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プロフィール
コメント数 2116
性別 男性
自己紹介 善人が苦労が報われて幸せになるハッピーエンドの映画、
悪人が出てこないゆる~い世界観の映画、
笑いあり、涙ありの人情喜劇が好きです。

2008年11月19日の初投稿から、早いもので10周年を迎えました。
この間、みんシネのおかげで出会ったいい映画もいっぱいありました。
管理人様、レビュワーの皆様、いつもお世話になっております。
これからもよろしくお願いいたします。
2018.11.19

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1881.  めまい(1958) 《ネタバレ》 
作品全体に漂うミステリアスな雰囲気、音楽が絶妙。この雰囲気も映像も50年前の映画とは思えない美しさがあると共に格調の高さを感じさせてくれます。しかしヒッチコック映画のジェームズ・スチュワートはいつもいい味の可笑しさがあり、彼の表情や動きを見ているだけでも面白いですね。
[DVD(字幕)] 7点(2009-04-29 17:11:44)
1882.  猿の惑星・征服 《ネタバレ》 
コーネリアスとジーラがいなくなった4作目ですが、感想としてはこのシリーズはこの2人のお猿さんの存在がいかに大きく、いかに魅力的であったかを実感しただけでした。シーザー以外の猿がかしこすぎとか、1つの都市を征服しただけで地球を征服した事になるんですか?など相変わらずツッコミどころも満載。しかし、なんだかんだ言いながらもここまで観てしまった。どれだけグダグダになってしまっても次も観てしまう、このシリーズの持つパワーは認めざるを得ないでしょう。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2009-04-24 21:37:19)
1883.  新・猿の惑星 《ネタバレ》 
ここは突っ込んではならないと思いつつもお猿さんがどうやって宇宙船の操縦をマスターしたんだ?とか、一体教官は誰なんだ?とか、お猿さんが宇宙船に乗って現代の地球にやって来るという展開はかなりゴリ押し感が強いです。しかし現代にやって来てからのコーネリアスとジーラ夫妻の物語は地底人を登場させて地球を消滅させて大失敗だった第2作と比べると良質のドラマになっているのではないでしょうか。第1作目から観ている人はこの第3作目まで来るとコーネリアスとジーラ夫妻にかなり感情移入しているはずですしね。二人の子供が誕生する展開に「まだまだやめまへんで!」という関係者の強い意思がビンビン伝わってきます。そしてシリーズは更にあと2作続く。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2009-04-24 21:32:55)
1884.  カリートの道 《ネタバレ》 
DVDで久々に鑑賞。ブライアン・デ・パルマ監督作品では最も好きな映画です。ラストのカリートの心のつぶやきと”You Are So Beautiful”が鑑賞後も何ともいえない余韻となって心に残る。オープニングでカリートの運命が分かってしまうのですが、だからこそ、その運命に逆らおうともがき苦しむカリートのドラマが実に見応えがありました。逆にあのオープニングが無ければ終盤の展開はもっと手に汗を握るものになったとも思うのですが。僕とって一番カッコいいパチーノはカリート・ブリガンテなのです。イカれたクスリ漬けの弁護士を演じたショーン・ペンの怪演ぶりもお見事。そして、カリートの恋人役のぺネロープ・アン・ミラーに惚れた。
[DVD(字幕)] 8点(2009-04-23 20:20:49)
1885.  スラムドッグ$ミリオネア 《ネタバレ》 
クイズミリオネアで出題される問題になぜ学校にも行けなかった主人公が正解を続けられたのか。警察で一問ごとに取り調べを受け、それに主人公がこれまでの人生を回想し、答えるという形でスラムの過酷な実情が圧倒的な迫力で伝わってきます。クイズミリオネアの番組進行と、警察の取調べと、主人公の人生が実にテンポよく同時進行していく話の展開がとても分かりやすく見事だったと思います。終盤は結末が見え見えの展開にはなりましたが、それでも映画館で観て良かったと思える映画でした。ダニー・ボイル監督のボリウッドへのリスペクトとも思える最後のダンスも楽しかったですね。そして世界中の様々な国で作られているというクイズミリオネア。日本ではみのもんたの作る「間」がいい味を出しているのですが、他の国のミリオネアも一度観てみたくなりました。
[映画館(字幕)] 8点(2009-04-22 21:37:47)
1886.  裸の銃を持つ男
平均点7.7!!これぞ最強の愛すべきアホ映画という作品なんですが、こんなアホ映画の平均点がここまで高いっていうのが嬉しいじゃないですか!ベッタベタなんですけど、必殺のアメリカン・ギャグ満載で久々に映画観て腹抱えて笑わせてもらいました。次は吹き替えで観てみよう。
[DVD(字幕)] 8点(2009-04-19 14:09:20)
1887.  パーフェクト・ワールド 《ネタバレ》 
フィリップ(バズ)少年が素晴らしかったです。特にラストの木の下で彼の見せる表情と演技は間違いなく観る者の胸を打つでしょう。確かに犯罪者だけど根っからの悪党ではなく、人間味を感じさせるブッチも結構僕が弱いキャラクターです。せっかくブッチをこういう人物に設定しているんだからあのラストは無いと思う。これじゃ何も残らない。(ずっとこういうオチになるのかなというイヤな予感はありましたが…)トレーラーで快適な旅をするイーストウッド御一行様がのんびり構えすぎなのが気になりましたが少年とブッチの関係や話の展開は良かっただけにもう少し希望を感じさせる終わり方にして欲しかったと思います。
[DVD(字幕)] 5点(2009-04-17 23:47:23)(良:1票)
1888.  ラブリー・オールドメン
ジャック・レモンとウォルター・マッソー。映画史に残る名物コンビによる、おかしなおじいちゃんシリーズ。この2人の共演という時点で観る前から楽しい映画である事は分かりきっている。で、観た感想は「やっぱり楽しかったなあ~」の一言。画面の中にいるだけで楽しい2人のコメディの達人。2人が仲良くケンカして、仲良くイタズラをやり合って、そんな楽しい2人の姿を見ているだけでも十分と思える作品です。
[DVD(字幕)] 6点(2009-04-17 00:57:02)
1889.  恐怖の報酬(1953) 《ネタバレ》 
なかなか観る機会が無かったこの名作をようやく先日スカパーで見ることが出来ました。さすがに伝説の傑作サスペンス。面白かったですね~。みんなが揃ったところでニトログリセリンの威力の凄まじさを見せ付けるシーンがありましたが、あのシーンがトラックで出発してから効いてきましたね。ただトラックでニトログリセリンを運んでいるのを見せているだけなんですが、でこぼこ道、腐りかけた木の橋など障害が訪れる度にニトログリセリンの凄まじさを思い出し、本当にスリル満点で手に汗を握る面白さがありました。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2009-04-15 18:05:30)
1890.  まわり道 《ネタバレ》 
ひょんなことから一緒に旅をする事になった他人同士が時にはいがみ合いながらも様々な出来事やハプニングを通して少しずつ互いに共感が芽生え、目的地に向かう…というロードムービー定番の展開が何も無い、ヴェンダース監督初期のロードムービー3部作の中の一作。目的地もあても無い旅。繰り返される無意味とも思われる会話を聞いていると気が滅入りそうになる。まさに「まわり道」のような放浪。確かに観ていて気が滅入りそうではあるのだが、彼らに共感できないという事でもない。この不思議な感覚がこの異色のロードムービーの魅力なのでしょうか。
[DVD(字幕)] 6点(2009-04-13 22:46:51)
1891.  男はつらいよ 葛飾立志篇 《ネタバレ》 
「男はつらいよ」シリーズに関しては、どうやら僕はマドンナよりも寅さんと絡むことになるゲストの一風変わった愛すべき男に惹かれる傾向があるようです。そう、今回は田所先生です。この田所という男が実に魅力的なんです。寅さんが嫌いなはずのインテリであるにも関わらず、この男、寅さんに全く嫌われていない。寅さんに一文無しと間違われた挙句に寅さんの十八番、愛についてのご高説を賜ると寅さんを師と仰ぐ始末。相当なインテリでありながらもこのアンバランスさが可笑しく、寅さんとは全く違う世界の住人でありながら妙に波長が合うこの2人のやりとりがとても楽しいです。そしてラストは師と2人揃って仲良く失恋の旅に出る。お話の方もあの寅さんが動機はともかく、学問に目覚めるという展開がとても楽しく、特に眼鏡騒動が面白かったです。そして忘れてはならない、寅さんがお父さんだと信じてとらやを訪れる桜田淳子がとても可愛くて魅力的でした。そして寅さんが彼女の母、「おゆきさん」の思い出話を語る場面がいい。この名調子、渥美清さんの名人芸ですね。毎年彼女の家に500円を送り続けていた寅さん。やっぱり温かいなあ。話の本筋には直接関係無いですが、とても心温まるエピソードでした。
[ビデオ(邦画)] 9点(2009-04-09 22:22:03)(良:2票)
1892.  9時から5時まで
まあ、典型的なおバカコメディなんですけど、これは面白いですよ!大いに笑わせてもらいました。男が観ても十分面白いですが、普段オフィスで頑張っているOLさんにもオススメですよ。大ヒットしたドリー・パートンの主題歌もいいですね。難しいことは一切抜きで気軽に楽しむにはもってこいの映画だと思います。
[DVD(字幕)] 7点(2009-04-08 00:21:48)
1893.  ホルテンさんのはじめての冒険 《ネタバレ》 
観る前には定年を迎えた鉄道マンのおじさんが定年を機に気ままな冒険の旅に出る、みたいな展開を予想していたのですが、かなり予想とは違う展開でした。ホルテンさんは1人暮らしのようでしたが、これまでのホルテンさんの人生の説明が少し欲しかったと感じました。凍てつく冬のオスロの街で定年を迎えたホルテンさんが色々な人生、色々な老後と出会う。僕はまだ定年や老後の事を真剣に考えた事は無いですが、いつかはこういう時がやって来るんだなあ、と考えさせられました。さすがは北欧ノルウェー。スキーのジャンプが人々にとってこんなにも身近な存在なんですね。あの犬を連れて、あの人のもとを訪れる分かりやすいラストにはほっとした気持ちになりました。
[映画館(字幕)] 5点(2009-04-06 20:15:45)
1894.  パルプ・フィクション
僕が色々と大変お世話になっている方が大絶賛していた作品。面白いから絶対観た方がいいよ!と薦められての鑑賞でしたが、過剰なバイオレンスは好きになれないし、長いし、途中でくじけそうでした。鑑賞後はどっと疲れたような気がしました。自分には合わなかったです。さて、その方にどう感想を報告すべきか。正直な感想を話すべきか、それとも…。とりあえず今からじっくり皆さんのレビューを読ませていただきます…。
[DVD(字幕)] 3点(2009-04-05 16:50:36)
1895.  恋のためらい/フランキー&ジョニー 《ネタバレ》 
さすがはロマンティック・コメディ職人のゲイリー・マーシャルの映画ですね。本作はコメディ色は抑えられていますが、それでもやはりとても素敵な男と女の物語を見せてくれました。ミシェル・ファイファーとアル・パチーノの2人がいる印象に残る場面がいっぱいです。公開当時、色んな事が上手くいってなかった僕はとてもパチーノ演じるジョニーのマネは出来なかったですが、この映画にすごく励まされたような気がした事を思い出します。
[映画館(字幕)] 8点(2009-04-04 23:43:43)
1896.  ローズマリーの赤ちゃん 《ネタバレ》 
ミア・ファローが夫に甘える可愛い新妻から徐々に悪魔に心を支配されて精神的に追い詰められ、その人相までも変わっていく様子に女優としての凄さを、そしてそれを引き出したロマン・ポランスキーの演出力、映画監督としての凄さを感じました。そしてラストのミア・ファローの表情が印象に残りました。赤ちゃんの鳴き声に我に返り、我が子を見つめる彼女の表情に母親の偉大さを感じました。そのラストで1つ気になったのがその場の空気を読まずにパシャパシャ写真を撮る謎の日本人と思しき東洋人。洋画を観ているとたまにこのような、その場の空気から逸脱した行動をとる恐らくは日本人と思われる謎の国籍不明の東洋人が出てきますが、欧米人の目に我々日本人はどのように映ってるんですかね?
[DVD(字幕)] 8点(2009-04-04 16:08:17)
1897.  フロスト×ニクソン 《ネタバレ》 
フロストとニクソンの対談が始まるまでがちょっと長かったです。始まってからもニクソンがフロストの攻撃をうまく誤魔化してかわしていく様子は面白かったですが、割と淡々と進行していくのでもう少し白熱した2人の対決が観たいなあと感じながらの鑑賞でした。しかし最終日のフロスト、ニクソン双方のスタッフの思惑も巻き込んだ対決と攻防は実に見応えがありました。そして2人の対決に決着が付いた後にもう一度2人が再会するラストは、白熱した対決の果てに見せる2人の男の穏やかな表情に真剣勝負の後の爽やかさのようなものを感じました。
[映画館(字幕)] 7点(2009-04-02 22:25:45)
1898.  僕はラジオ 《ネタバレ》 
アメリカのとある町のハイスクールで実際にあった、とてもいい話。キューバ・グッディングJr.の素晴らしい演技が作品全体をほのぼのとした雰囲気にしてくれていました。彼が演じるラジオとエド・ハリス演じるコーチとの関係も微笑ましく、更にラジオの優しいお母さんもとても印象に残りました。こんな、いい話系の実話モノに弱いんですよね。ラジオのような若者にも居場所がある、そんな社会であってほしいですね。
[DVD(字幕)] 7点(2009-04-02 01:35:55)
1899.  あんなに愛しあったのに 《ネタバレ》 
戦争中はレジスタンスとして戦った3人の男と彼らのその後の人生に深く関係する事になる1人の女。この4人それぞれの戦後の人生―その出会い、別れ、そして再会―を淡々と描き、戦後のイアリア社会や価値観と彼らの人生を重ね合わせる語り口が素晴らしかったです。作品全体がどこか物悲しくもコミカル、そして何ともいい味の人間臭さが漂います。スコラ監督は「スプレンドール」という映画館をテーマにした素晴らしい映画を作っていますが、本作でもスコラ監督の映画への深い愛情や熱い思いを感じずにいられません。デ・シーカ、フェリーニ、マストロヤンニらを本作の中にさりげなく登場させ、特に仲間の1人、ニコラが映画の知識を問うクイズ番組に出る。その時にニコラが熱く語るデ・シーカへの思い。デ・シーカ監督を尊敬してやまないというスコラ監督。このクイズ番組でデ・シーカを熱く語るニコラの姿はひょっとしたらスコラ監督ご自身だったのではないでしょうか。もう一度観たいけどなかなか観るチャンスが無い映画です。(タダ同然で買った中古ビデオ。でも一度観て2度目の再生の途中でビデオテープがクラッシュ…涙。でもよくぞ1度目、最後までもってくれたとも思う…)ぞふぃさんも書かれている通り、僕もDVD化して欲しい映画なんですけど無理かなあ。ホント、もう一度観たい!
[ビデオ(字幕)] 9点(2009-03-31 19:20:55)(良:1票)
1900.  ニクソン 《ネタバレ》 
キューバ、ベトナム、そしてJFK暗殺からウォーターゲートに至るまで、今も真相の多くが闇の中のこの時代を検証するには避けて通れない、しかし1つの映画にまとめる事など不可能と思える2人の大統領がいた。オリバー・ストーンが「JFK」の構想を思いついたのと同時に「ニクソン」の構想も頭にあったのかもしれないですね。アンソニー・ホプキンスの実に見応えのある演技のお陰もありますが、エリート中のエリートでスマートさが漂うジャック・ケネディとは実に対照的な、貧農の出身で喜怒哀楽の激しい、泥臭さが漂うリチャード・ニクソンという男にとても興味が沸きました。崖っぷちに追い込まれたニクソンがケネディの肖像画に語りかける台詞「国民が君を見ると理想の姿を見る。だが私を見ると現実の姿を見る」が印象に残ると共にジャック・ケネディへの複雑な思いを垣間見た気がした。そしてラストシーン、在任中は国民に愛されず常に批判を浴び続けた彼が辞任会見でスタンディング・オベーションの拍手喝采を浴びるとは何という皮肉でしょうか。
[DVD(字幕)] 7点(2009-03-28 19:27:23)(良:1票)
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