161. ぐるりのこと。
《ネタバレ》 ここの評価が高かったので見てみましたが作品との相性が非常に悪かったですね。 正直つまらない。何が面白いのか。最初の30分で見るのを辞めようかと思ったが ここまで評価が高いにはそれなりの理由があるかもしれないと最後まで見ましたが しんどかった。汚い食事演出も嫌悪感を感じずにはいられませんし いちいち下ネタを挟んで来るのも笑えません。無駄にシーンが長く苦痛の連続。 面白いとか良くないを超えて生理的に受け付けない映画でした。 メンタルに苦しむ妻ですが、木村多江さんの演技力によりよく表現できているとは思いますが、 1つ1つのシーンだけを切り取るとリアルでもトータルでみると現実感がありません。 主人公と妻の性格や立ち位置に異論はありませんが、 メンタルで苦しみそこから復帰してくる過程があまりにも都合良すぎな気がします。 あの主人だからこそ長年一緒に居られたと言うのであれば、 もう少しその部分を逃げずに表現したら良かったんじゃないかね。 一緒に居る事に深い理由など求めないと言うのも現実では有りだと思いますが それを映画で長時間見る物ではない。その辺も嫌悪感の理由です。 木村多江さんが妻役じゃなかったら0点ですね。 [DVD(邦画)] 1点(2017-01-05 15:36:43) |
162. 告白(2010)
《ネタバレ》 過去見た事があった作品ですが、すっかり内容を忘れてしまったので正月休みに。 前半のリアリティの無さがどうにもねぇ。イジメとか殺人、少年法と言ったテーマを映画にされた作品は 制作者がどのような意図を持っていようが少なからず社会的メッセージを発信されると 思いますが、個人的にはそういう作品にはどうしてもリアリティを求めてしまいます。 とくにこういうイジメのシーンでほぼ全員がイジメに荷担し皆が悪者のような描写が 映画では非常に多いですが、そういう演出をされてしまうと途端に 全てがどうでも良くなると言うかね。リアル度外視のエンターテイメントだよと 言われるのであれば、逆にそんなに面白いか?と言いたくなります。 ただ、子供を大事に育てるだけが教育ではない。そういった意味では クソガキはちゃんとクソガキであると言う事を思い知らせる為に ちゃんと先回りをし徹底的に懲らしめようと言うのは嫌いではないのでこの評価で。 [DVD(邦画)] 6点(2017-01-05 14:59:19) |
163. メガゾーン23 PARTⅡ 秘密く・だ・さ・い
《ネタバレ》 前作と連続放送だった物を録画していたので見てみましたが。 何じゃコレ。世界観変わりすぎ。マッドマックスや北斗の拳ばりの世紀末系コスプレ。 個人的にこの世界観はチープで受け付けない。 絵のクオリティが中途半端に上がったせいで逆に絵の崩れが目立ちます。 なにより主人公の声も見た目も性格も変えちゃって誰やねん状態。 ストーリーも前作のトンデモ連発で広げられた風呂敷だったが 結局、中二病というか尾崎豊よろしくの大人への反抗ってテーマで踏みつぶして終わり。 今の時代には、もうクソ寒くてついて行けません。 盗んだバイクで走り出した結果こうなっちゃいました。って事ですな。 [地上波(邦画)] 2点(2016-12-28 09:25:25) |
164. メガゾーン23
古いアニメがちょっと見たい時。あるんですよね。 メガゾーンの存在は知りませんでしたがシリーズ物で連続していると言う事で 興味本位で見てみました。期待を裏切らない昔感です。 最初から最後までオイオイと突っ込みたくなるシーンが当たり前のように連続しますが それらの出来事を秒速で理解し飲み込む主人公たち。まぁ・・でもそれで良いんです。 この作品に限らずですが昔よく見たSFの世界はその後の映画や漫画など 少なからず影響を与えていった事でしょう。 ただ、これを現代見て面白いのかと問われると正直な所4点位かなぁ。 [地上波(邦画)] 4点(2016-12-26 13:50:23) |
165. HERO(2015)
《ネタバレ》 TVドラマもほんの少しは見ていますし前作の映画も見ています。 前作もあまり面白くはありませんでしたが今作品は前作の映画以下の出来ですね。 有名タイトルだけにちょっとだけ期待して見ましたが。 普通にTV版として1時間で終わる程度の内容を2時間に引き延ばしただけで時間の無駄使い。 治外法権の高い壁を演出するなら大使館との緊迫したやりとりがないと。 キムタクもやたら大使館の中に入っろうとしたり話聞こうとするだけじゃ意味が無い。 やるべき事は、キムタクが車にはねられてやっと仲間がやる始末。 仲間のピンチに仲間が高い壁に協力して立ち向かう姿を見せたいが為の演出が薄っぺらい。 そもそも何の核心にも触れていないキムタクを車ではねようとするという リスクしかないことをするアホ演出に驚く。 まぁ大使館側が交通事故の事情を聞くだけの事をあまり強く拒否するシーンを 作りすぎるとボロが出そうだしあのオチだと解決に結びつけられなかったのかな。 本当に中身が何も無かった。 しいて良かった点をあげるなら、ベタなひな形で作られたような作品なので 中身が何もなくても、淡々と終わりまで見ることが出来た事かな。 [地上波(邦画)] 3点(2016-12-26 01:42:35) |
166. キサラギ
《ネタバレ》 随分過去に見たことがあった作品ですが、再度みたのでレビュー。 いや、やっぱり面白い。さすが古沢良太。最初から最後まで良かったですね。 この手の話しで「これ映画?」とか「もっとはやく言えよ・・・」とのツッコミは野暮かな? 賛否が分かれる終わり方ですが、個人的には嫌いじゃ無いです。 最後プラネタリュームで実は家元はミキちゃんが心の支えだった理由がさらっと分かる所も。 その、プラネタリュームで終わりの方がスッキリして良かったのは確かですが オタクたちの妄想の世界は続いていくという意味では許容範囲です。 話が続く限り彼らの中で如月ミキは過去の人にならないですからね。 いくら話が続いても彼らなら最後はハッピーエンドで終わるはずです。 ただし、続編は絶対に作らないで欲しいですけどね。 [CS・衛星(邦画)] 10点(2016-12-24 12:37:48) |
167. リアル鬼ごっこ(2015)
《ネタバレ》 原作未読。以前の映画化も一切みていませんので比較は出来ませんが。 ある意味、夢オチ類似ですが。個人的には嫌いじゃ無いですよ。こういったオチも。 ただ、オチよりも肝心な内容がクソゲー過ぎ(笑) シナリオ間の繋がりも、意味不明な世界「なんで?」を引き出したかったのだろうが 結局、オチで言えば繋がってる意味ないやん。 トリンドルからキャラが変わらず世界観だけが変わってるなら良いが、 篠田とかにキャラまで変えちゃったら全部別ゲー。色々人気タレント一杯使って 点数稼ぎしたかったのでしょうかね。また内容よりも、 とりあえず不思議ワールドのリアル グロごっこで、間を持たせようと言う姿勢が 気に入りませんなぁ。無駄に入る微エロも。「こんなの見せておけば良いんでしょ?」的な。 [CS・衛星(邦画)] 3点(2016-12-22 10:12:38) |
168. 座頭市兇状旅
久しぶりに座頭市シリーズを見ましたが。すこしつまらなかった。 市の恰好の良さは健在ではあるが、話を上っ面だけを こねくり回してなんとも煮え切らない話に感じました。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2016-12-19 00:20:14) |
169. ダイ・ハード/ラスト・デイ
ダイハードに凝ったストーリーなんて求めちゃいません。だけどこれはあまりにも・・・。 代名詞ともいえるアクション映画も、今までと比べてスリリングさが全く無い。 ド派手な爆発の中ギリギリで死を回避する訳でもなく派手に車壊してるだけ。 親子のやりとりも、日本人の私には全くついていけません。 爆発や破壊されて居るのを見るとスカッとすると言う人にはおすすめかな。 [CS・衛星(吹替)] 5点(2016-12-18 02:54:36) |
170. スクール・オブ・ロック
皆に嫌われてる、主人公のデューイのキャラクター嫌いではないです。 内容も悪い所はこれといってありませんが。なぜか乗れない所がある。 見た日のコンディション(体調的な)が悪かったのか? 何度も見たようなストーリーだからなのか?それとも自分が歳を取ったからなのか。 内容ほどは盛り上がれませんでしたね。 [DVD(吹替)] 5点(2016-12-12 16:24:18) |
171. 死者の学園祭
深田恭子を主演にしたのはある意味正解かもしれませんね(笑) [DVD(邦画)] 2点(2016-12-12 16:10:52) |
172. バクマン。
《ネタバレ》 原作漫画未読です。原作の人気が高い作品は映像化されると賛否が出るとは思いますが 原作を知らない者としては結構楽しめました。 残念だったポイントはライバルの新妻エイジのキャラを作りすぎてハマってなかったかな。 あと、新妻エイジとのペンをつかって格闘技のようなバトルシーンも試みは悪くないが 少々引っ張り過ぎな気がした。ヒロインの亜豆ちゃんとのくだりも 物語には欠かせない要素ではあるとは思うが別れのあたりが適当過ぎる気も・・・。 とは言え、単純に爽快で楽しい仕上がりだったと思います。ちょっと食わず嫌いでしたね。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2016-12-12 01:07:56) |
173. 百円の恋
《ネタバレ》 全編、変な人しか出てきません。半分ぐらい見たところで このまま進展なく終わるのかと思いきや、突如覚醒しキレキレに生まれ変わって 取り巻く世界が拡がります。このままスターダムを上るように 階段を上って行くのかと思いきや、そんなに上手くいかない。 この映画ではそれが正解だと思いました。 頂点を取るような輝ける活躍をする人間は一握り。 それ以外の人間は下らない人生を送っているかもしれない だけどひとときでも輝いて見える瞬間が美しい。そんな気がしました。 思っていた程悪く無かった映画でした。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2016-12-12 00:52:01)(良:1票) |
174. 海街diary
何かしらドタバタの事件が起こるとかドロドロした愛憎劇はありません。 それ故にのんびり見るには悪く無い映画ですよ。 予告編を見て見れそうだと思った人には良いかもしれませんね。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2016-12-12 00:14:27) |
175. グラスホッパー
《ネタバレ》 映画の雰囲気、見せ方だけで言えば酷評されるほど酷い内容ではなかった。 ただそんなに上手く行くわけないでしょ・・・繋がるわけないでしょ・・・。 荒いなぁとネタバレの時に思わずには居られない・・・。 見終わったあとに残ったのは疲労感だけでした。 [DVD(邦画)] 5点(2016-12-09 10:29:42) |
176. ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日
《ネタバレ》 前半部分は異文化の物語に引き込まれました。生涯忘れてはいけない授業は 宗教と言う枠組みを超えて存在しえる息子を思う父の気持ちであり威厳であり 世代間の価値観の違いなど今の日本ではほぼ消えた文化や考え方でありそこから感じる物も多い。 漂流シーンになってからは映像美で乗り切っている感じ、つまらなくはないが。 最後のオチの部分は、正直皆があれこれ推測するような話しには思えなかった。 辛く直視できない現実の記憶を映像美のように綺麗に面白く装飾した。そういう事だろうと。 あれこれ考えるのは深読みしすぎな気がして好きではない。 どちらの話が好きかと問われると、私は後者の話の方だ。辛いが。 しかし、それを踏まえて生きる上で頭の中の妄想を作って生きて行く姿そのものにこそ共感を覚える。 最後にこの映画には日本人と言う設定の者が出てきますが、制作者はまるで日本人を理解していない。 そう感じました。日本人なら日本人を使えという意味ではありませんし映画の評価に 影響する所ではありませんが、日本人としてそう思いました。 [DVD(吹替)] 6点(2016-12-06 10:25:33) |
177. ギャラクシー街道
この映画の最大の見所は大竹しのぶさんの電撃シーンです。 [DVD(邦画)] 2点(2016-12-06 09:19:20) |
178. シェフ 三ツ星フードトラック始めました
美味そうな飯を作ってるだけ。ただそれだけなのにそれが凄く心地よい。 出てくる各地の映像もアメリカ観光しているかのようで気分を明るくしてくれる。 多少偏見もあるでしょうがアメリカ人に味覚をテーマにした映画を作れる事に驚いた。 出てくるシーンにネガティブな要素が無く最初から最後まで ハッピーな気分にしてくれる最高の映画だった。 [CS・衛星(吹替)] 7点(2016-12-06 00:26:00) |
179. ウルフ・オブ・ウォールストリート
狂って儲けて、狂って儲けてのワンパターンを永遠と続く映画です。 ただそれだけ。私には何が面白いのか正直わかりませんでした。 デカプリオの悪役はハマってるけど正直、もうお腹いっぱいです。 [DVD(吹替)] 3点(2016-12-05 01:06:58) |
180. アメリカン・スナイパー
実話系は嫌いではないのだけど、今ひとつ入り込めなかった。 タイトルや予告編からスナイパーならではの苦悩、例えば仲間は敵。つまり人同士が向き合って 戦って居るのに、自分はスコープ越しに俯瞰で戦うが故に見える光景や葛藤などを 描いているのかと思って期待してたら、そういったスナイパーとしての話がメインではありません。 軍人と退役軍人の心の話です。PTSDの問題は報道やドキュメンタリー番組がありますが それを実話物として映画にすることはメリットとデメリットがあるかと思う。 映画はその世界観に入り込みやすく理解を得やすいかもしれないが 演じるのは役者であり当人の生の声では無くなる、膨大な事実の顛末を 1本の映画にまとめて人の心を掴む為にはそこからこぼれ落ちる情報や制作者の意図で いかようにも世界観や空気感が演出次第で変わるので一歩間違えば 本当の意味でのリアリティを無くす事でもある。 この作品が良い意味での実写化だったとは個人的には思えなかった。 [DVD(吹替)] 5点(2016-12-05 00:55:53) |