161. 夜と霧
面白いか否かというのは違うのでとりあえずこの点。頭の無い身体、身体の無い頭、薪と死体が交互に組んで焼く、大量の死体をブルドーザーで穴に押し込む。収容所に強制連行されたユダヤ人達がどんな気持ちで殺されるまでの日々を過ごしたのか考えると、悲惨だなんて言葉で表現もできない。あれだけの残虐非道な行為を実行したカボ達、上の命令だからしょうがないと言ってのける後半でちらりと出てくる罪悪感の無い表情が一番気分悪かった。当時の映像と写真、現在の映像、ナレーションの組み合わせ。 9点(2004-01-20 23:34:15) |
162. シュリ
まず金魚を殺しすぎ、人が倒れてる傍らでピチピチはねてた、そして動かなくなった金魚多数。映画でしかいえなそうな韓国の本音が面白かった。スタジアム爆破のタイマーが9分もとってるのが不思議だ、そしてライト消すのどうだってとこも。話がスタジアムに入ってからわざとらしさが目に付いた。 5点(2004-01-19 20:38:46) |
163. リバーサイド・ブルース
非常にもどかしいストーリー展開だった。最終的に彼女の価値観が変わるのは観終わった後ほっとする。もっと変わるのに適した場面やイベントが有るのにあんな引っ張んなくても、と思った。あそこで携帯投げるって・・・、ただ川に携帯投げたかったのか、なるほど消え行く着信音でブルースを奏でてた。 4点(2004-01-18 20:36:35) |
164. JUSTICE 必殺
ストーリーは面白そうなのに観ててやるせなくなる。いろんな要素が絡んでるんだろうけど、一番鼻についたのは黒人の看守と遺族会会長の学芸会並の動きと表情の乏しさ。 3点(2004-01-18 20:13:44) |
165. 即興曲 愛欲の旋律
《ネタバレ》 19世紀中頃のフランスでの芸術家達の愛欲を描いた作品、と言っても一線を超える愛欲を描写したのではない。作家ジョルジュ・サンドは作曲家ショパンの演奏を聞き恋に落ちる。何とか振り向かせようとストーカー風なことまでやってます。ショパンの親友のリストの愛人でありジョルジュの親友のはずのマリーが2人の鍵を握っていた。ジュディ・デイヴィスの男らしい立ち振る舞いとヒュー・グラントの太陽に当たれないほどのひ弱さがいい具合に調和していた。ジュディがヒューを貪るとこなんてすごく自然に見える。他にも実在した画家や詩人も登場して、其々個性的で助演を好演している。芸術家達の重々しい伝記物語でなく、その中の2人の出会い~相愛をピックアップし、コミカルにさっぱりと見せている。エマ・トンプソンがジョルジュを真似て男装してきたのが痛いのに可愛かった。 9点(2004-01-16 23:02:49) |
166. アメリカ物語3 ファイベルの宝物
1から2で失われたものが戻ってきた感じで良かった。冒険的なドタバタをしながらネイティブアメリカンを通じて本当の宝物を見つける、メッセージも明確だった。2から3の7年の試行錯誤を感じる。 7点(2004-01-16 11:17:49) |
167. アメリカ物語2/ファイベル西へ行く
ファイベルが汽車に乗って西へ行った。冒険はその道中だけで西部についてからの騒動は、西部劇風にしたことキャラの可愛らしさはあったが、面白みがなかった。1に比べて何が言いたかったかはっきりしない。 3点(2004-01-16 10:59:54) |
168. さよならコロンバス
アリ・マッグローが体当たりって言っても視覚的な体当たり、リチャード・ベンジャミンのいかにもひ弱な部分しか出ておらず鼻につく。アリ・マッグロー見たいときにまた。 5点(2004-01-15 23:02:41) |
169. モンキー・ビジネス
予想どうりの展開に予想どうりの笑いだった。ケイリー・グラントが子供とインディアンごっこした末にヒュー・マーロウの髪型を変えてイメチェン、あれはやばい。あんな笑いを撮ったのもやっぱりハワード・ホークスでした。 8点(2004-01-15 22:08:32) |
170. ハワイアン・パラダイス
ハワイシリーズラストになったのが頷ける。パンパンに張ってるエルヴィス女で失敗を繰り返す彼にジェームズ繁田は四苦八苦する。ラストはエルヴィスの他の映画と違うパターンの2ショットと浜辺は気持ちいい。 5点(2004-01-15 00:07:01) |
171. ラストソング(1994)
吉岡秀隆のlast songと共に有る映画。闇の中で進む道を本木が照らす吉岡・安田・その他はそれを頼りに歩いてく。でもその道でそれぞれがベストでない事に気付いていく。ラストには真に一人立ちした吉岡が野音で熱唱姿、ホント尾崎色引いてる。 8点(2004-01-14 22:51:40) |
172. やさしく愛して
エルヴィスのデビュー映画であり、唯一準主役を張った作品。といっても家族、女思いのナイスなキャラ、彼の曲がてんこ盛り、ラストで兄を助けて死んでくシーン等、どうみてもエルヴィスとそのファンの為の映画です。 6点(2004-01-14 22:33:21) |
173. シンプル・プラン
あれだけの大金を着服しようとするときにきれい事並べて偽善ぶるハンクが1番小心で強欲に見えて増幅する嫌悪感を拭えなかった。偽FBIの彼が署長室にいるのも不思議だった。ある種ジェイコブの存在感は主役以上だった。 5点(2004-01-14 19:48:58) |
174. アルマゲドン(1998)
単純にブルース・ウィリスの男気と後半のリヴ・タイラーがらみのシーンは涙した。エアロのMiss A Thingが抜群。最初の隕石がピンポイントでNYに直撃するとか、ことごとく生き残るであろうと思われた人たちがしっかり地球に帰還してしまう、そこに至る奇跡とか多少強引かな。もろもろ加味してもやはり好きな映画だ。 8点(2004-01-14 19:14:09) |
175. リトル・ブッダ
前半でラマ僧達がアメリカで尊師の生まれ変わりを探すとこが、カルト教団の勧誘のようで気持ち悪かった。後は子供3人で云々とか、なかなかいい話だった。 6点(2004-01-14 18:49:41) |
176. 白鳥
3人目のルイ・ジュールダンが出てきてはじめて成立するお話だが、彼の本能的な演技に三角関係のキーマンとして存在感を感じ、助演がいかに大切か認識した。カラーでみるグレースケリーはホント美しい、この映画が最後というのがホント残念。 8点(2004-01-14 03:48:22) |
177. 殺し屋の烙印
西部劇としての脚本が平和的で筋も通ってなくみえた。エルヴィスの曲もあんまり聴けないし、髭ヅラのエルヴィスは渋かったが、本当のファン向きの映画。 4点(2004-01-14 03:20:06) |
178. フロリダ万才
《ネタバレ》 フロリダに行ったエルヴィスが事あるごとにフロリダ万才の曲を歌う。シェリー・フェブレイやマリー・アン・モブリーに歌ったフォート・ロダデールに来たらを、命をかけてが良かった。演技派ミュージシャンの本領発揮、カッコイイ。 7点(2004-01-14 03:03:30) |
179. ラスベガス万才
頭っから時代を感じるラスベガスの夜景とビバラスベガスにワクワクした。費用全部賭けたルーレットに当然勝つわ、「レースにも勝つ」なんて言ってのけるクールなエルヴィス、レースも勝って、そしてハッピーエンドに続く。ノリノリのエルヴィスがたまらない、お茶目なとこも満載、サンクス。気持ち良過ぎる映画。 9点(2004-01-14 02:15:28) |
180. いかすぜ!この恋
エルヴィスの隠れた名曲が西部の舞台で聞ける音楽映画。ラストのいかすぜ!この恋は当然いいが恋の操り人形もホントいかす。 8点(2004-01-14 01:49:25) |