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プロフィール
コメント数 2260
性別 男性
ホームページ https://twitter.com/BM5HL61cMElwKbP
年齢 52歳
自己紹介 あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

2024.1.1


※映画とは関係ない個人メモ
2024年12月31日までにBMI22を目指すぞ!!

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1621.  検察側の罪人 《ネタバレ》 
法で裁けない罪人を私刑に処すという考え方自体は(それが許されるかどうかは別にして)理解出来ます。『必殺仕事人』制度。いわゆる主水スタイルですね。本作の場合も、口パッツ男・松重がかつて犯した罪を告白した時点で、仕事人に任せれば良かったワケです。主人公には裏社会へのコネもありました。しかし、彼はそれを良しとせず、別件の罪を着せてまで司法の力でヤツを裁くことに拘りました。何故でしょうか。ただ殺すのでは生ぬるい?それも確かにあるでしょう。しかしそれ以上に、自らの力(検察官の立場)で憎い奴に鉄槌を下すことに魅力を感じたのでしょう。何の事は無い。単に公権力を使った私刑です。この場合、困るのは現在捜査中の事件の犯人の処遇。そうだ、こちらの事件の犯人は俺が殺しちゃおう。有力容疑者が消えれば松重を犯人に仕立て上げられるし、真犯人にも罰を与えられる。一石二鳥じゃん、と。傍からみれば無茶苦茶な理論です。公私混同もいいところ。検察官が持つスペシャルな権力と「正義」という魅惑的な概念が、主人公を狂わせたと考えられます。実はこれ、誰の身の上にも起こり得る事象です。『業務上横領』が発生する構造と同じ。“慣れ”とは本当に怖いことです。ですからドラマの肝は、主人公が“超えてはならぬ一線を超える心理経過”にあったワケですが、物語上の処理は実に淡泊で、あれよあれよと言う間に主人公は罪を重ねていきます。残念ながら物足りません。これは“既に主人公が壊れていた証”とも言えますが、置いてけぼりを食らった感覚は拭えません。何気にスゴイと思うのは、木村拓哉の代表作『HERO』久利生公平のイメージをスポイルする可能性がある本作を、キムタクが引き受けたということ。一昔前の映画俳優なら絶対にNGだったでしょう。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2019-06-30 17:58:01)
1622.  ジョン・ウィック 《ネタバレ》 
『復讐もの』と耳にしておりましたが、敵討ちに伴うカタルシスはありません。愛車と愛犬を奪われた主人公が、単純にブチ切れただけに見えます。多少穿った見方をするなら、この機会をいいことに本来自分が居るべき“闇の世界”に戻ったという感じでしょうか。復讐劇というより、一般的な『クライムアクション』という括りの方が適当でしょう。さて、本作で致命的なのはジョン・ウィックのキャラクター。彼に、殺し屋としてのカリスマ性は感じられません。シュワちゃんやスタローンのような問答無用の肉体美もなければ、ジェイソン・ステイサムのようなキレキレな格闘スキルも、リーアム・ニーソンのような圧倒的な渋さもありません。何というか、要するに髭面のNEOなんです(特殊能力はナシね)。マフィアのボス曰く「あいつは必ず仕事をやり遂げる。鉛筆で3人殺したんだ」なんて煽り文句が出てきますが、鉛筆は立派に凶器ですし(ただしHB以上の硬さの場合)。確かに射撃能力は抜群ですが、いくらなんでも無双過ぎやしませんか?まるで桃太郎侍を観ているような錯覚を覚えました。それなら、それで、ジョンに早押ボタンを押させて「○リングルス!」くらい言わせればエンタメとして成立したと思いますが(嘘です。しません)、荒唐無稽なアクション続きでは本物のスリルを味わう事は出来ません。しかも彼、一度敵に捕まってましたよね。何故殺されなかったかって?そりゃ主人公だからですよ。2作も続編が創られるくらいですから、どこかに魅力はあるのでしょうが、私には解りませんでした。普通の映画です。
[CS・衛星(吹替)] 5点(2019-06-25 17:59:49)(良:1票)
1623.  スマホを落としただけなのに 《ネタバレ》 
『セフレ』のホルダーを作れる男に憧れます。嘘。  後日談でも何でもありませんが、タイムリーにも先週末スマホを落としました。しかも旅先で。気付いた時には洋上で2時間半身動き取れず。そりゃあもう焦りました。それでも船に備え付けの100円公衆電話で利用停止依頼をしたり、位置情報を検索したり、心当たりの施設に連絡したりと、出来る範囲の対応が出来ました。公衆電話って有難い!皆様もスマホの紛失にはくれぐれもご注意ください。ちなみにスマホは無事戻ってまいりました。警察に届けてくれた方、本当に有難うございました!!
[DVD(邦画)] 5点(2019-05-20 21:25:17)(良:2票)
1624.  名探偵コナン 紺青の拳 《ネタバレ》 
二女(小4)の付き添いで劇場鑑賞。シリーズに対する知識や思い入れ等ない立場での感想であることをご了承ください。また一番投稿もご容赦くださいませ。  TV放映されていた『ゼロの執行人』をチラ見して、あまりの大人向け路線に度肝を抜かれていた矢先に本作を鑑賞したのですが、先述の作品程ではないにしても、かなり大人観客を意識したつくりであったのは間違いありません。というより、子どもに対する配慮が薄いというか。冒頭から延々字幕。確かに映画館内の客層をみれば特に問題無いのかもしれませんが、子ども向けを堅持しつつ大人をも満足させることを目指している『ドラえもん』や『クレヨンしんちゃん』等の長寿アニメシリーズとは明らかにスタンスが異なると言えましょう。今回の舞台はシンガポール。通常TV放送よりスケールをグレードアップするあたり、いかにもTVドラマの劇場版という感じですが(キムタクの『HERO』みたい)、その為にレギュラー陣の出番が削られたのでは意味が無いような。確かにスペクタクルは割り増しですし(世界的にも有名なあの建物の“アレ”を絶対に落としたかったんですよね!)、劇場版ならではの特別感はるものの、本来メインであるはずのサスペンスやミステリーとしての面白味は弱く、何よりレギュラー、ゲスト共にキャラクター造形に魅力を感じませんでした(金持ちばかりでいけすかない!!)。一見さんの大人観客を満足させるのは難しいかもしれません。ただし、ファンにはファンならではの見方があるのでしょうし、あくまでニワカの参考意見という扱いでお願いします。
[映画館(邦画)] 5点(2019-05-02 16:58:48)
1625.  ひるね姫 ~知らないワタシの物語~
岡山弁のJKは最高なんじゃあ。(千鳥ノブ風に)
[DVD(邦画)] 5点(2019-04-25 19:46:51)
1626.  劇場版 SPEC~結(クローズ)~ 漸(ゼン)ノ篇 《ネタバレ》 
3週間をかけて、スペックシリーズ一気鑑賞したので感想を書きます。シリーズ完結編・前半戦ハイライトは、やはりゴリさん係長殉職の件。後半怒涛の展開の中では埋没してしまったでしょうし、愛すべき係長に敬意を表する意味では、一応分割した意味はあったかと思います。本作単独での評価は、ほぼ意味を成しませんので詳細は後半の方で。
[DVD(邦画)] 5点(2019-04-20 09:23:04)
1627.  ラプラスの魔女 《ネタバレ》 
コレはアレですね。サイエンスを装ったオカルトと解します。ただし“予知”ではなく“予測”とのスタンスは一貫していますので、様々な超現象にいちいちツッコミたくなるというか、フラストレーションが溜まるというか。その最たるものはクライマックス、廃墟へのダウンバーストの件。そんなに都合良く因縁の施設へピンポイントで気象災害が降りかかりますか?すずちゃんのブーメラン紙飛行機にしてもそう。紙飛行機を飛ばすタイミング、角度、力加減が分かったとしても、実行する技能が無ければ絵に描いた餅。正確無比なコントロールが必要な神業です。この制球力があればメジャーでピッチャーが務まりますがな。というワケで、どう考えても『スペック』か『Xメン』カテゴリーの作品だと思われます。もちろん、だから駄目というコトは全然ありません。ファンタジーと割り切って観ればOKです。それよりも深刻なのは、主人公の影の薄さ。国民的アイドル『嵐』の人気メンバーを主演に据えてこの扱いはどうでしょうか。教授を狂言回し的に使うのはアリですが、それなら櫻井くんでなくても良いワケで。正直、志田未来ちゃんの方が余程存在感がありました。何時の間に大人の女性になったのかとビックリ。というか人妻になられておられたのですね。誤解を恐れずに言えば、エロいんです。毛量の多い黒髪に、印象的な眉毛のクッキリお顔。そしてフェチにはたまらん白衣の研究服。私的には、本作は櫻井くんでも、すずさんでもなく、志田未来さんの魅力爆発の映画との認識であります。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2019-04-15 19:56:31)
1628.  GAMBA ガンバと仲間たち 《ネタバレ》 
鑑賞中に号泣しました。これは比喩表現ではありません。自分でもちょっと引くくらいの本気泣きです。ただ、本作に感激したというワケではなく、TVアニメ版『ガンバの冒険』の記憶が走馬灯のように甦ってきたから。こんな泣き方をしたのは初体験で、私自身大いに戸惑いました。嗚呼、自分は『ガンバの冒険』をこれほど愛していたのかと。そりゃテレビに噛り付きCMを抜きながらS-VHS標準録画で永久保存版を自作するほど好きだったんですもの(注:再放送です)。出崎統監督の大傑作と比べるのは野暮ってもんですし、そもそも本作は『ガンバの冒険』のリメイクでもありませんし。原作児童小説(こちらも既読。大好きです)とTVアニメ版のちょうど中間みたいな位置づけでしょうか。まあこんな事情もありまして、私には公正な判断は無理なんでありますが、嬉しかったのはやはり野沢雅子さんを起用してくれたこと。例えるなら、助さん役の里見浩太朗が黄門様として帰ってきたみたいな。違うかな。いずれにしても粋なファンサービスでありました。素直に感謝いたします。ツブリたち海鳥がノロイを海中へ深く深く押し込場面には昂りましたし、エンディングテーマも素晴らしかったです。ただ『冒険者たち』(あえてこう言います)の最重要ポイント“なぜ船乗りネズミたちは命を捨てる覚悟で忠太を助ける気になったのか?”この部分に対する訴求力が弱かったのは残念でした。
[DVD(邦画)] 5点(2019-04-10 19:46:50)(良:1票)
1629.  獣は月夜に夢を見る 《ネタバレ》 
DVDに収録されていた予告編には、トーマス・アルフレッドソン監督の『某作品』を彷彿させるとのコメントが。ああ、それ言っちゃうんだという感じ。おっしゃる通り、基本設定は『某作品』(後にヒットガールちゃんでリメイク)を連想せずにはいられないもの。言葉を選ばなければ二番煎じです。ただし、オリジナリティ云々を理由に低評価を付けるつもりはありません。そんな事言い出したら、ゾンビ映画なんてほとんどパクリですし。問題なのは尻切れトンボのような終わり方。彼女の素性は知れました。さあそこからどうするかって話が知りたいんです。確かに彼氏から意思表明らしき言葉は発せられました。でも行動が伴ってこそ初めて価値が生まれるのでは。ピロートークの「愛している」と、クロちゃんの「守るから」を信じられるほど、お人好しではないもので。寒々とした空気感はさすが北欧の映画。見慣れた米国製映画のそれとは違う新鮮味を感じましたが、ちょっと残念な仕立てでした。
[DVD(吹替)] 5点(2019-01-10 19:18:22)
1630.  ライフ(2017) 《ネタバレ》 
個人的にSF映画は理系(科学)-文系(哲学)軸と、派手系(アクション)-地味系(ドラマ)軸で分類できると思っています。理系-派手系の代表作は『スタートレック』『インターステラ―』、理系-地味系は『ガタカ』『メッセージ』。文系-派手系は『スターウォーズ』、『エイリアン2』文系-地味系は『E.T』『コンタクト』。(有名・名作で作品名が挙がっていないのは、観ていない(観そびれている)か、恐れ多いから。『2001年~』とか『ソラリス』とか。カテゴリー別けの異論は認めます。考えているうちに自分でも解らなくなりました苦笑)。で、本作は理系-地味系に分類しておきましょう。傑作の多いジャンル。観始めたうちは同カテゴリーの『エイリアン』を彷彿とさせる雰囲気に、好意的に観ていたのですが次第に尻すぼみに。何が悪かったのかと考えてみたのですが、筋立てに必然性が感じられなかったのが要因かと。例えば結末。『ミスト』くらい袋小路に追い込んでくれれば、バッドエンドも納得出来たと思うのです。サプライズのためのサプライズでは、残念ながら心は動きません。
[DVD(字幕)] 5点(2018-12-15 21:59:36)
1631.  ジェーン・ドウの解剖 《ネタバレ》 
広げに広げた大風呂敷。嫌な予感はありましたが案の定といいますか、オカルトで畳むなら、そりゃ畳めるでしょうよというのが率直な感想。また生還要件が付されていないのも個人的にはマイナス査定でありました。最初からオカルトホラーと知っていれば、もう少し好意的な感想になった可能性はありますが。『ジェーン・ドゥ』の言葉の意味を知れたので、ひとつ勉強になりました。
[DVD(吹替)] 5点(2018-11-30 22:57:11)(良:1票)
1632.  無限の住人
『SPACE BATTLESHIPヤマト』の感想でも述べましたが、木村拓哉主演の本作は紛れもない「キムタクもの」。良しにつけ悪しきにつけ、ああ、キムタク主演の映画だなあとしか言いようがありません。ただ、従来の「キムタクもの」との違いは、彼を超えるアイドルが存在すること。そう、杉咲花ちゃん。この子はスゴイです。演技力もさることながら、華があります。眼力があります。正直、大スターのキムタクが霞むのです。「キムタクもの」では、本来あってはならない光景。例えるなら、オールスター水泳大会や運動会で、当て馬芸人が空気を読まずに勝っちゃったみたいな「マズイんじゃないの」感。もっともコレは「キムタクもの」における価値観の話で、イチ映画としては歓迎すべきこと。ヒロインに華があって何の問題がありましょう。そういう意味では「キムタクもの」の弱点が判明した記念碑的作品と言えなくもありません。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2018-09-20 23:36:23)
1633.  メアリと魔女の花 《ネタバレ》 
キャッチコピー「魔女、ふたたび」。エンドクレジットの「高畑」「宮崎」「鈴木」氏への謝辞。過去ジブリ作品へのオマージュの数々。そして何より「ジブリ印」のキャラクターとエピソード。本作は、のれん分けした後継者の“本家ジブリ宣言”と見て取れます。つまり、ジブリ作品を観たければ、今後はスタジオポノックへお越しくださいということ。これはまるで故三沢光晴氏が旗揚げした「プロレスリング・ノア」と同じ。当時全日本プロレスのエースだった三沢が、ほとんどの選手とフロントスタッフを引き連れ、新たに立ち上げたのが「ノア」でした。“明るく、楽しく、激しい”全日のプロレスが観られるのは「ノア」の方。ただし全日本プロレスの創始者・故ジャイアント馬場の妻、元子夫人が社長を務めるのは残された「全日本プロレス」の方。さて、どちらが正統な「全日本プロレス」なのでしょう。私自身は、全日に残った川田選手のファンだったため並行してどちらの団体も観続けましたが、旧全日ファンは基本的にノアに流れたと記憶しています(ひいきの選手がいる団体を応援するのは当たり前ですしね)。おっと、無駄話が過ぎました。話を戻しましょう。スタジオジブリとは何ぞや?と問われるなら、それは「宮崎駿」であり「高畑勲」でしょう。宮崎駿のキャラが空を飛び、自然環境保護を叫びながら、ウルトラアクションをこなせば、=ジブリ作品とはなりません。それは『ゲド戦記』で確認済み。『ジブリ作品』か否かのポイントは“監督は誰か”に尽きると考えます。『ドラえもん』だろうが『鷹の爪』だろうが『ポプテピ』だろうが、宮崎駿が監督すれば『ジブリ作品』です(あるいは故高畑勲監督)。勿論これは私個人の判断基準。レシピ通りであれば、それで満足という方もおられるでしょう。私の感覚では、本作のジブリ再現度は80点。一般的には充分合格点です。でも、模倣80点はオリジナル50点に劣ると考えます。本家ジブリ路線はビジネス的には正しいかもしれません。でも作家が目指すべきは、やはりパイオニア。元祖ポノックを望みます。もっとも、本家がいつの間にか元祖を凌ぐことも、ままあることではあります。さて、ポノックの行く末や如何に。
[DVD(邦画)] 5点(2018-08-10 19:56:38)(良:2票)
1634.  映画 「咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A」 《ネタバレ》 
本作は『咲-Saki-』のアナザーストーリー。『咲-Saki-』が、全国高校麻雀大会・団体戦・長野県予選での『清澄高校』の奮闘を描いているのに対し、本作は同大会の全国大会、奈良県予選を勝ち抜いた『阿知賀女子学院』にスポットを当てています(ちなみに県予選を勝ち上がるまでの模様はTV連ドラで描かれています)。本作の主人公・高鴨穏乃は、清澄高校の原村和と子供の頃に麻雀を打った経験があり、全国大会で原ともう一度“麻雀で遊びたい”が、彼女の行動原理となっています。(戦いたいではなく、遊びたいというところが、らしいですね)。麻雀の方は、前作に増してオカルトチックと言いますか、超能力バトルと言いますか(界王拳みたいなのもアリ)、もはや麻雀という感じがしませんが、こんな摩訶不思議なアプローチが成立してしまうのも『麻雀』というゲームの奥深さかもしれません。それにしても、まあ見事に美少女ばかりを集めたものだと感心します。『エビ中』の中山莉子ちゃん、『チームしゃちほこ』の咲良菜緒ちゃんはよく存じていますし、『人狼ゲーム』シリーズに出演されていた皆さんは承知していますが、あとはサッパリ。『人狼ゲーム』シリーズが結構な演技力を要求されるのに対し、本作はアイドル仕様の演技でOKという感じ。どちらも若手女優の登竜門的なシリーズと考えて良さそうですが、本作の方は美少女を愛でる趣向が強いため、作品を採点することにあまり意味が無い気がします。ちなみに私は中山莉子ちゃんが一番カワイイと思うのであります。
[DVD(邦画)] 5点(2018-07-30 23:06:40)
1635.  ボクの妻と結婚してください。 《ネタバレ》 
『自身の妻の後夫探し』なる特異な企画は、主人公の未来志向の表れでもなければ、放送作家の矜持でもありません。単に、死の恐怖から逃げたものと推測します。ライターの豊かな想像力は、余命僅かな者にとっては毒でしょう。ですから、敢えていつも通りを突き通したと。後夫探しは、企画会議で出がちな“冗談全部企画”に他なりません。彼の言葉を借りるなら、死の恐怖を無理矢理オモシロに変えたわけです。これは緊急避難としては有効な手法と考えます。逃げることは、卑怯でも何でもありません。病を悲観して自殺を選択するくらいなら、現実逃避の方が遥かにマシです。偉いのは妻でしょう。死に行く夫の最後の(だだスベリの)オモシロに付き合ってくれたのですから。原田泰造も、ほんとイイ人。彼はきっと良い家庭を築くでしょう。その点、織田の人をみる目は確かであったとも言えますが。基本的に、余命を免罪符に使った感動ドラマは好みではありませんが、本作の主人公には大いに同情するところです。仕事は充実、妻との関係も良好、子供も良い子。さぞかし無念だったことでしょう。彼がある意味“狂った”のも無理からぬことと思えます。さて、織田裕二について。近年稀にみる陽キャラに違和感あり。『お金がない!』当時ならいざ知らず、ここ最近は、しかめっ面か、カッコつけばかりだったので、どうもあの笑顔が作り物に見えて仕方ありませんでした(実際そうなんですが)。単純にキャスティングミスでは。むしろ、原田泰造と役交換で良かった気がします。それにしても、織田のようなパーソナリティの放送作家って実在するのでしょうか。『水曜日のダウンタウン』『ゴッドタン』『クイズタレント名鑑』『浅草橋ヤング洋品店』私が好きなバラエティの放送作家さんの人間性は(多分)相当に酷そうです。もちろん、良い意味でクソ野郎じゃなきゃ、トガったバラエティはつくれないということですけれども。(ちなみにWカップ日本VSコロンビア戦、真裏の地上波放送を鑑賞。もちろんタイムシフトで)
[地上波(邦画)] 5点(2018-06-30 11:28:16)
1636.  劇場版 お前はまだグンマを知らない
伝統的な童貞コメディ+自虐的な郷土愛。間宮祥太朗の顔芸と馬場ふみか姫の可愛さを愛でる映画と言っていいでしょう。それ以上でも以下でもなく。悪くはないが良くもなく。
[DVD(邦画)] 5点(2018-05-10 21:08:08)
1637.  海月姫 《ネタバレ》 
原作本未読。映画より先にTV版を観ています。…と、この書き出しは『電車男』のレビューのコピペ。そう、視聴率爆死といわれた2018年1月期のフジ月9ドラマ、芳根京子ちゃん主演の連ドラ版を実は鑑賞済みです。ですから必然的にTV版と比較する感想となりますことをお許しください。さて、2時間映画と延べ7時間半のTVドラマとでは、ストーリーの掘り下げや、各キャラクター造形の厚みに差が出るのは当然です。さらに言うなら“先に”TV版を観ているという刷り込み効果も手伝って、私個人の満足度はTV版の方に軍配があがります(ある意味当然です)。そんな中でも映画版の方に、より心が惹かれたのは、やはり能年さん。“清潔感”や“好感度”は流石NHK朝ドラ主演女優と思わせるものでした(芳根さんにも同じことが当てはまりますね)。能年さんの魅力で一定水準の満足感を担保しているのは間違いありません。あとは、三国志おたくのまややでしょうか。TV版は内田理央さんが務めましたが、これがなかなかの怪演で、声の印象度は圧倒的に内田さんが勝ります。ただ、まややが自身のトラウマを乗り越えてファッションショーのモデルを引き受けるに至った重要シーンは、映画版の方が刺さりました。太田莉菜さんが有する“負のエネルギー”が活きたものと思われます。本来、この映画の感想で書くべき事ではありませんが、もし本作をご覧になるなら、続けてドラマ版を鑑賞することをお勧めします。本作で感じるストーリー上の不満の何割かは解消されるはずです。
[DVD(邦画)] 5点(2018-04-10 22:53:46)
1638.  咲-Saki-
映画を観るのに資格は必要ありませんが、映画を楽しむためには素養が必要です。本作を楽しむ素養とは、①原作コミックのファンであること。②TVドラマ版を鑑賞済みであること。③麻雀が打てること。④出演女優に興味があること。私の場合、福本伸行氏の麻雀漫画や、『哲也-雀聖と呼ばれた男』など、麻雀を扱った漫画は大好きなのですが、実は麻雀のルールすら知りません(駆け引きの妙や緊迫の心理戦が面白く、ルールを知らなくても楽しめてしまいます)。前述した素養の中では、かろうじて④がカスるかどうか。というワケで、イカサマ無、札束が乱れ飛ばない、血液が抜かれない(!)というだけで“何だか物足りない”という的外れな印象を抱く始末です。青春ドラマとして楽しめば良いのでしょうが、前日譚となるTV版を鑑賞済みで、人間関係のバックボーンを承知していない人間にとっては敷居が高い世界でありました。①~④のうち最低でもひとつ、出来れば複数当てはまる方じゃないと、楽しむのは難しい映画かもしれません。(以下余談)個人的に気に入っている『人狼ゲーム』シリーズに出演されている若手女優の皆さんが、本作でも多数キャスティングされています。コッチは負けても死ななくて大丈夫。ちょっと安心(苦笑)。
[DVD(邦画)] 5点(2018-03-25 01:52:12)
1639.  少女は異世界で戦った 《ネタバレ》 
本作のセールスポイントは格闘アクション。ルチャ・リブレを彷彿とさせる空中戦+ソードアクションの融合はなかなかに見応えあり。スローモーション等のエフェクトに頼っていない点も好感が持てます。ただ、今一つ物足りないというのも事実。“動ける女優”を集めているので、想定の範囲内というか。みな同じ動きがツマラナイというか。もっと各女優の個性・特技を活かしたアクションを観たかった気はいたします。SF設定の方は彼女たちに戦う理由を与えるためだけのもの。それ以上でも以下でもなく、その部分でややマイナス査定か。折角パラレルワールドなんていう素敵な設定を持ち出してきたのですから、多角的なアプローチ・ストーリー展開に挑戦して欲しかったと思います。
[DVD(邦画)] 5点(2018-01-15 23:07:58)
1640.  吉田類の「今宵、ほろ酔い酒場で」 《ネタバレ》 
ほろ酔いではございません。ほぼ泥酔しております。
[DVD(邦画)] 5点(2017-12-20 18:36:22)
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