1. ユリシーズの瞳
これねぇ、観にいきましたよ、カイテル目当てで田舎町の教育会館へ・・・。アンゲロプロスっつうお人がどんな監督なのかも知らずに・・・。いやー、長かった、永かったぁあ。起伏もあるようでないようで、カイテルの見事な脱ぎっぷり(これ勘弁して欲しいんすけど)や女優さんとの絡みもなんやわけ分からんかったなぁ。・・・とは言うものの、ゆったりした長回しの、きれいで寂莫とした映像は見ていて飽きないし、印象的なシーンも多々あって、ストーリーの細かい点なんてどうでもよろしくなってしまった私は以後、頻繁に再見を繰り返すのでありました。 イメージビデオとして。 6点(2003-10-15 23:24:54) |
2. パルプ・フィクション
いやー、こりゃホント感覚的に好きとしか言えんなぁ。ストーリー自体が馬鹿で無駄で、ほんと大した話じゃないんだわねぇ、えぐいのはえぐいけど。それにしてもジャクソンの抑え目のアフロってば、もー痺れちゃって痺れちゃって私のハートはストップモーションよ。なんでこのスタイルで「シャフト」やってくんなかったのよぉ。もう一回このスタイルに戻ってくれよぉ。鬘でいいからさぁ。・・・ウィリスの彼女、ばかでかわゆいのぉ。 9点(2003-10-09 00:00:19) |
3. ロング・キス・グッドナイト
タランティーノ以降なもんだから選曲がよろしいですなぁ。これで結構イメージがいいのかもしんないけど。メインの二人以外がどうにもテレビ臭いのが玉に瑕だけど、潔いアクション活劇で、デイビスの身体を張った頑張りにゃ頭が下がります。女よ、女!その辺のヤングガールとはわけがちがうのよ!!車が飛んでくるCGは苦笑ものですが、しょうがないよ、ハーリンだもの。ばくはつ五郎の面目躍如! 7点(2003-09-20 03:46:23) |
4. ヒート
かっこつけ過ぎてかっこ悪くなった硬派映画の典型。監督は真面目な人間なんだろうけど、融通の利かないええかっこしいは興ざめである。この映画、パチーノだけでよかっただろうよ?パーフェクトな男の渋さをぶんぶん振り回して、ものの見事に全打席空振り三振のデ・ニーロ・サイドに比べりゃ血管切れそうな演技が逆に間抜けさも内包するパチーノ・サイドの方が魅力的。ロバちゃんさんが書いてたけど、マネキンって表現に、同感。 4点(2003-09-08 11:01:33)(良:1票) |
5. フロム・ダスク・ティル・ドーン
おお!ジョージ・クルーニーよ、アンタのかっこ良さは当代随一!老け込む前にこの手の映画でいかした仕草をドンドン見せとくれ!急転直下の吸血大戦争はB級映画の鏡ざんす。ZZトップの使い方、かっちょええなぁ!チーチ・マリンも一人三役お疲れさん!吹替えのほうもクルーニー野沢那智、タランティーノ広川太一郎、カイテル大塚周夫と、タマラ~ン、タマラ~ン、タマラ~ンゼ~byショーケン。 8点(2003-09-07 13:07:08)(笑:1票) |
6. ジャッキー・ブラウン
うぅ、いかん、いかん!はちきれんばかりの期待を胸に抱きながら映画館での記憶が無く、こりゃいかん!とばかりにビデオに録って何度も見るも、毎回途中で記憶が途切れるとは!こちとら一部始終を見届けようと必死に努力しとるっちゅうのに、それを拒むとは・・・恐るべし、タランティーノ!どんなカラクリだ?これは!でも何故かオープニングとラスト近辺だけで毎回満足した気分になる哀れな私。・・・フフ、罪な映画だぜ。ん?要するにその程度なのか?ガーン!・・・選曲は相変わらずゴキゲンざんす。 6点(2003-09-07 13:05:25) |
7. ウワサの真相/ワグ・ザ・ドッグ
捏造に全精力を傾けるプロの姿を軽妙に描いて重苦しくならない娯楽作。ブラックユーモアを嫌味なく描いていて面白かった。ところで、知っているのに知らんぷりできれいごとしか言わないどこぞの国のさもしいメディアも似たようなもんだわなぁ。 7点(2003-08-12 20:06:48) |
8. RONIN
真っ当にシリアスで、かっこ良すぎるデ・ニーロってところが個人的にはいまいちなんですが、全体としちゃ面白かった!凄まじいカーチェイスを彩るおフランスの景色が素敵な、緊迫感のある力作です。ま、赤穂浪士の件は模型も含めてウププッってな感じでしたが。 7点(2003-08-12 18:08:36) |
9. レザボア・ドッグス
やっぱこりゃサイコー。ぐうーの音も出ません。撃たれて狼狽するティム・ロスのシーンからぐんぐん引き込まれていき、小物ブシェーミの器の小ささに共感、クールなサイコ野郎マドセンの変態っぷりに頭がクラクラ。みんな、み~んな圧倒的な存在感。ハーベイ・カイテルの声を押し殺した見事な泣きっぷりにゃ見てるこっちも金縛りでやんす!あのZIPPOの使い方は真似したなぁ。ヤッピー文化でラリった空気に乾坤一擲、おやじ爆弾をお見舞いした歴史的金字塔! 10点(2003-08-03 00:26:44)(良:3票) |
10. ジェイコブス・ラダー(1990)
結局、恐怖っつうのは、人間の頭の中でつくられるもんだから即物的な恐怖だろうが、夢の中だろうが恐怖は恐怖でありんす。あたしゃ、こわかった。 8点(2003-07-23 14:22:32) |
11. プライベート・ライアン
どっちらけになりがちなスピルバーグものでありますが、こいつにはまいったな。頑張ったわね、ホントに。時期的なことを考えれば中期タイガーあたりをリメイクして欲しかったですけど、でも迫力あったなぁ。ただ最初と最後のシーンを入れるのがスピルバーグっちゅうか、ハリウッドかな。仕方がないか。 8点(2003-07-23 00:02:40) |
12. ケープ・フィアー
もー、なんちゅう作り物っぽさだろう。げんなり。 2点(2003-07-17 04:03:57) |
13. ディープ・ブルー(1999)
悲惨だなぁ、スカルスゲールド。一難去ってまた一難、蛇の生殺しのように弄ばれて、最後は全員に絶望感を味合わせる殺され方。あんまりといえば、あんまりな死に方に恐怖を覚えたもんです。咥えられたまま、意識があるちゅうのがむごすぎる。 8点(2003-07-12 17:36:31) |
14. テルマ&ルイーズ
面白いじゃんって思ってたけど、なんであんなラストかなぁ。図太く生き抜いていく女のほうがかっこいいと思うんだけど。 4点(2003-06-22 13:09:31) |
15. ザ・コミットメンツ
とてもよい映画。夢中になって何度も何度も繰り返し見た。さえない街で若者たちが自分たちのできる範囲でがんばる姿がとてもよい。バンドを作り上げていく手作り感覚なんかすごく共感できるなぁ。オーディションに来たパンクスには大受けした。ほんの一瞬なのに。 8点(2003-06-21 20:25:39) |
16. デスペラード
荒唐無稽な作風がごきげんな劇画作品。何といっても助っ人二人が強烈すぎます。あっさり死んでしまうのもいい描き方!だらだら生かすより鮮烈に頭の中に残ります。最高のサブキャラが映画を支える。バンデラスが最も光っていた作品。 8点(2003-06-20 11:49:34) |
17. ラストマン・スタンディング
男くさい作風が売りのこの監督の致命的な欠点はユーモア感覚がゼロということである。 2点(2003-06-19 23:00:02) |
18. マトリックス
すごそうだけど、面白くなさそうと思って観てみたらやっぱり面白くもなんともなかった。敵にアクがなさすぎるんじゃない? 2点(2003-06-18 06:03:55) |
19. ブルース・ブラザース2000
期待して観にいったのを覚えています。お約束としてのギャグやキャスティングにはにんまりしてしまいましたが、ただ、それだけ。子供は不要。曲もつまらない。ゲスト多過ぎ。バンド合戦も非常に退屈。ジェフ・ベックが出てたら面白く観れただろうに。(生きてたら、スティーヴィー・レイ・ヴォーンにも出てほしかったなぁ。)気がついたら寝てました。やっぱ、終わってたんだ、ジョン・ランディス。 2点(2003-06-18 05:38:04) |
20. フィフス・エレメント
レオンが気に入っていたので、観たのですが、うーむ、やはり、私にはこの監督のユーモアのセンスが肌に合いません。ついでに女優の趣味も肌に合いません。(イザベル・アジャーニは別ですけど)映像的には面白かったんだけどなぁ。 3点(2003-06-17 15:40:42) |