1941. リュミエール工場の出口
ジョルジュ・メリエスのようにトリックを使うわけでもなく笑いや感動があるわけでもない。ひたすら群集が動く様を写しただけである。今見ると映画なんだか記録映像なんだかよくわかんないけど(笑)、この「映画」が映画産業の産声を上げたことは間違いないんだよなぁ・・。。脚本もあるわけないのである意味では自然な状態を見ることが出来たので個人的には記録映像の分類なんだろうなぁ、、と思ってます。 [インターネット(字幕)] 7点(2007-09-05 22:36:39) |
1942. スクール・オブ・ロック
有り得ないストーリーなんだけど、概論で言えば子供達と一緒に何かに挑むという昔からある伝統的なセオリーを新感覚で描いたって感じ。マイク・ホワイトが友人であるジャック・ブラックのために脚本を書いてるお陰で変人ジャック・ブラックの個性が思う存分に発揮されてますが、リチャード・リンクレイターがこんな映画を撮るのが一番の意外でした。下ネタ一切なしの笑いに久しぶりに感動っ!!ジョン・キューザックにそっくりジョーン・キューザック姉さんの演技はツボにはまります。 [DVD(字幕)] 8点(2007-09-05 16:15:36) |
1943. シャーク・ハンター
《ネタバレ》 どのあたりが「シャーク・ハンター」なんでしょうかね、ただのトラウマに駆られた男の復讐劇(?)を描いただけ。この頃のUFO映画の特徴的であるもう見飽きたし聞き飽きた深海が舞台なんですがねぇ、、、全然怖いサメちゃうやんめっちゃイケメンなサメやん!!目が鋭くてめっちゃかっこええ目しとるやん!!(笑)相変わらず船外シーンはほぼCGだしメガロドンは4000万年前に絶滅したとか嘘言ってるしな。主要登場人物全員死亡という悲劇的なラストでエンドクレジットを悲しい気持ちで見たい方にはオススメな一本です。 [DVD(字幕)] 3点(2007-09-05 00:32:00) |
1944. ドラゴンファイト
う~ん、、、唐突的な出来事が起こるシーンが多くてたまによくわからん。シーンが変わっていきなり人が殺されるからたまに「こいつ誰やねん」って思うこともあった。パッケージにハリウッド進出作って書いてたけど舞台がアメリカなだけなのね。。。低予算らしく夜のシスコのカーチェイスやらチンケなところでのストリートファイトなどなど。。安っぽい演技をしたアメリカ人やら安っぽさ丸出しのラストの格闘シーン。おい、麻薬組織を潰さずに友人だけを失うだけかぃ!!ドラマ要素が強すぎなので見てて微妙にヒマになりました。 [DVD(字幕)] 4点(2007-09-04 10:48:28) |
1945. フライト・オブ・フェニックス
ランディ・クエイドと彼以外日本じゃ微妙に知名度のないキャストで固められてますが、オリジナルに比べたら・・やっぱ地味すぎるよ。今らしい進歩したCGっていうのは綺麗だけど、模型飛行機のデザイナーが実際に飛行機作れるんかぃなという疑問は見終わった後でも消えません。ラストの盗賊らの襲撃の必要性というのが全く分からんが、有名俳優ばっか集めて作るリメイク作とかと比べちゃあ、まだマシなほうじゃないんかな。もちろんオリジナルと比べるのは失礼な話ですけどね。 [地上波(吹替)] 4点(2007-09-03 16:12:58) |
1946. 発光体<TVM>
いかにもB級映画らしいストーリー。ちょっとポイントを変えた感染映画なのでやや新鮮味を感じるのでもうちょっと金かけたらいい映画が出来るんじゃないかなぁ~と思いますが、筋肉モリモリのサバト・Jrが医大出身に全く見えないのがちょっとツライし、TV映画だから仕方がないかもしんないけどサスペンス・パニック映画なのに盛り上がりがほっとんどないのもツライ。男と女が助け合って問題を解決して二人仲良くなって終了という伝統的なオチには頭が下がります。 [地上波(字幕)] 4点(2007-09-03 12:58:23) |
1947. ディック・トレイシー
すごいぐらいにつまらない。ウォーレン・ビーティが「バットマン」に乗っかって作ったような感じ。半分以上の有名俳優さんは特殊メイクを施しているので最初見てわかったんは鼻が高いダスティン・ホフマンとでぶっちょポール・ソルヴィノだけやん。。アル・パチーノの悪役っぷりもなかなかいいんですが、盛り上がりがぜ~んぜんないし超豪華キャストをそろえても脚本がダメだったら全部がダメになんのになぁ。まぁ一人だけ普通のメイクをしてカッコよさが目立つだけでした。 [DVD(字幕)] 3点(2007-09-01 09:44:03) |
1948. その日暮らし
途中で製作を打ち切ったため話の繋ぎ具合が結構めちゃくちゃなのでよくわかんないストーリーです。なのでお蔵入りしたのにどっから流出したかは知りませんが、後半のシーンは「キッド」で復活しているのでなんか懐かしい感じがしましたけど、全編どっかで見たことあるような画ばっかだったので普通に先が読めました。 [DVD(字幕)] 3点(2007-08-31 11:37:54) |
1949. キャリー2
これも「バタリアン2」と同じような感じでリメイクだか続編なんだか。前半に嫌がらせをとことんやってクライマックスでどーんと爆発だからなぁ、、似すぎ。残虐性は現代風ホラー風になってるけどストーリーが如何せんほとんど前作と一緒なので先が読めてしまうのがツライ。20年前に燃えた高校の廃墟が20年たった今でも微妙に目新しいのもちょっとツライ。エイミー・アーヴィングが「ヒッチャーⅡ」のハウエル君みたいな扱いをされてるのはもっとツライ。エイミー・バーグルが16歳に見えないのがもっともっとツライけどクライマックスの能力爆発シーンが「え、短くね?」って思っちゃうのが一番ツライわな。 [DVD(字幕)] 3点(2007-08-31 10:32:04) |
1950. 追いつめられて(1987)
ケヴィン若いなぁ~。前半はしょーもない普通のサスペンス映画だったけど後半やっとやっと面白いサスペンス映画に。まぁ衝撃的なラストも何度も名前が出てくるので、これでコイツが出てこなかったら不満タラタラな感じになるだろうからラストあたりに出てくるんじゃないかなぁと思ったら案の定出てきたので別にそれほど衝撃さもなかったし、その前でもしジーン・ハックマンが死んでたらイーストウッドの「目撃」と半分ぐらいカブるとこやったね。ウィル・パットンのホモ顔にノックダウンです。 [DVD(字幕)] 6点(2007-08-31 08:30:46)(笑:1票) |
1951. 自転車泥棒
オヤジの運の悪さ、ほんと見てるだけで可哀想。自転車があれば普通の暮らしができて、なければホームレス同然の生活が待っているこの差っていうのはいわゆる「天国と地獄」。考えるだけでも怖い。チャップリンの「キッド」の本当の親子バージョンみたいな感じだけどオヤジのちょっとした自己中っぷりには耐えられない気分だった。全編にわたって暗いんですが、戦後のローマの貧富の差が痛いほどよく分かるので歴史を知るにはいい内容だったかと思います。救いようがないラストのその後、アントニオ率いる家族がどーなったか、、すっごい気になる。 [DVD(字幕)] 6点(2007-08-29 10:56:25) |
1952. ヘアスプレー(1988)
展開が全然読めない。昔のミュージカル映画とか底抜けに明るくておバカ度満載でグダングダン感じがしてジョン・ウォーターズはどんな映画が作りたかったんでしょうかねぇ。この映画を真面目に見るととんでもないしっぺ返しがくるってことだろう、、、な。妙に変態っぷりが表現されてて面白かったです。 [地上波(字幕)] 5点(2007-08-28 09:57:27) |
1953. 僕はラジオ
こんなの日本じゃ絶対有り得ないだろうな。キューバ・グッティング・Jrの演技が凄いしエド・ハリスの地味な演技。あ~たまらん(笑)実話なだけに盛り上がるシーンとかは皆無に近いんだけどすっげー手堅く作られてる。ラジオの過去については一切触れられていなかったのがちと残念ですがラストにおっさんラジオが登場してきて普通にびびった。 「まだおるんかぃ!!!!」 途中泣けるシーンがあったけど見終わった後は優しくほのぼのとした気持ちになれました。 [DVD(字幕)] 7点(2007-08-28 00:00:08) |
1954. ディープ・ショック
《ネタバレ》 デヴィッド・キースってよ~~~~~く見たらアゴ割れてるよね。微妙に微妙にほんとに微妙だけどアンタッチャブルの山崎に似てるよね。「パニック・イン・ザ・ダーク」に続き深海をテーマにしてるけど相変わらずのつまらなさ。海の中やら生物やらなんやらかんやらは全てCG。セットもこれも相変わらず安っぽく見えるのでいつもながらUFO映画には感謝感謝です。おまけに国連会議みたいなもんか、少人数で核を使うのを決めるとか実際には有り得ないのでリアリティに欠けすぎです。生物もウナギっていうか竜っていうか、、、、しょうもな。この頃のフィリップ・J・ロスはハリウッドでもっとも忙しい人の一人だったそうだが、そんなのには全く見えません。 [DVD(字幕)] 1点(2007-08-27 11:29:47) |
1955. 輝く夜明けに向かって
南アフリカの人種隔離、つまりアパルトヘイトを題材にしているためやや暗いですが、「ジャック・ライアン」シリーズでおなじみフィリップ・ノイスとティム・ロビンスといういい俳優といい監督さんで渋い仕上がりになってます。ですが流れる音楽がなんか社会派サスペンス映画の定番な感じがプンプンするしANCの活動に無関心だった男がいきなり本部に行くか~?とか考えちゃったり。ラストにパトリック・チャムーソ本人が出てくるけど結構ぶとっちょさん。ちょっとかっこいいデレク・ルークに演じさせちゃってさー、綺麗すぎよ(笑) [DVD(字幕)] 5点(2007-08-26 10:15:50) |
1956. サイレンサー/破壊部隊
《ネタバレ》 「さて問題です。このマット・ヘルムシリーズでディーン・マーティンは何人の女性とキスをしたでしょう」と出せるぐらいキスをしまくりな彼ですが、また今回もヘラヘラな役柄してます。スパイ映画なのにどーでもいいような展開ばっかでアクションもろくにないし女たらしのマット・ヘルムばっかです。終わった後に次回作は「The Revengers」(だっけな)って出てたけどコケたお陰(?)で作られてないからまぁ打ち止めで妥当かなと。チャック・ノリスがどこに出てたかわからんかったー!! [DVD(字幕)] 3点(2007-08-25 23:07:50) |
1957. カッスル夫妻
フレッド・アステアのダンスの長回しを見てるといつも驚かされる。やっぱ子供の頃からやっとかんとこんなダンスできひんのかなぁ。。ダンスで有名なカッスル夫妻ですが、映画業界にアステアとジンジャー・ロジャースっていう俳優がいたからこそ映画化ができたようなストーリーですね。ダンスシーンが意外に多いので二人の凄さがよく分かる一品。 [DVD(字幕)] 6点(2007-08-25 13:44:26) |
1958. バタリアン2
続編なんだかリメイクなんだか。せっかく前作がよかっただけにこのPart2の内容を続編と呼ぶのはちょっとキツイです。ホラー以上にコメディ要素が強すぎだしゾンビも出てくる奴らもみんなオーバーすぎる演技ばっかだしアホらしい展開がす~~~っと続いてたのでだんだんと飽きが迫ってくる・・迫ってくる・・・ぐぁ、飽きに脳ミソを食われたぁ!!!な気分です。 [DVD(字幕)] 3点(2007-08-24 23:54:55) |
1959. アルコール先生 公園の巻
《ネタバレ》 昔だからいいけど、自殺をするの手伝ってくれとかいうのは今じゃ完璧犯罪ですね。どこら辺がアルコール先生なのか相変わらずよく分からない邦題、チャップリンがやりたい放題なストーリーでチャップリン映画としてはちょっと普通すぎるオチで、「目には目を、歯には歯を」に沿ったようなおなじみな展開。雰囲気は面白かったんだけど特に新鮮味がなかったのが残念な気分です。 [DVD(字幕)] 5点(2007-08-24 10:11:23) |
1960. エルム街の悪夢/ザ・リアルナイトメア
誕生10年記念作品なんですが、違う意味で考えると10年で7本も作ったのか~という驚きでいっぱいです。どんどん質が落ちていってるのはどうしようもない事実ですが、まぁこの作品はやはり番外編と言う言葉がぴったりですね。1作目を見てないとたまにわかんない所が出てくるけど普通に楽しめました。やっぱこの映画の特殊効果ってスゴイんだなぁ・・・という印象のお陰でホラー要素は薄いのはちょっと痛いけどね。 [DVD(字幕)] 4点(2007-08-21 09:29:52) |