入されたりするのですケド、コレも何故だか「夜」なのですよね(だから正直、車もナンもよー見えん…という)。コレとて何故に単に昼のレースを撮らなかったのか…とも~一晩は問い詰めたいです。  もう一つ、その女性殺害シーン3回についてもよ~く観ると、コレ場面の順序と画角が全部同じなのですよね(応接間⇒作業場⇒現場の倉庫のドア外側⇒ドア内側⇒作業台でのメインのスプラッタ、が全部カメラ位置が同じ…)。私もよーやく気づきましたがコレってハーシェル・ゴードン・ルイス「流」だったのですね(⇒だから『血まみれ農夫の侵略』でも全く同じコトをやってたのは立派な「オマージュ」だったんだな、と)。う~ん要らないと思うケドな~そーいうこだわり…(もっと違う人の違うモンを参考にせーよ…と)
[DVD(字幕)] 2点(2023-01-22 19:32:02)
1618.  ターミネーターX<OV> 《ネタバレ》 
安直なタイトルですが、観てゆくと少なくとも終盤までは『ターミネーター』つーよりは明らかに『マトリックス』に近い感じ(モチロン「どちらかと言えば」の話ですよ)なのですね。年代的なコトもあるのでしょう。ただし、ラスボスは明らかにターミネーター(のバッタもん)ぽいし、終わり方もソッチ寄りですかね。まあ、どっちにしろ元ネタに比肩する…なハズも全然無くて正にC級!というレベルのクオリティです。例えばホラーとかなら、このレベルの低予算でもやり方次第ではナンとかなるコトも(稀に)あるのかも知れませんが、これがSFとなるとやっぱチョイとキビシイ…というよーにも思います(どーしたって世界観とか、或いはコミュニティ全体のパニック感とかでボリュームを感じさせないと雰囲気が出ない…て場面が出て来がちで)。  主人公その他も決して好くはないですが、おそらくモーフィアスのポジションな黒人の兄ちゃんがまたちょっと酷かったすね。ナニを言ってるのかも終始分からんし、謎の人物感もまるで無いし、見た目的にもモーフィアスつーよりはむしろ『ブレイド』の方だったですかね(んでもってオーラスでも弱くてまるで役に立たないし)。
[DVD(字幕)] 2点(2022-03-22 00:00:15)
1619.  死霊のいけにえ(2000) 《ネタバレ》 
定期的に記憶を整理しとかないと都度こんがらがる、とゆーのがあるのでして…   ・『悪魔のはらわた』:ポール・モリセイ(アンディ・ウォーホル)のシュールで変なホラー。 ・『死霊のはらわた』:サム・ライミの出世作。散々シリーズ化・リメイクもされてる良作。  ・『悪魔のしたたり』:ジョエル・M・リードのクソオブクソオブクソ映画。史上最低映画の最有力候補の一つ。 ・『死霊のしたたり』:ユズナ&ゴードンの良作コメディホラー。こちらもシリーズ化。  ・『悪魔のえじき』 :公開時は『発情アニマル』というタイトルだったリベンジスリラーの佳作。最近リメイクされてる。 ・『死霊のえじき』 :ロメロ(旧)三部作の三作目、原題『デイ・オブ・ザ・デッド』のこと。  ・『悪魔のいけにえ』:トビー・フーパーの出世作にして史上最高のホラー映画の一角。死ぬ程シリーズ出続けてる。 ・『死霊のいけにえ』:???   ※調べると他にも『悪魔(死霊)のシスター』とか『悪魔(死霊)のささやき』だとか、こーいうのは結構色々ある。  ※余談だが『悪魔のシスター』はデパルマのそこそこな有名作であり、私はこれを観ようとして『地獄のシスター』という全くの別作品を観てしまったことがある(『死霊のシスター』は割と最近の完全なる別作品であり、『死霊館のシスター』のバッタもんなのは言うまでもない)。  ※これも余談だが、アンドレアス・シュナースの代表?作『ヴァイオレンス・シット』シリーズも邦題は『悪魔のえじき』を基本としている(『悪魔のえじき+~』みたいにサブタイトル付くけど)。まあ、どれもどーでもよい出来ではあるのですが…   戯言・冗談はさておきまして、本題は今作『死霊のいけにえ』である。これまた割と最近、同じタイトルの別作品が出て来てしまっていることもあり、上で挙げた作品の中では格段に印象が薄いのも事実であろう。ただ観てみると、ある意味今作を「無かった」ことにしてこのタイトルを別作品に付けちゃった理由もすぐに分かるとゆーか、そもそも何故に今作にこのタイトルが付いているのかもすぐに分かるとゆーか、今作は一言で言うと『死霊のはらわた』の何十番煎じかのひとつ、でしかない(それもごく最低レベルの、という)。  個人的見解としては、殆ど丸パクリなのだからせめて元ネタの精神(スピリット)、つまり「グロ描写はあくまで派手に、それ故のチープさ・粗さはカメラワーク・見せ方といったトコロのテクニックでカバーする」というコンセプトは継承しておいて欲しい(でなきゃ「意味」が無い)と思うのです。今作はソレが全く出来てないのですよね。監督さんよ、お前さんはいつもどーいう心構えで他のホラーを観てるのか、と。(根本的に)中身の無いホラーを表面的に観て満足する、なんざまるでプロでも何でもないですよ、と。色々と「キビシイなあ~」と思っちゃう一作でしたすね。
[DVD(字幕なし「原語」)] 2点(2021-07-17 12:33:32)
1620.  ナイト・アンド・ザ・シティ 《ネタバレ》 
コ・レ・は………名作リメイクというジャンルとしては、私が嘗て観てきた作品の中でも実にワーストかも知れません。何がしたかったといって、傑作フィルム・ノワールであった元ネタの「良かった点」というモノをひとつ残さず全て念入りに擦り潰してやったぜ!とでも言いますか(ワザとやってるとしか思えないレベル)。何ですかね、今作のスタッフはジュールズ・ダッシンになんぞ恨みでも有ったのですかね?  元ネタとの比較、という観点を含め、突っ込みドコロは余りにも多すぎてとても拾い切れません。3つだけ言わせて下さい。  ①要するに、戦後直後のハナシを90年代に持ってきたというのがそもそも無理筋すぎる、というのが最大の敗因だといって過言でないのでしょーが、ボクシング興行で一花咲かせよう、という大元の部分にとにかく今どき無理がありすぎます。どだい、カネが足りない!つーて数千ドルの調達に悪戦苦闘してるようでは、儲けだって高が知れています。何をそんな小銭稼ぎのお遊びに必死になってるのだろう、というコトに加え、そのささやかな企てすらデニーロの手際が悪すぎて最初から上手くいく気が全然しないのですよ。あの手この手で何とか一攫千金が目の前に…という状況なくして一体何のスリルが生み出せると思っているのでしょうか?  ②フィルとヘレンというのは、元ネタでは「如何にもな脂ぎった金持ち」と「そんな夫が死ぬホド嫌いだけど夫と別れたら生きていけない女」でした。これも今どき(90年代)そんな夫婦はそこら辺にゃ居ないだろ、とは言え、そこの設定を崩してしまったらヘレン側のお話は全く成立しないというのは誰にでも分かるコトです。今作はそれをやっちゃってる、というか、これならヘレンはハリーと仲良く裏工作など企まずに、とりあえずただフィルと離婚すれば好かっただけなのではないのでしょーか?ヘレンについてはもう一点、彼女のキャラクターを元ネタのジーン・ティアニーの役とミックスしてしまったことにより、キャラとしてのキレ・凄みがまるで失われてしまってるのも非常に残念に思います。  ③何より私が一番致命的だと思うのは主役のデニーロです。全体の出来が悪すぎて、彼の出来自体が良かったのか悪かったのかを論ずる必要があるとも思ってないのは確かですが、ハリー・ファビアンというのは要するに「詐欺師」の属性なのですから、軽薄で、口(だけ)が上手くて、無駄に愛嬌を振りまく三枚目の風情を纏っていなくてはならない人物です。前述どおりデニーロ自体の出来が悪かったとか成立してなかったとか言うつもりも無いのですが、これは流石にちょっとミスキャストが過ぎるでしょ、とも思います。結局今作はややコメディタッチに終わらせるという方針を採用していますが、であれば尚更、もっとフツーにコメディアン系統の役者を使うべきだったと私は信じて止みません。  もし、こんな本作を観たいという人が居るならば、一点だけ忠告させて下さい。必ず元ネタから先に観てください。一番やってはいけないのは、本作がつまらなかったからといって元ネタを観ない、ということです(それは貴方の人生の価値の喪失に他なりません)。更に、元ネタと本作を見比べることによってリメイクという映画ジャンルについてのある種の知見というものが深められる、その部分に、本作が製作されたことの価値というものが生じてくる、のではないかと思っています。
[DVD(字幕)] 2点(2021-03-07 02:58:23)
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