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プロフィール
コメント数 2648
性別 男性
ホームページ https://tkl21.com
年齢 44歳
メールアドレス tkl1121@gj8.so-net.ne.jp
自己紹介 「自分が好きな映画が、良い映画」だと思います。
映画の評価はあくまで主観的なもので、それ以上でもそれ以下でもないと思います。

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1761.  キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン
娯楽超大作監督として頂点を極めたスティーブン・スピルバーグ。まさにハリウッドエンターテイメント界の頂点に君臨する彼が「マイノリティ・リポート」に続いて発信した作品がキッチュなコメディとサスペンスに満ちた今作であることに驚いた。彼は娯楽映画の支配者である、それと同時に永遠の挑戦者である。
[映画館(字幕)] 7点(2004-01-30 17:43:36)
1762.  イン・ザ・ベッドルーム 《ネタバレ》 
息子を殺した犯人を殺してきた夫を妻(シシー・スペイセク)がベッドルームに迎え入れるラストシーンが何とも感慨深い。アメリカ映画には珍しいと言える徹底したローテンションが逆に新鮮でじわりとこころに響く。なかなか好きになれる映画ではないが、印象度は強い。
7点(2004-01-30 16:12:59)
1763.  たそがれ清兵衛
「ラストサムライ」を観ても実感したが、真田広之は殺陣が非常に巧い。俳優としての長年の経験と修練によるものだろうが、侍を演じた彼の立ち振る舞いにはほれぼれするほどの説得力と力強さがある。脇を固める俳優陣の演技も良かったが、今作の成功は、真田広之を主演に据えたことが何よりも大きかったと思う。。
7点(2004-01-30 16:08:51)
1764.  プレッジ
サスペンスを超越した男の運命の破綻を描いた秀作。ショーン・ペンの非凡な監督センスもさることながら、少しずつ人生の歯車をくるわせていく老刑事を演じたジャック・ニコルソンが素晴らしい。確固とした意志をもった男が次第に狂っていく、その表情の変化が凄い。
[ビデオ(字幕)] 7点(2004-01-30 15:59:33)
1765.  ミーン・マシーン
「スナッチ」などでおなじみのビニー・ジョーンズが元プロサッカー選手だということで生まれた映画であることが丸分かりの今作である。イギリス犯罪映画独特のバイオレンス+スポコンという異色の組み合わせが意外とマッチしている。
[ビデオ(字幕)] 5点(2004-01-30 15:54:58)
1766.  スパイダー パニック!
大作映画監督であると同時にB級映画監督でもあるローランド・エミリッヒならではのB級テイストへのこだわりが存分に味わえるモンスター映画だった。半端のない巨大グモの大量発生&強襲はB級モンスター映画ファンにはたまらないものだったに違いない。
[ビデオ(字幕)] 6点(2004-01-30 15:50:51)
1767.  RETURNER リターナー
こういう映画を観ると、日本はエンターテイメント映画においてまだまだ後進国だということを実感せずにはいられない。では何がハリウッド等とくらべておちるのか、もちろん映像的な迫力やクオリティもさることながら、もっとも劣っているものはノリきれないテンポの悪さだと思う。陳腐なりにも金かけてますと言わんばかりの、日本独特の大作的な展開のノロさが退屈でならない。まずストーリーに徹底した爽快感とスピード感がなければエンターテイメント映画とは言えない。
3点(2004-01-30 15:43:25)(良:1票)
1768.  レッド・ドラゴン(2002)
「羊たちの沈黙」パート3というよりは、舞台が過去にさかのぼっていることもあり番外編というニュアンスが強い今作であるが、クオリティは極めて高かったと思う。何よりも今作における主役であるレイフ・ファインズの演技が物凄い。緻密に大胆に役作りをこなした彼の様は、まさにレクターを演じたアンソニー・ホプキンスに匹敵するものだと言って過言ではない。それにエドワード・ノートンの安定した巧さが加わることで、非常に濃厚な競演が楽しめる。前二作の戦慄のサスペンステイストから一転してレッド・ドラゴンの人物像を掘り下げた人間ドラマ的な要素が強いことも良かった。まさに大抜擢となったブレット・ラトナー監督は重圧を跳ね除ける良い仕事をしたと思う。
8点(2004-01-30 15:36:46)(良:2票)
1769.  ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔
もはや言うまでも無いが、今作ほど「超大作」という肩書きにふさわしい映画はない。映画には様々な要素があると思うが、そのすべてにおいてこの映画は強大である。ドラマティック、衝撃、迫力、緊張、エンターテイメント、伝統、映画という総合娯楽が受け継いできたすべての集大成のひとつがこの作品に注ぎ込まれているようにすら感じる。素晴らしいを通り越しもはや、凄まじい。
10点(2004-01-30 15:09:25)(良:1票)
1770.  戦場のピアニスト
正直なところ盛り上がりに欠ける映画であるが、この紛れもない過酷な運命の中における淡々とした空気感こそ、まさにこの当時のリアルであると思う。灰色の空気に覆われた街の荒涼感がこの映画のすべてを物語っているようだ。邦題に感動作品的な雰囲気を感じてしまっていたので、鑑賞時はやや肩透かしを食らった感があったのだけれど、このじわじわとくる説得力は今作が紛れもない秀作である証拠だと思う。
8点(2004-01-30 15:01:53)
1771.  ウインドトーカーズ
ストーリーのクオリティとすれば陳腐もいいところで、ディティールの軽薄さには失笑してしまう。しかし、元から期待していなかったことも手伝って、映画自体は娯楽映画として楽しめた。戦争映画とは決して言えるシロモノではないけど、基本的なエンターテイメント性は備わっていたと思う。その辺りはさすがジョン・ウーとも言えなくはないが、彼にとって駄作であることには変わりはない。それにしても、最近クリスチャン・スレーターはよく死ぬ…。
[ビデオ(字幕)] 4点(2004-01-30 14:51:04)
1772.  007/ワールド・イズ・ノット・イナフ
まだ3作ほどしか観ていないが、個人的に007シリーズにはヒットがない。今作においては、中途半端なアクションと歯切れの悪い展開によって、あまり娯楽性すら感じることができなかった。観ていないので分からないけど、過去のシリーズの方がやはり面白いのだろうか。
2点(2004-01-30 14:45:34)
1773.  ストーカー(2002)
まずい邦題に惑わされがちだが、今作は決して“ストーカー”を描いた映画ではないと思う。現像所に持ってこられる家族写真に自分の理想と人生を被せる主人公の行為は明らかに異常であるが、今作で描かれるものは、その哀しい男のやるせない生き様と犯罪である。世の中のすべての人は、この男になりえるのかもしれない。中盤の展開がややかったるく、テンポの悪さは気になったが、非凡な映像センスには驚いた。
[映画館(字幕)] 6点(2004-01-30 14:42:13)(良:1票)
1774.  Dolls ドールズ(2002)
日本とはこんなにも美しい国だったのか。今、日本に住む日本人だからこそ、この映画を観た後にはこういう感想を持つに違いない。現在の、あらゆる汚れに覆い尽くされた日本において、これほどまで自国の美しさを描き出すことは非常に難しく、価値のあることだと思う。心の底から導き出される恋愛の末の死、それは決して肯定されるものではないが、その愛の形こそ、日本が高尚な美しさとともに受け継いできた芸術なのかもしれない。
[ビデオ(邦画)] 9点(2004-01-30 14:36:04)
1775.  アカルイミライ
黒沢清作品は非常に気になるのだけれど、実際観てみると自分の趣向に合わない。今作も例に漏れず、衣装や映像による秀逸な映画世界そのものには引き付けられたが、肝心のストーリーと人物描写に魅力を感じることができなかった。どうもそれぞれの登場人物の描き方が中途半端に思えてならない。
[映画館(字幕)] 4点(2004-01-30 14:29:15)
1776.  カンパニー・マン
「CUBE」の監督の新作ということでどうも評価が低かったようだけど、非常に良質なサスペンスに溢れた秀作だと思う。前作で垣間見れた圧倒的な映像センスは流石の非凡さで引き込まれる。抜群の映像世界にともなって展開されるストーリーも緊迫感とスピード感に溢れた見事なものだった。
[映画館(字幕)] 8点(2004-01-30 14:25:25)
1777.  Jam Films
売れっ子監督総参加のショートフィルム企画だっただけに相当に期待はしたのだけれど、どの作品も今ひとつ内容が薄く、心に残るものがなかった。それぞれの監督が充分に構想をねった感じがなく、企画に集まっただけという印象が拭えない。
4点(2004-01-30 14:17:51)
1778.  デリカテッセン
ジャン・ピエール・ジュネ監督の悪趣味全開という趣向の映画だった。しかしただ悪趣味でグロテスクなわけでなく、その中に映像的な美しさや特異な物語の中の確固としたテーマ性が観客を引き付ける妙技だと思う。
7点(2004-01-28 16:50:56)
1779.  エボリューション
「ゴーストバスターズ」のような小気味良いノリを期待したのだけれど、あまりに下ネタに走りすぎてしまったことが個人的には頂けなかった。ノリもストーリーもどうにも中途半端なままに終始する映画だった。
3点(2004-01-28 16:43:05)
1780.  トレマーズ3<OV>
史上最高のB級モンスター映画の名にふさわしい「トレマーズ」であるが、さすがにパート3ともなるとぐだぐだになっているかもという危惧はあった。しかしその不安を跳ね除ける内容に仕上がっている。もちろんオリジナルを越えるということはないが、このB級ぶりであれば、ファンを楽しませることは確実だ。ここまでくれば、どうしようもなくなるまで続編を作り続けて欲しいもの。
7点(2004-01-28 16:40:37)
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