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161.  評決のとき 《ネタバレ》 
信じられない豪華で多彩なキャストに重いテーマ、主演のマシュー・マコノヒーがデカイわりには地味であることが少々不満でしたがそれなりに期待して見ました。しかしなぜか感銘も感慨もなかったです。どうしてなのかいろいろ考えた結果、それはあの黒人の少女の扱われ方にあるという結論が出た。黒人の少女をあまりにも残酷に描きすぎなのがいやです。聞くに耐えないその暴行内容と彼女の体に与えたダメージ。しかも一命をとりとめているという。死んだと聞かされるより胸がいたい、怒りがこみ上げる。そして生きているのが不思議なほどの暴行を受けたにも関わらず、駆けつけた父親に「ごめんなさい、おつかいで買った物を落としちゃったの」(確かこのようなセリフだった)と言わせるのである。差別はここまでひどいんだということが言いたかったのか、こんなひどいことをされたのだからあの二人は殺されても仕方ないと観客に思わせようとしたのか、なんとなく後者のような気がする。それがいやらしいの。最終弁論の最後のひとことにも興ざめしました。いったい今まで見せられてきたものはなんだったのかという思いでした。サンドラ・ブロックの存在が不思議だったけれどマコノヒーとあぶない雰囲気になった時、だからこの役はそれなりの女優である必要があったと理解した。しかしこれもいただけない、無駄な娯楽性だったと思う。
5点(2004-09-19 00:19:18)
162.  ダンス・ウィズ・ウルブズ
ジャンルで言えば、ハリウッドが得意とする歴史娯楽作。「ラストサムライ」と同じく、細かいことを言い出したらキリがないわけですね。私はネイティヴアメリカンと白人のはなしというのは好んで見るほうではないです。でもこれはだらけるところもなく、物凄く面白いと言える。レンタルビデオで見たのですがビデオ2本分、まったく長さを感じませんでした。「これほんとにコスナーが監督したの?」なんて疑ってしまいましたよ。映画は娯楽であるという考えで見れば、これは最高の娯楽映画だと思う。コスナーはもろハリウッド商業映画というのが合う俳優なのですよ。個人的にはアメリカの正義、良心ともてはやされていたころのケヴィン・コスナー主演作ではベストだと思ってます。
9点(2004-09-15 09:55:38)
163.  マルコムX
星条旗が燃やされるオープニングからファンキーな前半はかなり面白い。グイグイ惹きこまれました。しかしですねえ、宗教に目覚めたあたりからカリスマへとなっていく後半はちょっとねえ。カルト教団のそれみたいになっちゃうし、ラストは北朝鮮のプロパガンダフィルムみたいになっちゃったわね。あのラストはまったくいらない、蛇足です。あれを最後に見せられた時、スパイク・リーに持っていたイメージがガラガラと崩れていく音がしたようだった。前半がいいだけにとっても惜しいです。
6点(2004-09-15 09:06:47)
164.  フォーリング・ダウン
はい、私もファーストフード店、スーパーのレジの店員にはいつもブチ切れてます。だからマイケル・ダグラスの破壊行為はスカっと爽快でした。けれど彼の背景が明らかになっていくにしたがい、映画の中のはなし、フェイクとは見れなくなってしまった。その背景はかなりリアルだ。こう思ったら譲れない、許せない、合わせられない人間は孤独だと思う。そしてなぜ人が自分から離れていくのかわからないのである。自己意識と自分に対する回りの評価とのギャップに潰れてしまったように感じた。撃たれて死ぬことを選んだ彼があわれでした。さっぱりと角刈りにしたマイケル・ダグラスはクレイジーだったけれど、いつもとちがって清潔だ。セックス中毒が完治したことをアピールしたくてこの役を選んだのかもしれない。
6点(2004-09-14 10:21:05)
165.  素顔のままで
デミの脱ぎっぷりのよさよ。しかしですね、女の私が言うのもなんだけど、こんなにありがたみのない裸は初めてじゃなかろうか。ストリップじゃなくて機械体操に見えたぞ。
0点(2004-09-13 11:56:08)
166.  エイジ・オブ・イノセンス/汚れなき情事
軽ーい、軽ーい不倫ものでした。ちょっとエロスがたりないのが気にはなるけど、きれいな作品ですよね。ここではウィノナががんばってました。夫の気持ちを知りながら、決して本心を表に出さず、そしらぬ顔でしたたかに振舞うメイ。それが悲しかったです。物足りなさはあるものの、自分の気持ちを胸にしまい、まわりの人を傷つけまいとする姿は奥ゆかしい。現代で最も失われつつあるもののひとつだと思う。
6点(2004-09-13 10:26:44)
167.  ラストマン・スタンディング
「用心棒」は未見です。でもいろいろ言いたいことがたくさんある作品です。あのね、演じている役者だけがノリノリで面白がってやっている、一方通行って感じ。ウォーケンだけノってないみたいね。禁酒法時代のギャングの抗争を埃っぽいテキサスに持ってきたわけだけど、これどうなんでしょう。三つ揃いを着たギャングには、冬の都会の暖房の蒸気と濡れた歩道という背景があったほうがやっぱりいいなあ。そしてブルース・ウィリスなんですが、いい人なのかマヌケなのかセコイやつなのか、何だったんでしょ。ハードボイルドに決めようと、必死で眉間にシワをよせているブルース、それがなぜかだんだん可笑しく、可愛らしく思えてきた。いくら眉間にシワ寄せても、隠しきれないやんちゃ坊主みたいな愛嬌があるのね。これはコメディだったのかもしれないという結論に達して見終わった次第です。でもブルース・ウィリス、クリストファー・ウォーケン以外の役者が地味すぎ!せめて酒場の経営者はもっと個性的な俳優にするべきだ。ブルースの一瞬きわどかったすっぽんぽんにプラス1、いや2点あげちゃお。
5点(2004-09-13 09:34:24)
168.  バットマン リターンズ
一作目よりこっちが好きです。ミシェル・ファイファーのキャットウーマン、この人以外考えられない、物凄いインパクトでした。いろんな女優さんがキャット・ウーマン役を熱望していたというのが理解できます。そして夜なべして作った衣装はあっちこっちに縫い目があるじゃないの、も~このキャットウーマンの衣装がスバラシイっ!!ダニー・デヴィートにクリストファー・ウォーケンと悪役が豪華、個性的。ティム・バートンの世界を堪能しました。マイケル・キートンはブルース・ウェインだと地味ですねえ、バットマンの衣装をつけるとあのギロリとした目が生きてくる。そして執事のアルフレッドね、頼もしいじーさんだわ。うちにもいてほしいなあ。
[CS・衛星(字幕)] 10点(2004-09-11 23:50:27)
169.  シティ・スリッカーズ
ビリー・クリスタル主演の映画は好んで手が出るほうじゃないです。これは解説を読んでなーんとなく録画して、これといって見たいのがなかった時にどれどれという感じで鑑賞しました。録画してよかったです。たまにあまり気乗りがせずに見始めたけど、こりゃ得した!なんていうのがあります。これもそんな一本。都会とちがって田舎は、あらゆるものの生と死がいつも身の回りに存在しているということを実感できるところのような気がする。牛たちを川越えさせるシーンの3人の表情が素晴らしかった。女の自分探し物語はわりとあるけど、これがつまんないのが多いのだわ。
9点(2004-09-11 23:28:03)
170.  救命士
スコセッシということで期待しすぎたのかなあ。ダラダラして、信じられないほどつまらなかったです。技巧的には玄人ウケしそうですけどね。役者やってるからには一度は挑戦したいと、誰もが思いそうなあの救命士役。「リービング・ラスベガス」を思い出させるようなニコラス・ケイジなのですが、個人的にはオトボケ入った、ちょっとマヌケなケイジが好きです。実際、運ばれる身になったら、あんな救命士には当たりたくないなあ。
3点(2004-09-10 09:49:58)
171.  硝子の塔
なんちゅう映画じゃっ!どこが見所なのかそれすらわからないじゃないかっ!だってシャロン・ストーンよりウィリアム・ボールドウィンの裸のほうが目立ってたじゃない。そりゃ引き締まったいいカラダをしてましたけどね。せめて犯人が発覚していくところぐらいはドキドキと緊張させてくださいよね。見終わったあと、ひたすら脱力感と後悔が残った情けない映画でした。撮影中シャロンとウィリアムはかなり険悪なムードだったらしい、それでもあーんな濡れ場をこなしたなんて・・役者も大変だわね。
0点(2004-09-09 09:37:16)
172.  マーキュリー・ライジング
ありゃりゃ評価低いんですねえ。たしかによくあるストーリーでグイグイ惹かれるものはないけど、私はこのブルース・ウィリスが大好きなのよ。いつもより押さえ気味で不器用な父性を感じさせ、非常にセクシィです。セクシィなブルースを堪能したくて何回か見ました。年中セクシィなアレック・ボールドウィンは臭ってきそうなほど無駄にフェロモン出してるだけみたいに思えてしまった。ブルースを見て背中に抱きつきたくなったのは初めてです。
7点(2004-09-08 16:49:05)
173.  ゴースト/ニューヨークの幻
まだこのころは好意を持って見られたデミ・ムーア。しかし背中がゴツイですなあ。400万ドルをめぐってのインチキ霊媒師ウーピーとパトリック・スウェイジのやりとりがいちばん可笑しかったです。アイデアがいいですね、素直に見られるファンタジーです。カールが手土産に持ってきた「日本の梨」。デミは皮もシンもそのままで切り分けてたのがすごく気になった。
8点(2004-09-08 11:16:22)
174.  ウォーターワールド
膨大な制作費とエキストラを使った、○○年後の地球という話のひとつですね。「またか」という感じで興味もわかなかったのを覚えている。先日見直してあらためて感じたのは、大海原が舞台なのになんでここまで映像が美しくないのかということ。ただ大量の水があるだけ。デニス・ホッパーはやけっぱちになってノレない仕事をこなしているように見えた。それがかえって面白かったりする。結局住み慣れた海へ戻っていったコスナー、長年の水中生活でミズカキができていた。次に戻ってきたときは確実にウロコで覆われているにちがいない。こんなふうにアホらしいその後が想像できることは評価できる。
3点(2004-09-08 10:55:01)(笑:1票)
175.  パーフェクト・ワールド
無実で投獄されたわけではなく、犯罪者であることは確かだし、しかも脱獄したブッチを「いい人」に描きすぎじゃないかとは感じましたが、このコスナーはよかったです。ブッチのようなキャラには正直弱い。ローラ・ダーンがひとり浮いていたような気もする追う側はなぜかドジでしたねえ。装甲車みたいなのが道を外れて林に突っ込んだりしちゃう。しかしブッチに肩入れして見ている私にはこのドジぶりがうれしい。ひょっとしたらイーストウッドはそれを狙って、肉まで焼いてみせたのだろうか。もしそうならやはりイーストウッドという人はスゴイぞ!ラストはやはりうるうる、あんなかわいらしい男の子にキャスパーを着せてるんだもん、ずるいっ!
8点(2004-09-06 13:16:17)
176.  ボクシング・ヘレナ
監督がデヴィッド・リンチの娘っていうのがなんか悲しい。内容、あらすじ、あのオチがダメだとは思わないんですよ。こういう作品は映像、ビジュアルが命だと思うのだけど、まずシェリリン・フェンでは役不足じゃない?クールビューティじゃないもん。私は髪型ももちろんだけど、衣装のダサさが我慢できませんでした。最初キム・ベイシンガーがオファーされ、まわりの反対もあって降りたのね。降りてよかったよ、キム。しかしキムは契約不履行で訴えられた。こんな映画作っといて訴えるなんて身の程知らずだと思った。
0点(2004-09-06 11:31:19)
177.  フォー・ルームス
ものすごーく期待したんだけどなあ、しっかりハズレでした。特にタランティーノ担当の4話がいちばん面白くないというのが腹立たしい。なぜこんなに面白くないのか私なりに考えてみた。原因の多くは出ずっぱりのティム・ロスにある。彼のこういう役を見るのはあとにも先にもこの作品だけだが、顔の筋肉が引きつってケイレン起こしゃしないかと思えるほど、おどけた表情を作り一生懸命だ。けれどそれがうっとうしい、無理していると感じてしまう。だからおかしさがすーっと入ってこない。やっぱり一生懸命と技量、資質はちがうのよね。これがスティーヴ・ブシェミなら無表情でフロントに立っているだけでもも可笑しかったにちがいない。私もこの中では三話にはかろうじてノレました。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2004-09-06 10:52:08)(良:1票)
178.  未来は今
おかしな映画ですね。初見のときは「ふ~ん」って感じでしたけど、しばらくして再見したときにシニカルな雰囲気がたまらなくよかったです。この作品は主人公をティム・ロビンスが演じてこそだと思う。あのおっとりして人の良さそうな童顔、それには不釣合いなひょろんと長いからだ。それを持て余しているかのような動作、これが会社の陰謀によって社長に祭り上げられてしまう田舎から出てきた主人公にぴったりなのよ。そしてコーエン兄弟の作品は建物、部屋など舞台、背景というのがすごくいいわ。こういうのをスタイリッシュというのかしら、刺激的です。
9点(2004-09-05 16:52:25)
179.  推定無罪
辛口が多いんですね、けっこうよくできてると思いましたよ。私は映画が好きだから、よっぽどのことがないかぎり原作は読まないのですけど、基本的に原作と映画は別と思ってます。特にサスペンスミステリーは本を先に読んでネタがわかってたらせっかくの映画がつまらないもん。「地味な、ただの奥さんでした」でもなんら疑問を持たないであろうボニー・ベデリアをキャスティングしてるのは正解だと思うし、グレタ・スカッキの過去の絡ませ方や証拠品のグラスと例の被害者の体内に残っていたモノの使われ方も面白い。そしてなんといっても灰色のアンハッピーなラストがいいじゃないですか。私利私欲のために次々と男をたらしこむ女は放っときゃよかったのよ。未練タラタラのハリソン・フォードがやけにカワイク見えてしまいました。しかしこの浮気の代償は笑いごとじゃ済まんですな。
7点(2004-09-04 23:49:06)(良:1票)
180.  シリアル・ママ
キャスリーン・ターナーがママを演ずるというのがこの作品を成功させたと言っても過言ではない。オープニングの幸せそうな朝食のシーン、しかし一匹のハエの登場でママの怖さを印象づけた。ゴミの分別をキチンとしないことへのママの怒りは無理もない。 あやまれば、罰金払えば済むという問題ではないのね。それ以前のマナーを守るという意識の薄さが問題なのだ。スプラッタ映画を興奮しながらケラケラ笑いながら見ていた坊ちゃん、嬢ちゃんが本物の死体と血を見て「映画とちがう!」とうろたえる件はなかなかスルドイわね。 好みの差は当然あるわけだからそれについては何も言うことはありません。シュールな笑顔を浮かべた一見良妻賢母のママは世の狂気の象徴のようだ。ジョン・ウォーターズは実話をもとに、一般市民が日常における一部のマナー違反者、ルール違反者に対する怒りを打ち出し、それを狂気の象徴「ママ」にセイバイさせ笑い倒す。秋に白いパンプス履いてたぐらいで殺されちゃたまらんけど(笑)しかしこれらの着眼点に拍手!まさにブラックコメディ!!これは私が主婦だから思うことなのかもね。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2004-08-30 18:28:19)
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