161. うた魂♪
最初はコミカルで通すかなと思ったけど、途中から良い感じで力が抜けてきて楽しめました。一生懸命になるって恥ずかしいことと言う言葉の意味は深いと思います。必死になるのと一生懸命になるのの違いを考えてしまいました。尾崎豊の曲がつかわれていますがゴリたちの歌には感動できなかったです。作られた宣伝のままのキャラで人気が出た尾崎豊の初期の曲は、良きにしけ悪しきにつけ奥が深いです。 [映画館(邦画)] 6点(2008-04-21 03:34:21) |
162. 北京ヴァイオリン
《ネタバレ》 よくわからないけど、こういう子供をツンデレというのでしょうか?だったら「セントラルステーション」のおばさんの方がかわいいなあと思います。雰囲気で見せる映画なら気にならないのですが、ストーリーを追わせる映画であのラストはないんじゃないのと思いました。子供の幸せを願ってヴァイオリンを弾かせ続けていた親なのに、ラストで自分のために子供がヴァイオリンのコンクールをけって自分に会いに来る・・・。なんともピンときません。映画によってはベタなのは好きなのですが、これはいまいちです。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2008-04-18 00:45:10) |
163. パフューム/ある人殺しの物語
《ネタバレ》 最初に処刑場に引っ張り出されるシーンとラストの同じシーンで服が替わっています。ラストのシーンは処刑前に自分に香水をかけ、最後の夢を見させたのだろうかと思ったりもしました。「マルホランドドライブ」の主人公の夢みたいです。どちらにしろ残酷さより主人公の孤高さに魅せられてしまいました。自分の孤独にさえ気がつかないくらいのストイックさに泣けました。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2008-04-15 02:49:02) |
164. マンハッタン殺人ミステリー
友人と見ていて友人はダイアン・キートンが何故、隣の家のことに興味を持つのか描けていないから納得いかないと言っていました。私はダイアン・キートンが暇を持てあましているヌー速探偵団のようで面白かったです。会話のテンポも間の取り方も、さりげないNYの風景も、音楽も楽しめました。やりすぎの感のあるオーソン・ウエルズの映画とのミックスシーンもかっこよかったです。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2008-04-10 03:27:41) |
165. ペルセポリス
ところどころコミカルで、ところどころシリアス。知らないイランを垣間見ることができて楽しめました。モノクロの映像も雰囲気があって良かったです。 [映画館(字幕)] 6点(2008-03-27 07:10:30) |
166. タロットカード殺人事件
ウディ・アレンの映画の中では凡作。ストーリーに毒がある分、会話に毒が少ない気がしました。最後まで楽しくみることができる映画ではあります。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2008-03-27 07:07:25) |
167. Little DJ 小さな恋の物語
《ネタバレ》 子供たちを純粋に描こうとしているのか不純さを描こうとしているのかわかりませんでした。下手すると大人じみた行動をする気持ち悪い子供みたいに見えてしまいます。神木隆之介は良い俳優になれる素質があるのに、この映画や「遠くの空に消えた」などの主演をするのはもったいないです。周りの大人たちが映画を選んで欲しいと思います。 [試写会(字幕)] 3点(2008-03-27 07:03:46) |
168. あの空をおぼえてる
《ネタバレ》 非常に長く感じさせる映画でした。幸せな一家の子供たちが交通事故にあい妹が死んでいまい、家族に影が差し、生き残った兄は自分が死ねば良かったと自分を責める。「普通の人々」のストーリーではありませんが、ありがちな題材なので演出が相当うまくないと厳しいものがあります。最初の方で妹が死んだのを隠しています。観ている人に少しずつわからせようとしたのかもしれないけど伸ばしすぎで飽きてしまいました。おまけに妹のかわいさをこれでもかと映写しますが、これもしつこすぎで逆効果。竹野内豊は演技に定評?がありますが、子供の死を思い出して突然泣き出すシーン、ちょっとおかしかったです。子役たちは一生懸命頑張っている気がしました。 [試写会(字幕)] 3点(2008-03-27 06:56:56) |
169. ウォーター・ホース
スコットランドの景色が、とてもきれいな映画でした。卵が孵るあたりでストーリーに作り物感が強くなり映画に入れなくなってきました。さらに安達祐実のRexを思い出したり、山に描かれたホワイトホースを思い出したり、映画の最中気が飛んでしまいました。 [試写会(字幕)] 4点(2008-03-27 06:42:56) |
170. ライラの冒険/黄金の羅針盤
「ハリーポッター」を好きな人なら楽しめて、「ナルニア国物語」を好きな人ならそこそこ我慢でき、「ロード・オブ・ザ・リング」を好きな人には期待できない映画です。最初の方の子供たちのやりとりでかなり引いてしまいましたが、映像に関しては全体的に好きです。イベントでダイモン占いをやったら良い結果だったのでおまけで5点。 [試写会(字幕)] 5点(2008-03-27 06:34:46) |
171. デッド・サイレンス(2007)
《ネタバレ》 早い時期に主人公の父親と後妻が出てきた次点でラストがわかってしまいました。試写会で司会者が「驚愕のラストは人に言わないでください」なんて言うものだから、逆にネタバレになってしまいました。それがなければ雰囲気のある映画だったのでもっと楽しめたかも知れない。困ったものです。 [試写会(字幕)] 4点(2008-03-27 06:28:00) |
172. 硫黄島からの手紙
《ネタバレ》 イーストウッドの映画を面白いと思えたことがないけど今回もしかりでした。二宮和也は「鉄コン」の声優の時はうまいなあと思いましたが、これはまずい。当時の戦争に赴く日本人のイメージを知らない人のキャスティングと言わざるを得ない。他にも重箱の隅をつつきたいところがたくさんあるけど、それでもイーストウッドとしては合格点。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2008-03-27 06:24:19) |
173. 父親たちの星条旗
戦闘のシーンは見応えがありましたが、「許されざる者」と同じく、やはりイーストウッド的なストイックさは苦手です。ライアン・フィリップは脇役の方が合っていると思います。主役は厳しいです。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2008-03-27 06:14:59) |
174. ディパーテッド
《ネタバレ》 娯楽作としてみていたので面白かったです。マット・デイモンはハードボイルドになりきれず役不足。あとラストは強引すぎました。「インファナル・アフェア」の方がストイックさでは上だと思います。この作品でオスカーなのは功労賞的な受賞ですね。スコセッシの映画の中でも面白い方だとは思えませんでした。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-03-21 03:16:40) |
175. 郵便配達の学校
印象には残りにくい映画ですが片田舎の長閑な風物詩みたいな感じで楽しめました。「ぼくの伯父さん」などよりも短かったのが良かったかも。ジャック・タチは長編は辛いときがありますが短篇は楽しいです。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-03-20 17:37:06) |
176. ぼくの伯父さんの休暇
のどかな景色のモノクロ映像。かわいい動物とおかしな人たち。粋で洒落た音楽。愛すべき映画なのですが、いかんせんストーリーがない分、ギャグを楽しみたかったのですが、あまり面白くはなく、全体的に興味を引かずに見終えてしまいました。音楽がなければさらにマイナスです。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-03-20 17:33:09) |
177. カポーティ
《ネタバレ》 フィリップ・シーモア・ホフマンのカポーティは「おおっ!」という感じで面白かったけど、それに慣れてくると凡庸な作品なので辛いものがある。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2008-03-16 03:32:35) |
178. ドラッグストア・カウボーイ
《ネタバレ》 映像、音楽、ストーリー運び、マット・ディロンのストイックさ、どれも魅力的です。ドラッグをリアルに描いているのに紗をかけたように感じるのはガス・ヴァン・サントの独得の描き方で良いなあと思います。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-03-12 02:58:43) |
179. 世界最速のインディアン
《ネタバレ》 あまりにも話がとんとん拍子にすすんでしまうので拍子抜け。親切にしてくれる女装のフロント係、薬をわけてくれるネイティブアメリカンの男、一夜の宿と夜を提供してくれる未亡人のおばあさん、面白いキャラも多く良い雰囲気の映画なのだけど平坦さは否めず物足りなさを感じた。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2008-03-10 03:57:34)(良:1票) |
180. ブラザーズ・オブ・ザ・ヘッド
《ネタバレ》 ケン・ラッセル監督など実在の監督を登場させているドキュメンタリー風なフィクションなのですが、知らない人が見たら実際にあったことだと思ってしまうかも知れません。映画全体に近親相姦同性愛的フリークスな雰囲気を漂わせているので、ある意味耽美的でもあります。見終った後引っかかる部分があって検索してみたらキース&ルイス監督がゲイのカップルだということで、なんとなく映画でなにを描きたかったが見えた気がしました。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2008-03-10 01:19:15) |