161. ヴァンパイア・イン・ブルックリン
これはまた本当につまんなかった。何かとの同時上映だったか、映画館で観てしまったのは我ながら恐ろしい。最初から最後まで印象的なシーンは一切何にもない。そもそも何が主題であるのかさっぱり判らない。笑える部分も皆無。駄作と言われても仕方がないのではないかと。エディ・マーフィーが出演した作品で、まぁ、ここまで滑ってるのも珍しいのでは・・・。 2点(2003-06-16 13:15:31) |
162. ファイヤーフォックス
ありそうで案外作られてなかったネタ・・・って感じの展開で、設定にはかなりの無理があるけど、それなりに観ることのできる作品だった。どうもこの機体がSFチック過ぎるのでもう少し現実的な形状・性能にデチューンしてあれば、むしろキナ臭くリアルで良かったように思う。個人的に、イーストウッドが最新鋭機のパイロット役として少々ハマってない感じがした。どうもフライトスーツ姿が貧相に思えてなりませんわ。脱出(逃走?)するシーンでは、「ダーティーハリー」の中で、ハイジャックされた飛行機に機長を装って乗り込んだキャラハン刑事が、コーパイから「失礼ですが、飛行機の操縦の経験は?」って聞かれて「いんや」みたいに答える場面が思い浮かんでちょっと笑えた。 5点(2003-06-16 13:10:07) |
163. ファイナル・カウントダウン
壮大なストーリーをまとめるには力不足であった点を否めない。まぁ、現在のようなCGが出来なかったのは仕方がないにしろ、手抜き加減が際立ってしまった印象が強い。それなりにもっと頑張れたのではないだろうか。加えて諸事の考証が甘すぎ、勉強して無さ過ぎ!おかげで滑稽な部分がやたら目に付く羽目に。しかしながら米海軍の全面協力のおかげで、迫力のシーンも多数。当時CVW-8でCVN-68に艦載されていた飛行隊「ジョリー・ロジャース」のVF-84時代の勇姿が拝めるだけでも、マニアには一応いい目の保養になるでしょう。既に公開から20年以上、今や「ドラ猫」も一線を退役しつつある。時代の流れを感じるなぁ。 6点(2003-06-16 13:03:24) |
164. ファイト・クラブ
こういう展開になるとは思っていませんでしたので、意外性の高い映画と敢えて言わせて頂きたい。テロリスト養成課程を垣間見る感じでした。けど、何か薬でも使わないことにはクラブ員(?)をあんなに服従させる事は難しいのではないだろうか・・・??? 6点(2003-06-16 12:45:14) |
165. 千と千尋の神隠し
そこまで凄いとは感じませんでした。前評判というか、いろいろ聞いた後だったからでしょうか? 6点(2003-06-16 12:39:17) |
166. 戦場のメリークリスマス
あまり良く理解できませんでした。結局、何を言いたかったのかが分からずじまい・・・。ボゥイは人身御供なのか???音楽もいいけれども映像も綺麗でした。この時の北野武さんの演技はあまり好きではありません、何でだろう。 6点(2003-06-16 12:27:48) |
167. 戦国自衛隊
半村良の原作は、かなり面白い。洋物タイムスリップ作品群が話題になる、その遥か昔に小説(とマンガだったかな)を読んでそう思った記憶がある。公開当時は話題性がそこそこ高かったのだが、しかし蓋を開けてみると、映像化したその全てが異様に薄っぺらい。戦闘シーン脆弱、人物対峙は貧弱、盛り上がり所も不発。原作の良さは吹っ飛んでしまっている。そこそこ役者も揃えてるってのに、何なんだこりゃ・・・まあ観る側を楽しませようとして作った映画とは思えない程度の出来。作り手のこだわりや主張も全く感じられない辺り、素材が良いのに残念至極。 4点(2003-06-16 12:23:07) |
168. セーラー服と機関銃
元々の話自体は結構面白いものだと思うのですが、いざ映画で観たらば妙に重たく感じるのです。ありえない展開なんだから、いっそもっとコミカルに、ギャグっぽく作ってみたら良かったのではないかなんて思います。すいません。でも可愛かったなー 5点(2003-06-16 12:00:20) |
169. 西部戦線異状なし<TVM>(1979)
戦争の虚しさを描ききった秀作。様々な修羅場をくぐり抜けるうちに、いつしか「兵士」となってしまった未来有るはずの若者が、命を落とす。そして報告書には「戦線は特に異状なし」。 6点(2003-06-16 11:48:13) |
170. 青春デンデケデケデケ
お寺の息子の雰囲気が笑えた。時代は違うのですが、小生もリッケンバッカーに憧れたもんです。 5点(2003-06-16 11:35:15) |
171. セックスと嘘とビデオテープ
観たのは10年以上は前、なんとも興味をそそられるタイトルに期待を寄せすぎたのか、終わって残るは疲労感・・・面白いとまでは感じなかった。むしろ逆にイライラがつのる展開だったように覚えている。余りにも進み具合がたるい。そのうえメリハリが無い。主人公はじめ女性の心理描写は、シーンごとにこまごまと描き出されてていたと思うが、それは一方通行的なものに過ぎない。観る人よって評価が両極端に分かれる作品の一つであろう。内容をさらに淡々と描き、いっそドキュメンタリー風にすりゃ割り切って観たのに、なんて思ったりする。 5点(2003-06-16 11:32:11) |
172. ガントレット
まー、いくらなんでもやりすぎですなぁ。あんなに撃ちまくったら、兆弾あったりで一帯が危険です。でもイーストウッドならば、とぼけた顔で出てくる辺り、許せる。 6点(2003-06-06 19:27:55) |
173. 蒲田行進曲
久々に観ました。いや、みんな若くって、なんだかなぁ・・・感慨深いです。 7点(2003-06-06 19:11:08) |
174. カプリコン・1
ストーリーは非常に面白い。その中でとりわけ凄いと思ったのは映画史上に残るであろう「空中戦」の空撮。テリー・サバラス、カッコいいです。さびれた複葉機とジェットヘリのチェイスは、本当に圧巻。昨今あれこれ論議を醸す「当時、本当に月に言ったのか?」って話の火星版ですが、この映画の制作年度を考えると、何だか興味深い。 8点(2003-06-06 19:08:48) |
175. 家族ゲーム
これはどうしてもコメディという感じでは観ることができない。次第に苦笑もできなくなってくると言おうか、居並ぶ阿呆面・ふざけた馬鹿らしさの中に潜む、冷たく尖ったナイフを突き付けてくるような感覚。精神的な嫌悪感というか、おどろおどろしさを覚えてしまったのは私だけでは無いだろう。いろいろ考えさせられたあげくに、結論を出すことの出来ない歯がゆさ。つくづくいやらしい監督だと思う。それにしても、松田優作はやはり鬼才。他の人間では、こんな具合に味加減を巧みに調節した演技はできまい。 6点(2003-06-06 18:38:53) |
176. 風の谷のナウシカ
愚かさと身勝手さ故に、自らを滅亡の淵まで追いやってしまった人間と、変わり果てた自然の美しくも無気味な近未来の姿が描かれているが、オームの群れが生息するようになるかはともかく、地球という星に人間が生きていけなくなる悲劇的な状況になってしまうことは、実際に起こり得る話だ。とかく重たくなりがちなテーマながら、制作者はあざといメッセージ色を排し、可愛らしい一人の少女が勇気と優しさを示すことをもって、観客に警鐘を鳴らし訴えかける術をとった。確かにナウシカのひたむきさと正義感には惹き付けられるものがある。ストーリーが進んでいくにつれ、自然に対するリスペクトをあらためて認識し、本質の部分で彼女の言動に共感せずにはいられなくなるのだ。そのような意味でナウシカは実に魅惑的なキャラクターと言えるだろう。人間と自然との共存、これはしばしば取り上げられる題材であるが、この作品は子供からお年寄りまで、それぞれの世代のスタンスで感じ、理解できるアニメーションだと思う。フィナーレで未来に対する明るい希望を抱かせてくれたことに素直に拍手したくなる佳作である。 7点(2003-06-06 18:33:42) |
177. 風と共に去りぬ
大昔に一度観ただけの私にとっては、ビビアン・リーのまばゆさと、あの音楽だけが印象に残っています。 7点(2003-06-06 18:22:56) |
178. カサブランカ
気障な台詞もハンフリー・ボガートならば決まってしまうからたいしたもんです。普通、「君の瞳に乾杯」なんてことを女に言えますかいな・・・。やはり惹かれるのは、輝くようなバーグマンの美しさに。戦時下の特異な場所で複雑な事情を絡み合わせ、過去ある男と女の再会に始まる愛憎(?)劇を巧みに盛り上げてますが、実際のところ展開はいたってシンプル。まあ、案の上だなぁってエンディングなんですが、切なくも何故だか嬉しい気持ちになれるのです。テーマ曲にもしびれちゃいます。 8点(2003-06-06 18:09:27) |
179. カクテル
酒瓶を振り回す他愛のないアクションと、音楽だけが印象に残った・・・。 3点(2003-06-06 18:04:51) |
180. 踊る大捜査線 THE MOVIE
お金を出して劇場まで足を運んで見る代物とは思えない。異常だった人気は、観るほうが宣伝にうまく踊らされてしまったのではないか。観る側に対して少しは誠実になってもらいたいと思う。 どうも作り手側の売らんかなの魂胆ばかりが窺え、真摯な姿勢が見出せない。 3点(2003-06-06 15:04:37) |