161. プロメテウス
《ネタバレ》 映画としての出来は、実はそんなに悪くないのかもしれない。 映像美もあって、中盤からはかなり緊張感持って見られるし。 だけどさあ、全編ほぼ「エイリアン」の焼き直しなんだよね... ほぼ同じシーンが何回も出てきて、萎えることこの上なし。 SFなのに、新しいアイディアが無いに等しいってどういうこと? しかも、「エイリアン」と違って登場人物に全然魅力がない。キャラが立っていない。 悪役は憎たらしくないし、主人公はカッコよくない。 これを「エイリアン」を撮ったリドリースコット本人がやっちゃうかねえ。 自分は「エイリアン」を公開当時に見て、物凄い衝撃を受けた一人。 だからこそ、余計にこの映画のアラというか、安直さが許せない。 リドリースコット、この映画に出てくるワガママなヨボヨボ社長、それからアラ探しの自分。 この映画のテーマは「老兵は死なず。ただ老害をふりまくのみ。」ということかと思わされてしまいましたとさ。 [映画館(字幕)] 5点(2012-09-02 08:12:38) |
162. 世界最速のインディアン
《ネタバレ》 「会社を定年退職後に、昔からの夢を実現するために~」なんて話を想像してたんだけど、全然違った。 あらゆる意味で「現役」なの。しかも結構危なっかしい。 整備不良のオートバイで出たらマズイでしょう。命に関わるし。 主催者側も「ルールは大事だが、ルールを破るのもまた大事だ」なんて言っちゃうし。 それでいて「憎めない奴」だから許されちゃう。 こういうジジイ像は、邦画じゃちょっと考えられないけど、アメリカ映画だから、見てるこっちも許しちゃう。 作品のテイストは、ボブスレーを扱った「クール・ランニング」に近いかな。 なんかほのぼの見られる感じが。 あっちもカルガリー五輪の実話ベースだし。 ちなみに、このカルガリー五輪において、メダリストしか出場できないはずのフィギュアスケートのエキシビションで、5位の伊藤みどりが出てきたのを思い出した。それも最後の最後で。 試合では観客総立ちの演技だったので、「ミドリはなぜ出ないのか」という外人観客の抗議が殺到したためだという。 こういう「粋なルール破り」ができるのもまた、外人ならではなんだよな~。 [DVD(吹替)] 6点(2012-08-26 23:20:52) |
163. ステキな金縛り ONCE IN A BLUE MOON
旅行帰りの飛行機の中で見た。 そういう鑑賞環境が選択肢にないので、悪い鑑賞環境という意味で「パソコンテレビ」を選ばせてもらいます。 いやあ、飛行機の中ってセリフが聞き取りにくくて大変。 セリフが命の三谷作品を、こんな環境で見ちゃって申し訳なかったけど、最初予想してたよりもずっと面白かった。 西田敏行と深津絵里という芸達者はもちろん楽しいけど、なんと言っても中井貴一! 彼は、TVドラマ「ふぞろいの林檎たち」の時から「情けない真面目人間」をやらせたら天下一品だなあ。 逆に、中井貴一の影が薄くなったラストは、やや物足りなかった。 とはいえ、これまで好みじゃなかった三谷作品の中では、一番面白かった。 次回作は、今回のお詫びとお礼に、ぜひ映画館で見たいと思う。 [インターネット(字幕)] 7点(2012-08-18 09:01:39) |
164. 聯合艦隊司令長官 山本五十六―太平洋戦争70年目の真実―
「山本五十六という人を、世間は持ち上げすぎではないかなあ?」と常々思っているんだけど、そのイメージを変えさせる話ではなかったなあ。 だって生粋の軍人さんですよ?政治家としては無力という意味で。 だから「太平洋戦争の早期講和」なんて絵空事が簡単に言える。 相手の主力基地(ハワイ真珠湾)と主力艦隊を叩いたら、相手の国力が疲弊しない限り、日本はそれ以上の報復を受けなきゃ講和なんてできっこない。 日露戦争の時とは相手の状況が違うってことはわかってると思うんだけど、わかってて「早期講和」っていう政治的超難問を「自分には関係ないこと」として発言するのは、どんなもんかと思いますよ。 で、この映画、「太平洋戦争70年目の真実」なんてサブタイトルにあるけど、別段目新しい真実は特になし。これまで知られているエピソードをまとめただけ。 あ、部下(南雲中将)が無能という話がちょっと面白かったけど、自分には「そういう問題じゃないだろ」としか思えなかったなあ。 当時のアメリカは「空母なんて、沈んだらまた作ればいいじゃん」くらいの感覚だったはずだし。 ただ、戦闘シーンや食事シーンが上手で、退屈せずに最後までは見られた。 [インターネット(字幕)] 6点(2012-08-18 08:11:15) |
165. おおかみこどもの雨と雪
「全国381スクリーンで夏休み初日公開、在京キーTV局の全面バックアップ付き」ときたら、どんな超大作かと思ってしまうが、かなり地味な内容だった。 題材も地味だが、展開も地味だし、クライマックスさえも地味。 自分が一番気に入ったのは、メインキャラじゃなくて、娘の同級生の男の子だったし。 じゃあ、つまんない映画だったかというと、そんなことはなくて、見終わった後からジワジワくる。 見終わった直後は「パンフも買わなくていいかな~」なんて思ったけど、5時間たった今、パンフ買って良かったと思うし、もう1回映画館で見たいなと思ってるし。 ただ、今回の公開規模から、この映画の細田監督をポストジプリのように言う向きもあるけど、それはさすがに違うなと思った。 ジプリは「大人も見られる子供向け」を作り続けてきたけど、細田監督は「大人向け」ばかり作っている。 だから、今作なんか特にそうだけど、映画作品としては優秀でも、TV放送にはジプリ作品ほど向いていないから。 でも、「時をかける少女」「サマーウォーズ」そして今作と、毎回「前向きに生きる勇気」をもらうたび、毎回「細田監督、次はいつなの?」と思わざるをえない。 [映画館(邦画)] 8点(2012-07-22 23:31:19)(良:1票) |
166. 素晴らしき哉、人生!(1946)
この映画は、ハートウォーミングのクリスマスファンタジーだったんですねえ。 それを知っていたら、もうちょいノレて見れたかも。 クライマックスまでが結構冗長で退屈だから、「善意の金貸し」っていう職業に違和感を感じてしまい、正直ちょっと困った。 それと、「あんなキレイで優しい奥さんと、あんなカワイイ子供がいるだけで充分幸せだろ」と思ってしまったちょっと偏屈な自分もいる。 一方で、相当強引なクライマックスだけど、ちょっと感動してしまった自分もいる。 この強引さは、嫌いじゃないなあ。 [DVD(字幕)] 6点(2012-07-16 16:50:58) |
167. ファイト・クラブ
有名な映画だけど、なぜか見る機会がなく、今回、初めての鑑賞。 でも、残念ながら突飛な話についていけなかった。 カルト宗教の話みたい... 体をいじめてから洗脳するのも、カルトの特徴だし... 自分は好きになれなかった。 とりあえず、最後まで退屈せずには見られたんだけどね。 [DVD(吹替)] 4点(2012-06-17 20:32:54) |
168. リング(1998)
他の皆さんの評価は、どうしてこんなに低いんだろう。 自分は最初に見た時、あまりに怖いんで、怖さ紛らわすために、もう一度連続して全部見ちゃったほど。 見た後は、原作も読んだし、この後に公開されたスピンオフ作品も、基本、全部見たと思う。 それだけの衝撃度があった。 しかも、一度見て終わりのホラー映画がほとんどの中、この映画だけはしばらくするとまた見たくなる。 この作品の怖さ、話の広がりのワクワク感、テンポの良さ、真に怖くなるラスト、どれを取っても素晴らしいと思う。 さて、今回はビデオじゃなくてDVDで見直したから、当時の怖さや楽しさ(友人に「絶対見たほうがいい」って話したくなること)が残っているか、ちょっと不安だった。 でも、それは杞憂だった。 映画全編に漂う、あのジメっとした嫌な感じは、今もしっかり受け取れた。 今見ると、車やファッション、電話やテレビも古くさくて最初のうちは気になったけど、話がしっかりしているから、途中で気にならなくなる。 ちゃんと、今見ても怖かった。 これって結構、凄いことだ。 [DVD(邦画)] 10点(2012-05-27 06:19:01) |
169. カイジ2 人生奪回ゲーム
前作で4点しかつけなかったのに、ちょっと興味があって、つい見てしまった。 結果、見て良かった。 この映画の原作の魅力は「自信満々の強者の敵が心理面で揺れだし、壊れていく」というところにあるが、今作ではまさにそこにスポットを当てて作られているから。 逆に、この見所が終わってからの話が長くてダレてしまい、最後のほうはやや残念だった。 もったいないなあ。 それから、この映画オリジナルのゲーム「姫と奴隷」も意外に緊張感あって驚いた。 最近の流行りだと、あのシーンは血しぶきタップリでR15ギリギリまでやりそうなもんだけど、それをやらないで緊張感を出したことに好感を持った。 映画全体の出来としては、終盤の冗長さもあって、傑作とは言えないけど、見所もタップリだし、次作もありそうな出来栄え。 というか、次作があれば映画館で見たいな、と思った。 [DVD(邦画)] 6点(2012-05-20 12:18:04) |
170. アイアンマン
アイアンマン=鉄人、鉄の男は、丈夫な体を持つスポーツ選手や、強い意思を持つ政治家なんかを言うと思うんだが... これはアメリカでも変わらないというか、元々アメリカで言われていた表現だったはずだけど。 でも、この映画の主人公は、兵器産業の社長で女好きでいいかげん。 いいのか?こんなんで。 「この設定だけで日本じゃR15なんじゃないか?」なんて思いながら、最初は見始めた。 でも、だんだん気にならなくなる。 パワースーツ作る過程や、動かすところがワクワクできて楽しいから。 日本の最近のアニメだったら、ここで戦う意味やむなしさに悩みそうなもんだけど、この映画の主人公は、即、試運転を兼ねて敵をやっつけに行っちゃう。 うん、これでいいんだと思う。 正義の味方はこうあるべき。 それから、脇役のキャラ設定も、アメコミ原作らしくはっきりしてていいなあ。 秘書さんのキャラは、ハリウッド映画じゃ珍しい女性らしさだけど、自分は好き。 実は、「兵器産業の社長」っていう設定には最後までモヤモヤ感があったけど、全編が明るくて楽しくて、大人が気軽に見るのにいい映画だな、なんて思った。 [DVD(吹替)] 7点(2012-05-03 15:11:29)(良:1票) |
171. モテキ
好きな原作の映画版を見ると、原作と比べてしまい、不満が残ることが多い。 この映画の原作は、最初の3巻で挫折したので、「全然大丈夫だろう」と思ってみたんだけど... いやあ、原作を超える酷さだった。 前半はまだいい。主人公の言動は原作通りちょっとアレだけど、コメディシーンが楽しいし、女優陣がみんな色っぽくて、ラブシーンはドキドキする。 だけど後半は、どんどんイライラしてくる。 主人公はおろか、女優陣もみんな暗くなって、しかもとても感情移入できない行動ばかり。なんじゃこりゃって感じ。 前半にあった楽しさやオシャレさをブチ壊してどうすんの。 最後の方は、もう「自分に関係ない人達の話なんだから、どうぞご勝手に。とにかく早く終われ。」って感じだった。 [DVD(邦画)] 2点(2012-04-22 19:12:23)(良:1票) |
172. 冷たい熱帯魚
いやー、怖かった。 結構笑えるシーンもあるのに、見終わった後は、怖くてヨロヨロしてた。 普通は見た直後にレビュー書くことにしてるんだけど、これはなかなか頭の中が整理つかなくて、いろいろ他の方のレビュー見たり、検索したりした。 それで実際にあった埼玉愛犬家殺人事件から話を取っているとわかり、話に迫力がある訳がわかった。 それにしても、他の方も書いているけど、でんでんの怖さが圧倒的! エロシーンなど、もはや休憩時間にしか見えないくらい。 「猛毒エンタテイメント」っていう宣伝文句に掛け値なし。R18も当然。 しかしこの映画、ちょっとした知人くらいじゃ、他人に薦められないなあ。 だって、自分なら、知人から「好きな映画は、冷たい熱帯魚」って言われたら、かなり引くと思うし。 それが女性だったら、ちょっと距離置いてしまうかも。 それから、自分は、この映画をもう一度見ることはたぶんないと思う。 テーマがやはり好きになれないから。 でも、凄いよ。 [DVD(邦画)] 7点(2012-04-15 13:02:36)(良:1票) |
173. オープン・ウォーター
《ネタバレ》 地味な設定だけど、怖いという点では偽りなし。 自分はかなり水泳得意で、ダイビングもちょっとだけ経験あるけど、だからこそ充分なリアリティを感じることができた。 自分があの状況になったとしても、同じ行動や話をしたと思う。 ただし、ラストはちょっと別だけど。 しかし、この映画には、やってはいけない反則が入っている。 それは、「実話に基づく」って最初に言っているんだけど、最後まで見ると、「実話の設定を借りたウソ話」ということがわかってしまうところ。 これはかなり許せない反則だし、あまりにも地味な映像とシーンが多すぎるのは、もうちょっとなんとかならなかったのかなあ、と思ってしまう。 [DVD(吹替)] 5点(2012-04-08 05:13:44) |
174. ソーシャル・ネットワーク
《ネタバレ》 自分はフェイスブックを知らない非アメリカ人なんだけど、そういった人間に対する説明が不足している。 たとえば、以下の点で。 ・フェイスブックって結局何が楽しいの?男女交際目的なら、ここまで広まらないよね? ・ボート部兄弟は結局大金を得ているわけなんで、彼らの言うことも一理あるはずだよね? ・フェイスブックって、結局どうやって儲けているの? ・仕事場で遊んでいたり、女の子連れ込んだりってシーンが多いんだけど、なんか意味あるんだよね? とか。 それでも話がサクサク進んでいくので飽きはしないけど。 でもやっぱり、もう少しわかりやすいお話にしてほしかったなあ。 [DVD(吹替)] 7点(2012-04-01 17:32:23)(良:1票) |
175. ドリームガールズ(2006)
最初のオーディションのシーンで、「出演者のレベルは高いけど、中でも一番魅力的」という内容が丁寧に描かれていて、物語に入りこむことができた。 それからの話は、どんどん売れ出していく物語も歌も楽しい。 歌だけでなく、ダンスの魅力も大きいと思う。 しかし、後半は物語も歌も暗くなってしまって、ちょいガッカリ。 「この手の話は、成功するまでで充分じゃないかなあ」なんて思った。 [DVD(字幕)] 6点(2012-03-25 22:57:45) |
176. スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス
「スター・ウォーズ」と「スター・ウォーズ/帝国の逆襲」は、公開当時、映画館で見た。 それ以来、ほぼ30年ぶりに今作を見た。 いやー、見なきゃよかった。 30年ぶりってことは、スター・ウォーズ好きじゃないってこと。 そんな奴が、シリーズ中でも一番評判悪い今作(後でわかった)を見ちゃいけないよなあ。 こりゃあ確かにひどい。 映像には金かかってるのに、箸にも棒にもひっかからないつまらなさ。 ツッコむ気力さえ奪われる感じ。 ただ、1作目から気になっていることを一つだけ。 あの光線の剣を使った殺陣ののろさは、なんとかなんないの? 初めて幼稚園児に丸めた新聞紙持たせたって、あれよりはマシだと思うけど。 [DVD(吹替)] 1点(2012-03-17 23:19:05) |
177. 武士道シックスティーン
剣道命の主人公の言動が突飛すぎて、ついていけない。 あんまり突飛だから、「またマンガが原作か」と思ったけど、後で調べたら違ってた。 ってことは、じゃあ、この映画がヘタなんだ。 もう一人の主人公だけが、その剣道命の主人公と仲良くなりたがるのも、全然わからないし。 それに、ミニスカの制服着たまま剣道対決なんてシーンなんてのもあって、オタクじゃない自分は引いてしまう。 それまで、格闘技としての剣道をそこそこ真面目に描写しているから、余計そう思う。 美少女二人、友情、スポ根、マンガ「エースをねらえ!」っぽい展開。 売れそうなものをたくさん揃えて企画したって、魂が入ってなきゃ、ただの駄作。 [DVD(邦画)] 3点(2012-03-11 21:09:25) |
178. 瞳の奥の秘密
前半のストーリーは荒っぽいし、話がどう進んでいるのかサッパリわからない。 要するに、「退屈」。 その時間が長い。長すぎる。 ただ後半は、次々に伏線を回収するし、ストーリーもキッチリ噛み合う。 いいトシした男女が、枯れていないのも楽しい。 ただし、25年前も大人だった人じゃないと感情移入できないであろう、客をかなり選ぶ映画。 自分は、そこそこだが楽しめた。 [DVD(吹替)] 6点(2012-03-04 05:47:19) |
179. L change the WorLd
自分は、つまらなそうな映画は見ないことにしている。 一応、そこそこの社会人だから、少ない自由時間をムダに過ごしたくないから。 しかし、この映画はどう考えてもつまらなそうだが、嫁さんが「どうしても見たい」と言うのでつきあった。 結論から言うと、やっぱり見なきゃよかった。 もはや、ツッコミさえも入れたくなくなるつまらなさ。 脱力感満点。 ところが嫁さんは、「松山ケンイチやっぱサイコー。もう一回見たい」だと。 ならば自分は、「もうお前とは映画見ない」と返させてもらった。 ところで、この映画を公開当時に映画館で見てしまった若いカップルの方々は大丈夫だったろうか。 ケンカや別れ話の原因にならなかっただろうか。 若い方々なら、こういときはお互い努力して、「無かった事」にしてほしいもんだ。 [DVD(邦画)] 1点(2012-02-26 01:24:30)(笑:1票) |
180. 悪人
《ネタバレ》 脚本、破綻してるでしょ、この映画。 でも、巷じゃ評価高いんだよなあ。 まあ、いいや。正直に感想書いとこう。 まず、「出会い系」「金髪」「分不相応の高級スポーツカー」これだけ揃った主人公が「純愛」って、どう感情移入しろと? おまけに、大した理由なく人殺してるし。 大学生の方が、よっぽど感情移入できた。 ちょっと知ってるイイ女が強引に車乗り込んできたら、実は酒臭くてニンニク臭くて、さらに金目当てだってわかったら、頭くるってのはわかる。 若いうちなら、そりゃ蹴り出したくなるでしょうよ。 それから、主人公と逃げる女が、主人公に惹かれるのも、全然説明不足。 わけわからん。 ダメな若者の親が、妙にいい人なのもわからん。 おまけに逃避行の最後は、人気のない灯台で、寒さを凌ぐために抱き合ってって、コントですか? 後半1時間は、「どうでもいいから早く終われ」って思ってた。 全編が陰鬱で脚本もいいかげん。 「昭和の映画の悪い部分だけ引き継ぎました」って感じ。 [DVD(邦画)] 2点(2012-02-19 10:22:17)(良:1票) |