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161.  16ブロック
うっとうしい、実にうっとうしい。護送される黒人のあの声、話し方、話しの内容。これも演技、演出なのだとしたらたいしたもんですけど。そしてお酒がきれて出てくる汗を拭くブルース。その強引なヘアとメタボなお腹はショボさをきっちり印象づけるも、やっぱりうっとうしい。こんなにイライラする映画は久しぶりでした。 悪をやっつけるというのじゃなくて、人生の転換、再生物語だったわけで、だからこんなにイライラもどかしい雰囲気を出したんでしょうか?? はなしの展開、なりゆきは通り一遍ではなくそれなりに楽しめたけど、私にはイライラ過ぎてそれが大きなマイナスです。 誰といったらデヴィッド・モースだなぁ、やっぱり。かっこいい!そして狙撃隊の人ね、あの人がいちばんプロフェッショナルな仕事しましたねー ラストまでの20分くらい、やっと落ち着いて観れました、あー疲れた。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2007-11-04 10:57:49)(良:1票)
162.  マイアミ・バイス 《ネタバレ》 
苦手な暑っ苦しいコリン・ファレル、信頼するマイケル・マン。複雑でしたねー(笑)観る前は「ヒート」をイメージしてたんですけどちょっとハズレてました。 二人の刑事は確かにプロフェッショナル、でも問題は演技です。クールにハードボイルドにというのはわかるんですけど、ちょい鼻につくの。簡単に言ったらカッコつけすぎでぎこちないの。でも任務をまっとうするプロフェッショナルな姿はかっこいい。ただ作品全体にインパクトがないというか、身を乗り出して食い入るように観入ってしまうようなモノがなかったです。どうしてなのか私なりに考えた結果ですね、それは敵役がまったくもって魅力的ではない、これが致命的だということで納得しました。あと見せ場であるはずの銃撃戦は普通だったし暗くてよくわかんないというのが不満。でも映像と音楽は最高でした。 コン・リーは最初はかっこよかったんですけどねぇ、なんか「ニキータ」が頭をよぎりました。やっぱり女は男のようにプロに徹することは無理なのかな、特に恋愛がからむとね。「これを見てください」って何を見せるのかと思ったら・・・完全に恋する女の顔になってダンスしてるとこなんだもん、「あちゃーそうきたか」と唯一笑ってしまったとこでした。この展開、マイケル・マンてちゃんと女のこともわかってる人なのね。  ところでFBIの情報は誰が漏らしてたの?これが気になって気になって、仕方ありません。見落としてたのかなぁ?
[CS・衛星(字幕)] 7点(2007-10-10 00:31:41)(良:1票)
163.  かもめ食堂
ヨーロッパってなんであんなにキレイなんだろ、子どもの頃に見ていた童話の挿絵そのものの街並みが大好きです。そして話の内容よりも目に入ってくる全てが好みです。特にレトロなプリントと色使いの衣装がすごくいい、片桐はいりの着てたTシャツ、私もほしい。 食堂の店内、自宅、キッチン用品と食器とか・・・「クロワッサン」の世界かな?w だからリアルではないんだけど、小林聡美、もたいまさこ、片桐はいり、この3人の女優がどこにでもいそう、道ですれ違う人によくいそうな感じというのがそのへんのバランスをとっているのかもしれない。 「親しき仲にも礼儀あり」みたいな人間関係が心地よい。この三人はどちらかというと過去を捨てた、捨てるためにフィンランドに来たわけで、小林聡美の「やりたくないことはしないだけです」だったかなぁ、このセリフだけで彼女のそれまでがどんなものだったのかがなんとなく想像できた。知人も友だちもいない知らない土地で自分を大事に生きていくことを選ぶ。物凄く憧れるんですけれども、これができる人はそうはいないんだよね、心情はやけにリアルな疲れた大人のためのファンタジーかな。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2007-09-14 09:19:17)
164.  GOAL! ゴール!
ストレート、直球、これ以上でもこれ以下でもないというスポーツものって感じ。 私の独断と偏見なんですけど、スポーツしてる男子はかっこいいし、男子がいちばんかっこいいのは仕事してる時なわけで、その仕事がスポーツというスポーツ選手がモテるのはこれはもう当然のように思うわけですよ。 ベッカム、ジダン、ラウールが出てきた時には「おぉ~~♪」となったけど、最後のチェルシー戦でジェラードが登場した時には「おぉぉぉ~~~♪♪」と感動しました。 ジェラードめっちゃかっこいい~~~^^
[CS・衛星(字幕)] 6点(2007-09-07 20:19:37)
165.  セルラー
WOWOWで録画したまま未見だったコレ、数ヶ月前に思い出して観てたらラストの山場の海辺のシーンでなぜか切れちゃったんです、ええ録画時間を間違えて予約したんですね。それまで目が離せない状態で観てたんでムチャクチャ落ち込みました。で、今夜民放で放送されてたのでやっとラストまで観ることができました。 あんまり期待してなかったけど、なんの前触れもなくいきなりドアのガラスが割られてからはもうノンストップ。サスペンスというよりアクションて感じね、ローラーコースターです。 キム・ベイシンガー、よくやったなぁこの役。こういう作品に出てクシャクシャの顔のアップも撮らせちゃう、結構好感持てました。ニヤケ気味のモデル系クリス・エヴァンスってキムにとっては元義弟のウィリアム・ボールドウィンみたいだった。 ウイリアム・H・メイシーが金魚の入ったグラス持ってるとこは笑えた、ジョン・マクレーンとは比較にならないけど、おっさん警官の必死のアクションという点でウィリアム・H・メイシーのアクションシーンは私にとっていちばんの見どころです。
[ビデオ(字幕)] 7点(2007-09-03 00:15:44)
166.  フライトプラン
ジョディは何に惹かれてこの映画に出たんだろ?それがいちばんの疑問でした。 ラスト近くになるまで本筋がわかんないというか、結局ラストまでテーマとか何に焦点をあてているのか分らずじまい。 あの騒がしい子供ふたりの存在とか、なにげなくガラスに指で書いたハートマークがけっこう意味を持つことだったんだとは思ったけど・・・ だけどこれって、共犯者がまだまだ芋づる式にでてきそうな感じだけどショーン・ビーンはどうなんでしょうね。ただのあて馬だったのかな? なんだか無機質で感情が伝わってこない作品でした。  昨夜民放で放送されたましたね、やっぱりつまらん。 たいそうなメッセージ性があるとは思えないなあ、自分が悪かったのに自分の気持ちオンリーで謝らない人なんて世の中には掃いて捨てるほどいるし・・・我が子のこととなるとなーんにも見えなくなる母親に対し、あの乗務員たちの冷静さは異常とも言え、好感度は低い。なんか腹立つような人ばっかり出てくるんですけど。ドイツ人監督のアメリカ人への悪口レベルの映画としか思えない。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2007-09-01 20:42:11)
167.  ドッグヴィル
映画とひとことでいっても色んなジャンル、タイプがあるわけで、表現の自由っていうある意味やっかいなモノもあるわけで・・・でもあえて言わせてもらうならコレは映画じゃないでしょ、なにも映画にしなくてもどっかの小劇場でやればいいんじゃないの? 「人間の本質」とか「集団」なんでしょうけど、映画にするなら映画らしくしてほしい。 ある程度のキャリアを築いた役者にとっては、是非やってみたいと思う作品なのかもしれないですけど。たぶんニコール・キッドマンが出ていなかったら観る人も減っていたんじゃないかな、だって「ダンサー・イン・ザ・ダーク」の後だもの(私はあの映像とビョークに耐えられず30分でギブアップしました) ラース・フォントリアーという人、物凄い変わり者のドSなんじゃないの?そして女の私が感じるのは、彼は絶望的に女にモテない人。 この人ってワケあり、薄幸な女をさらに痛めつけどん底に叩きつけるのが好きなの??そんなもの人に見せてどうしたいのよ。コレって続編もあったんじゃない?もういい加減にしてほしい。人間の邪悪で残酷な部分を見せるだけ見せて、だからなんなの?その矛先がいつも女なの、暴力的なセックスをさせるの、なにそれ。人間に対する希望も愛もない、ただただ人間を否定し信じない人に何ができるというのか。 芸術的才能はあっても人間性に疑問有り過ぎと感じる人です。
[CS・衛星(字幕)] 0点(2007-08-26 11:58:29)(良:2票)
168.  マレーナ 《ネタバレ》 
久しぶりにイタリアンを堪能しました。でも予想と違って前半は少年の妄想のオンパレードで「これは軽いノリのエロコメディなのか?」とちょっとがっくり。ラウラ・アントネッリの「青いナントカ」て映画を思い出しました。でもリンチされてからは雰囲気変わりましたね。 私が女だからなのか、あの少年がマレーナに四六時中張り付いてるサマは見ていてけっこうイラつきましたwなんていうのかなぁ、純情とか純真というのとはちょっと違うんじゃないでしょうか。結局あの子も街の男たちと同様マレーナを性の対象としか見ていなかったように感じた。女たちからリンチされるマレーナを男たちは誰ひとりとして助けない、その中にあの少年もいたでしょ。 女の私が言うのもなんですが、しかしあの女たちの陰湿なやり方はどうよ。マレーナは美人というだけじゃなく、確かに服装も物腰もあの閉鎖的な街では異質というか浮いていた。けれどそれがマレーナであって、彼女は自分から男たちに色目を使うようなことはしてないじゃん。頼れる人はなく職安に行ってもなぜか雇ってもらえず、髪を切って染めたマレーナは「それなら、そうなってやるわよ」みたいに開き直ってしまったのかな。で、そうなったらなったでリンチですよ。その他大勢の女たちとはちょっと違うというだけの根拠のない差別、いじめじゃないですかぁ。こういう状況と心理状態の時って相手が何をどう言おうがしようが、あの集団にとっては中傷、悪口のネタにしかならず、どこまでも敵でしかないのね。 地味になって帰ってきたマレーナに挨拶を促すように声をかけ、それに応じた途端に「仲間にいれてやるわよ」みたいに蔑むように接するまわりの女たち。他人のことにはこれといって興味のない淡々としたマレーナと仲間意識の強い女の集団、こういうのってけっこうありますね。これは少年の初恋を描いたラブストーリーかつ成長物語ではなく、戦時下の閉鎖的な島を舞台に人の業を見せていると思います。 モニカ・ベルッチはほんとにキレイですね、さすがイタリアの宝石、至宝。エンニオ・モリコーネの音楽とシチリアの風景が素晴らしい。前半とは違い、ラストはとてもしっとりとした気分で見終わりました。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2007-08-25 01:06:55)(良:1票)
169.  迷い婚 -全ての迷える女性たちへ-
「卒業」をこじつけたこの設定があるからこそって感じ。作品自体はそれほどのものではないのですが、所々に出てくるセリフにハっとさせられました。既婚の私が思うことはですね、結婚してもよいのかと迷っている時も幸せのうちですね、実際ハネムーンから帰ってきたらその後は来る日も来る日も結婚生活の現実世界なわけだから、それまでのファンタジーな時間を楽しみましょうw ところでなにげに豪華なキャストでしたねぇ。母娘3代どんぶりしちゃったケヴィン・コスナーにシャーリー・マクレーンとあのお父さん、なかなかいい味だしてたじゃないですか?ヒロインの邪魔にならないマーク・ラファロもいい、妹役がミーナ・スヴァーリてのが??だったけどw そのヒロインのジェニファー・アニストンなんですけど、うーん色気ないねーこの人。華やかさ、可愛らしさ、不幸さ、知性・・・どれも当てはまらないというか中途半端なのね、やはりこの人は映画じゃなくTVドラマの人ですね。私としてはジェニファーの口元と少々神経衰弱気味の演技にイライラしたかな。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2007-08-20 17:09:10)(良:1票)
170.  ダ・ヴィンチ・コード
なんということはない、過去にも観た事のあるような普通のミステリーでした。スラスラと進むところはいいんですけど、なにせ特に前半画面が暗すぎて、いつになったら明るくなるんだとそっちにイライラしちゃったかな。出ている役者を知った時点で映画を観る前になんとなく黒幕とかひとくせある要注意人物は誰かとかわかっちゃうとこが残念です。ところでジャン・レノの絡み少なかったですねー、ラストで出てきてトム・ハンクスと粋な会話でもあるのかと期待したんですけどねぇ・・・こういったジャンルはロン・ハワードでは刺激ないかな。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2007-08-15 20:11:50)
171.  エリン・ブロコビッチ
確かジュリアがオスカー獲った作品だったと思うけど今日初めて観ました。なんで今まで観てなかったんだろ?こんなにイキイキしているジュリアを観るのは「プリティ・ウーマン」以来のような気がする。やっぱりジュリア・ロバーツという女優は「基本的には善良、見た目ゴージャス、でもちょっと下品、怒ると一気にまくしたてる」こういうのが魅力的です。作品のほうは実話をもとにした訴訟モノというより、ジュリア演じるエリン・ブロコビッチのサクセスストーリーといった感じですね。公害訴訟を扱っているわりには重くなく、テンポも良いし所々ユーモアあり、けれど考えさせられる部分もあるという無難な娯楽作品だと思う。特別文句もなければ突っ込みたくなるところもないです。ただジュリアの相手役、アーロン・エッカートがサエなかったですね、薄いです。なんといっても「トラフィック」とこの作品が両方ともソダーバーグっていうのにいちばんびっくりさせられるかな。二作でノミネートされて、監督賞獲ったのは「トラフィック」だったですよね。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2007-08-09 19:12:33)
172.  ステイ
ラストまできて「ああ、そういうことだったのか・・・たぶん」という感じで観終わりました。そのラストまでが、なんかありそうだっていうだけで興味とか惹きこまれるモノはなかったです。でも映像はなかなかのもので、かなり凝ってますね。最初、ヨーロッパが舞台かと思ったほどアメリカぽくなかったです。雰囲気や色彩は好みですし、雨のシーンや衣装に音楽もいいですね。センス良いと思います。ぼーっと眺めてビジュアルに酔うのにはもってこいの作品でしょうか。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2007-08-03 22:27:20)
173.  すべてはその朝始まった 《ネタバレ》 
そこそこ楽しめたけど、デキの悪いサスペンスでした。ていうか、クライヴ・オーウェンはミスキャストじゃないでしょうか。へなへなビジネスマン役っていうタイプじゃないでしょ。カラクリがわかってきたあたりから急にその道の腕利きみたいになってたけど。ジェニファー・アニストンの悪女ぶりも魅力的じゃなかったです。と、突っ込みだしたらキリがないわけだけど、そこまでする気にはならない、する必要もないっていうところでしょうか。ヴァンサン・カッセルの悪役はなかなかよかったです。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2007-06-18 00:13:51)
174.  パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド 《ネタバレ》 
この作品が現実では有り得ないファンタジーだということはわかっている。なので現実的な説明など最初から期待していない。しかし、おとぎ話なりに筋を通すべきところ、それなりに納得できるものがなければだめでしょ。2作目で謎だった部分がまったく明かされず、延々と船上での戦闘シーンをみせられ、だんだんと冷めてシラけていくのが腹立たしかったですよ。それにあの人もこの人もと人死にすぎです、なぜかタコ?まで死んでるし・・・タコなのかイカなのかそれもはっきりしないし・・・面倒なモノは全部死んで終わりですか?その上ジャック・スパロウのキャラが変わってしまっているし、ビル・ナイとユンファの消え方はなに??特にユンファはなんのために出てきたんでしょうか。まったく中途半端で散漫、無駄にお金かけた無駄に長い駄作と言わざるを得ない。ジョニー、ジャック・スパロウはこれでエンドにしてねー。
[映画館(字幕)] 3点(2007-06-04 21:06:46)
175.  パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト
あのジョニーが娯楽大作で海賊!?と恐々観た前作は予想を反してとにかくジョニーがノリノリだった。話も単純明快、その分コミカルな絡みやアクションが痛快で楽しかった。けれどやはり今回は続編にありがちな余分なモノが目に付くのが否めないかなぁ。観ているうちに「インディ・ジョーンズ」を思い出した今作なのですが、特に水車のシーンは長すぎ、しつこすぎです。騙し合いの裏切りあいは嫌味がなくて面白かったですけどね。デイヴィ・ジョーンズとその手下なんですけど、技術の高さは評価するとしても、グロすぎて気持ち悪いの。ジェームズの変貌ぶりがいちばんおいしかったです。ジャック・スパロウがああなったラストというのは3作目に繋げるのには最良とは思います。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2007-06-04 20:50:25)
176.  終わりで始まりの4日間
久しぶりに清々しくクスっと笑える自分探しモノを観ました。ザック・ブラフ、どっかで見たことあるような感じの人ね。トラヴォルタとマイク・マイヤーズを足して割ったみたいだ。ピーター・サースガードをじっくり見たのは初めて、若い頃のキーファー・サザーランドみたいで胸キュンでした。なんていうんだろう、会話やちょっとしたショット、シーンがシュールなのに自然だし、間がいいのね。背景もキレイ、好みの雰囲気です。そして音楽もいい、ビン回しゲームの時の曲はなんていうの?あの曲すごく良かったです。監督・脚本も手がけたザック・ブラフのセンスの良さを感じました。早回しとかスローモーションとか「あーあの監督のアレかな?」なんてのもあったっけ。全体的にはキャメロン・クロウを思い出させる感じかな。小品だけどこれは良いです。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2007-05-09 20:42:39)
177.  ファイヤーウォール
んー、ハリソン・フォードがなんか違う。老けたせいなのかなぁ、あの何かが籠もったような感じはなんだ??作品全体にも言えることだけど、スコーンと突き抜けた快活さがないというのかなぁ、ハジけきらない苛立ちを感じながら観てました。ポール・ベタニー、バージニア・マドセン、ロバート・フォスター、この辺の人たちってクラシカルな雰囲気だし、秘書役の女優まで70年代の映画でよく見かけるような顔立ちだし、コンピューターの最先端技術を扱う話ながら、なぜかどこかクラシカルなものを感じるサスペンスアクション映画でした。T-1000も老けてたなぁ、絶対黒幕だと思ったんだけどなぁ・・・ハリソン・フォードの行く手を遮ろうと車追いかけたり、正面に飛び出したり、あれはパロディだったのかしら?
[CS・衛星(字幕)] 5点(2007-04-24 11:04:29)
178.  ヒストリー・オブ・バイオレンス 《ネタバレ》 
夕べ遅くに放送していて何気なく観始めたのだけど、途中で夢の中にもいかなかったしやめられなくなってしまいました。その理由はひとえにどんなラストが用意されているのか、コレです。「コハカスガイ」みたいななーんとなくホっとする状況もあるにはあったけど、あの一家のその後が色々と勝手に想像できるような終わり方がよいですね。そうそう、ヴィゴ・モーテンセンがスティーヴン・セガール並みの強さなのよ(笑)身に危険が及ぶと体が自然に動いちゃう、まさに軍隊とかCIAあたりで特殊な訓練受けたとしか思えないような身のこなしだ。なんていったらいいんだろ、家族との現在はかなりシリアス。でも過去が絡む、彷彿とさせるシーンになるとそこはかとなくコメディの匂いがしました。ヴィゴ・モーテンセン、エド・ハリス、ウィリアム・ハート、実に相性いいですねぇ。「指環の物語シリーズ」に出てきたモーテンセンに、「海賊になったジョニー」の次に驚きとショックを受けた私としては、うれしい作品でした。う~~ん、人ごとだからこんな事が言えると思うんですけど・・・ムチャクチャ頼りになる夫、父じゃないですかぁ、奥さんの心情描写があんまり好きじゃなかったです。女じゃないんだもん、結構ヘヴィなセックスシーンもあったというのに女を感じなかったですよ?なんか男みたいだった(笑)あの女優さん、ずっと前ERで女医さん役やってた人よね?
[CS・衛星(字幕)] 7点(2007-04-09 11:43:30)(良:1票)
179.  ステップフォード・ワイフ(2004)
ニコールがクビになるまではシニカルコメディを期待したのですが、そこまで風刺も皮肉も効いてなかったです、もっと毒がほしかった。なにげに「メイド喫茶」とやらを思い出しました。そしてなにげに豪華なキャスト。グレン・クローズが圧巻かな、でもあの役メリル・ストリープでも面白かったかもね。バービー人形みたいな衣装が良かったです。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2007-03-13 16:07:12)
180.  クラッシュ(2004)
ひっさびさに出会えました。まさにこれは「映画」です。この作品をひと言でいうと「厳しい、けれど可能性はゼロじゃない」かな。それぞれのエピソードを観ていくうちにこの作品において「人種差別と銃」の問題はアメリカを語る上であって当然、無きゃおかしいというシチュエーションにすぎず、メインテーマではないと感じた。人種も立場も地位も違いながら皮肉な巡り合わせで繋がっている登場人物たち、唯一共通しているのは、皆いつもイライラして怒っている、心の安堵がないということ。けれど不条理で複雑な世の中で安堵を求めて必死に生きている。求めていることは人間みな同じ、それを手に入れるためには正しいことばかり言ってはいられない、悪いこともしてしまう、そんなことが浮かびました。そういう意味でこれはアメリカに限った事ではないとも思う。 ”「価値観の違い」「人それぞれ」はあったりまえ。それに拘る人は一生言ってればいい。そのかわり一生信頼も安堵も手にできない、独りよがりの勘違いだと気付かない” アメリカという国はそれを語るには充分すぎるくらいの下地があるのです、わかりやすいのです。  困難な日々にふっと訪れるひとときの幸福感、それはそれまでの苦悩を帳消しにする威力があり、次への希望になる。人の一生はそれの繰り返しなのかもしれない。黒人の幼い娘がエンジェルならペルシャ人の娘は聖女でしょうか。ふたりの娘は希望と安らぎを感じる存在でした。綿密な脚本と構成、選曲とその使い方も洗練されている。素晴らしい!  
[CS・衛星(字幕)] 9点(2007-03-06 19:12:25)
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