161. 忍者ゾンビ
《ネタバレ》 低予算だから最初から最後までずーっと忍者ゾンビと刀で殺り合いだったり殴り合いだったり「絶対セット汚すなよ!!必要以外は触んなよ!!後で掃除したり弁償したりすんの大変なんだからよ!!!」的な雰囲気が伝わってきてその分全編に渡って無駄に派手な合成血しぶきで妙に盛り上がる映像は悪くはない。そこだけはぶれずにしっかりしてて偉い。もちろんそんな感じの自主製作的な映画なのでみんな頑張って演技指導したんだろなーと思ってしまう相手のセリフ待ちな演技はなんか面白いけど明智光秀の血筋がどう間違って日系中国人に繋がるのかが謎で(笑)ノア・クーパーとマイケル・カストロの共作自作自演でなんでこんなに製作総指揮が多いの?と不思議に思うところですが、そんなにいても話が結構な勢いで面白くないのもちょっと謎。BGMが無駄にでかくて過去のシーンのカタコト日本語が聞きづらいのは少しつらいけどこの映画で一番演技が巧かったのはクスリをやってるかのようなハイテンションのロイド・カウフマンでした。エンディングの忍者ゾンビsongにも出てくるかなーと思ったけど出てこずなんか、残念。 [DVD(字幕)] 2点(2023-02-19 01:38:20) |
162. ブラッド・ヘブン<OV>
《ネタバレ》 ホラーなのかSFなのかドラマなのかすべてが中途半端でただのセミエロ映画。ホラーにしてもそれらしいシーンはギャグのような首ポッキ?もちろんアクションなんかあるわけないしアゴ割れやゲイリー・ビューシィ、ケリ・フー・ロレンツォ・ラマスといったB級映画で普通に主演を張れる俳優たちを特に何もしないけどクセのある演技を見せる数分間のためだけに出演させる意味もよくわからないし話にトップガンをぶち込んでくるのはもっと意味が分からない。ドッグファイトシーンを撮るためにお金かけるならもっと違う所にお金かけた方がいいような・・・うん。個人的にはビューシィが相変わらずな役で出てるのを見れたのはよかったけど(笑)サキュバスという名のストーカー女に取りつかれた親子揃って女たらしな男の悲運を見せられるどうでもいいようなオハナシでした。 [DVD(字幕)] 3点(2023-02-18 11:48:11) |
163. ジャンゴ VS. エイリアン
《ネタバレ》 おもくそ「ジャンゴVSプレデターの見た目なエイリアン」であり、森の中に雰囲気だけ西部開拓時代のセット作って1800年代作りました感溢れる風景は手作り感たっぷり。わざわざその時代を必要ともしないしガンマン設定も必要ないしそもそも全然ウエスタンっぽくないし現代とシンクロさせる必要もないし過去と現代ほとんど風景が変わんないし、色々とツッコミどころが満載。現代のシーンも現代で雪が積もってるのに寒そうに見えないのもなんだこれ?な感じ。ひたすら走ったり歩いたりエイリアンにめちゃくちゃ銃連射されてるのに全く当たらないジャンゴとの追いかけっこを見つつ当たってそうで全然当たってない殴り合いと全然強そうに見えないエイリアンに意味もなく出てきて殺された妙にスタイルがいい裸のおねーちゃんがとても可哀そうでした。BGMがショボすぎてこんなにも盛り上がらない映画も違う意味で珍しかったなぁ。 [DVD(字幕)] 2点(2023-02-16 23:13:15) |
164. 怪奇!吸血人間スネーク
《ネタバレ》 「ヘビやキングコブラを本物使ってごめんねみんなちゃんと演技してくれてありがとう!!」という製作陣からの感謝?の言葉で始まる嫌な予感しかしない始まり方。案の定見た目ヤバい研究してる雰囲気プンプンなおっさんに騙され哀れな結果を迎える若者とおっさんの娘を巻き込む三角関係!これは見ものだ!と思ってたのに失敗作のヘビ男やただ血清を何度も注射をされただけでヘビ男に進化していったり、科学的なモノはすべて無視でショボショボに進んでいくこの展開はいろんな意味で恐ろしい。研究室自体も実験をやってますねんという実験器具とかも出てこないしマングースを「陛下」と呼ぶキングコブラが何度も出てくるぐらいなのでこれにしても安っぽさが目立つ。まぁラスト10分のトンデモ展開はもはや何も言うことはありませんが、この映画の出演者は脚本を読んでどこに惹かれて出演をOKしたのかは全くわかんねー [DVD(字幕)] 4点(2023-02-15 00:10:41) |
165. 禁断の惑星エグザビア
《ネタバレ》 ロジャー・コーマンが「エイリアン」に妙な「スター・ウォーズ」を混ぜたSFホラーですがこれに大胆でもないけど結構エロを混ぜてるので変な感じなってるのは否めませんが厨二的なエロじゃなくてしっかりとしたエロ。コーマンの何のこだわりだこれ(笑)まぁモンスター自体オラオラするものではなく部屋の中でコソコソなんかするような感じなので迫力自体はイマイチないけどモンスターに襲われた後の死体の変態的な気持ち悪さとデロデロ感が結構スゴイ。それを何回も見せてるので特典映像で入ってるジョン・カール・ビュークラーが撮影日数も短いので特殊メイクで用意すんの大変だったよーと言ってたのも頷ける。本編自体短いので話のテンポがいいのかな?と思いきやそんな感じもあまりしないしモンスターのあっけなさとかはまぁ仕方がないかなとは思うけど社会問題になったポケモンチカチカ事件並みのチカチカが何回か出てきたのはちょっと辛かったっす。 [DVD(字幕)] 5点(2023-02-11 01:43:42) |
166. ディープ・フリーズ
《ネタバレ》 「遊星からの物体X」をパクってることで有名でもないけど悪質な映画ですが、これまたひどい。南極が舞台なのにそれらしいシーンが全て基地を外を写してるだけしかなく後はほぼ99%基地内で起こることで出演者のほとんどが南極にいますよ風に全く演技してないので舞台をここにする必要ある?感が凄いし三葉虫のゴキブリ風な這い方は気持ち悪いけどシーンによって大きさが変わったり触手が出てきたりどっからそんな触手出しとんねんと言いたくなる。一応はモンスター映画だけど迫力が全然ないしこいつ今から殺されるのかーという予告編かよなフラッシュバックを毎回出してきて死んでいくくだらない演出だったり最後に出てくるでかいのか小さいのか全く分からん大ボスは人間一人ペチってしただけで後はサヨナラーっていうショボさと1分後に爆発するぞ!逃げろ!って割に逃げてる距離と爆発した建物の規模が全然あってなくどう見ても逃げきれてねーだろとツッコミながら見終わったしんどくなる映画でした。 [DVD(字幕)] 2点(2023-02-08 00:57:12) |
167. さすらいのガンマン
《ネタバレ》 どことなーく若い時のクリストファー・ランバート似てるような似てないような・・とりあえず初々しくまだヒゲがない頃のバート・レイノルズの壮絶な復讐劇ですがこれがまたカッコいいんですよ。ガンマンという風貌ではないけれど頭が切れるし、口も達者なので先住民というマイナスポイントを大きく覆し回りを自分の味方に取り込む姿はなかなかのイケメンっぷり。素敵な感じにバイオレンスも織り交ぜてウエスタン映画でよく見る「撃たれたーぐあー」なカラ演技もほどよくなくその辺監督の腕の違いなんだろなぁ残酷さもよく表現できてるかと思います。いまいちさすらいの意味がよくわかりませんが、先住民という設定が最初から最後まで根っこで生きてる映画デシタ。おまえ祖先スコットランドだろ!アメリカ人じゃねえだろ!という姿は普通にかっこよかった。 [インターネット(字幕)] 6点(2023-02-05 02:11:27) |
168. 地獄の犬(さけび)<TVM>
《ネタバレ》 犬にマインドコントロールされるというちょっと違ったやり口から見えない恐怖に責められるというのをリチャード・クレンナがうまく表現してて家族が家族じゃなくなる光景はちょっと恐ろしい。ただ悪霊を乗り移させたアーネスト・ボーグナインっぽい人がいるカルト集団自体は最初しか出てこないし犬がらみの殺人自体もものすごおおくサックリなのでその辺TV映画っぽく大部分はクレンナがうろちょろしてるシーンばかりなのでいまいち盛り上がりにも欠けますけどこの時代結構大胆なTV映画も多かったはずなのに意外にシュールというかホラーの域に全く達していないのでもうちょいなんか欲しかったかなぁ。なんでエクアドルやねんとツッコミをいれたくなるけどクライマックスの工場での対決は目が点になるぐらいに雑な合成でよくこれでOKにしたなぁという感じが強かったですが途中テレビで出てきた銃乱射事件が犬のアレのハズなのにほったらかしなのはなんで? [インターネット(字幕)] 5点(2023-02-02 11:50:36) |
169. スランバー・パーティー大虐殺
《ネタバレ》 今で言えばありきたりなホラー映画の定番的なものが詰め合わせっていう感じだけどオープニングあたりに出てくるわずか数秒だけのシーンで犯人の恐ろしさというのを見せたあと有無を言わさずいきなり殺戮が始まるんかーいそこで殺るんかーいという展開は個人的にはものすごい好き。ビジュアルを隠す気が全くない目力の演技がすげえ殺人鬼が電動ドリルを両手で持ちながらおらぁぁぁああぁぁぁ!!!!とめちゃくちゃ追いかけてくる姿はこれもまた定番な見た目パーリーピーポーで脳天気そうなティンエイジャーもそらびびりますわ。77分っていう短い本編で前半のパーリー達のまったりあひゃあひゃから後半怒濤の大虐殺に入るスピード感も半端ないし変態感あふれる殺人鬼がとてもいいキャラで描けてるので結構楽しかった。直接的な殺しの描写自体は血の跳ね返りとかでごまかしたりしてそんなにも画面には映らないけども死体描写はちゃんとキッチリ映してるのでそこはよかったですねー。 [インターネット(字幕)] 6点(2023-02-01 20:02:48) |
170. ミュート・ウィットネス
《ネタバレ》 喋れないけど耳はちゃんと聞こえる女性が主人公ですが喋れないというのがとても効果的に活かされており喋れば一発で終わっちゃうのは当たり前だけど、手話はもちろん電話の応対やその場で起きている出来事を身振り手ぶりで伝えるその演技はなかなかの見ものでサスペンスとコメディではないけどもユーモアを織り交ぜて追われてる女性と能天気な姉とその恋人の対比も面白い。前半は撮影所の中での逃亡劇、中盤は家での攻防戦、後半は撮影所に戻っての対決と場面替わりもお見事で要所要所でのカメラの使い方も監督の拘りがよく見れ取れましたし、特殊効果の使い方もちゃんと見てる側にこんなんですよーと見せて印象付けておいてのやり方はそうきたかー!!とやれました。短時間でそんな小細工のやり取りをできる刑事すごすぎ~。中盤の覗きのおっさんに「こっち見てよー!!」な感じで裸を見せるシーンはなんか笑ってしまったが大俳優アレック・ギネスが組織のボス役で出てるのは謎でした。なんでそんなキャスティングできたの?(笑) [DVD(字幕)] 7点(2023-01-29 01:54:49) |
171. ディーン・クーンツのブラック・リバー(TVM)
《ネタバレ》 ディーン・クーンツの映画自体ほとんど見たことないけども雰囲気的には「世にも奇妙な物語」みたいな。ブラックリバーという街は見た目普通だけども至る所に監視カメラがあり、生活すべてを把握されているという設定はよかったけども後半になるにつれ心霊が絡んでくるのでSFなのかSFじゃないのがどっちつかず。どことなくモヤモヤ感が見ていて残るし中途半端なラストも余計にモヤモヤ。町から出れないってのはわかるけど爆弾みたいなので空から攻撃してくるのはなに?(笑)まぁ主人公が徐々にではあるけど行動自体が制限され金銭も制限され、どんどん追い詰められていくのはよかったし、町の人たちの異様な圧に押されて流されていく様は現実世界で考えてみても十分怖い。いい物件があるのよ!とすんげえ笑顔で走ってくるおばちゃんは違う意味でとても怖かったです。 [DVD(字幕)] 5点(2023-01-27 00:43:19) |
172. 人間ミンチ
《ネタバレ》 人間ミンチっていう設定はいいんだけど人間を粉砕機に突っ込んだらミンチとなった人肉がういーんと出てくるけども・・・骨やら血やらどこいってんというのを考えるだけ無駄か。猫が人を襲うと言っても猫は結構出てるのにそんなシーンは数えるほどしかない(低予算なので当たり前か)のは大体予想通りだったけど襲ってる感を演者が頑張って出してるのはなんか面白かったです。無駄に人が死んでいきますがただただ何も起こらずずーーっと盛り上がりもなく淡々と話が進むだけなのでポケーっと見てても何の問題もないような気もします。まぁテッド・V・マイクルズ自体自己満映画だらけなので理解するのは難易度高すぎですー。 [DVD(字幕)] 2点(2023-01-26 19:52:12) |
173. クリープショー2/怨霊
《ネタバレ》 2作目。前より本数が減り本編もよりシャープになったので1本自体の時間も途中にインターミッション的なアニメーションを混ぜて繋げてるのでちょい短め。なのでサクッとみれるオムニバス映画になってますが意外に中身は濃い。インディアンの誇りと怒りで動き出す木彫りの酋長のお話だったり(最後酋長にお礼を言うのはいいけどお友達が殺されたのを放置?してるのは謎)浮き台に閉じ込められた若者4人を襲う恐怖をグロいんだけどただただ勝手に襲われていくのを見るだけでありビニールのゴミ袋がバサーーッ!!!と覆いかかるシーンになんじゃそりゃとなるのはちょっとしたコメディ。筋肉がついてスレンダーな体なのに泳ぐの地味におっそーと思ってしまうのは秘密。3作目は幻覚か現実か、狂っていく人妻の演技が結構凄いけども特殊メイクを何回もこなしてどんどんグチョグチョになっていく黒人ヒッチハイカーがとても面白い。真っ暗なカーブでヒッチハイク待ちをしてるのは場所間違ってるやろと突っ込みたくなるけどスティーヴン・キングがニヤニヤしながら出てきたのはちょっと笑った。特典映像で入ってるハワード・バーガーとグレゴリー・ニコテロの二人のインタビューはフェチには必見。 [ブルーレイ(字幕)] 6点(2023-01-26 01:23:08)(良:1票) |
174. ハイランダー3/超戦士大決戦
《ネタバレ》 副題がどう見ても「ドラゴンボール」の映画からパクってるようにしか見えないんだけども別に超戦士っていう感じは全くせず。クリストファー・ランバートとプレデターみたいな宇宙人みたいなキャラしてる鼻リングのマリオおじさんの対決よりランバートのバックグラウンドのほうに重点が置かれてるので比較的ドラマ的要素が強い。なので撮り方だったり風景だったりBGMだったり、そっちの方の壮大さの表現のインパクトとランバートとデボラ・カーラ・アンガーのモザイクイチャイチャのインパクトが強いのでアクションの方が・・・ちょいと薄かったように思いますけど今までこんなにSF要素強かったっけ?マリオおじさんの復活が普通に400年間お休みしてたような復活シーンじゃなかったのは変に面白かったです。 [インターネット(字幕)] 5点(2023-01-23 20:55:02) |
175. 殺人者はライフルを持っている!
《ネタバレ》 DVDの特典映像でピーター・ボグダノヴィッチのインタビューが入ってるんだけどもそれを映画を見終わった後に見るとシーンの裏話がすべてわかるのでとても素晴らしい。やはり無差別殺人の根本にはテキサスタワー乱射事件のチャールズ・ホイットマンを意識しており、彼の行動を参考にして作ってるわけだか低予算さが逆に功を奏してるようで無駄なBGMを使わずリアルな音を使ってる映像の雰囲気が結構スゴイ。前半はボリス・カーロフ主体、後半は乱射主体でどうやったら二つがリンクするのかなと思ってたけどもまさかの合体でしてやられたーという感じでした。全然関係ない映画を20分も使って、ちゃんと話に絡ませて1本の映画を作るとか普通に考えて凄いよなぁ・・。映画の中でボグダノヴィッチと二人で喋ってる時のカーロフの存在感と演技の凄さとロジャー・コーマンの見る目の凄さは偉大だわ。 [DVD(字幕)] 7点(2023-01-21 01:04:42) |
176. 刺青 BLUE TIGER
《ネタバレ》 展開自体色々と唐突に物事が起こるのでシーンとシーンの話の繋がりが変な感じ。いきなり銃撃戦だったりいきなり爆破だったり、派手っちゃ派手ですけどそんな流れありましたっけ?もうちょっと細かい描写が欲しいかなとは思います。東映がアメリカに乗り込んでるけども仲村トオルと石橋凌は半分以上は日本語で演技してるけど数少ない英語で演技してるシーンの本人がやってる吹き替え時の声のトーンの差の違和感が結構スゴイ。日本語喋ってるとき、そんな声でてましたっけ?仲村さん、少しキザすぎです。ヴァージニア・マドセンの行動力が高すぎて刺青の男を探すにしても結構あっさり見つかったりヤクザと寝たりなにしとんねんコイツと思ったりしながら見てましたが一番の面白ポイントは映画の中でマイケル兄貴と兄妹共演してるとこでした。何で出てんの?(笑)おくもとゆうじさんは吹き替えの下手くそさもアレでしたがやってることも色々とマヌケでした。残念。 [インターネット(吹替)] 4点(2023-01-20 01:25:56) |
177. デプス・ダウン
《ネタバレ》 本編90分ほどの映画なのに前半30分はほぼ何も起きず、ただのボート旅を見てるだけ。それからやっと何か起き始めるけどもボート自体が普通に小さいのでそこでそんなんで死ぬの?な殺人が何件も起きてしまうというちょっとした意味不明さとどうでもいいような言葉回しで見てる人をただ混乱させるだけであり後半のネタバラシ?なのか無理がありすぎるというかそんなこと言われてもさっぱりわからんのやけどな展開は監督の自己満的なものしか感じられない。舞台が小さい、狭い、果物ナイフをぶおんぶおんと振り回すだけだと話が全く大きく広がらないんだなーというのがものすんごい伝わってくる少し恐ろしい映画でありエンドクレジットが絶望的に恐ろしい映画。。わざわざこんな映画にサメを絡ませてくる必要性も全然ないしただ出てきて食って?終わり、無駄遣い。あ、エドワード・アルバートも無駄遣いですね、これ。 [DVD(字幕)] 2点(2023-01-16 01:00:37) |
178. 008 皇帝ミッション
《ネタバレ》 オープニングから屋根の上でのご丁寧に説明まで入れてくれるコント劇は傑作で人間の動くをはるかに超えるあり得ない動きをしてる発明品はもはやSFの世界。どんな時代劇の描き方やねんとツッコミを入れたくなるけどもそれが香港のノリというものなのかごくごく普通の生活の一部というのが面白すぎる。なーんにも考えてないアホ皇帝に振り回されるチャウ・シンチーとカリーナ・ラウの夫婦コンビがとてもステキで産婦人科なのに全然産婦人科医らしいことしてねえじゃん!!と言いたくなるけどそもそも医者のやってることもスーパー適当なので全然医者らしくないのもお笑いの一つか。色々と話が脱線したり飛んだり飛んだり飛びまくってますがちゃんと後半繋がってるのはよかったかなと思います。電気ショックで普通に生きてるのはクッソ笑いました。ありゃやりすぎだわ(笑) [インターネット(字幕)] 7点(2023-01-13 23:38:10) |
179. トロル(1986)
《ネタバレ》 唐突にトロルが登場していきなりお子ちゃまに乗り移って映画がスタートなのはわかりやすくていいかなと思うけど展開的にホラー・コメディですが「ガバリン」のようなちょいグロ的なシーンも皆無なので完全にお子様向けホラー。まぁ目線自体が子供がメインでトロルが大人に襲い掛かるといってもCGやカット割りの変身で大分ごまかしをいれてるしクリーチャー自体にも怖さは全然感じられないので安心して見れるホラー映画かなーという感じですが「妖精の国」の侵略の映し方は普通に手の込んだことをしてて低予算ながらもこだわりを感じました。エンパイアがこういった系の映画を作ってたのは意外だなー [DVD(字幕)] 5点(2023-01-12 20:28:41) |
180. ポップコーン
《ネタバレ》 映画の中の展開をギミックを使ってリアルタイムで観客にも映画と同体験をさせその裏で過去の出来事と現在を映画を通じてシンクロさせながら殺人が起こるちょっとした新しい感覚のオハナシ。顔がただれたおっさんの復讐劇的なものを短編?映画3本ちょいちょい見ながら進んでいくけどもこの短編映画が面白そうな雰囲気抜群なのでそっちを見たかったかなぁというような気分で電気椅子のアレはウェス・クレイヴンの「ショッカー」を凝縮したような感じで短い時間ながらも妙なツッコミどころが満載で映画よりもワクワクながら見てしまった自分がいた(笑)ホラーというよりコメディ?ドラマ?といういまいちジャンルが分かりにくい映画ですが巨大ギミックモスキートが2人も殺すとかとても笑えます。あ、ただこの映画を見てもポップコーンは全く食べたくなる気にはなりません、あしからず。 [ビデオ(字幕)] 5点(2023-01-12 00:51:06) |