1941. 新・男はつらいよ
《ネタバレ》 「笑える」という要素を考えた場合、この第4作はシリーズ屈指のとても面白い作品になっていると思います。それだけでも本作に十分高得点を付けられると思うのです。お馴染み、寅さんが帰ってきた時に起こるとらや騒動。本作のハワイ旅行騒動は何度見ても本当に面白い。また、後半に栗原小巻演じる春子先生に恋をする寅さんが「は~るが来た!は~るが来た!」ととらやに入ってくる場面や、婦系図を語るおいちゃんとそれを聞く寅さんの2人の見せる至芸にも何度観ても大爆笑です。大笑いさせてくれる場面やエピソードが一杯詰まった第4作。とっても貴重なおばちゃんのスカート姿も素敵な第4作。8点とさせていただきます。 [地上波(邦画)] 8点(2009-03-05 14:41:25) |
1942. 続・男はつらいよ
《ネタバレ》 寅さんの葛飾商業の恩師、坪内散歩先生と寅さんのお母さんを演じる東野英治郎さんとミヤコ蝶々さんが実にいい味を出しています。特に散歩先生が好きですね~。酒を飲みながら寅さんを叱り付け、神妙な顔でその説教を聞く寅さん。このかつての恩師と教え子の2人のいる場面がとても素敵です。そこに絡む本作のマドンナ、佐藤オリエ演じる夏子もとても魅力的です。散歩先生が寅さんを呼びつけ、かつての教え子に「江戸川のウナギが食いたい」無茶を言い、寅さんに一旦断られると「もういい!」ダダをこねる恩師。老いについてしみじみと考えさせられますが、教師を退職した後も自宅で英語を教えている近所の子ども達に囲まれ、親孝行な娘と自分を慕ってくれるかつての教え子と過ごした散歩先生の人生最後の日々はとても幸せだったでしょうね。あたたかい気持ちにさせてくれるラストはシリーズ屈指のとても素敵なラストシーンだと思います。そうそう、病院のベッドの上で腹巻に鉢巻姿でバイの様子を披露する寅さん。これはもう渥美清さんの真骨頂ですね。 [地上波(邦画)] 9点(2009-03-05 14:37:16)(良:3票) |
1943. 刑事コロンボ/美食の報酬<TVM>
《ネタバレ》 警部がフグの毒で犯人に毒殺されかける!?でも、そこはさすが警部。それを逆手にとって決定的証拠を掴むラストは相変わらず鮮やかです。今回は被害者が人望ある高級レストランの経営者。捜査に協力的なレストランの経営者仲間達から高級な料理をゴチになりまくって食べまくっている警部の姿が一番印象に残ってしまいました。 [地上波(吹替)] 4点(2009-03-03 21:50:59) |
1944. 刑事コロンボ/断たれた音<TVM>
《ネタバレ》 ちょっと今回は犯人を追い詰めるにはコロンボにしては説得力に欠けるように思いました。数人のファンと同時にチェスの対局をするというイベントの真最中に割り込んで得意の心理戦を展開する警部とそれに動揺して勝負を1つ落としてしまう犯人。これで熱くなってしまって墓穴を掘ることになる犯人。この警部と犯人の最後の対局がなかなか良かったです。 [地上波(吹替)] 5点(2009-03-03 21:47:39) |
1945. 脱獄の報酬
《ネタバレ》 これがジャン・ギャバンの遺作だったんですねえ。老いたジャン・ギャバンが遺作にして見せる貫禄が凄かったです。人間的な器の大きさを醸し出す老ギャングを重厚な演技で見せてくれました。神父に変装してのエピソードが以外に面白く、隠しておいた金の行方は果たして?のラストもとても良かったと思います。 [地上波(吹替)] 7点(2009-03-03 20:24:32) |
1946. ロミーとミッシェルの場合
《ネタバレ》 同窓会かぁ・・・。久しく出てないけど、どうせ今夜限りでほとんどの奴は今の自分を詳しく知らない。ちょっとカッコつけたいという思い。分かるなあ。ノリノリの2人組に音楽もバリバリのリアルタイムで聴いたゴキゲンなナンバーばかり。そんなに期待して観た訳ではなかったけど、難しい事を何も考えず楽しむにはもってこいの映画。楽しませてもらいました。 [DVD(字幕)] 7点(2009-03-02 22:16:25) |
1947. トスカーナの休日
ストーリー的には平凡で物足りないものの、この雰囲気は悪くはないですね。イタリア映画によく登場するトスカーナ地方の美しい風景、ゆったりとした展開に癒されます。これまでの人生を一度見つめ直し、これからの人生に向けて再出発する。ニッポンのサラリーマンの僕には難しいですが、一度はこういう日々を過ごしてみたいものです。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2009-03-01 20:18:08) |
1948. ローマの休日
《ネタバレ》 多分僕が今までに繰り返し観た回数の最も多い映画がローマの休日です。全てのシーンのオードリーがまぶしすぎるほどの魅力にあふれ、この名作の何を、どこから、どうレビューすればいいか分からないくらいです。でも、一つだけあげればラストの記者会見ですね。記者会見でのアン王女とジョーの心のこもった2人だけの“会話”が最も好きです。グレゴリー・ペック、エディ・アルバートの2人も素晴らしかった。笑顔で会見場でアン王女を撮影し、アン王女に思い出の写真を渡すアルバートが実に気持ちがよく、ペックの会見の間は笑みを絶やさず、そして会見場を立ち去るラストシーンの姿もたまらなくいい。ストーリーはジョーが記事にしない事も結末も大体分かってしまうのですが、僕にとってはそれでいいんです。極上のラブロマンスであると共に人間の真心を変にひねることなくストレートに見せてくれた事が嬉しいです。この名作の誕生に関わった方々に、アン王女役にオードリーを選んでくれた事に心から感謝したい。そして観ているだけで幸せな気持ちにさせてくれるアン王女・オードリーに心から感謝したいと思います。 [地上波(字幕)] 10点(2009-02-28 19:24:25)(良:1票) |
1949. パール・ハーバー
《ネタバレ》 公開当時映画館で鑑賞。映画館に足を運び、色んな映画を観てきましたが、途中で帰ろうかと真剣に考えたのはこれくらいだと思います。日本で公開すべきではなかった映画だと思う。 [映画館(字幕)] 1点(2009-02-27 20:49:28)(良:1票) |
1950. ナイアガラ
《ネタバレ》 荒々しくも美しいナイアガラの滝の絶景が実に見応えがありました。ジーン・ピータース、マリリン・モンロー、ジョセフ・コットンらの適材適所のキャスティングも冴えていると思います。「マリリン・モンロー主演のサスペンス」というイメージがあったのですが、ストーリーはちょっと意外な方向に。でも、その分楽しむことができました。 [DVD(字幕)] 6点(2009-02-27 00:16:18) |
1951. 刑事コロンボ/魔術師の幻想<TVM>
《ネタバレ》 ウィルソン刑事との警部のコートをめぐるコントが面白かったです。なかなか素敵なコートだったけど、警部にはやっぱりいつものヨレヨレコートが一番似合っていますよね。魔術師サンティーニのお株を奪うマジックを披露しながら犯人を陥落させるラストはお見事でした。 [地上波(吹替)] 7点(2009-02-25 22:24:41) |
1952. 刑事コロンボ/権力の墓穴<TVM>
《ネタバレ》 今回は犯人が上司という事で警部が非常にやりづらそうでした。「報告書はまだか?」と上司からせかされる度に苦しい言い訳をする警部を見ているとまるで会社での自分を見ている様でしたが面白かったです。捜査の書類を偽造したり、アパートのトリックなど、コロンボ劇場が全開で決定的証拠を突き付けて上司を黙らせるラストは痛快でした。 [地上波(吹替)] 6点(2009-02-25 22:21:12) |
1953. 世界最速のインディアン
《ネタバレ》 みんな良い人ばっかりだったなあ・・・。悪い人間が1人も出てこない、ラストは観ている僕たちも含めてみんなが幸せになる。こんな映画が大好きです。バートじいさんを素敵に、魅力あふれる好人物に演じたアンソニー・ホプキンスが素晴らしかったです。彼の「脚が黒焦げだ」といいながらも充実感に満ちた表情が忘れられません。また、登場人物がみんな素朴な魅力にあふれ、鑑賞後は何ともいえない爽快感と共にとてもあたたかい気持ちに心地よく浸らせてもらいました。 [映画館(字幕)] 9点(2009-02-24 22:25:53)(良:1票) |
1954. マンマ・ミーア!
《ネタバレ》 ABBAは大好きでよく聴いたので僕は楽しめましたよ!最後にもう一度ダンシング・クイーンをやって欲しいなあ~と思っていたらしっかりやってくれたのが嬉しかったですね。全部知ってる曲ですし、観ている最中も終わって映画館を出てからも思わず歌い出しそうになってしまいました。風光明媚な島の風景、海の美しさもとても印象に残りました。メリルをはじめ皆の弾けっぷりも楽しく、何だかとても幸せな気分に浸らせていただきました。 [映画館(字幕)] 7点(2009-02-23 21:50:41) |
1955. 逃走迷路
《ネタバレ》 ヒッチコック監督の十八番、たまたまその場に居合わせた全く関係の無い人間が事件や陰謀に巻き込まれていくサスペンスです。映画館のシーンやラストの有名な自由の女神のシーンなど随所にヒッチコック監督らしい見応えのあるシーンはあるのですが、作品としてはヒッチコック監督作品にしてはハラハラ感が少なくちょっと物足りなかったです。 [DVD(字幕)] 5点(2009-02-22 19:06:17) |
1956. ロープ
《ネタバレ》 作品はアパートの一室から一歩も出る事がなく、舞台劇に近い感覚です。2人の殺人犯の男の心理描写を軸に、2人の犯人に疑いの目を向けるのがヒッチ映画にお馴染みのJスチュワート。しかし、Jスチュワートの謎解きが中途半端でラストはかなり断定的にチェストを調べ事件を解き明かしますが、この確信に至る過程をもう少しじっくり見せて欲しかった気がします。ただ、この限られた空間の中、いつ事件が発覚するかという緊張感は楽しめました。 [DVD(字幕)] 6点(2009-02-22 19:03:15) |
1957. シャレード(1963)
《ネタバレ》 初見は随分前ですが初めて観た時の楽しさは今でも忘れません。オードリーが親しみを感じさせる魅力に溢れ、何が嘘で何が本当なのか、誰が敵で誰が味方なのか、25万ドルの行方は?殺人の犯人は誰?と観る者を飽きさせない見事なテンポの良さ、オードリーとグラントのオシャレでウィットに富んだ会話が実に楽しく、コバーン・マッソー・ケネディの胡散臭さ怪しさ全開トリオも存在感たっぷりの見事なキャスティング、マンシーニの音楽も完璧、コミカルでロマンティックで、地下鉄からラストにかけてはハラハラもさせてくれて、え!そうだったの?と鑑賞後の爽快感も格別。大好きな映画です。 [DVD(字幕)] 10点(2009-02-21 02:28:29)(良:2票) |
1958. 暗くなるまで待って
《ネタバレ》 まさかオードリーが殺されるわけがないと思いつつも、真っ暗闇の中、ガソリンの匂い、炎の熱さ、マッチ、冷蔵庫・・・とてもよく練られた最後のスリリングな対決は見応え十分でした。オードリーを助けに行きたくなりました。 [DVD(字幕)] 7点(2009-02-21 02:23:08) |
1959. ベンジャミン・バトン/数奇な人生
《ネタバレ》 とても優しくあたたかい大人のお伽噺でした。2時間半を超える長い映画でしたが、無駄に時間が長い映画ではなく、ベンジャミンとデイジーの2人の数奇な人生を堪能しました。大笑いするシーンも大泣きするシーンも無く(ただ、ラストでベンジャミンの人生で出会った大切な人々がもう一度出てきますが、そこで思わず涙が零れてしまいました。)淡々と物語が進んでいくのですが、随所に心に残るシーンや台詞があり、特に2人の年齢が一番近づいた頃鏡の前で今の2人の姿を目に焼き付けておきたいと2人が寄り添うシーンがとても素敵でした。 [映画館(字幕)] 7点(2009-02-19 21:31:32)(良:1票) |
1960. パリ、テキサス
《ネタバレ》 不器用で要領よく社会に適応していく事ができない男。ヴェンダース監督が好んで取り上げる人物像。本作の主人公トラヴィスもまさにそんな男でした。弟夫婦の家で息子と再会し、息子との心の距離を少しずつ埋めていく描写が微笑ましく、その後の息子との旅もヴェンダースらしいとても静かなロードムービーが独特の色調が綺麗な映像、ライ・クーダーのギターと共に印象に残ります。ただ、トラヴィスが身勝手に家族の前から姿を消し、今度は息子を連れて弟夫婦のもとを去り、最後はまた再会を果たした妻子のもとを去る。この一連のトラヴィスの行動、特に最後のトラヴィスの選択に全く共感する事が出来なかった。 [DVD(字幕)] 6点(2009-02-17 22:05:26) |