161. アーノルド・シュワルツェネッガーのSF超人ヘラクレス
《ネタバレ》 めちゃくちゃ若いシュワちゃん主演映画ですが展開がめちゃくちゃすぎて面白すぎる。彼の演技もまあまあ考え物だけどヒロイン?役のヘレンの演技もそこそこ酷いのでセリフ棒読み感が漂うたまに出てくる絶叫シーンを見てるとなんかニヤニヤ。ゆるゆるな展開とセントラルパークをひろーーーーーく使ったカーチェイスと馬車を使った追いかけっこは人がいないときに撮影しんだろなーそれ以外も後ろに映ってる人は絶対エキストラとかじゃなくて普通の住民なんだろなーとニヤニヤ。神々の人たちも微妙にネジも飛んでて全然神々しさが感じられないのも妙に映画にフィットしてるような感じでしたが一番神々しいのはシュワちゃんの肉体のような・・・うん。お前二足歩行できるやろと激しく突っ込みたくなるシュワvsヒグマは滑稽すぎてケラケラ笑ってしまいますが、これはこれで全然普通に見れる不思議な感覚になる映画デシタ。 [インターネット(字幕)] 6点(2022-06-25 00:54:30) |
162. デビルズ・ゾーン
《ネタバレ》 ホラーといえどもスプラッターだったり殺人鬼がオラオラしてきたり残酷系なシーンが出てきたりもなくただマネキンが一番怖いという珍作。巨人変顔チャック・コナーズだったり後半ずーっと叫びっぱなしのジョスリン・ジョーンズだったりキャストのインパクトは強いしなによりマネキンをこまめに動かす滑稽さがなんか笑えてしまう。せっかくの設定を全て超能力でまとめてしまう安易な脚本はちょっといただけないかなーとは思いますが不気味さと超能力をじっくり見せてくれる演出は個人的には結構好きでした。ジワジワ来る面白さですが足を引きづってるチャックより若者の方が動きが遅かったりなんでそんなラストやねんとツッコミをいれたり色々とわけわかんなかったりマネキンにどんな思い入れがあってこんな映画を作ったのかチャールズ・バンドに聞いてみたいですね。 [DVD(字幕)] 6点(2022-02-24 11:53:30) |
163. ショック!生きていた怪獣ガーゴイルズ<TVM>
《ネタバレ》 TV映画でランタイムも80分以下、ガーゴイルの造形も全く悪くなく序盤からほとんど隠す気もなくがっつり出てくるのでちょっと異色な感じもするモンスター映画。ホラーといってもそんなシーンはほとんどないので怖さとかそういうのはないけども大量のガーゴイルが登場してきたり結構派手にやってるところもあるので見ごたえは十分。ただ人が死ぬ扱いがすんげえ手抜きだったり結構唐突な終わり方、そして何よりもガーゴイルが読書して勉強してるという大分意味不明なところもありますけどまあ面白くない映画じゃないのでまだマシかな。今から50年くらい前の映画なのにスタン・ウィンストンがメイクでガーゴイルというものをちゃんと成立させてるのは凄いなぁ、現代でも普通に通用するクリーチャーですねこれは。 [DVD(字幕)] 6点(2021-10-18 19:38:08) |
164. リサと悪魔
《ネタバレ》 ホラー的な感覚がちょい薄目のミステリー強め、テリー・サヴァラスの存在感が凄いけども大分シュールなので結構ちゃんとやってる中世ゴシック感とマネキンの気持ち悪さが目立ってるような感じますが同じ人が立ち代わりころころと死んだり出てきたりするのでこいつはどの時のこいつやねんとイマイチわかんない時が結構ありますけどオープニングちょいすぎで階段から人を突き落としてそのまま放置で夜まで歩きっぱなし??なのはちょっとよくわかんなかったです。ほとんど屋敷あたりで動くストーリーで死体を動かすの大変だろなぁというどうでもいい余計なことを考えながら、とりあえずはレアンドロがチュッパチャップスみたいなのを舐めてる光景がなんか面白かったです。 [インターネット(字幕)] 6点(2021-09-07 00:21:10) |
165. 悪魔の赤ちゃん
《ネタバレ》 ラリー・コーエンの赤ちゃんが人間を襲うという変態脚本全開の一本。両親の揺れ動く感情だったり普通のホラーとはちょっと違ったヒューマンドラマ風ホラーですが赤ちゃん自体をガッツリと写さず赤ちゃん目線で迫ってくる撮り方はなかなかで奇形殺人赤ちゃん誕生も薬害が影響なのかはっきりと示さずラストでも匂わせエンディングは意外に好きですね。悲劇として描くには十分すぎるぐらいのジョン・P・ライアンの熱演と低予算なので襲撃シーンをちゃんとは映してなくてカメラワークでうまく見せてんなーって感じですけど牛乳配達のオッサン襲撃シーンはよかったと思います。そのあと全く触れられてなくて違う意味でも可哀そうなオッサンの死。アーメン。 [インターネット(字幕)] 6点(2021-06-23 23:16:37) |
166. ドクター・モローの島
《ネタバレ》 獣人の見た目だけでいうと「猿の惑星」もどきっちゃもどきですがこちらは獣を人間に変えるという遺伝子操作を元にしたバート・ランカスターの怪演光る映画ですが日本人である出村さん扮する獣人vsトラが一番の見どころ?笑でもないがとりあえずはCGを使ってない本物の叩きあいは見ごたえたっぷり。獣人が人間の掟と現実の狭間で揺れるだったりキレたあとの行動とか見てると望んで人間になってないけども知能は人間にはなりきれてない動物のままな様はなんか複雑な気分。時代が時代なだけにツッコミどころは満載なのは仕方がないしバッドエンドバージョンが現状DVDでは全く見れないのが残念ですがマイケル・ヨークはじめみんないい演技をしてるのでそこはほんとよかったです。馬に乗りなれてるランカスターの乗馬も見れたし笑 [DVD(字幕)] 6点(2021-04-24 01:15:11)(良:1票) |
167. 怒りの山河
ピーター・フォンダの怒りに燃えた復讐ものですが軽快な雰囲気なのに人が結構死んじゃう変なギャップとDVDのパケにアーチェリーを片手に乗り込む的なことが書いてたけどイマイチ役に立ってないやん感があったのは残念ですけど意外に派手で面白かった。runtimeもそんな長くないので展開は早いけど重機大爆破シーンの空撮だったり家があっけなく壊される虚無感の表現だったり、ロジャー・コーマンが監督してるけど製作をやった映画が結構アレなのが多いけども監督してる映画はちゃんと作っててびっくり。まぁ門下生に作らせてるからその辺技術の足りなさを彼がカバーしてんのかなと思いますが監督やってる時の映画は結構良作が多いからなかなか見逃せないんだよなあ。 [DVD(字幕)] 6点(2021-01-27 01:43:40) |
168. ソルジャー・ボーイ
《ネタバレ》 ベトナム戦争だったりアフガン戦争だったり、帰還兵を描いてる映画は多いけど共通してるのは世間から冷たい目で見られること。この映画もベトナム帰りに若者達がヒッピーとかではないけど後先考えずに好き勝手に行動を起こしてあじゃじゃあじゃじゃしていく映画でしたがアメリカ社会からの疎外感の表現がとてもよかった。夢を叶えたいだけなのに大分自由気ままなのであー、そうなるよねーやっぱりーという感じは否めないしロードムービー的に言えば予想通りな展開でしたけどいきなりの急展開っぷりはイヤイヤイヤまじか笑。全然ボーイっぽくないおっさん4人衆でしたけど、ジョー・ドン・ベイカーがはまり役でしたねー。 [DVD(字幕)] 6点(2019-04-05 19:53:59) |
169. メリーゴーランド
《ネタバレ》 ベタベタな話でだいぶ唐突でいきなりそんな展開かーいとツッコミたくはなるが父親と息子の距離感が絶妙で仕事中心で息子だったり新しい彼女も二の次、息子の父親に対する心の葛藤と孤独さの表現がお見事でした。顔にブツブツいっぱいあるのが気にはなったけど子役なのに、こいつやるなーっ。ビデオ持ってるのに見れるテレビがないから未だに見れてないイタリア版「クリスマスツリー」みたいな感じですがシンプルに難病モノでどストレートに描けてる作品なのでなかなかよかったです。 [DVD(字幕)] 6点(2019-03-01 12:46:20) |
170. ブラック・エース
《ネタバレ》 オープニングから○○ソーセージの生産光景を見せられて何やねんこの映画と思ったのは内緒ですがリー・マーヴィンの男臭すぎる顔と既にひげより頭の方が薄いジーン・ハックマンのダブル主演とレストランに行ったのはいいがシースルー的な服を着て、今じゃ逮捕間違いなしのシシー・スペイセクの上半身ほぼ裸の体当たり演技ななかなかの見物。そんなシーンもそうだが女人身売買を表現してる時点で大分ヤバイ映画か(笑)真面目な顔してそんな女子と仲良くなりやがってマーヴィンこんにゃろと思ったのは秘密でこの映画時代骨太アクションと紹介されてたが、俳優陣の濃さは骨太でもアクションとかそっちの方はイマイチ骨太っぽくなく巨大コンバインがオラオラ大全開で突進してくるぐらいの骨太さでちょっと残念。意外に静かな感じだったのでもーちょい盛り上がるようなシーンが欲しかったかなぁー。 [DVD(字幕)] 6点(2019-02-11 21:37:12) |
171. サランドラ
《ネタバレ》 荒野を舞台に統一性のないバカ家族がケモノ一家に襲われるわけなんだがリアルコーンヘッズのマイケル・ベリーマンのチョイスが素晴らしく、お前は狂犬病の犬かよ!と思わせてくれるようなクージョっぷりの犬の暴走っぷりも素晴らしい。前半は大分つまんないけど後半はホラーとアクションが融合して荒野を暴走しまくる雰囲気も素晴らしく、説明不要の超唐突な終幕も素晴らしい。元核兵器実験場かなんだかを舞台として絡ませてくるならもーちょいそれっぽい何かを絡ませても良かったように思うけど低予算の映画だししゃあないか。時代が時代なだけに滑稽な血の扱い方ですけどそれもしゃあないか。ジョギリショック目当てで見るとおい!!!となるだろうけどそれを知らない自分が見ると普通に面白かったですね。 [DVD(字幕)] 6点(2019-02-09 10:07:41) |
172. 女子大生・恐怖のサイクリングバカンス
《ネタバレ》 サイクリングバカンスって邦題に入ってますけどサイクリングをしながらバカンスを楽しむような場所を走ってないのがなんか気になりますがそれはそれでまぁ置いといて久々にこいつらに同情なんてできないし、したくねえわという人たちに出会ってしまった(笑)登場人物が少ないけどもみんな謎すぎで裏がありそうすぎで、犯人を捜すというよりこの人らがどう絡んでくるんやろという考えでずっと見てても何もなく、大分消化不良というかなんというかうぉぉぉぉ!!なんもないんかーい!な感じ。怪しすぎて逆に面白い自称国際警察のおっちゃんが人の話を聞いてくれない女子の相手をしてるのがとっても大変そうでした。まぁ二人の女子には「自滅」って言葉がお似合いですかね。 [DVD(字幕)] 6点(2019-01-30 23:04:40) |
173. 地球爆破作戦
《ネタバレ》 コンピューターの反乱系で言えば「未知への飛行」と同ジャンルだけど作り込み度でいえばこっちほうが断然上、レトロ感アナログ感満載で逆にそんなレベルでも人間の知能を遥かに超える知能を持ってしまうことに恐怖を覚える。他国の敵同士のコンピューターが団結して人間に襲いかかるという発想はぶっ飛んでで面白いんだが時代が時代なだけに描き方がちょっと安っぽいのは仕方がないけどもここまで人間が為す術なく短時間でコンピューターって進化するもんあれだしミサイル発射とか人を殺せとか安易に行動を起こせちゃうのもなんだかなーって感じでした。でもこういう映画をリメイクしちゃうと逆にリアル感がありすぎてつまんなくなっちゃいそうな。時代がそこまで進歩してないところにむちゃくちゃ進歩したものをぶっこまれて人間の無力感・喪失感をうまく描けてるところはすごかったです。 [DVD(字幕)] 6点(2018-11-30 10:54:26) |
174. ベン
《ネタバレ》 前回はウイラードの恨みの擬態化がネズミとして表現されてたけど今回はネズミはネズミ、人間は人間とはっきり区別され少年とネズミとの友情?いや心の交流を描いてるわけなんだがネズミのグロさが数段にパワーアップしてるので一方では動物パニックホラー、一方では純粋な心を持つ少年の心温まるドラマが繰り広げられ変な感じに仕上がってました。町がどうなろうが周りがどうなろうが友達であるネズミの為ならどうなろうが構わないという子供ながらにして勇敢でもないが強い心を持つダニーは結構いい役を演じてたと思います。ネズミを調教するの大変だったろうなーと無駄なことを考えながらドブの中を歩き回って汚れまくるダニーのお姉ちゃんの体の張りようはなかなかのもんでした。 [DVD(字幕)] 6点(2018-10-09 13:55:24) |
175. ファール・プレイ
《ネタバレ》 ダドリー・ムーアだけでお腹一杯。あんな小道具的なもんいっぱい仕掛けてる家ってもはや犯罪レベル(笑)ゴールディ・ホーンのキャラにイマイチ馴染めずイラっとしながら見てたので余計にダドリーのキャラが受けたっぽいです。なんで日本の歌舞伎のようなアメリカから見たヘンテコ日本人のイメージを出したかわかんないけどバージェス・メレディスがスタントを使ってる?どーなんだろ、すんげー活躍してるのはちょっとびびった。 [DVD(字幕)] 6点(2015-09-22 15:34:38) |
176. フェイズIV/戦慄!昆虫パニック
《ネタバレ》 邦題と製作年から見て「キラー・ビー」や「燃える昆虫軍団」とかアッチ系統の派手な昆虫パニック映画かなーと思ったんだけど全くの見当はずれ。ややドキュメンタリー的な要素を入れての人間vs蟻の静かだけども壮大な戦争・・・というかソウル・バスの芸術センスの凄さとどうやってここまで撮影してんという何回も出てくる蟻のドアップだったり生活スタイルだったり、すんげえ驚きがいっぱいでした。シリアスですけど蟻が人間を追い込んでいく展開は見事だし段々と追い込まれていく人間の描き方も見事。爪よりちっちゃなものに恐怖を覚えることなんて生きてる内にあるかどうか・・なレベルだから怖い。こんな映画今映画館で公開したらすんげえ苦情が来そうな感じたっぷりだけどラストの太陽と人間を写すショットは新たな世界の誕生を表現してるようで感動を覚えた。 [DVD(字幕)] 6点(2015-05-18 20:40:20) |
177. オルカ
《ネタバレ》 別に「ジョーズ」のパクリでもいい。でも決定的に違うのはシャチには感情がある、大事な物を思う心がある。シャチという海洋動物が人間に復讐を行うという普通じゃあり得ないとは思うけど次第にシャチが人間であるリチャード・ハリスを追い込んでいく展開はお見事。たかがシャチじゃねーか、思いすごしやろ~と言っていた前半からの後半の対決はお互いにい失うものがない悲壮感が漂い妙に画面に引き込まれる魅力はなんか面白い。最強海洋獣シャチの色んな物の破壊っぷりとショーとかでやってる飛びっぷりがハンパなかった。 [レーザーディスク(字幕なし「原語」)] 6点(2014-10-06 18:36:59) |
178. 激怒(1972)
《ネタバレ》 軍の不注意により化学実験に巻き込まれた親子を描いてるわけなんですがこれがまた怒りと復讐が程良くミックスされてジョージ・C・スコットがそれを上手く演じてるにつきます。化学実験を隠ぺいしようとしてる軍と子供を殺された怒りに満ちているスコット親父の対比もそうだけどこういう事がホントにありそうだなと感じてしまうのが一番怖いしBGMも多用してないので静かさが逆に親父の内に秘めた怒りを表現出ててるように思えた。実生活でスコット親父は真を曲げない頑固親父だったそうなのでこの映画でもそれをそのまま出してるやん、って感じでした。まぁ子供がこんな目にあったらスコット親父ほどの事はするかどうかはわかりませんが誰でも怒りますわなぁ。 [DVD(字幕)] 6点(2014-06-20 20:07:13) |
179. ラビッド
《ネタバレ》 一番インパクトにあるけどストーリーにはほぼ関係ない冷蔵庫の中の死体がでかでかとDVDのパケに使われてるのがなんか笑えますが全体的にはパニック要素も含んでてゾンビテイスト漂う絶望感が面白い。おっさんが泡吹いて来たりおばちゃんが泡吹いてきたりそりゃこええわ、うん。噛んでるのか血を吸ってるのかよくわかんない描写がたまにあったり皮膚移植の元は実験なんちゃらかんちゃらーってかるーく触れられてるけど結局はなんだったのかよくわかんないのはちょと残念ですが低予算だけど狂気さがハンパない雰囲気がクローネンバーグらしくてよかったです。 [DVD(字幕)] 6点(2014-03-18 03:01:42) |
180. 白熱(1973)
《ネタバレ》 個人的に勝手に思ってるハリウッドで最も汗が似合う俳優の一人であるバート・レイノルズが頑張ってるのか頑張ってないのかよくわかんないけどのほほんとしてる割になんか頑張ってるような気がするけどセリフが少なくて楽そうだなぁと思っちゃうカーチェイスは盛り上がりがなくてイマイチで白熱してる?いやしてねえだろ!!な雰囲気はそれはそれで結構面白い。BGMが若干マヌケなのもあるけど復讐劇の割には柔らかいしなんか変な感じ。悪役保安官も悪役らしさを前面に出してるけどあんまりそれが伝わってないのもユルユルだし他も笑っちゃうけどユルユルばっか。なんだこれー、この映画は一体なんなんだー [DVD(字幕)] 6点(2014-03-03 01:06:11) |